JP6916467B2 - 籾摺設備 - Google Patents
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Description
前記籾ホッパ(2)から受けた籾を前記籾摺機(7)に案内供給する傾斜板(4)と、この傾斜板(4)の案内供給面に対向する位置に、前記籾摺機(7)に籾を繰り出す繰出しロール(5)を備え、
前記傾斜板(4)は、傾斜姿勢で固定される第一傾斜板(4a)と、この第一傾斜板(4a)の下方にあって、上端部に設ける支点(4c)により傾斜角度を調節可能に支持した第二傾斜板(4b)によって構成し、
前記籾摺機(7)と前記第二傾斜板(4b)と前記繰出しロール(5)を内装する籾摺ロール用ボックス体(7u)を設け、この籾摺ロール用ボックス体(7u)の前面部には、カバー(7c)を着脱可能に設けたことを特徴とする。
前記籾摺ロール用ボックス体(7u)と前記籾ホッパ(2)の間に、前記第一傾斜板(4a)を内装する供給用ボックス体(4u)を設け、この供給用ボックス体(4u)と前記籾摺ロール用ボックス体(7u)をそれぞれ着脱自在に構成したことを特徴とする。
籾ホッパ2は、上に開いた籾投入口2aと下に開いた籾出口2bを備え、籾出口2bに臨んで受板2cを設ける。受板2cは、籾ホッパ2から受けた籾を傾斜板4に供給する。
籾還元室3は、揺動選別部1dから籾及び風選部1bで選別された粃をエア搬送する揚穀機27と連通するとともに、籾出口3aを下に開く。この籾出口3aに対向する位置に受板3bを設ける。
傾斜板4は、上部と下部とに分ける。上部の第一傾斜板4aは、所定傾斜角度に固定して構成する。下部の第二傾斜板4bは、上端部を支点4cとし、調節部4dによって角度調節可能に構成する。支店4cは第一傾斜板4aの下端部に接近する位置に設ける。
第一傾斜板4aに対向する位置に流下する籾の層厚を調節する層厚弁4vを設ける。調節レバー(不図示)でスライド調節可能に構成することで、長粒種の脱ぷ性向上と砕米防止が可能となる。
第二傾斜板4bの調節部4dは、後述のロールカバー7cの上部に設ける。ロールカバー7cを外さなくても、機体の前面側から傾斜調節可能に構成する。
掻込みロールの二面図(a)および第二傾斜板の三面図(b)を図4に示すように、掻込みロール5と第二傾斜板4bの双方に溝幅wが3mm程度の山形溝を設ける。掻込みロール5は、奥側に集中する籾還元室3から供給される籾・粃に対応するために、奥側(ギヤケース側)の径を手前側直径Dより約6mm小さくする。
籾摺機7と第二傾斜板4bと繰出しロール5とを一体の籾摺ロール用ボックス体7uとして箱状に構成する。この籾摺ロール用ボックス体7uの前面部を閉じるカバー7cを着脱可能に設けることで、籾摺ロール7a,7b周りのメンテナンスが容易となる。
ロール脱ぷ式で縦型構成の唐箕を有する籾摺選別機は、ジャポニカ種の場合には、籾と玄米の混合米と、粃と、籾殻に分離し、長粒種の場合に前記混合米と籾殻に分離するように切替え可能とする。長粒種の場合には、粃流入口開閉弁11aで粃受樋11を封鎖すると、粃は粃受樋11に流入されずに、吸引ファン13で吸引されて籾殻と共に機外に排出されるか、又は、混合米受樋12に落下して混合米と共に揺動選別板15に移送される。
ロール脱ぷ式で縦型構成の唐箕を有する籾摺選別機においては、ジャポニカ種の設定のままインディカ種を処理すると作業が安定せず、ロール隙間や吸引の回転数等の各部の調整を要する。穀物種類選択スイッチ45a,45bでインディカ種を設定すると(籾摺ロール7a,7bの隙間をジャポニカ種より0.4mm程度狭くし、吸引ファン13の吸引の回転数を2段階程度下げる)に切替えることにより、調整の工数を要することなく、ワンタッチ切替えが可能となる。
次に、操作盤について説明する。
操作盤41は、横長構成の機体正面中央の風選部1bの上部に設け、その見取図を図5に示すように、電源表示部41aと運転・停止スイッチ42a,42bに加え、ロール間隙調節部43、負荷表示部44、穀物種類選択スイッチ45a,45bを配置する。
また、麦の選別と玄米の再選別の場合の目安となる間隙位置に「麦」を表示し、電源を切った時に戻る間隙位置に二重丸を表示する。
籾摺選別機1の全体構成について、籾摺部1aとの関連を中心に説明すると、横長構成の機体の外観正面図と内部構成図を図6、図7に順に示すように、左側端の籾摺部1aと、左右中央部の風選部1bと、籾摺りおよび選別処理後の混合米を揚穀する混合米揚穀部1cと、玄米を選別する揺動選別部1dと、機体の右側位置で仕上げ玄米を機外に取り出す玄米揚穀機1eから構成される。
上述の籾摺設備の構成上の要点についてまとめると、次のとおりである。
1a 籾摺部(籾摺り設備)
1d 揺動選別部
2 籾ホッパ
2c 受板
3 籾還元室
3a 籾出口
4 傾斜板
4a 第一傾斜板
4b 第二傾斜板
4c 支点
4u 供給用ボックス体
5 掻込みロール
7 籾摺機
7c カバー
7u 籾摺ロール用ボックス体
27 揚穀機
Claims (2)
- 投入籾を受ける籾ホッパ(2)と、側方傾斜姿勢の左右一対の籾摺ロールによって籾を脱ぷする籾摺機(7)を備える籾摺設備において、
前記籾ホッパ(2)から受けた籾を前記籾摺機(7)に案内供給する傾斜板(4)と、この傾斜板(4)の案内供給面に対向する位置に、前記籾摺機(7)に籾を繰り出す繰出しロール(5)を備え、
前記傾斜板(4)は、傾斜姿勢で固定される第一傾斜板(4a)と、この第一傾斜板(4a)の下方にあって、上端部に設ける支点(4c)により傾斜角度を調節可能に支持した第二傾斜板(4b)によって構成し、
前記籾摺機(7)と前記第二傾斜板(4b)と前記繰出しロール(5)を内装する籾摺ロール用ボックス体(7u)を設け、この籾摺ロール用ボックス体(7u)の前面部には、カバー(7c)を着脱可能に設けたことを特徴とする籾摺設備。 - 前記籾摺ロール用ボックス体(7u)と前記籾ホッパ(2)の間に、前記第一傾斜板(4a)を内装する供給用ボックス体(4u)を設け、この供給用ボックス体(4u)と前記籾摺ロール用ボックス体(7u)をそれぞれ着脱自在に構成したことを特徴とする請求項1に記載の籾摺設備。
Priority Applications (2)
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JP2017172268A JP6916467B2 (ja) | 2017-09-07 | 2017-09-07 | 籾摺設備 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017172268A JP6916467B2 (ja) | 2017-09-07 | 2017-09-07 | 籾摺設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017172268A Active JP6916467B2 (ja) | 2017-09-07 | 2017-09-07 | 籾摺設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6916467B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2017
- 2017-09-07 JP JP2017172268A patent/JP6916467B2/ja active Active
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JP2019042721A (ja) | 2019-03-22 |
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