JP4419578B2 - 籾摺選別機 - Google Patents
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請求項1の発明は、機体の前側部に籾摺部(1)を設け、機体の前後方向中間部に摺落米風選部(2)を設け、機体の後側部に混合米選別部(3)及び玄米揚穀機(5)を設け、籾摺部(1)は籾摺ロール(7,7)を設け、摺落米風選部(2)は選別始端側が下方に位置し、選別終端側が上方に位置し、中途部が後側の混合米選別部(3)側に屈曲している略上下方向の摺落米風選路(10)を設け、摺落米風選路(10)の上方に吸引ファン(13)と排塵筒(14)を設け、
籾摺ロール(7,7)の下方に摺落米を受けて前記摺落米風選路(10)に向けて移送する前記摺落米風選路(10)よりもやや幅狭の振動型の摺落米移送棚(9)を設け、前記摺落米移送棚(9)の所定間隔上方には摺落米の一部が漏下する目抜き板(15)を設けた二段構成とし、前記目抜き板(15)から漏下した比重の重い摺落米を摺落米移送棚(9)により移送して摺落米風選路(10)の下部に供給する構成とし、目抜き板(15)の移送方向終端部の左右側にはそれぞれ排出口(17,17)を設け、該左右の排出口(17,17)それぞれに排塵通路(18)の始端部を接続すると共に、排塵通路(18)の終端部を吸引ファン(13)の穀稈切れ吸引部(13a)に連通する構成とし、玄米揚穀機(5)の上部と穀稈切れ吸引部(13a)とを穀稈切れ排塵筒(19)で連通する構成としたことを特徴とする籾摺選別機。とする。
まず、図1及び図2に基づきこの発明を具備する籾摺選別機の全体構成について説明する。
摺落米風選部2は、選別始端側が下方に位置し、選別終端側が上方に位置し、中途部が後側の混合米選別部3側に屈曲している略上下方向の摺落米風選路10、摺落米風選路10の下端部に配設されている摺落米受樋11、摺落米風選路10の中途部に配置されている粃受樋12、摺落米風選路10の終端部に配設されている吸引ファン13、排塵筒14等により構成されている。
摺落米移送棚9の所定間隔上方には摺落米の一部が漏下する目抜き板15(例えば孔径を8ミリ程度)を配設して二段の移送棚に構成している。しかして、目抜き板15から漏下した穀粒比率の多い比重の重い摺落米は摺落米移送棚9上を移送されて摺落米風選路10下部の下側に供給されて風選される。また、目抜き板15上に残留した穀稈切れや穀粒比率の少ない比重の軽い摺落米は摺落米移送棚9上の穀粒等とは分離して移送され、摺落米風選路10下部の上側に供給され風選される。
また、摺落米移送棚9を図5及び図6に示すように構成してもよい。即ち、摺落米移送棚9の所定間隔上方には摺落米の一部が漏下する目抜き板15を配設し、目抜き板15の移送方向終端部には左右の排出口17,17を設け、左右の排出口17,17に排塵通路18の始端部を接続すると共に、排塵通路18の終端部を吸引ファン13の穀稈切れ吸引部13aに連通し、吸引ファン13の穀稈切れ排出部に穀稈切れ排塵筒19を接続する。また、摺落米風選路10の終端部を吸引ファン13の籾殻吸引部13bに連通し、吸引ファン13の籾殻排出部に排塵筒14を接続している。なお符号19は、玄米揚穀機5の上部に連通し吸引ファン13の上記穀稈切れ吸引部13aに連通する。
多段の揺動選別板20,…には、板面に選別用の凹凸が形成されていて、縦方向の一側を高い供給側、他側を低い排出側とし、横方向の一方側を高い揺上側、反対側を低い揺下側として、揺動選別板20,…の縦方向及び横方向を共に傾斜した構成とし、揺動選別板20,…は揺動アーム,揺動リンク等から構成されている揺動装置21で、横方向斜め上下に往復揺動される構成である。
主モータ34が籾摺部1の下方に配置されていて、主モータ34の回転動力は籾摺部ベルト伝動装置35及び主軸プーリ36を経て一方の籾摺ロール7に伝達され、更にギヤ伝動装置37を経て他方の籾摺ロール7に伝達される。また、主軸プーリ36から吸引ファンベルト伝動装置38を経て吸引ファン13に動力が伝達される。また、主軸プーリ36から揚穀機ベルト伝動装置39、揚穀プーリ40、粃移送ラセン41を経て籾揚穀機32に動力が伝達される。また、揚穀機第2プーリ42、混合米揚穀機ベルト伝動装置43を経て摺落米ラセン46に動力が伝達され、更に、摺落米ラセン46、混合米揚穀機第2ベルト伝動装置44、伝動軸44aを経て混合米揚穀機4に動力が伝達される。また、籾揚穀機第2プーリ45、玄米揚穀機ベルト伝動装置47、玄米揚穀機伝動軸48を経て玄米揚穀機5に動力が伝達され、更に、玄米揚穀機プーリ49、揺動選別板ベルト伝動装置50を経て揺動装置21に動力が伝達される。
