JP2770221B2 - 天井走行車 - Google Patents
天井走行車Info
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- JP2770221B2 JP2770221B2 JP7127190A JP12719095A JP2770221B2 JP 2770221 B2 JP2770221 B2 JP 2770221B2 JP 7127190 A JP7127190 A JP 7127190A JP 12719095 A JP12719095 A JP 12719095A JP 2770221 B2 JP2770221 B2 JP 2770221B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- members
- hanging
- winding
- overhead traveling
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61B—RAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B61B11/00—Ski lift, sleigh lift or like trackless systems with guided towing cables only
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C13/00—Other constructional features or details
- B66C13/04—Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack
- B66C13/06—Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack for minimising or preventing longitudinal or transverse swinging of loads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C13/00—Other constructional features or details
- B66C13/04—Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack
- B66C13/08—Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack for depositing loads in desired attitudes or positions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【０００１】
【発明の利用分野】この発明は工場や倉庫等での物品搬
送用の天井走行車に関し、特にその昇降台の吊持に関す
る。
送用の天井走行車に関し、特にその昇降台の吊持に関す
る。
【０００２】
【従来技術】建物の天井付近にレールを設けて天井走行
車の本体を自走させ、本体から昇降台をロープやベルト
等の吊持材で吊持した天井走行車が知られている。この
ような天井走行車の例を図５に示すと、０１はレール
で、０２は本体、０３は走行車輪、０４は巻き上げロー
ラである。本体０２には４点あるいは３点で昇降台０５
を吊持材０６で吊持し、各吊持材０６は互いに平行で鉛
直方向を向いている。０７は搬送対象のワークで、図示
しないフックや吸盤等で昇降台０５に荷掴みさせる。
車の本体を自走させ、本体から昇降台をロープやベルト
等の吊持材で吊持した天井走行車が知られている。この
ような天井走行車の例を図５に示すと、０１はレール
で、０２は本体、０３は走行車輪、０４は巻き上げロー
ラである。本体０２には４点あるいは３点で昇降台０５
を吊持材０６で吊持し、各吊持材０６は互いに平行で鉛
直方向を向いている。０７は搬送対象のワークで、図示
しないフックや吸盤等で昇降台０５に荷掴みさせる。
【０００３】しかしながらこのような天井走行車では、
昇降台０５に揺れや捻れが生じ易い。このためワーク０
７の荷掴みが不安定になり、床面にガイドポール０８，
０８を設け昇降台０５のガイド穴０９に嵌合させて、位
置を規制する。また揺れや捻れが生じやすいため昇降台
０５の昇降速度を制限する必要がある。さらに吊持材０
