JP2921510B2 - ブートストラップ回路 - Google Patents

ブートストラップ回路

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JP2921510B2
JP2921510B2 JP8266128A JP26612896A JP2921510B2 JP 2921510 B2 JP2921510 B2 JP 2921510B2 JP 8266128 A JP8266128 A JP 8266128A JP 26612896 A JP26612896 A JP 26612896A JP 2921510 B2 JP2921510 B2 JP 2921510B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/01Modifications for accelerating switching
    • H03K19/017Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits
    • H03K19/01728Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits in synchronous circuits, i.e. by using clock signals
    • H03K19/01735Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits in synchronous circuits, i.e. by using clock signals by bootstrapping, i.e. by positive feed-back

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  • Logic Circuits (AREA)
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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シフトレジスタ回
路や出力バッファ回路等に用いられるブートストラップ
回路に関する。特に、回路を構成する全てのトランジス
タのソース〜ドレイン間に回路の電源電圧以下の電圧が
印加されるブートストラップ回路に関し、このブートス
トラップ回路を用いて構成したバッファ回路やシフトレ
ジスタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マトリクス型ディスプレイ装置、イメー
ジセンサ、或いは半導体メモリ装置等における走査信号
の発生や、マトリクスアレイの駆動用として、シフトレ
ジスタ回路やバッファ回路が良く用いられている。
【0003】これらシフトレジスタ回路の出力段やバッ
ファ回路等にはプッシュプル型の出力回路が一般に用い
られるが、例えばNチャンネル型トランジスタを用いた
回路を考えると、プッシュプル型の出力回路を構成する
トランジスタのうち高電位側のトランジスタは、出力電
圧の上昇に伴ってゲート〜ソース間電圧Vgsが次第に
低下し、Vgs<Vt(Vtはトランジスタの閾値電
圧)ではオフ状態となってしまう。このため、出力電圧
の振幅はVgs−Vtまでしか取り出すことができず、
また高速動作にも無理があった。そこで、ブートストラ
ップ効果を用いた出力回路が考案されている。この回路
によれば出力電圧を電源電圧Vddまで取り出すことが
でき、高速動作にも有利であることから、高速性を必要
とされる回路に広く用いられている。
【0004】従来のブートストラップ型バッファ回路の
基本回路を図19に示す。この回路に用いるトランジス
タは例えばNチャンネルトランジスタである。トランジ
スタTr193とTr194はプッシュプル型の出力回
路を構成しており、共通接続節点が出力端子OUTとな
る。一方、Tr191のソース電極とTr192のドレ
イン電極との共通接続節点N1はTr193のゲート電
極に接続されている。ノードN1と出力端子OUTの間
にはブートストラップ容量Cb191が接続されている
が、これは必ずしも必要ではなくTr193のゲート〜
ソース間容量を利用してもよい。また、Cb191はこ
の図例のようにMOS容量を利用するケースが多いが、
絶縁層のみによる容量であってもよい。
【0005】次にその動作を図20のタイミングチャー
トを用いて説明する。但し、クロックΦ1、及び入力信
号INのHi〜Loレベル間の電圧振幅はVdd〜Vs
sとする。Φ1がLoレベルで、且つINがHiレベル
になると、Tr191がオン状態になり、電源Vddか
らノードN1にチャージが行われる。そして、N1の電
位が上昇してTr191のゲート〜ソース間電位がトラ
ンジスタの閾値電圧Vtよりも小さくなると、Tr19
1はオフ状態となりN1の電位はVdd−Vtに保持さ
れる。一方、N1の電位の上昇に伴ってTr193もオ
ン状態となるので、出力OUTに接続された図示してい
ない負荷に電荷がチャージされる。なお、負荷は一般に
トランジスタのゲートや配線等から構成される容量性負
