JP2820346B2 - テープ状電線の製造装置 - Google Patents

テープ状電線の製造装置

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  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状電線の製造装
置に関し、特に、2枚の融着性絶縁プラスチックテープ
間に複数本の導線を長手方向に並列配置し、これらを融
着一体化するテープ状電線の製造装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】最近、電子機器の発展に伴い電子機器が
多機能化され、しかも小型化される傾向にある。それゆ
え、電子機器内は高密度実装化され、各基板間の配線に
スペースを必要とする従来のコネクタプラグを用いた配
線が不可能となり、長手方向に並列配置された複数本の
導線の両面に、長手方向に矩形状の窓を穿設した2枚の
絶縁プラスチックテープをその窓が互いに一致するよう
に貼り付け、これらを融着一体化し、その窓の端末部に
導線露出部を設けた薄型で可撓性のあるテープ状電線が
広く一般に使用されるようになった(実開平3−644
24号公報)。
【0003】図7に示すように、このような用途に使用
されるテープ状電線25は、導線1、1、…、1を互い
に並列に所定間隔毎に配置し、各導線1を2枚の絶縁プ
ラスチックテープ3、4で挟んで融着一体化すると共
に、窓の両端末部において各導線1を露出させ、窓の両
端末部における露出部の一方の面に各々補強テープ14
を接合した構成となっている。
【0004】図8に示すように、従来から、このような
テープ状電線を製造するには、互いに並列に所定間隔毎
に配置された導線1を長手方向に矩形状の窓を穿設した
2枚の絶縁プラスチックテープ3、4で挟んで融着一体
化する装置として温度調整された鉄ローラ20、21を
使用することが検討されていた。鉄ローラ20、21
は、各導線1と2枚の絶縁プラスチックテープ3、4の
位置決め、送り出し、圧着の3機能を行なっており、テ
ープ状電線製造上必要な導線1、1、…、1間における
接着剤22(図9)の流れ込み隙間を設けることができ
なかった。そのため導線1、1、…、1間で吸収できる
或いは流れ込める接着剤量以上の接着剤が導線間に入り
込み又は流れ出し、テープ状電線に皺の発生、ピッチの
変化等の不具合が生じていた。
【0005】このため、図10に示すように、互いに並
列に所定間隔毎に配置された導線1を長手方向に矩形状
の窓を穿設した2枚の絶縁プラスチックテープ3、4で
挟んで融着一体化するために温度調整されたシリコンロ
ーラ28、29の一方を駆動ローラとし、他方をエアシ
リンダによって駆動ローラに押し当てて従動ローラと
し、ローラとテープの表面摩擦によりラミネートと駆動
を行なう製造装置が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このテ
ープ状電線の製造装置では、次のような難点が惹起して
いる。従動ローラから十分な駆動動力を伝えるためには
ローラ28、29間に隙間を設けることができないの
で、ローラ表面31は潰れた状態で回転使用している。
また、シリコンローラは線膨張係数が大きいため、少な
い温度差によってもローラ径の相違が発生する。このた
め、接着面でのローラの周速変化に因って、窓の開き、
窓のずれ、テープ蛇行等の不具合が生じる。また、ロー
ラ表面31の表面硬度ムラの影響が著しく表れ、ラミネ
ート時にセンターラインCLのずれを生じるので、ロー
ラ径が変化した場合と同じ状態となり、ローラの周速に
変化が発生する。
【0007】さらに、片側駆動によって導線1の芯数、
引取張力により従動ローラに伝わる動力が減少、増加
し、一定の作業条件が得られない。また、絶縁プラスチ
ックテープ3、4の走行において両者のアンバランスが
生じて窓のずれ、皺の発生等の不具合をもたらす。しか
も、シリコンローラは加工精度が劣り、駆動ローラと従
動ローラとは同一の周速で回転することが不可能であ
り、絶えず従動ローラに遅れが生じるので、従動ローラ
に接する絶縁プラスチックテープにエアーシリンダでバ
ックテンションを掛けることになり、エアーシリンダ圧
力変化によるニップ圧変動のため、テープ走行速度の変
化、圧着力不足が生じ、片側駆動に伴い動力はローラ間
の面圧着力により伝達され、テープ状電線製造上必要な
ニップ隙間が得られず、このため窓の開き、窓のずれ、
皺の発生等の不具合が生じる。
【0008】
【目的】本発明は叙上の難点に鑑みなされたもので、そ
の目的は、導線を貼り付けた両プラスチックテープ間に
位置ずれや皺が発生せず製品性能を向上できるテープ状
電線の製造装置を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のテープ状電線の製造装置は、長手方向に並