６を４本設けたものは別として、３本では吊持材０６が
切れた場合にワーク０７が落下する。また吊持材０６を
４本設けても、１本が切れると昇降台０５が傾くことに
なる。
昇降台０５に揺れや捻れが生じ易い。このためワーク０
７の荷掴みが不安定になり、床面にガイドポール０８，
０８を設け昇降台０５のガイド穴０９に嵌合させて、位
置を規制する。また揺れや捻れが生じやすいため昇降台
０５の昇降速度を制限する必要がある。さらに吊持材０
６を４本設けたものは別として、３本では吊持材０６が
切れた場合にワーク０７が落下する。また吊持材０６を
４本設けても、１本が切れると昇降台０５が傾くことに
なる。
【０００４】
【発明の課題】この発明の課題は、 １）昇降台を確実に保持して、の揺れや捻れが少なく、 ２）ガイドポールが不要で、 ３）高速で昇降台を昇降でき、 ４）吊持材が損傷した場合でも昇降台の傾きが特に小さ
く、 ５）昇降台の３点を略正三角形の頂点上に配置し、昇降
台を確実に保持し、 ６）６本の吊持材を、３組の巻き上げ部材で巻き取り、 ７）昇降台の昇降に伴って吊持材の巻き取り位置を変化
させ、上昇時の巻き取りトルクの増加を抑えるととも
に、下降時の吊持材間の角度の減少を抑えて昇降台の揺
れや捻れをより確実に防止するようにした、天井走行車
を提供することにある。
く、 ５）昇降台の３点を略正三角形の頂点上に配置し、昇降
台を確実に保持し、 ６）６本の吊持材を、３組の巻き上げ部材で巻き取り、 ７）昇降台の昇降に伴って吊持材の巻き取り位置を変化
させ、上昇時の巻き取りトルクの増加を抑えるととも
に、下降時の吊持材間の角度の減少を抑えて昇降台の揺
れや捻れをより確実に防止するようにした、天井走行車
を提供することにある。
【０００５】
【発明の構成】この発明の天井走行車は、建物の天井付
近に敷設したレールに沿って移動する本体と、該本体か
ら昇降自在に吊持した昇降台とを設けた天井走行車にお
いて、前記昇降台上の略正三角形の３頂点をなす３点付
近に各２本の吊持材を取り付けると共に、前記本体には
雄ネジ状の巻き取り部材を備えた巻き上げ部材を３組設
けて、各２本の吊持材を互いに角度を持たせて各巻き上
げ部材に取り付け、各２本の吊持材を各巻き上げ部材で
ネジ溝に収容しながら巻き取り、その巻き取り位置が昇
降台の下降により前記頂点の上部から離れ、上昇により
頂点の上部に近づくように構成したことを特徴とする。
近に敷設したレールに沿って移動する本体と、該本体か
ら昇降自在に吊持した昇降台とを設けた天井走行車にお
いて、前記昇降台上の略正三角形の３頂点をなす３点付
近に各２本の吊持材を取り付けると共に、前記本体には
雄ネジ状の巻き取り部材を備えた巻き上げ部材を３組設
けて、各２本の吊持材を互いに角度を持たせて各巻き上
げ部材に取り付け、各２本の吊持材を各巻き上げ部材で
ネジ溝に収容しながら巻き取り、その巻き取り位置が昇
降台の下降により前記頂点の上部から離れ、上昇により
頂点の上部に近づくように構成したことを特徴とする。
【０００６】
【０００７】
【０００８】
【発明の作用】この発明では、昇降台上に略正三角形の
３頂点をなすように配置した３点付近に、各２本の吊持
材を取り付ける。そして本体には、雄ネジ状の巻取り部
材を備えた巻き上げ部材を３組設けて、各２本の吊持材
を互いに角度を持たせて各巻き上げ部材に取り付け、巻
き取った吊持材をネジ溝に収容し、吊持材の巻取り位置
が、昇降台の下降により略正三角形の頂点の上部から離
れ、上昇により頂点の上部に近づくようにする。このた
め昇降台が捻れようとすると、同じ点に取り付けた吊持
材の１本は引っ張られ、他方には遊びが生じるので、捻
れを防止できる。また昇降台が揺れようとすると、一部
の吊持材に大きな力が加わり、また一部の吊持材には遊
びが生じて、揺れも防止できる。巻き取り部材での吊持
材の巻き取り位置は、昇降台の上昇や下降に応じて変化
し、昇降台が上昇すると、同じ点に取り付けた２本の吊
持材の巻取り位置間の距離が減少し、下降するとこの距
離が増加する。これらのためこの発明では、昇降台の揺
れや捻れを防止して、高速で昇降させることができる。
そして揺れや捻れが少ないためガイドポールは不要で、
６本の吊持材があるため、１本が損傷しても昇降台の傾
きが少ない。
３頂点をなすように配置した３点付近に、各２本の吊持
材を取り付ける。そして本体には、雄ネジ状の巻取り部
材を備えた巻き上げ部材を３組設けて、各２本の吊持材