荷であることが多い。このとき負荷へのチャージ電圧は
Vdd−2Vtとなる。ところで、出力OUTの電位が
上昇すると前述したブートストラップ容量Cb191を
介してN1の電位がVdd−Vtなる保持電圧よりも高
い電圧に持ち上げれられるため、Tr193はオン状態
を維持し続けてOUTの電位はさらに上昇し、ブートス
トラップ容量Cb191を介してN1の電位もさらに上
昇する。結局、N1の電位は電源電圧Vddよりも高く
なるため、出力OUTの電位はVddまで上昇してもT
r193はオン状態を維持することができる。さらに、
INがLoレベルに、Φ1がHiレベルになると、OU
TがLoレベルになるとともに、N1にチャージされて
いた電荷がリセット用トランジスタTr192を介して
Vssにリセットされる。以上の動作により、ブートス
トラップ回路は高出力、高速動作を行うことができる。
【0006】従来のブートストラップ型バッファ回路の
例としては図21に示すようなものがある。Tr211
はクロックΦ1のタイミングによりノードN1及び出力
OUTをVss電位にリセットするための信号を生成す
る。Tr213〜216、及びCb211は図19の基
本回路の構成と同じである。N1の電位は入力信号IN
からのチャージによりVdd−Vtまで上昇するが、ブ
ートストラップ容量Cb211を介したブートストラッ
プ効果により、N1の電位は電源電圧Vddよりも高く
なる。よって、このときTr217はオン状態を維持
し、出力OUTのHiレベル電位はVddまで取り出す
ことができる。
【0007】次に、従来のブートストラップ型シフトレ
ジスタ回路の例として、特公平1−52934号公報に
は図22の回路図に示すものが開示されている。この回
路は、1段当たり少なくとも3個のトランジスタ(Tr
221〜223)で構成されている。Tr224は出力
OUTのリセットを確実にするために追加されたもので
ある。1段目に着目すると、トランジスタTr222と
Tr223がプッシュプル出力回路を構成しており、共
通接続節点が出力端子OUT1となる。Tr223のド
レイン電極には2相クロックΦ1、Φ2のうちの何れか
一方(ここではΦ1)が印加される。また、Tr223
のゲート電極にはTr221のソース、ドレイン電極の
何れか一方が接続されて(ノードN1)おり、さらにT
r221、222のゲート電極にはもう一方のクロック
(ここではΦ2)が印加される。なお、Tr223のゲ
ート〜ドレイン電極間、またはゲート〜ソース電極間、
或いは両方にブートストラップ容量としての容量素子を
接続する場合もあり、この容量素子はMOS容量、或い
は絶縁層のみによる容量であってもよい。
【0008】図22の回路の動作を図23に示すタイミ
ングチャートを参照しながら説明する。但し、クロック
Φ1、Φ2、及び入力信号INのHi〜Loレベル間の
電圧振幅はVdd〜Vssとする。入力信号INがHi
レベルの時にΦ2がHiレベルになると、ノードN1は
Vdd−Vtなる電位にプリチャージされ、Tr223
はオン状態になる。しかし、このときはΦ1がLoレベ
ルであるため、出力OUTはLoレベルである。次に、
Φ2がLoレベルになるとTr221はオフ状態になる
ので、N1の電荷は保持される。そして、Φ1がHiレ
ベルになると出力OUTの電位は上昇するが、このとき
Tr223のゲート容量を介したブートストラップ効果
により、N1の電位は電源電圧Vdd以上に持ち上げら
れるため、出力OUT1のHiレベル電位はVddまで
取り出すことができる。さらに、次のタイミングでΦ2
がHiレベルになると、Tr222がオン状態になって
OUTがLoレベルにリセットされるとともに、N1の
電荷がTr221を介して入力IN側に放電されるの
で、N1もLoレベルにリセットされる。
【0009】さらに、従来のブートストラップ型シフト
レジスタ回路の別の例を図24の回路図に示す。この回
路は、1段当たり少なくとも4個のトランジスタ(Tr
241〜244)で構成されている。1段目に着目する
と、トランジスタTr243とTr244がプッシュプ
ル出力回路を構成しており、共通接続節点が出力端子O
UT1となる。Tr243のドレイン電極には2相クロ
ックΦ1、Φ2のうちの何れか一方(ここではΦ1)が
印加される。また、Tr243のゲート電極にはTr2
41のソース電極、及びTr242のドレイン電極が接
続されて(ノードN1)おり、Tr244のゲート電極
にはもう一方のクロック(ここではΦ2)が印加され
る。さらに、Tr241のドレイン電極には電源Vdd
もしくは入力信号IN(この例ではVdd)が印加され
る。なお、Tr243のゲート〜ドレイン電極間、また
はゲート〜ソース電極間、或いは両方にブートストラッ
プ容量としての容量素子を接続する場合もあり、この容
量素子はMOS容量、或いは絶縁層のみによる容量であ
ってもよい。
【0010】図24の回路の動作を図25に示すタイミ
ングチャートを参照しながら説明する。但し、クロック
Φ1、Φ2、及び入力信号INのHi〜Loレベル間の
電圧振幅はVdd〜Vssとする。入力信号INがHi
レベルの時にΦ2がHiレベルになると、ノードN1は
Vdd−Vtなる電位にプリチャージされ、N1は電荷
保持状態になるとともにTr243はオン状態になる。