列配置された複数本の導線の両面にそれぞれ所定間隔毎
に矩形状の窓が穿設された融着性絶縁プラスチックテー
プを貼り付け、導線と各プラスチックテープとの連続体
を形成するテープ状電線の製造装置であって、導線と各
プラスチックテープとを仮止めする金属ローラで構成さ
れ所定間隔を以て隔置された一対の一次融着ローラと、
この仮止めされた導線と各プラスチックテープとを強固
に固定する温度調整機構付きシリコンローラで構成され
た一対の二次融着ローラとを備えている。
【0010】
【作用】このテープ状電線の製造装置によれば、複数本
の導線を挟んだ所定間隔毎に矩形状の窓が穿設されたプ
ラスチックテープは金属ローラで構成され所定間隔を以
て隔置された一対の一次融着ローラで仮止め融着され、
一次融着ローラで仮止めされた導線と各プラスチックテ
ープとは温度調整機構付きシリコンローラで構成された
一対の二次融着ローラで再度融着され製品性能上必要な
貼り付け強度で強固に固定される。このため、導線を貼
り付けた両プラスチックテープ間に位置ずれや皺が発生
せず製品性能を向上できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のテープ状電線の製造装置を適
用した実施例につき図面を参照して説明する。図1、図
2において、テープ状電線25(図7)を製造するに
は、長手方向に並列配置された複数本の導線1、1、
…、1の両面にそれぞれ融着性絶縁プラスチックテープ
3、4を貼り付け、導線1、1、…、1と各プラスチッ
クテープ3、4とのテープ状連続体24を形成するもの
である。このテープ状電線の製造装置は、導線1、1、
…、1と各プラスチックテープ3、4とを仮止めする一
次融着ローラ50、60と、この仮止めされた導線と各
プラスチックテープとを強固に固定する二次融着ローラ
48、58とを備えている。
【0012】この実施例において、一次融着ローラ5
0、60は所定間隔を以て隔置され、導線と各プラスチ
ックテープとに仮止め圧力を保持できるように構成され
ており、温度調整機構付き金属ローラで構成され、かつ
同期運転される。一次融着ローラ50、60で仮止めさ
れた導線と各プラスチックテープとを強固に固定する二
次融着ローラ48、58は温度調整機構付きシリコンロ
ーラで構成され、かつ夫々個別駆動され、強固な融着固
定とローラとテープの表面摩擦により引取駆動を行なう
ように運転される。
【0013】図1において、8A、8Bはプラスチック
テープ3、4に所定間隔毎に矩形状の窓9、9を穿設す
る窓あけ手段を示す。窓あけ手段8A、8Bはプラスチ
ックテープ3、4に窓9、9を所定間隔で穿設する機能
を有し、ACサーボモータによりプラスチックテープ
3、4の走行速度と同調移動可能である。窓9、9が所
定間隔で穿設されたプラスチックテープ3、4は一次融
着ローラ50、60に導かれるようになっている。この
一次融着ローラ50、60間には図示のように長手方向
に並列配置された複数本の導線1、1、…、1が導入さ
れており、導線1、1、…、1の両面にプラスチックテ
ープ3、4が、それぞれ窓9、9が合致するように、仮
止め融着されテープ状連続体24を形成するよう構成さ
れている。このとき一次融着ローラ50、60は引取ロ
ーラとしても機能する二次融着ローラ48、58と同調
運転される。
【0014】このテープ状連続体24は、補強テープ供
給手段13に搬送され、ここで窓9の上部に、この窓9
全体を覆う大きさの補強テープ14が載置され、補強テ
ープ融着手段として機能する加熱板15Aを備えたプレ
スヒータ15によって、補強テープ14が加熱融着され
仮止めされる。加熱板15Aを備えたプレスヒータ15
は、ACサーボモータによりプラスチックテープ3、4
の走行速度と同調移動可能である。窓9の検出は光セン
サで行なわれる。
【0015】一次融着ローラ50、60で仮止め融着さ
れ、補強テープ14が仮止め融着された導線と各プラス
チックテープとは二次融着ローラ48、58で強固に固
定される。二次融着ローラ48、58は製品速度を一定
に保持するために速度コントロールされている。補強テ
ープ14が加熱融着されたテープ状連続体24は、図示
のように両側縁部が切除され、耳部を切除したテープ状
連続体27が形成され、このテープ状連続体27は、続
いてエンドカッター40に導かれ、ここで補強テープ1
4接着部を長手方向と直交する方向で2分割され、テー
プ状電線25(図7)を製造するようになっている。
【0016】このように構成されたテープ状電線の製造
装置において、金属ローラで形成された一次融着ローラ
50、60は、線膨張係数が小さく、現在実現可能な制
御温度(±1℃)においても製品精度上問題となるロー
ラ径の変化範囲以下となる。また、温度制御も容易であ
りローラ自体の温度むらも発生しにくい。さらに、金属
ローラは加工精度が良く、両ローラ50、60の同調運