を互いに角度を持たせて各巻き上げ部材に取り付け、巻
き取った吊持材をネジ溝に収容し、吊持材の巻取り位置
が、昇降台の下降により略正三角形の頂点の上部から離
れ、上昇により頂点の上部に近づくようにする。このた
め昇降台が捻れようとすると、同じ点に取り付けた吊持
材の１本は引っ張られ、他方には遊びが生じるので、捻
れを防止できる。また昇降台が揺れようとすると、一部
の吊持材に大きな力が加わり、また一部の吊持材には遊
びが生じて、揺れも防止できる。巻き取り部材での吊持
材の巻き取り位置は、昇降台の上昇や下降に応じて変化
し、昇降台が上昇すると、同じ点に取り付けた２本の吊
持材の巻取り位置間の距離が減少し、下降するとこの距
離が増加する。これらのためこの発明では、昇降台の揺
れや捻れを防止して、高速で昇降させることができる。
そして揺れや捻れが少ないためガイドポールは不要で、
６本の吊持材があるため、１本が損傷しても昇降台の傾
きが少ない。
【０００９】
【００１０】
【００１１】
【実施例】図１〜図６に実施例とその変形とを示す。図
１において、２は工場や倉庫等の天井等に沿って設けた
レールで、４は天井走行車本体であり、例えば無線誘導
通信によりレール２からの信号で制御される。本体４に
は例えば一対の走行モータ６，６と車輪８，８とを設
け、レール２上を走行できるようにする。本体４には、
図２に示す巻き上げブロック３０を設け、ブロック３０
には３組の巻き上げ部材１０，１１，１２を設ける。巻
き上げ部材１０，１１，１２は正三角形の３辺に沿って
配置し、この正三角形の中心は巻き上げブロック３０の
中心に一致する。前記の正三角形は厳密な意味での正三
角形である必要はなく、略正三角形であれば良い。１４
は天井走行車本体４のカバーである。
１において、２は工場や倉庫等の天井等に沿って設けた
レールで、４は天井走行車本体であり、例えば無線誘導
通信によりレール２からの信号で制御される。本体４に
は例えば一対の走行モータ６，６と車輪８，８とを設
け、レール２上を走行できるようにする。本体４には、
図２に示す巻き上げブロック３０を設け、ブロック３０
には３組の巻き上げ部材１０，１１，１２を設ける。巻
き上げ部材１０，１１，１２は正三角形の３辺に沿って
配置し、この正三角形の中心は巻き上げブロック３０の
中心に一致する。前記の正三角形は厳密な意味での正三
角形である必要はなく、略正三角形であれば良い。１４
は天井走行車本体４のカバーである。
【００１２】１６は昇降台で、１８は図示しないフック
や吸盤等を備えたクランプで、ガイド穴０９は不要であ
る。２０，２１，２２は昇降台１６上の３つの吊持点
で、昇降台１６の重心を中心とする正三角形の３頂点に
配置し、重心を中心として互いに１２０度の角度をもっ
て配置してある。巻き上げ部材１０，１１，１２がなす
正三角形と吊持点２０，２１，２２がなす正三角形とは
中心が鉛直方向に重なり、互いに６０度回転している。
各吊持点２０〜２２には、付近の２点で吊持材２３〜２
８を取り付ける。なお吊持材２３〜２８は、文字通りに
吊持点２０〜２２に取り付けても良い。吊持材２３〜２
８はロープやベルト等で構成し、材質は金属や合成樹脂
とする。吊持点２０に取り付けた吊持材２３は巻き上げ
部材１２に、吊持材２４は巻き上げ部材１０に取り付け
る。同様に吊持点２１に取り付けた吊持材２５は巻き上
げ部材１０に、吊持材２６は巻き上げ部材１１に取り付
ける。また吊持点２２に取り付けた吊持材２７は巻き上
げ部材１１に、吊持材２８は巻き上げ部材１２に取り付
ける。この結果、各吊持材２３〜２８は鉛直ではなく、
互いに角度をもって斜めに配置され、１つの吊持点は２
本の吊持材により２つの巻き上げ部材で支持される。
や吸盤等を備えたクランプで、ガイド穴０９は不要であ
る。２０，２１，２２は昇降台１６上の３つの吊持点
で、昇降台１６の重心を中心とする正三角形の３頂点に
配置し、重心を中心として互いに１２０度の角度をもっ
て配置してある。巻き上げ部材１０，１１，１２がなす
正三角形と吊持点２０，２１，２２がなす正三角形とは
中心が鉛直方向に重なり、互いに６０度回転している。
各吊持点２０〜２２には、付近の２点で吊持材２３〜２
８を取り付ける。なお吊持材２３〜２８は、文字通りに
吊持点２０〜２２に取り付けても良い。吊持材２３〜２
８はロープやベルト等で構成し、材質は金属や合成樹脂
とする。吊持点２０に取り付けた吊持材２３は巻き上げ
部材１２に、吊持材２４は巻き上げ部材１０に取り付け
る。同様に吊持点２１に取り付けた吊持材２５は巻き上