しかし、このときはΦ1がLoレベルであるため、出力
OUTはLoレベルである。そして、Φ1がHiレベル
になると出力OUTの電位は上昇するが、このときTr
243のゲート容量を介したブートストラップ効果によ
り、N1の電位は電源電圧Vdd以上に持ち上げられる
ため、出力OUT1のHiレベル電位はVddまで取り
出すことができる。さらに、次のタイミングでΦ2がH
iレベルになると、Tr244がオン状態になってOU
TがLoレベルにリセットされる。これと同じタイミン
グで出力OUT2はHiレベルになり、Tr242がオ
ン状態になるので、N1もLoレベルにリセットされ
る。
【0011】図26はブートストラップ型回路を用いた
インバータ回路で、特開昭61−7724号公報に開示
されているものである。入力INがHiレベルになると
トランジスタTr265がオン状態になり、出力OUT
はLoレベルになる。また、INがLoレベルになると
オン状態にあるTr264によりOUTの電位が上昇す
るので、容量Cb261を介したブートストラップ効果
によりノードN1の電位は電源電圧Vddよりも高い電
圧に持ち上げられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた各従来例
の場合においては次のような問題点がある。すなわち、
図21のバッファ回路、及び図22、図24のシフトレ
ジスタ回路では、ノードN1の電位がそれぞれ電源電圧
Vddよりも高くなる。このため、N1の電位をリセッ
トするためのトランジスタ、すなわち図21の回路では
Tr214の、また図22の回路ではTr221の、さ
らに図24の回路ではTr242のドレイン〜ソース電
極間に、それぞれVddよりも高い電圧が印加されるこ
とになる。従って、ブートストラップ効果が生じた際に
上記ノードN1の電位がトランジスタの耐圧を越えてし
まった場合には、トランジスタがブレークダウンを起こ
し、ひいてはトランジスタが破壊されてしまうという事
態を招く。
【0013】図26の回路では上述したようなリセット
用トランジスタがなく、何れのトランジスタのドレイン
〜ソース電極間の電位差も電源電圧以下となる。しかし
ながら、この回路方式ではTr264が常にオン状態と
なっているため、入力INがHiレベルのときにはVd
d〜Vss間に定常的な電流が流れることとなり、消費
電力の増大を招くという問題がある。さらに、出力OU
TのLoレベル出力電圧はVss電位にはならずにTr
264、及びTr265で分圧したものとなるため出力
振幅が小さくなり、次段の回路の動作マージンの低下を
招くという問題がある。
【0014】トランジスタの耐圧の問題に対しては、ブ
ートストラップ効果を小さく抑えるためにノードN1の
全容量に対する高電位側出力トランジスタのゲート容量
の割合が小さくなるように回路設計をする方法がある。
具体的にはプッシュプル型出力トランジスタのサイズを
小さくしたり、ブートストラップ容量を小さくする、等
の方法があげられる。しかし、このような方法では前記
高電位側トランジスタのオン抵抗が上がってしまい、動
作速度が低下するという問題がある。また、回路の電源
電圧自体を下げる方法でもトランジスタのオン抵抗が上
がるため、やはり動作速度が低下するという問題があ
る。
【0015】本発明の目的は、上述したような問題点に
鑑み、ブートストラップ効果を小さく抑えるような回路
設計をする、回路の電源電圧を下げる、あるいはリセッ
ト用トランジスタを設けない回路構成とする、等の手段
をとることなく、高速動作の可能なブートストラップ回
路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のブートストラッ
プ回路は、節点電圧が高電位電源電圧よりも高くなる節
点と、信号入力端子または低電位電源との間に、リセッ
ト用トランジスタを接続し、前記リセット用トランジス
タのゲート電極に制御用信号を印加する構成としたブー
トストラップ回路において、回路の構成要素となる全て
のトランジスタのドレイン〜ソース間に回路の電源電圧
以下の電圧が印加されるようにしたことを特徴とする。
【0017】具体的には、その構成要素となるトランジ
スタのうちドレイン〜ソース間に回路の電源電圧よりも
高い電圧が印加されるトランジスタに対して、そのトラ
ンジスタを例えば2個に直列分割し、さらにその接続節
点に対して電源電圧以下の電圧を印加する手段を用いた
ことを特徴とする。
【0018】本発明のブートストラップ型回路によれ
ば、2個以上に直列分割されたトランジスタの各々のド
レイン〜ソース間に印加される電圧は回路の電源電圧以
下となるため、回路の構成要素となる全てのトランジス
タのドレイン〜ソース間に印加される電圧は回路の電源
電圧よりも高くなることはない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1の実施形態
について説明する。図1は本発明のブートストラップ回
路を用いたバッファ回路における基本回路図で、図2は
その動作を示すタイミングチャートである。
【0020】その回路構成を図1を参照しながら説明す
る。この回路に用いるトランジスタは例えばNチャンネ