図7に示すように、CPUを内蔵した制御部51の入力側には、入力インターフェイスを介して主モータ34の負荷電流値を検出する負荷電流センサ52、籾摺部1の籾供給調節弁53の開閉度を検出する籾供給調節弁開度センサ54、運転スイッチ55を接続し、制御部51の出力側には、出力インターフエイス、駆動回路を経由して主モータ34、ロール間隙調節モータ56を接続している。
制御が開始されると、運転スイッチ55のON・OFFの有無を検出し、運転スイッチ55がONのときには、籾摺ロール7,7の初期間隙設定制御が実行される。
籾摺ロールの過負荷制御が開始されると、負荷電流センサ52により負荷電流値が検出され、検出負荷電流値と基準過負荷電流値とを比較し、検出負荷電流値が基準過負荷電流値を超えたか否かの判定がなされる。しかして、検出負荷電流値が基準過負荷電流値を超えた場合には、過負荷割合が高いか否かの判定がなされ、過負荷割合が低い(例えば115%以内)場合には、前記所定時間毎のロール間隙の閉調節を停止し、ロール間隙を固定状態として所定時間にわたり籾摺作業を継続し、所定時間内に過負荷が解消されない場合にはロール間隙の開調節がなされる。また、例えば、過負荷割合が高い(例えば120%以上)場合には、ロール間隙の開調節がなされる。
籾摺ロールの初期間隙調節設定が終了すると、籾切れ検出制御が開始される。まず、籾摺ロール駆動用の主モータ34の非籾摺作業時の無負荷電流値Aが負荷電流センサ52により検出され(ステップS1)、次いで、籾供給調節弁が開調節されて籾の供給がなされると、図9に示すように検出負荷電流値が無負荷電流値Aから安定作業時負荷電流値Bまで急激に上昇し、所定時間の作業安定待ち行程に移行する(ステップS2)。
籾摺部1の籾摺室8の下方に拡散室57を配置し、拡散室57の流下口から摺落米風選路10に摺落米を供給し風選するように構成している。拡散室57は漏斗状に構成されていて、中央部の摺落米落下部には例えばゴム材からなる拡散板58を配置して、籾摺室8からの摺落米が室全体に拡散するように構成し、拡散した摺落米は拡散板58の下方の漏下板59及び流下口60を経て下方の摺落米風選路10に供給される構成である。
排塵筒14の先端に中継排塵筒61を接続し、中継排塵筒61の終端側に透明筒61を接続し、透明筒61の終端側に排風調節筒63を接続している。そして、透明筒61には下部側に膨出する膨出部61aを構成し、排風調節筒63には排風調節弁64を構成している。即ち排風調節弁64は排風調節筒63の断面に相似の円径を呈し、縦軸回りに回転することによって連通面積を広狭に調整できる構成である。64aは調節レバーである。
この穀粒搬送装置67は、籾摺選別機65の玄米揚穀機5から玄米の取り出される玄米貯溜タンク68と、玄米貯溜タンク68の玄米を揚穀搬送する例えばラセン型の揚穀搬送装置69と、揚穀搬送装置69で揚穀された玄米を横搬送し且つ伸縮調節可能な横搬送装置70と、横搬送装置70の終端部に接続されている玄米取出筒71により構成されている。
2 摺落米風選部
3 混合米選別部
4 混合米揚穀機
5 玄米揚穀機
7 籾摺ロール
9 振動型の摺落米移送棚
10 摺落米風選路
13 吸引ファン
14 排塵筒
15 目抜き板
16 ストローラック
17 排出口
18 排塵通路
19 穀稈切れ排塵筒
Claims (1)
- 機体の前側部に籾摺部(1)を設け、機体の前後方向中間部に摺落米風選部(2)を設け、機体の後側部に混合米選別部(3)及び玄米揚穀機(5)を設け、
籾摺部(1)は籾摺ロール(7,7)を設け、摺落米風選部(2)は選別始端側が下方に位置し、選別終端側が上方に位置し、中途部が後側の混合米選別部(3)側に屈曲している略上下方向の摺落米風選路(10)を設け、摺落米風選路(10)の上方に吸引ファン(13)と排塵筒(14)を設け、
籾摺ロール(7,7)の下方に摺落米を受けて前記摺落米風選路(10)に向けて移送する前記摺落米風選路(10)よりもやや幅狭の振動型の摺落米移送棚(9)を設け、前記摺落米移送棚(9)の所定間隔上方には摺落米の一部が漏下する目抜き板(15)を設けた二段構成とし、前記目抜き板(15)から漏下した比重の重い摺落米を摺落米移送棚(9)により移送して摺落米風選路(10)の下部に供給する構成とし、
目抜き板(15)の移送方向終端部の左右側にはそれぞれ排出口(17,17)を設け、該左右の排出口(17,17)それぞれに排塵通路(18)の始端部を接続すると共に、排塵通路(18)の終端部を吸引ファン(13)の穀稈切れ吸引部(13a)に連通する構成とし、
玄米揚穀機(5)の上部と穀稈切れ吸引部(13a)とを穀稈切れ排塵筒(19)で連通する構成としたことを特徴とする籾摺選別機。
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