げ部材１０に、吊持材２６は巻き上げ部材１１に取り付
ける。また吊持点２２に取り付けた吊持材２７は巻き上
げ部材１１に、吊持材２８は巻き上げ部材１２に取り付
ける。この結果、各吊持材２３〜２８は鉛直ではなく、
互いに角度をもって斜めに配置され、１つの吊持点は２
本の吊持材により２つの巻き上げ部材で支持される。
【００１３】図２に、実施例の巻き上げブロック３０を
示す。各巻き上げ部材１０〜１２に、各々２つの雄ネジ
状の巻き取り部材３２，３２を設ける。図２は吊持点２
０〜２２側から巻き上げブロック３０の底面を見た状態
を示し、図の実線は昇降台１６が最下端位置にある際の
吊持材を、鎖線は昇降台１６が最も上側の位置にある際
の吊持材を示す。吊持材２３〜２８は巻き取り部材３２
の内端付近から巻き取りを開始し、巻き取り部材３２の
外端付近で巻き取りを終了する。図２のように、吊持材
２３〜２８の巻き取り位置は、昇降台６の上昇に連れて
巻き上げ部材１０〜１２の内側から外側へと変化する。
示す。各巻き上げ部材１０〜１２に、各々２つの雄ネジ
状の巻き取り部材３２，３２を設ける。図２は吊持点２
０〜２２側から巻き上げブロック３０の底面を見た状態
を示し、図の実線は昇降台１６が最下端位置にある際の
吊持材を、鎖線は昇降台１６が最も上側の位置にある際
の吊持材を示す。吊持材２３〜２８は巻き取り部材３２
の内端付近から巻き取りを開始し、巻き取り部材３２の
外端付近で巻き取りを終了する。図２のように、吊持材
２３〜２８の巻き取り位置は、昇降台６の上昇に連れて
巻き上げ部材１０〜１２の内側から外側へと変化する。
【００１４】同様の作用は、図３の巻き上げブロック３
４を用いても達成できる。巻き上げブロック３４では、
吊持点２０〜２２に対する巻き上げ部材１０〜１２の配
置を変えて、吊持点２０〜２２がなす正三角形と巻き上
げ部材１０〜１２がなす正三角形とが一致するようにし
た。また吊持材２３〜２８を、巻き取り部材３２の外側
から内側へ向けて巻き取るようにした。図２，図３の何
れでも、同じ吊持点に取り付けた２本の吊持材（２３，
２４），（２５，２６），（２７，２８）の巻取り位置
は昇降台１６の下降で離れ、上昇で接近する。
４を用いても達成できる。巻き上げブロック３４では、
吊持点２０〜２２に対する巻き上げ部材１０〜１２の配
置を変えて、吊持点２０〜２２がなす正三角形と巻き上
げ部材１０〜１２がなす正三角形とが一致するようにし
た。また吊持材２３〜２８を、巻き取り部材３２の外側
から内側へ向けて巻き取るようにした。図２，図３の何
れでも、同じ吊持点に取り付けた２本の吊持材（２３，
２４），（２５，２６），（２７，２８）の巻取り位置
は昇降台１６の下降で離れ、上昇で接近する。
【００１５】図４に、昇降台１６の運動を示す。昇降台
１６が下端まで下降すると、クランプ１８でワーク０７
を荷掴みする。昇降台１６は６本の吊持材２３〜２８で
吊持されているので、仮に１本の吊持材が切断された場
合でも昇降台１６の傾きは小さく、ワーク０７が落下す
ることが無い。昇降台１６は６本の吊持材２３〜２８で
吊持し、しかも各吊持材２３〜２８は互いに角度をもっ
て斜めに配置する。このため昇降台１６の揺れや傾きが
少ない。例えば昇降台１６が揺れあるいは捻れようとす
ると、一部の吊持材には大きな力が加わり、他の吊持材
には遊びが生じ、このため揺れや捻れを確実に防止でき
る。そしてこれに伴って昇降台１６を高速で昇降させる
ことができる。また揺れや捻れが少ないので昇降台１６
の位置精度が高く、ガイドポール０８やガイド穴０９は
不要になる。
１６が下端まで下降すると、クランプ１８でワーク０７
を荷掴みする。昇降台１６は６本の吊持材２３〜２８で
吊持されているので、仮に１本の吊持材が切断された場
合でも昇降台１６の傾きは小さく、ワーク０７が落下す
ることが無い。昇降台１６は６本の吊持材２３〜２８で
吊持し、しかも各吊持材２３〜２８は互いに角度をもっ
て斜めに配置する。このため昇降台１６の揺れや傾きが
少ない。例えば昇降台１６が揺れあるいは捻れようとす
ると、一部の吊持材には大きな力が加わり、他の吊持材
には遊びが生じ、このため揺れや捻れを確実に防止でき
る。そしてこれに伴って昇降台１６を高速で昇降させる
ことができる。また揺れや捻れが少ないので昇降台１６
の位置精度が高く、ガイドポール０８やガイド穴０９は
不要になる。
【００１６】１つの吊持点に取り付けた２つの吊持材の
間の角度が大きいほど、昇降台１６が安定する。一方こ