ルMOS型電界効果型トランジスタであるが、Pチャン
ネルトランジスタを用いた構成であってもよい。トラン
ジスタTr13とTr14はプッシュプル型の出力回路
を構成しており、共通接続節点が出力端子OUTとな
る。また、Tr11のソース電極とTr12のドレイン
電極との共通接続節点N1はTr13のゲート電極に接
続されている。一方、Tr13のドレイン電極は高電位
電源Vdd、もしくはクロックΦ1とは位相の異なるク
ロック信号に接続されるが、本形態ではVddに接続し
た例を示している。さらに、N1と低電位電源Vssと
の間には2個のトランジスタTr12、及びTr15の
ドレイン、ソース電極がそれぞれ直列になるように接続
されている。そして、Tr12とTr15の接続節点N
2には、Tr16のソース、ドレイン電極を介して出力
OUTが印加される。Tr12とTr15の双方のゲー
ト電極にはクロックΦ1が印加される。ところで、ノー
ドN1とOUTの間にはブートストラップ容量Cb11
が接続されているが、これは必ずしも必要ではなくTr
13のゲート〜ソース間容量を利用してもよい。また、
Cb11はこの図例のようにMOS容量を利用するケー
スが多いが、絶縁層のみによる容量であってもよい。
【0021】次に、図1の基本回路の動作を図2のタイ
ミングチャートを参照しながら説明する。ここで、クロ
ックΦ1、及び入力信号INのHi〜Loレベル間の電
圧振幅はVdd〜Vssとしているが、これに限定され
るものではない。
【0022】始めに、Φ1がLoレベルになり、且つ入
力信号INがHiレベルになると、Tr11がオン状態
になり、高電位電源VddからノードN1にチャージが
行われる。そして、N1の電位が上昇してTr11のゲ
ート〜ソース間電圧がトランジスタの閾値電圧Vtより
も小さくなると、Tr11はオフ状態となりN1の電位
はVdd−Vtに保持される。一方、N1の電位の上昇
に伴ってTr13もオン状態となるので、出力OUTに
接続された図1に示していない負荷に電荷がチャージさ
れる。なお、負荷は一般にトランジスタのゲートや配線
等から構成される容量性負荷であることが多い。このと
き負荷へのチャージ電圧はVdd−2Vtとなる。とこ
ろで、出力OUTの電位が上昇すると前述したブートス
トラップ容量Cb11を介してN1の電位がVdd−V
tなる保持電圧よりも高い電圧に持ち上げれられるた
め、Tr13はオン状態を維持し続けてOUTの電位は
さらに上昇し、ブートストラップ容量Cb11を介して
N1の電位もさらに上昇する。このときのN1の電位V
bは Vb=Vdd−Vt+Cgs/(Cgs+Ct)・Vout ……(1) と表される。但し、CgsはTr13のゲート〜ソース
電極間容量とブートストラップ容量Cb11の合成容
量、CtはノードN1におけるCgs以外の容量、また
Voutは出力OUTの電位の上昇分である。上式よ
り、Vbの最大値は2Vdd−Vtよりも小さい。この
ようにN1の電位はVddよりも高くなるため、OUT
の電位はVddまで上昇し、このときもTr13はオン
状態を維持する。
【0023】そして、INがLoレベルになるとTr1
1がオフ状態になり、N1へのチャージが停止する。続
いてΦ1がHiレベルになるとTr12、Tr14、T
r15がオン状態になり、OUTの電位がVssにリセ
ットされるとともに、N1、及びN2もVssにリセッ
トされる。
【0024】ここで、ノードN1の電位がVddよりも
高くなっている期間に着目すると、この期間ではTr1
6が既にオン状態であるため、出力OUTの電位がTr
16を介してノードN2に印加される。従って、Tr1
5のドレイン〜ソース間電圧はOUTのHiレベルであ
るVddとなり、またTr12のそれはVb−Vddと
なる。Vbの最大値は(1)式から2Vdd−Vtであ
るからTr15のドレイン〜ソース間電圧の最大値はV
dd−Vtとなる。なお、図2における過度的な状態を
考えると、Vdd−Vtを越えたN1の電位の変化は、
(1)式で表されるように出力電位VoutがVssか
ら上昇して変化するのに合わせてブートストラップ効果
が現れる。このことから、過度状態におけるTr12の
ドレイン〜ソース間電圧の最大値もVdd−Vt以下で
ある。以上のことから、本実施形態における全てのトラ
ンジスタのドレイン〜ソース電極間電圧は電源電圧Vd
d以下となる。
【0025】以上の動作の中で、Tr14のゲート電極
に印加するクロックはΦ1とはタイミングの異なるもの
であっても良いが、好ましくはそのクロックがHiから
Loレベルに変化するタイミングが、Φ1がHiからL
oレベルに変化するタイミングか、入力信号INがLo
からHiレベルに変化するタイミングの何れよりも遅く
する。
【0026】なお、本実施の形態のブートストラップ回
路は、一般的には半導体基板上に不純物導入、及び熱拡
散行程等を施すことにより作製されたトランジスタによ
り構成されるが、薄膜トランジスタを用いて本回路を構
成してもよい。すなわち、絶縁性基板上に半導体層を堆
積し、これをレーザー、熱、もしくは光等により活性化
する。そしてこの上に絶縁層を堆積後ゲート電極を形成
し、さらにこのゲート電極をマスクとして前述の活性化
した半導体領域に不純物を導入することにより薄膜トラ
