JPH0352102Y2 - - Google Patents

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JPH0352102Y2
JPH0352102Y2 JP11151185U JP11151185U JPH0352102Y2 JP H0352102 Y2 JPH0352102 Y2 JP H0352102Y2 JP 11151185 U JP11151185 U JP 11151185U JP 11151185 U JP11151185 U JP 11151185U JP H0352102 Y2 JPH0352102 Y2 JP H0352102Y2
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rice
paddy
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は大規模農家や、ライスセンター等の共
同利用施設において使用される籾摺装置の残米処
理装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 籾摺装置の処理能力が大きく成れば成るほど、
脱桴装置や選別機の正常処理の最低量が大きくな
り、1ロツトの処理籾の最終段階において、正常
な処理の出来ない残米が問題と成つてくるのであ
る。
従来の籾摺装置の場合には、オペレーターが残
米の段階に至つたことを確認した後に、脱桴装置
のロールタンクのシヤツターを閉鎖して、残米の
うち特に選別機から戻つてくる混合米を該ロール
タンクに集め、最後にシヤツターを開いて脱桴ロ
ールに供給して、処理を行つていたのである。し
かし、新たに投入される籾が無いので量が少なく
なり、脱桴率が上がらず、何度も脱桴装置を通過
して、玄米の表面に肌ずれを発生したり、砕米を
作つたりする原因となつていたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、残米の処理をオペレーターの
判断無くして、自動的に行い、且つ玄米の割合の
大きい混合米の脱桴率は低下するので、残米処理
の段階に入つたことを自動的に確認すると、脱桴
装置のロールタンクの下に設けた供給量調整弁を
絞つて、出来るだけ少ない回数を通過させ後は、
機体を停止して取出し、肌ずれ米・砕米をなく
し、最終的に各装置の間隙等に入り、処理不能と
なつた残米を機体外へ取り出すべく構成したもの
である。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成するための構成を説明すると。
選別部への穀粒供給部に、該供給量の減少を検
出するセンサ−を設け、該センサ−による供給量
の減少の検出により、選別部の運転を一時停止す
べく構成した籾摺選別機において、該停止状態が
一定時間以上継続して残米処理の過程に至つたこ
とを確認した場合には、脱桴装置への供給量調整
弁30を絞つて少量供給状態として、選別機3を
再始動すべく構成したものである。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成と、併せて考案
の作用を説明すると。
第1図は本考案の籾摺装置の前面図、第2図は
ロールタンクと脱桴装置下部の拡大前面断面図、
第3図は本考案の制御装置のブロツク線図であ
る。
第1図により、本考案の籾摺装置の構成を籾の
投入から順に追つて説明していくと。
籾ホツパーは第1図には図示されていない本装
置の裏面に有り、該籾ホツパーへ乾燥装置等から
昇降機のシユートを介して、籾が投入されるので
ある。該籾ホツパーへ投入された籾は、籾昇降機
4によりロールタンク1に投入されるのである。
ロールタンク1の下部には、レベルセンサー8と
通常のシヤツター29が配置され、更にその下方
に供給量調整弁30が構成されているのである。
ロールタンク1からシヤツター29と供給量調整
弁30を経て落下した籾は、左右の脱桴ロール
6,6により構成された脱桴装置を通過して、吸
引風選装置内を通過する間に、籾殻が吸引される
のである。そして脱桴された玄米と、まだ脱桴さ
れなかつた籾との混合米は、混合米コンベア19
により後方へ送られ、混合米昇降機5により揚穀
され、選別機タンク2内に投入されるのである。
該選別機タンク2内の底部にレベルセンサー7が
構成されているのである。
選別機タンク2の出口は選別機3と共に揺動す
る選別機ホツパー25内に投入され、10〜20段に
構成された選別板3aよりなる選別機3を通過し
て、比重選別されるのである。
比重選別は、板面上に向かつて左から、玄米
層・混合米層・籾層の3段階に分かれ、最秋端で
落下する時に、玄米シユート11と混合米シユー
ト12と籾シユート13とに分かれるのである。
玄米は次に風選シユート39から回転網選別装
置9に入り、未熟粒や粃は落下して未熟粒コンベ
ア10により、機体外に集められるのである。ま
た精粒は、回転網選別装置9を抜けず、機体奥の
玄米昇降機により計量装置・石抜き装置、袋詰め
装置へと送られるのである。
また混合米は混合米切換弁14を経て混合米コ
ンベア19に戻り、再度混合米昇降機5より選別
機タンク2内に入るのである。籾は籾切換弁15
より、機体裏面の籾シユート27を介して籾昇降
機4内に再度投入され、ロールタンク1に戻るの
である。
Aは本考案の自動制御用のコントローラーであ
り、レベルセンサー7やレベルセンサー8より信
号がフイードバツクされている。Cはシヤツター
29の手動設定装置である。シヤツター29は操
作シリンダ−28により開閉されるのである。
また、前述の混合米切換弁14は操作シリンダ
−23により、籾切換弁15は操作シリンダ−2
4により切換可能に構成されており、いよいよ最
後で残米の量が少なくなり、本装置では処理不可
能と成つた場合に、残米を機外へ取り出すのであ
る。
また混合米コンベア19の底には、残米が取出
し不可能となり残るので、従来は混合米コンベア
19の底面板を開いて、下方へ落下させ、それを