転ができ各ローラを駆動することが可能である。また、
金属ローラは表面硬度ムラが無いため、ラミネート時に
センターラインのずれを生じることがなく、ローラの周
速に変化が発生しない。ローラ精度を高くすることがで
きることから、テープ状電線製造上必要な仮止め圧着の
ため機械的に隙間を保持することも可能であり、個別駆
動ができるので製品に必要なニップ隙間を設けることも
可能である。
【0017】しかも、両ローラ50、60によればテー
プ状電線製造上必要な導線1、1、…、1間における接
着剤の流れ込み隙間を設けることができるので、テープ
状電線に皺の発生、ピッチの変化はなくなる。この場
合、接着強度の不足が発生しても、シリコンローラで形
成された二次融着ローラ48、58により強固にラミネ
ートすることにより解決され製品性能が保持される。
【0018】さらに、一次融着ローラ50、60の次段
に二次融着ローラ48、58を配置することにより、製
品の引取を二次融着ローラ48、58で行なうことがで
き、一次融着ローラ50、60は位置合せ、仮止め融着
のための専用ローラとして機能し、導線芯数、引取張力
に影響されないテープ状電線の製造が可能である。ま
た、補強テープ融着手段として機能する加熱板15Aを
備えたプレスヒータ15を一次融着ローラ50、60の
次段に配置することにより、低温(約80℃)での補強
テープ14の仮止め融着が可能であり、これを二次融着
ローラ48、58によって強固に固定するので、プレス
サイクル時間を短縮でき、接着剤の導線表面への流れ出
しを防止できる。
【0019】なお、以上の例では補強テープ融着手段と
して機能する加熱板15Aを備えたプレスヒータ15を
仮止め用一次融着ローラ50、60の次段に配置する場
合について説明したが、このプレスヒータ15を一次融
着ローラ50、60の前段に配置することもできる。こ
のときは、図3に示すように、補強テープ14、14が
一次融着ローラ50、60を通過する際にセンターライ
ンCLを支点として一次融着ローラ50、60が隙間S
を開けるよう移動するローラ移動機構5と、このローラ
移動によるテープ走行速度変化を吸収するアキューム機
構6を備えることができる。アキューム機構6は一次融
着ローラ50、60の手前でそのテープ反対側に配置さ
れた押えアキュームローラ46、56と、押えアキュー
ムローラ46、56の手前でそのテープ反対側に配置さ
れ、即ち一次融着ローラ50、60と同側に配置された
バックアップローラ44、54から構成される。
【0020】このように構成されたテープ状電線の製造
装置によれば、図4に示すように、補強テープ14、1
4が一次融着ローラ50、60を通過する際にローラ移
動機構5によりセンターラインCLを支点として一次融
着ローラ50、60が隙間Sを開けるよう移動し、か
つ、アキューム機構6により、このローラ移動によるテ
ープ走行速度変化を吸収する。このため、複数本の導線
1、1…1を挟んだプラスチックテープ3、4に補強テ
ープ14、14の厚みが加わっても、一次融着ローラ5
0、60において仮止め融着されると共に、両テープ
3、4の走行速度変化を吸収することができる。
【0021】また、以上の例では一次融着ローラ50、
60は金属ローラ、二次融着ローラ48、58はシリコ
ンローラで構成する場合について説明したが、両ローラ
をシリコンローラで構成することもできる。この場合、
図5に示すように一次融着ローラ50、60は温度調整
機構付きシリコンローラで構成され所定間隔を以て隔置
され、導線と各プラスチックテープとに仮止め圧力を保
持できるように構成されており、かつ個別運転される。
二次融着ローラ48、58は温度調整機構付きシリコン
ローラで構成され、引取ローラとしても機能する。
【0022】この実施例において、複数本の導線1、1
…1を挟んだプラスチックテープ3、4は一次融着ロー
ラ50、60で仮止め融着され、一次融着ローラ50、
60で仮止めされた導線と各プラスチックテープとは二
次融着ローラ48、58で再度融着され製品性能上必要
な貼り付け強度で強固に固定される。図6に示すよう
に、補強テープ14、14が一次融着ローラ50、60
を通過する際に、一次融着ローラ50、60が仮止め圧
力を保持できる所定間隔を以て隔置されているので、仮
止め融着されると共に、両テープ3、4の走行速度に変
化をもたらすことはなくなる。
【0023】このように両ローラをシリコンローラで構
成した場合、シリコンローラを個別駆動することによ
り、ローラ表面が潰されないように隙間を開けることが
でき、ローラ間の周速差は生じなくなる。また、二次融
着ローラ48、58を引取ローラとして使用することに
より、一次融着ローラ50、60は個別駆動されてプラ
スチックテープ3、4の仮止め、位置合せのみ制御すれ
ばよく、導線芯数、引取張力に影響されないテープ状電
線の製造が可能である。一次融着ローラ50、60は個