ンジスタが作製されるが、作成方法は必ずしも今述べた
方法に限定されるものではない。
【0027】
【実施例】
(実施例1)次に、本発明のバッファ回路の1実施例に
ついて説明する。
【0028】図3は本発明のブートストラップ回路を用
いたバッファ回路の1実施例を示す回路図、また図4は
その動作タイミングチャートである。
【0029】その動作を図3、及び図4を参照しながら
説明する。図3中Tr33〜36、Tr39、Tr31
0、及びCb31は図1の基本回路のものと同じであ
る。クロックΦ1がHiからLoレベルになり、また入
力信号INがLoからHiレベルになると、Tr33を
介してノードN1に電荷がチャージされる。このときノ
ードDはLoレベルになるため、ノードN1、N2、
B、及びOUTのリセットは解除される。やがてN1の
電位が上昇してTr35、Tr37がオン状態になる
と、B、OUTの電位が上昇するので、Cb31を介し
たブートストラップ効果によりN1の電位は電源電圧V
ddよりも高くなる。一方、このときBの電位はVdd
となり、これをTr310を介してN2に印加すること
により、全てのトランジスタのドレイン〜ソース電極間
電圧は電源電圧Vdd以下となる。そして、INがLo
レベルになるとN1へのチャージが停止し、さらにΦ1
がHiレベルになると、N1、B、OUTはLoレベル
にリセットされる。
【0030】(実施例2)図5は本発明のブートストラ
ップ回路を用いたバッファ回路の他の実施例を示す回路
図である。前記図3の実施例1との違いは、図3のTr
310を省略し、ノードBをTr34とTr39の接続
節点に直接に接続した点である。その動作タイミングチ
ャートは実施例1のタイミングチャート図4と同様であ
り、動作もほとんど同じであるため、詳細は省略する。
本実施例においても全てのトランジスタのドレイン〜ソ
ース電極間電圧は電源電圧Vdd以下となる。
【0031】(実施例3)図6は本発明のブートストラ
ップ型回路を用いたシフトレジスタ回路における第1の
基本回路図で、図8はその動作を示すタイミングチャー
トである。
【0032】その回路構成を図6を参照しながら説明す
る。この回路に用いるトランジスタは例えばNチャンネ
ルMOS型電界効果型トランジスタであるが、Pチャン
ネルトランジスタを用いた構成であってもよい。トラン
ジスタTr63とTr62はプッシュプル型の出力回路
を構成しており、共通接続節点が出力端子OUT1とな
る。Tr63のゲート電極と入力信号INとの間には2
個のトランジスタTr61、及びTr64のドレイン、
ソース電極がそれぞれ直列になるように接続されてい
る。そして、Tr61とTr64の接続節点N2には、
Tr65のソース、ドレイン電極を介して出力OUTが
印加されるが、OUTに限らず、Φ1またはVddをN
2に印加しても良い。Tr65のゲート電極にはΦ1が
印加される。なお、Tr63のドレイン電極には2相ク
ロックΦ1、Φ2のうちの何れか一方(ここではΦ1)
が印加される。また、Tr63のゲート電極にはTr6
1のソース、ドレイン電極の何れか一方が接続されて
(ノードN1)おり、さらにTr64、Tr61、Tr
62のゲート電極にはもう一方のクロック(ここではΦ
2)が印加される。なお、ここでは図示していないが、
Tr63のゲート〜ドレイン電極間、またはゲート〜ソ
ース電極間、或いは両方にブートストラップ容量として
の容量素子を接続する場合もあり、この容量素子はMO
S容量、或いは絶縁層のみによる容量であってもよい。
【0033】次に、図6の基本回路の動作を1段目に着
目して図8のタイミングチャートを参照しながら説明す
る。但し、クロックΦ1、及び入力信号INのHi〜L
oレベル間の電圧振幅はVdd〜Vssとする。
【0034】始めに、入力信号INがHiレベルで且つ
クロックΦ2がHiレベルになると、Tr64、及びT
r61がオン状態になり、ノードN1、及びN2にVd
d−Vtなる電圧がプリチャージされる。このとき、T
r63はオン状態となるが、Φ1がLoレベルであるた
め、出力OUT1はLoレベルのままである。そして、
次のタイミングでΦ2がLoレベルになるとN1にチャ
ージされた電荷保持される。一方でΦ1がHiレベルに
なり、Φ1からTr63を介して電荷が供給されてOU
T1はHiレベルとなる。ここで、Tr63のゲート〜
ドレイン電極、及びゲート〜ソース電極間には容量が存
在するため、それぞれの容量分を介したブートストラッ
プ効果によりN1の電位がVdd−Vtなる保持電圧よ
りも高い電圧に持ち上げれられ、Tr63はオン状態を
維持し続ける。このときのN1の電位Vbは Vb=Vdd−Vt+Cg/(Cg+Ct)・Vout ……(2) と表される。但し、CgはTr63のゲート電極容量と
図示していないブートストラップ容量の合成容量、Ct
はノードN1におけるCg以外の容量、またVoutは
出力OUT1の電位の上昇分である。上式より、Vbの
最大値は2Vdd−Vtよりも小さい。さらに次のタイ
ミングでΦ2がHiレベルになると、OUTはTr62
によりLoレベルにリセットされ、N1、及びN2の電
荷はLoレベルとなったIN側にリセットされる。
【0035】ここで、ノードN1の電位がVddよりも
