JP2904394B2 - 車両走行距離記録装置 - Google Patents

車両走行距離記録装置

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  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
  • Recording Measured Values (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の走行距離を記録す
る車両走行距離記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両走行距離記録装置は、特開平
4−70513号公報に記載されているように、走行距
離を不揮発性メモリに記載するようにしている。走行距
離を記録する不揮発性メモリは、例えば図7に示される
ように、データ領域,カウンタ(NO.1)領域,カウン
タ(NO.2)領域で構成されている。
【0003】図7(A)は不揮発性メモリの初期状態を
示しており、アドレス0〜112をデータ領域、アドレ
ス113〜115をカウンタ(NO.1)領域、アドレス
116〜118をカウンタ(NO.2)領域,126およ
び127をキーワード領域として使用し、各アドレスは
8ビットのメモリで構成される。
【0004】データは16進数2桁で記録され、初期状
態においては全てのビットに“1”、すなわち“FF”
が記録されている。車両が1Km走行すると、アドレス
0の記録値“FF”に+1した“00”が記録され、3
Km走行すると、図7(B)に示されるように、順次ア
ドレスを増加してアドレス0〜2の記録を“00”にす
る。
【0005】アドレス112の記録が“00”になる
と、次はアドレス0に移って“01”を記録させ、この
繰返しを順次行って、アドレス0〜112が全て“F
F”となると図7(C)カウンタ領域のアドレス113
〜118を“FF”に+1した“00”を記録させて繰
返えす。
【0006】したがって、不揮発性メモリの記録より車
両走行距離Lは、 L=256×113×C+113×D+P …(1) ただし、Cはアドレス113〜118の記録値+1 Pはポインタが示すアドレス Dはポインタが示すアドレスに記録されているデータ値
+1によって算出することができる。
【0007】なお、カウンタ(N0.1)および(NO.
2)は3個のメモリで構成させている理由は、式(1)
で示されるように、Cの記録に誤りが発生すれば、車両
走行距離Lに非常に大なる誤りが発生するため、この誤
りの発生を防止するため、3個のメモリの多数決よりC
の値を求めるようにしている。
【0008】また、カウンタ(N0.1)と(NO.2)の
2個を備える理由は、不揮発性メモリのデータ書込中誤
りを防止させるためのもので、カウンタ領域が書換えら
れる時は、先ずカウンタ(N0.1)の書込、次にアドレ
ス112の書込、最後にカウンタ(NO.2)の書込を行
なうようにしている。
【0009】また、不揮発性メモリへの書込において
は、書込んだデータを読出して誤りなく書込まれている
かをチェックし、誤りがあった場合は誤りを表示すると
共に不揮発性メモリの記録修復を行なうようにしてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の車両走行距離記録装置においては、不揮発性メモリに
データを書込むと、書込んだデータを読出して正しく書
込まれているかをチェックし、誤りがあればエラーを表
示すると共に不揮発性メモリの記録修復を行なうように
していた。
【0011】このため、不揮発性メモリの記録修復には
長時間を要し、この間の車両走行距離の積算算出に支障
をきたすと共に、エラー表示されるため、運転者に不要
な心配を掛けていた。本発明は車両の走行距離の算出に
支障を与えずに正確な値を記録すると共に運転者に不要
な心配を掛けないエラー表示を行なうように改良した車
両走行距離記録装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために本発明が採用した手段を図1を参照して説明す
る。図1は本発明の基本構成図である。不揮発性メモリ
の複数の記録エリアを使用し、車両が所定距離走行する
毎に前記複数のエリアの記録を+1した走行データを記
録する車両走行距離記録装置において、車両の走行距離
を算出する走行距離算出手段1と、前記走行距離算出手
段1で算出したデータを記録するメモリ2と、走行距離
データを記録する不揮発性メモリ3と、車両が所定距離
走行する毎に前記メモリ2に記録されているデータを前