別駆動されることにより、同調駆動が可能であり、両ロ
ーラ間に回転ずれは生じなく、品質の良いテープ状電線
が製造できる。さらに、補強テープ14、14が一次融
着ローラ50、60を通過する際に、一次融着ローラ5
0、60が凹むため、厚さの異なる場合でも皺の発生が
少なくなる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のテープ状電線の製造装置によれば、金属ローラで形
成された一次融着ローラは、線膨張係数が小さく、現在
実現可能な制御温度(±1℃)においても製品精度上問
題となるローラ径の変化範囲以下となり、また、温度制
御も容易でありローラ自体の温度むらも発生しにくく、
さらに金属ローラは加工精度が良く、両ローラの同調運
転ができ各ローラを駆動することが可能であり、また金
属ローラは表面硬度ムラが無いため、ラミネート時にセ
ンターラインのずれを生じることがなく、ローラの周速
に変化が発生せず、ローラ精度を高くすることができる
ことから、テープ状電線製造上必要な仮止め圧着のため
機械的に隙間を保持することも可能であり、個別駆動が
できるので製品に必要なニップ隙間を設けることも可能
であり、しかも両ローラによればテープ状電線製造上必
要な導線間における接着剤の流れ込み隙間を設けること
ができるので、テープ状電線に皺の発生、ピッチの変化
はなくなり、この場合、接着強度の不足が発生しても、
シリコンローラで形成された二次融着ローラにより強固
にラミネートすることにより解決され製品性能が保持さ
れ、さらに一次融着ローラの次段に二次融着ローラを配
置することにより、製品の引取を二次融着ローラで行な
うことができ、一次融着ローラは位置合せ、仮止め融着
のための専用ローラとして機能し、導線芯数、引取張力
に影響されないテープ状電線の製造が可能であり、かつ
補強テープ融着手段として機能する加熱板を備えたプレ
スヒータを一次融着ローラの次段に配置した例に適用し
た場合には、低温(約80℃)での補強テープの仮止め
融着が可能であり、これを二次融着ローラによって強固
に固定するので、プレスサイクル時間を短縮でき、接着
剤の導線表面への流れ出しを防止でき、したがって導線
を貼り付けた両プラスチックテープ間に位置ずれや皺が
発生せず製品性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテープ状電線の製造装置の構成
図。
【図2】図1におけるテープ状電線の製造装置の一部を
示す説明図。
【図3】図1におけるテープ状電線の製造装置を一部改
良した説明図。
【図4】図3におけるテープ状電線の製造装置の動作説
明図。
【図5】図1におけるテープ状電線の製造装置を一部改
良した説明図。
【図6】図5におけるテープ状電線の製造装置の動作説
明図。
【図7】テープ状電線の斜視図。
【図8】従来のテープ状電線製造装置を示す説明図。
【図9】図8におけるテープ状電線製造装置による動作
説明図。
【図10】従来の他のテープ状電線製造装置を示す説明
図。
【符号の説明】
1……導線 3、4……融着性絶縁プラスチックテープ 9、9……所定間隔毎に穿設された矩形状の窓 25……テープ状電線 27……連続体 50、60……金属ローラで構成された一次融着ローラ 48、58……温度調整機構付きシリコンローラで構成
された二次融着ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−66582(JP,A) 特開 平2−152113(JP,A) 実開 平3−64425(JP,U) 特公 昭55−2687(JP,B2) 特公 昭55−2686(JP,B2) 特公 昭60−22456(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01B 13/00 525 H01B 7/08 H01B 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に並列配置された複数本の導線
    (1)の両面にそれぞれ所定間隔毎に矩形状の窓(9、
    9)が穿設された融着性絶縁プラスチックテープ(3、
    4)を貼り付け、前記導線と各プラスチックテープとの
    連続体(27)を形成するテープ状電線の製造装置であ
    って、前記導線と各プラスチックテープとを仮止めする
    金属ローラで構成され所定間隔を以て隔置された一対の
    一次融着ローラ(50、60)と、この仮止めされた導
    線と各プラスチックテープとを強固に固定する温度調整
    機構付きシリコンローラで構成された一対の二次融着ロ
    ーラ(48、58)とを備えたことを特徴とするテープ
    状電線の製造装置。
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