掻き集めていたのであるが、本実施例では、出来
るだけ自動的に籾摺装置の前面に配置した機外排
出シユート16,17へ取り出すことができるよ
うに構成したものである。
即ち、吸引フアン20の吐出風をシヤツター2
1を開けることにより、混合米コンベア19内に
導入して、吐出風の勢いにより残米を移動させ
て、混合米昇降機5に送りこみ、選別機3・籾シ
ユート13・籾切換弁15をへて機外排出シユー
ト17に取り出せるように構成したものである。
シヤツター21は操作シリンダ−22により操
作されているのである。
次に第2図、第3図により、本考案の作用を説
明すると。
籾の1ロツトが終了に近づき、処理籾の量が少
なく成つてくると、選別機3の選別板3a上に送
られてくる混合米の量が減つてくるのである。よ
つて籾摺作業の終了近くになると、混合米昇降機
5より選別機タンク2へ送られて来る混合米が無
くなつてくるのである。
本考案においては、このような状態を選別機タ
ンク2に配置したレベルセンサー7により感知し
て、残米過程にあることを判断するのである。
即ち、残米過程に入ると、前述のごとく、徐々
に選別板3aから落下して、玄米シユート11や
混合米シユート12に入る部分が減つてくるので
ある。また籾昇降機4の籾ホツパーへは、新たな
籾が入つて来ないので、選別機タンク2内の混合
米の量が減り、大部分の残米は籾コンベア18か
ら籾昇降機4を経てロールタンク1に入るのであ
る。即ち、第3図の如くレベルセンサー7が混合
米を検出できなくなるのである。レベルセンサー
7がONしている間は、選別機3は駆動されてい
るが、レベルセンサー7がOFFとなると、選別
機3は駆動を停止されるのである。そして一定時
間が経過しても、選別機タンク2内に混合米が送
られて来ないと、残米過程であると決定して、残
米処理が始まるのである。
即ち、コントローラーAにより第2図の駆動モ
ーター34を回転し、ウオーム33とウオームギ
ア32により供給量調整弁30を回動して、供給
量を最低限とするのである。31は掻き出しロー
ルである。
この操作の後に、選別機3を駆動して、選別板
3aの上に残つた最後の残米を選別して、その殆
どが籾コンベア18よりシユート27から籾昇降
機4に入り、ロールタンク1と脱桴装置に戻るの
で、この段階で脱桴ロール6,6の間を通過する
混合米の層を薄くして通過させ、脱桴率の向上さ
せるのである。故に略完全脱桴の状態となり、こ
れを選別機3を駆動しながら、通過させて、量が
少ない為に、殆どが混合米シユート12または籾
シユート13に落下してくるので、この段階で、
混合米切換弁14と籾切換弁15を機外排出に切
換えて、機体の前部に配置した容器に受けるので
ある。またシヤツター21も開けて、混合米コン
ベア19の底の残米も混合米昇降機5から、選別
機3を経て、機外排出シユート16,17へ取り
出すのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するのである。
第1に、籾摺装置において、残米処理過程に入
ると、オペレーターが選別機3やロールタンク1
のシヤツターを操作して、残米を集めて一気に流
す操作をしないと、肌ずれ米が発生したり、砕米
が発生したりするのであるが、本考案ではレルセ
ンサー7により該残米過程に入つたことを確認し
て、選別機3を止め、供給量調整弁30を絞り、
略完全脱桴をして、機外に取り出すことができる
ので、従来の如く肌ずれや砕米の発生することが
ないのである。
第2に、これらの一連の残米処理過程をオペレ
ーターの操作なしで、自動的に行うことができる
のであり、経験未熟なオペレーターでも操作が可
能となつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の籾摺装置の前面図、第2図は
ロールタンクと脱桴装置下部の拡大前面断面図、
第3図は本考案の制御装置のブロツク線図であ
る。 A……コントローラー、1……ロールタンク、
2……選別機タンク、3……選別機、4……籾昇
降機、5……混合米昇降機、6,6……脱桴ロー
ル、7……レベルセンサー、18……籾コンベ
ア、19……混合米コンベア、30……供給量調
整弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 選別部への穀粒供給部に、該供給量の減少を検
    出するセンサ−を設け、該センサ−による供給量
    の減少の検出により、選別部の運転を一時停止す
    べく構成した籾摺選別機において、該停止状態が
    一定時間以上継続して残米処理の過程に至つたこ
    とを確認した場合には、脱桴装置への供給量調整
    弁30を絞つて少量供給状態として、選別機3を
    再始動すべく構成したことを特徴とする籾摺機に
    おける残米処理装置。
JP11151185U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH0352102Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11151185U JPH0352102Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11151185U JPH0352102Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6220645U JPS6220645U (ja) 1987-02-07
JPH0352102Y2 true JPH0352102Y2 (ja) 1991-11-11

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JP11151185U Expired JPH0352102Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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