高くなっている期間に着目すると、この期間ではTr6
5がオン状態であるため、出力OUTの電位がTr65
を介してノードN2に印加される。このときのN2の電
位はVdd−Vtとなる。従って、Tr64のドレイン
〜ソース間電圧はVdd−Vtとなり、またTr61の
それはVb−(Vdd−Vt)となる。Vbの最大値は
(2)式から2Vdd−VtであるからTr61のドレ
イン〜ソース間電圧の最大値はVddとなる。なお、図
6における過度的な状態を考えると、Vdd−Vtを越
えたN1の電位の変化は、クロックΦ1、及び出力電位
VoutがVssから上昇して変化するのに合わせてブ
ートストラップ効果が現れる。このことから、過度状態
におけるTr61のドレイン〜ソース間電圧の最大値も
Vdd以下である。以上のことから、本実施例における
全てのトランジスタのドレイン〜ソース電極間電圧は電
源電圧Vdd以下となる。
【0036】(実施例4)図7は本発明のブートストラ
ップ回路を用いたシフトレジスタ回路の1実施例を示す
回路図、また図8はその動作タイミングチャートであ
る。
【0037】その動作を図7、及び図8を参照しながら
説明する。図7中Tr71〜75は図6の基本回路のも
のと同じである。また、Tr76は出力OUT1と低電
位電源Vssとの間に接続され、そのゲート電極にはn
+2段先の出力OUT3を印加する。
【0038】クロックΦ2がHiレベルでTr74、及
びTr71がオン状態になり、入力信号INがHiレベ
ルになるとノードN1、及びN2にVdd−Vtなる電
圧がプリチャージされる。このとき、Tr73はオン状
態となるが、Φ1がLoレベルであるため、出力OUT
1はLoレベルのままである。そして、次のタイミング
でΦ2がLoレベルになるとN1にチャージされた電荷
は保持される。一方でΦ1がHiレベルになり、Φ1か
らTr73を介して電荷が供給されてOUT1はHiレ
ベルとなる。ここで、Tr73のゲート〜ドレイン電
極、及びゲート〜ソース電極間の容量を介したブートス
トラップ効果によりN1の電位がVdd−Vtなる保持
電圧よりも高い電圧に持ち上げれられ、Tr73はオン
状態を維持し続ける。さらに次のタイミングでΦ2がH
iレベルになると、OUT1はTr72によりLoレベ
ルにリセットされ、N1、及びN2の電荷はLoレベル
となったIN側にリセットされる。
【0039】ここでTr76は、2段目のノードN1、
N2をリセットする際に、電荷再配分によりOUT1の
Loレベル電位が変動するのを防ぐためのものである。
【0040】(実施例5)図9は本発明のブートストラ
ップ回路を用いたシフトレジスタ回路の他の実施例を示
す回路図である。図7との違いはTr75のドレイン、
ソース電極を、クロックΦ1またはΦ2〜ノードN2の
間に接続した点である。回路の動作は図7とほとんど同
じであるため、詳細は省略する。
【0041】(実施例6)図10は本発明のブートスト
ラップ回路を用いたシフトレジスタ回路の他の実施例を
示す回路図、また図11はその動作タイミングチャート
である。図6の基本回路との違いは、ノードN1、及び
N2の電荷をIN側ではなくVss側にリセットするよ
うにした点である。すなわち、ノードN1と低電位側電
源Vssとの間には2個のトランジスタTr102、及
びTr105のドレイン、ソース電極がそれぞれ直列に
なるように接続されている。なお、Tr101のゲート
電極には入力信号INが、またドレイン電極には高電位
側電源Vddが印加されるが、INはTr101のゲー
ト電極、及びドレイン電極に印加してもよい。また、こ
の回路に用いるトランジスタは例えばNチャンネルMO
S型電界効果型トランジスタであるが、Pチャンネルト
ランジスタを用いた構成であってもよい。
【0042】その動作を1段目に着目して図10、及び
図11を参照しながら説明する。
【0043】入力信号INがHiレベルになると、Tr
101がオン状態になり、ノードN1にVdd−Vtな
る電圧がプリチャージされる。このとき、Tr103は
オン状態となるが、Φ1がLoレベルであるため、出力
OUTはLoレベルのままである。そして、次のタイミ
ングでINがLoレベルになるとN1にチャージされた
電荷は保持される。一方でΦ1がHiレベルになり、Φ
1からTr103を介して電荷が供給されてOUT1は
Hiレベルとなる。ここで、Tr103のゲート〜ドレ
イン電極、及びゲート〜ソース電極間容量を介したブー
トストラップ効果によりN1の電位がVdd−Vtなる
保持電圧よりも高い電圧に持ち上げれられ、Tr103
はオン状態を維持し続ける。さらに次のタイミングでΦ
2がHiレベルになると、OUT1はTr104により
Loレベルにリセットされる。また、これと同時に次段
出力OUT2がHiレベルとなるので、これによりTr
102、及びTr105がオン状態になり、N1、N2
の電荷はVss側にリセットされる。
【0044】(実施例7)図12は本発明のブートスト
ラップ回路を用いたシフトレジスタ回路の他の実施例を
示す回路図である。図10との違いはTr106のドレ
イン、ソース電極を、1段毎にクロックΦ1またはΦ2
〜ノードN2の間に交互に接続した点である。回路の動
作は図10とほとんど同じであるため、詳細は省略す