記不揮発性メモリ3に書込む書込読出手段4と、前記書
込読出手段4が不揮発性メモリ3へのデータ書込動作に
おいて誤りが発生したとき誤り発生を記録すると共に以
後の不揮発性メモリ3へのアクセスを中止させる誤り検
出手段5と、車両のイグニッションキーのオン時に誤り
発生が記録されているとき、前記メモリ2に記録されて
いるデータに基づいて前記不揮発性メモリ3の記録を修
復する記録修復手段6と、を備える。
【0013】また、前記記録修復手段6が不揮発性メモ
リ3の記録を修復するに際して、不揮発性メモリ3より
読出して算出したオド値LN と前記メモリ2の記録して
いるオド値LR とを比較し、LN ≧LR の場合は不揮発
性メモリ3の記録を書替えずに読出したデータをメモリ
2に記録し、LN <LR の場合はメモリ2の記録と一致
するまで順次不揮発性メモリ3の記録を書替えるように
する。
【0014】前記記録修復手段6が不揮発性メモリ3の
記録の修復が出来ないとき、前記走行距離算出手段1で
算出したデータを前記メモリ2の複数の領域に記録さ
せ、記録された複数のデータ値の多数決判定値を走行距
離データとするようにする。また、前記記録修復手段6
が不揮発性メモリ3の記録の修復が出来ないとき修復不
可を表示するようにする。
【0015】また、前記修復不可の表示を、LEDの点
灯、走行距離を表示する表示部全体の点滅、走行距離表
示データ値のみの点滅、表示データの小数点の点滅のい
づれかで表示させるようにする。
【0016】
【作用】走行距離算出手段1で算出した走行距離はメモ
リ2に記録される。書込読出手段4は所定距離走行する
ごとにメモリ2に記録されているデータを不揮発性メモ
リ3に書込む。
【0017】誤り検出手段5は書込読出手段4が不揮発
性メモリ3へのデータ書込動作中に誤りが発生した場合
は誤り発生を記録すると共に以後の不揮発性メモリ3へ
のアクセスを中止させる。記録修復手段6は、車両のイ
グニッションキーがオンされたとき誤り発生が記録され
ておればメモリ2に記録されているデータに基づいて不
揮発性メモリ3の記録を修復する。
【0018】また、記録修復手段6の不揮発性メモリ3
の記録修復時に、不揮発性メモリ3より読出したデータ
より算出したオド値LN とメモリ2に記録しているオド
値L R とを比較し、LN ≧LR の場合は不揮発性メモリ
3の記録を書替えずに読出したデータをメモリ2に記録
し、LN <LR の場合はメモリ2の記録と一致するまで
順次不揮発性メモリ3の記録を書替える。
【0019】また、記録修復手段6が不揮発性メモリ3
の記録修復中に、記録修復が不可能な場合は走行距離算
出手段1で算出したデータの記録をメモリ2の複数の領
域に記録させ、記録された複数のデータ値の多数決判定
値を走行距離データとする。また、記録修復手段6が不
揮発性メモリ3の記録を修復中に、記録修復が不可能な
場合に修復不可を表示する。
【0020】また、修復不可の表示を、LEDの点灯、
走行距離を表示する表示部の全体の点滅、走行距離表示
データ値のみの点滅、表示データの小数点の点滅のいづ
れかで表示させる。以上のように、不揮発性メモリのデ
ータ書込時に誤りが発生した場合は、誤り発生を記録
し、以後の不揮発性メモリへのアクセスを中止するよう
にしたので、不揮発性メモリの記録修復に要する時間が
無くなり、正確な走行距離データがメモリに記録され
る。
【0021】また、記録修復においては、不揮発性メモ
リに記録されているデータより算出したオド値LN とメ
モリに記録されているオド値LR とを比較し、LN ≧L
R のときは不揮発性メモリの記録データよりメモリの記
録を書替え、LN <LR の時は逆にメモリに記録されて
いるデータと一致するよう不揮発性メモリのデータを書
替えるようにしたので、信頼性の良い走行距離データを
記録することができる。
【0022】また、不揮発性メモリの修復が不可能な場
合は電池でバックアップされているメモリの複数の領域
に算出した走行距離データを記録させ、記録されている
複数のデータの多数決判定値を走行距離データとするよ
うにしたので、走行距離データの信頼性を高めることが
できる。
【0023】また、イグニッションスイッチをオンした
とき誤り発生が記録されていればメモリに記録されてい
るデータに基づいて不揮発性メモリの記録修復を行い、
記録修復不可のとき表示させるようにしたので、運転者
に不要な心配を掛けることが無くなる。
【0024】また、修復不可の表示を、LEDの点灯、
走行距離を表示する表示部全体の点滅、表示データ値の
みの点滅、または小数点の点滅で表示させるようにした
ので、表示データおよび不揮発性メモリの故障が明確に
表示できる。
【0025】
【実施例】本発明の一実施例を図2〜図5を参照して説
明する。図2は実施例の構成図、図3および図4は同実
施例の動作フローチャート、図5は同実施例の一括修復
の動作フローチャートである。
【0026】図2において、11は走行距離算出部、1
2はメモリ、13は不揮発性メモリ、14は書込読出
部、15は誤り検出部、16は記録修復部、17は表示
部、18はその他の制御を行なう制御部、19はインタ
フェース(I/O)、20は処理を行なうプロセッサ
(CPU)である。
【0027】不揮発性メモリ13は図7で示す各領域で
構成される。メモリ12は、図6で示すように、記録が
バックアップされていたか否かの判定に使用するキーワ
ード、走行センサより入力されるパルス数を積算する距
離カウンタS、オド値を記録するL1 〜L3 、不揮発性
メモリ13のカウンタ値を記録するC、ポインタ値を記
録するP、データ値を記録するD、および誤り発生を記
録するフラグF1 およびF2 で構成される。
【0028】なおF1 およびF2 は、後で説明するよう
に、車両が走行中に不揮発性メモリに書込誤りが発生し
たときF1 =1に、また、不揮発性メモリの一括修復時
に書込誤りが発生したときF2 =1が記録される。ま
た、メモリ12は、図示しない車両の電池によってバッ
クアップされている。
【0029】つぎに、図3および図4を参照して、実施
例の動作を説明する。処理S1では、制御部18は、I
/O19を介して車両のイグニッションキーがオンにな
ったか否かを判定し、判定がNOの場合はYESとなる
まで待機する。
【0030】処理S2では、制御部18は、メモリ12
よりキーワードを読出して、記録誤りが有るか否かを判
定し、誤りが無い場合は処理S3に移ってメモリ12よ
りフラグF1 を読出してF1 =1であるか否かを判定
し、F1 =0ならば処理S4に移ってメモリ12に記録
されているカウンタ値C、ポインタ値Pおよびデータ値
Dよりオド値LN を算出し、メモリ12に記録されてい
るオドデータL1 と比較し、LN =L1 であるか否かを
判定し、判定がYESの時は処理S9に移る。
【0031】また、処理S2でキーワード誤りが有った
場合、処理S3でフラグF1 がF1=1の場合、および
処理S4でLN ≠L1 である場合は処理S5に移る。処
理S5では、書込読出部14は、不揮発性メモリ13よ
りカウンタ値C、ポインタ値Pおよびデータ値Dを読出
す。
【0032】処理S6では、誤り検出部15は、メモリ
12よりフラグF1 を読出してF1=1であるか否かを
判定し、誤り有り(F1 =1)の場合は処理S7に移
り、無い場合(F1 =0)は処理S8に有る。処理S7
は後で図5を参照して説明する。
【0033】処理S8では、書込読出部14は、処理S
5で読出したデータ値をメモリ12に格納してフラグF
1 を0にする。処理S9では、制御部18は、IGN
SWがOFFになったか否かを判定し、YESの場合は
処理S1に移り、NOの場合は処理S10に移る。
【0034】以上説明した処理S2〜S8は、IGN
SWがONされる毎、すなわち車両の運転が開始される
毎に行なわれ、また、以後説明する処理S10〜S22
は車両が運転状態時に行なわれる。処理S10では、走
行距離算出部11は、I/O19を介して入力される走
行センサよりのパルスを積算するメモリ12の距離カウ
ンタSの積算値より、走行距離が1Kmになったか否か
を判定し、判定がNOの場合は処理S22に移り、YE
Sの場合は処理S11に移る。
【0035】処理S11では、走行距離算出部11は、
メモリ12のオド値L1 を+1Km加算して記録すると
共に距離カウンタSを0にセットする。処理S12で
は、走行距離算出部11は、メモリ12のフラグF2
1か否かを判定し、判定がNOの場合は処理S15に移
り、また判定がYESの場合は処理S13に移ってメモ
リ12のオド値L2 およびL3 を+1Km加算して記録
し、処理S14に移ってオド値L1 ,L2 およびL3
多数決判定を行なう。
【0036】処理S15では、メモリ12のフラグF1
の記録値が1か否か、すなわち誤りが発生しているか否
かを判定し、誤りが発生(F=1)の場合は、処理S2
2にスキップする。処理S16では、走行距離算出部1
1は、カウンタ値C、ポインタ値Pおよびデータ値Dを
生成してメモリ12に記録する。
【0037】すなわち、不揮発性メモリ13が図7で示
すように構成されている場合は、メモリ12のポインタ
値Pが P=0〜111ならばP=P+1を生成 P=112ならばP=0 D=(D+1)Mod(FF)を生成 また、D=FFならばC=C+1を生成してメモリ12