る。
【0045】(実施例8)図13は本発明のブートスト
ラップ回路を用いたシフトレジスタ回路の他の実施例を
示す回路図である。図10との違いはTr106のドレ
イン、ソース電極を、高電位側電源Vdd〜ノードN2
の間に接続した点である。回路の動作は図10とほとん
ど同じであるため、詳細は省略する。
【0046】(実施例9)図14は本発明のブートスト
ラップ回路を用いたシフトレジスタ回路の他の実施例を
示す回路図である。図10との違いはTr106のゲー
ト電極を、1段毎にクロックΦ1またはΦ2に交互に接
続した点である。回路の動作は図10とほとんど同じで
あるため、詳細は省略する。
【0047】(実施例10)図15は本発明のブートス
トラップ回路を用いたシフトレジスタ回路の他の実施例
を示す回路図である。図10との違いはTr106のゲ
ート電極を、1段毎にクロックΦ1またはΦ2に交互に
接続し、さらにTr106のドレイン、ソース電極を、
1段毎にクロックΦ1またはΦ2〜ノードN2の間に交
互に接続した点である。回路の動作は図10とほとんど
同じであるため、詳細は省略する。
【0048】(実施例11)図16は本発明のブートス
トラップ回路を用いたシフトレジスタ回路の他の実施例
を示す回路図である。図10との違いはTr106のゲ
ート電極を、1段毎にクロックΦ1またはΦ2に交互に
接続し、さらにTr106のドレイン、ソース電極を、
高電位側電源Vdd〜ノードN2の間に接続した点であ
る。回路の動作は図10とほとんど同じであるため、詳
細は省略する。
【0049】(実施例12)図17は本発明のブートス
トラップ回路を用いたシフトレジスタ回路の他の実施例
を示す回路図である。図10との違いはTr106を省
略し、Tr102とTr105の接続節点に出力OUT
1を直接接続した点である。本実施例によれば、1段当
たりに使用するトランジスタの数を1個少なくすること
ができる。回路の動作は図10とほとんど同じであるた
め、詳細は省略する。
【0050】(実施例13)図18は本発明のブートス
トラップ回路を用いたシフトレジスタ回路の他の実施例
を示す回路図である。図10との違いはTr106を省
略し、Tr102とTr105の接続節点に1段毎にク
ロックΦ1またはΦ2を交互に直接接続した点である。
本実施例によれば、1段当たりに使用するトランジスタ
の数を1個少なくすることができる。回路の動作は図1
0とほとんど同じであるため、詳細は省略する。
【0051】なお、以上の実施例ではブートストラップ
回路の構成要素となるトランジスタのうちドレイン〜ソ
ース間に回路の電源電圧よりも高い電圧が印加されるト
ランジスタに対して、そのトランジスタを2個に直列分
割した例について述べたが、トランジスタを3個以上に
分割して、それぞれの接続節点に電源電圧以下の電圧を
印加しても良い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のブートス
トラップ回路によれば、ブートストラップ効果を小さく
抑えるような回路設計をしたり回路の電源電圧を下げな
くとも、高速動作の可能なバッファ回路、またはシフト
レジスタ回路を提供することができるという効果があ
る。その理由は、回路の構成要素となる全てのトランジ
スタのドレイン〜ソース間に回路の電源電圧以下の電圧
が印加されるようにしたからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブートストラップ型回路を用いたバッ
ファ回路における基本回路図である。
【図2】図1の本発明の基本回路図の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図3】本発明のブートストラップ回路を用いたバッフ
ァ回路の1実施例を示す回路図である。
【図4】図3の本発明の実施例の動作を示すタイミング
チャートである。
【図5】本発明のブートストラップ回路を用いたバッフ
ァ回路の他の実施例を示す回路図である。
【図6】本発明のブートストラップ型回路を用いたシフ
トレジスタ回路における第1の基本回路図である。
【図7】本発明のブートストラップ回路を用いたシフト
レジスタ回路の1実施例を示す回路図である。
【図8】図6の本発明の実施例の動作を示すタイミング
チャートである。
【図9】本発明のブートストラップ回路を用いたシフト
レジスタ回路の他の実施例を示す回路図である。
【図10】本発明のブートストラップ回路を用いたシフ
トレジスタ回路の他の実施例を示す回路図である。
【図11】図10の本発明の実施例の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図12】本発明のブートストラップ回路を用いたシフ
トレジスタ回路の他の実施例を示す回路図である。
【図13】本発明のブートストラップ回路を用いたシフ
トレジスタ回路の他の実施例を示す回路図である。
【図14】本発明のブートストラップ回路を用いたシフ
トレジスタ回路の他の実施例を示す回路図である。
【図15】本発明のブートストラップ回路を用いたシフ
トレジスタ回路の他の実施例を示す回路図である。
【図16】本発明のブートストラップ回路を用いたシフ