の記録を書替える。
【0038】処理S17では、書込読出部14は、処理
S16で生成されメモリ12に記録している走行距離を
不揮発性メモリ13に書込み、処理S18に移って、不
揮発性メモリ13より記録しているデータを読出す。処
理S19では、誤り検出部15は、処理S17で不揮発
性メモリ13に書込んだデータと処理S18で不揮発性
メモリより読出したデータが一致するか否かを判定し、
判定がNOの場合は処理S20に移って処理S17〜S
19の処理を3回繰返しても一致しない場合は処理S2
1の移って誤りが発生したことを示すメモリ12のフラ
グF1 の値を1にする。
【0039】処理S22では、処理S11で加算されメ
モリ12に記録されているオドデータL1 、またF2
1のときは処理S14で多数決判定したオドデータLを
読出して表示部17に示す。つぎに図5を参照して、一
括修復処理S7を説明する。
【0040】処理S71では、記録修復部16は、不揮
発性メモリ13より読出したデータより算出したオド値
N とメモリ12に記録されているオド値LR とを比較
し、LR <LN ならば処理S72に移って不揮発性メモ
リ13の記録値でメモリ12の記録を書替え、LR =L
N ならば処理S73に移ってメモリ12のフラグF1
値を0にし、続いて処理S74に移ってフラグF2 の値
を0にする。
【0041】なおLR 値は、F2 =0の場合はオドL1
の記録値、F2 =1の場合はオドL 1 〜L3 の記録値の
多数決結果の値を用いる。また、処理S71でLR >L
N の場合は処理S75に移って、不揮発性メモリ13の
記録を+1Kmする。
【0042】処理S76では、処理S75で書込誤りが
発生したか否かを判定し、判定がNOの場合は処理S7
1に移り、YESの場合は処理S77に移る。処理S7
7では、フラグF2 が1であるか否かを判定し、判定が
NOの場合は処理S78に移って、メモリ12のオドデ
ータL1 を読出してL2 およびL3 にコピーし、処理S
79に移ってフラグF2 を1にする。
【0043】また処理S77での判定がYESの場合
は、処理S80に移って、メモリ12のオドデータ
1 ,L2 およびL3 を読出して多数決判定させ、処理
S81に移って多数決判定値Lをオドデータ値としてメ
モリ12のL1 〜L3 に記録する。すなわち、処理S7
7でF2 =0と判定した場合は、前述したようにオドデ
ータの記録を1個より3個に増加させて記録(処理S1
1〜S14)して記録誤りを無くすようにしているた
め、3個のメモリの記録値を等しくなるようにしてい
る。
【0044】また、処理S77でF2 =1と判定された
場合は、以前の一括修復処理で書込誤りが発生し、今回
の処理でも改線されない場合であり、前回と今回との間
にオド値L1 〜L3 のいづれか1個に誤りが発生してい
たならば、その誤りを処理S13およびS14で補正し
ている。
【0045】処理S82では、表示部17にエラー表示
を行なう。エラー表示の方法としては、エラーを表示す
るためのLEDの点灯、処理S22で表示されるオド表
示全体または表示値のみの点滅、表示部でオドおよびト
リップメータを切換えて表示する場合は小数点を点滅さ
せる等の方法でエラー表示を行なう。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
効果が得られる。不揮発性メモリのデータ書込時に誤り
が発生した場合は、誤り発生を記録し、以後の不揮発性
メモリへのアクセスを中止するようにしたので、不揮発
性メモリの記録修復に要する時間が無くなり、正確な走
行距離データがメモリに記録される。
【0047】また、記録修復においては、不揮発性メモ
リに記録されているデータより算出したオド値LN とメ
モリに記録されているオド値LR とを比較し、LN >L
R のときは不揮発性メモリの記録データよりメモリの記
録を書替え、LN <LR の時は逆にメモリに記録されて
いるデータと一致するよう不揮発性メモリのデータを書
替えるようにしたので、信頼性の良い走行距離データを
記録することができる。
【0048】また、不揮発性メモリの修復が不可能な場
合は電池でバックアップされているメモリの複数の領域
に算出した走行距離データを記録させ、記録されている
複数のデータの多数決判定値を走行距離データとするよ
うにしたので、走行距離データの信頼性を高めることが
できる。
【0049】また、イグニッションスイッチをオンした
とき誤り発生が記録されていればメモリに記録されてい
るデータに基づいて不揮発性メモリの記録修復を行い、
記録修復不可のとき表示させるようにしたので、運転者
に不要な心配を掛けることが無くなる。
【0050】また、修復不可の表示を、LEDの点灯、
走行距離を表示する表示部全体の点滅、表示データ値の
みの点滅、または小数点の点滅で表示させるようにした
ので、表示データおよび不揮発性メモリの故障が明確に
表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】同実施例の移動フローチャートである。
【図4】同実施例の移動フローチャートである。
【図5】同実施例の一括修復動作のフローチャートであ
る。
【図6】メモリの具体例である。
【図7】不揮発性メモリの具体例である。
【符号の説明】
1 走行距離算出手段 2,12 メモリ 3,13 不揮発性メモリ 4 書込読出手段 5 誤り検出手段 6 記録修復手段 11 走行距離算出部 14 書込読出部 15 誤り検出部 16 記録修復部 17 表示部 18 制御部 19 インタフェース(I/O) 20 プロセッサ(CPU)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−70513(JP,A) 特開 平5−296782(JP,A) 特開 昭59−196414(JP,A) 特開 昭60−59454(JP,A) 実開 平3−127216(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07C 1/00 - 15/00 G01C 22/00 G01D 9/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性メモリの複数の記録エリアを使
    用し、車両が所定距離走行する毎に前記複数のエリアの
    記録を+1した走行データを記録する車両走行距離記録
    装置において、 車両の走行距離を算出する走行距離算出手段と、 前記走行距離算出手段で算出したデータを記録するメモ
    リと、 走行距離データを記録する不揮発性メモリと、 車両が所定距離走行する毎に前記メモリに記録されてい
    るデータを前記不揮発性メモリに書込む書込読出手段
    と、 前記書込読出手段が不揮発性メモリへのデータ書込動作
    において誤りが発生したとき誤り発生を記録すると共に
    以後の不揮発性メモリへのアクセスを中止させる誤り検
    出手段と、 車両のイグニッションキーのオン時に誤り発生が記録さ
    れているとき、前記メモリに記録されているデータに基
    づいて前記不揮発性メモリの記録を修復する記録修復手
    段と、を備えたことを特徴とする車両走行距離記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記記録修復手段が不揮発性メモリの記
    録を修復するに際して、不揮発性メモリより読出して算
    出したオド値LN と前記メモリの記録しているオド値L
    R とを比較し、LN ≧LR の場合は不揮発性メモリの記
    録を書替えずに読出したデータをメモリに記録し、LN
    <LR の場合はメモリの記録と一致するまで順次不揮発
    性メモリの記録を書替えるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の車両走行距離記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録修復手段が不揮発性メモリの記
    録の修復が出来ないとき、前記走行距離算出手段で算出
    したデータを前記メモリの複数の領域に記録させ、記録
    された複数のデータ値の多数決判定値を走行距離データ
    とするようにしたことを特徴とする請求項1または2記
    載の車両走行距離記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録修復手段が不揮発性メモリの記
    録の修復が出来ないとき修復不可を表示するようにした
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載の車両走行
    距離記録装置。
  5. 【請求項5】 前記修復不可の表示を、LEDの点灯、
    走行距離を表示する表示部全体の点滅、走行距離表示デ
    ータ値のみの点滅、表示データの小数点の点滅のいづれ
    かで表示させるようにしたことを特徴とする請求項4記
    載の車両走行距離記録装置。
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