トレジスタ回路の他の実施例を示す回路図である。
【図17】本発明のブートストラップ回路を用いたシフ
トレジスタ回路の他の実施例を示す回路図である。
【図18】本発明のブートストラップ回路を用いたシフ
トレジスタ回路の他の実施例を示す回路図である。
【図19】従来のブートストラップ型バッファ回路の基
本回路図である。
【図20】図19の従来例の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図21】従来のブートストラップ型バッファ回路の例
を示す回路図である。
【図22】従来のブートストラップ型シフトレジスタ回
路の例を示す回路図である。
【図23】図22の従来例の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図24】従来のブートストラップ型シフトレジスタ回
路の別の例示す回路図である。
【図25】図24の従来例の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図26】従来のブートストラップ型インバータ回路の
例を示す回路図である。
【符号の説明】
Tr11〜Tr16、Tr31〜Tr310、Tr61
〜Tr65、Tr71〜76、Tr101〜Tr10
6、Tr191〜Tr194、Tr211〜Tr21
8、Tr221〜Tr224、Tr241〜Tr244
トランジスタ Cb11、Cb31、Cb191、Cb211 ブート
ストラップ容量 Vdd 高電位側電源 Vss 低電位側電源 Φ1、Φ2 クロック信号 IN 入力信号 OUT、OUT1〜OUT3 出力信号 N1、N2、B、D ノード

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】節点電圧が高電位電源電圧よりも高くなる
    節点と、信号入力端子または低電位電源との間に、リセ
    ット用トランジスタを接続し、前記リセット用トランジ
    スタのゲート電極に制御用信号を印加する構成としたブ
    ートストラップ回路において、 前記回路の構成要素となる全てのトランジスタのドレイ
    ン〜ソース間に回路の電源電圧以下の電圧が印加される
    ことを特徴とするブートストラップ回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のブートストラップ回路に
    おいて、電源電圧よりも高い電圧が印加される任意の2
    点間に接続されるトランジスタを2個以上に直列分割
    し、さらにその2個以上のトランジスタの接続節点に対
    して電源電圧以下の電圧を印加する手段を設けたことを
    特徴とするブートストラップ回路。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のブートストラップ回路に
    おいて、前記接続節点に対して電源電圧以下の電圧をト
    ランジスタを介して印加することを特徴とするブートス
    トラップ回路。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のブートストラップ回路に
    おいて、前記接続節点に対して電源電圧以下の電圧を直
    接印加することを特徴とするブートストラップ回路。
  5. 【請求項5】第1トランジスタの一方の主電極を高電位
    電源またはパルス源に接続し、前記第1トランジスタの
    もう一方の主電極と第2トランジスタの一方の主電極を
    接続してこれを出力端子とし、前記第2トランジスタの
    もう一方の主電極を低電位電源に接続し、前記第1トラ
    ンジスタのゲート電極と第3トランジスタの一方の主電
    極を接続し、さらに前記第3トランジスタのもう一方の
    主電極を第4トランジスタの一方の主電極に接続し、こ
    の第4トランジスタのもう一方の主電極を低電位電源ま
    たは入力端子に接続し、前記第3トランジスタ及び第4
    トランジスタの接続節点を前記出力端子または前記パル
    ス源に接続したことを特徴とするブートストラップ回
    路。
  6. 【請求項6】前記第3トランジスタ及び第4トランジス
    タの接続節点を第5のトランジスタの主電極を介して前
    記出力端子、前記パルス源、または前記高電位電源に接
    続したことを特徴とする請求項5記載のブートストラッ
    プ回路。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれか一に記載のブー
    トストラップ回路を薄膜トランジスタで構成したことを
    特徴とするブートストラップ回路。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれか一に記載のブー
    トストラップ回路を用いて構成したことを特徴とするバ
    ッファ回路。
  9. 【請求項9】請求項1から7のいずれか一に記載のブー
    トストラップ回路を用いて構成したことを特徴とするシ
    フトレジスタ回路。
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