の角度が増すに連れて、巻き上げ部材１０〜１２に必要
なトルクが増加する。そこで吊持材２３〜２８の巻き取
り位置を昇降台１６の昇降に伴って変化させ、前記の角
度の変化を抑制した。即ち昇降台１６が下側にある場
合、吊持材２３〜２８を雄ネジ状の巻き取り部材３２の
内側で巻き取り、巻き取った吊持材２３〜２８を巻き取
り部材３２のネジの溝に収容し、巻き取り位置を昇降台
１６の上昇に連れて外側に変化させる。このため吊持材
２３〜２８の巻き取り位置は、昇降台１６の上昇に連れ
て図４の実線から鎖線へと変化し、同じ吊持点に取り付
けた２本の吊持材間の角度の変化を抑制する。
間の角度が大きいほど、昇降台１６が安定する。一方こ
の角度が増すに連れて、巻き上げ部材１０〜１２に必要
なトルクが増加する。そこで吊持材２３〜２８の巻き取
り位置を昇降台１６の昇降に伴って変化させ、前記の角
度の変化を抑制した。即ち昇降台１６が下側にある場
合、吊持材２３〜２８を雄ネジ状の巻き取り部材３２の
内側で巻き取り、巻き取った吊持材２３〜２８を巻き取
り部材３２のネジの溝に収容し、巻き取り位置を昇降台
１６の上昇に連れて外側に変化させる。このため吊持材
２３〜２８の巻き取り位置は、昇降台１６の上昇に連れ
て図４の実線から鎖線へと変化し、同じ吊持点に取り付
けた２本の吊持材間の角度の変化を抑制する。
【００１７】
【発明の効果】この発明では、３点の吊持点を各２本の
吊持材で吊持し、しかも各吊持材間に角度をもたせるの
で、昇降台を確実に支持できる。このため昇降台の揺れ
や捻れを小さくできる。そしてこれに伴って昇降台は正
確に下降するので、位置決め用のガイドポールが不要に
なる。また昇降台の揺れや捻れが少ないので、高速で昇
降台を昇降できる。さらに吊持材が１本切れた場合で
も、同じ吊持点に他の吊持材が有るので、昇降台の傾き
が小さい。３点の吊持点を略正三角形の頂点上に配置す
るので昇降台を安定に吊持でき、かつ各巻き上げ部材で
各２本の吊持材を巻き取るので、６本の吊持材を３組の
巻き上げ部材で巻き取れる。さらに昇降台の昇降に伴っ
て吊持材の巻き取り位置が変化するので、上昇時には巻
き取りに必要なトルクの増加を抑え、下降時にも吊持材
間の角度を大きくして昇降台の揺れや捻れをより確実に
防止できる。
吊持材で吊持し、しかも各吊持材間に角度をもたせるの
で、昇降台を確実に支持できる。このため昇降台の揺れ
や捻れを小さくできる。そしてこれに伴って昇降台は正
確に下降するので、位置決め用のガイドポールが不要に
なる。また昇降台の揺れや捻れが少ないので、高速で昇
降台を昇降できる。さらに吊持材が１本切れた場合で
も、同じ吊持点に他の吊持材が有るので、昇降台の傾き
が小さい。３点の吊持点を略正三角形の頂点上に配置す
るので昇降台を安定に吊持でき、かつ各巻き上げ部材で
各２本の吊持材を巻き取るので、６本の吊持材を３組の
巻き上げ部材で巻き取れる。さらに昇降台の昇降に伴っ
て吊持材の巻き取り位置が変化するので、上昇時には巻
き取りに必要なトルクの増加を抑え、下降時にも吊持材
間の角度を大きくして昇降台の揺れや捻れをより確実に
防止できる。
【図１】 実施例の天井走行車の斜視図
【図２】 実施例の天井走行車本体の要部背面図
【図３】 変形例の天井走行車本体の要部背面図
【図４】 実施例の天井走行車の動作を示す要部正面図
【図５】 従来例の天井走行車の斜視図
０７ ワーク １４
カバー ２ レール １６
昇降台 ４ 天井走行車本体 １８
クランプ ６ 走行モータ ２０〜２２
吊持点 ８ 車輪 ２３〜２８
吊持材 １０〜１２ 巻き上げ部材 ３０，３４
巻き上げブロック ３２ 巻き取り部材
カバー ２ レール １６
昇降台 ４ 天井走行車本体 １８
クランプ ６ 走行モータ ２０〜２２
吊持点 ８ 車輪 ２３〜２８
吊持材 １０〜１２ 巻き上げ部材 ３０，３４
巻き上げブロック ３２ 巻き取り部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B66C 13/00 - 13/56 B66C 15/00 - 15/06
Claims (1)
- 【請求項１】 建物の天井付近に敷設したレールに沿っ
て移動する本体と、該本体から昇降自在に吊持した昇降
台とを設けた天井走行車において、 前記昇降台上の略正三角形の３頂点をなす３点付近に各
２本の吊持材を取り付けると共に、前記本体には雄ネジ
状の巻き取り部材を備えた巻き上げ部材を３組設けて、
各２本の吊持材を互いに角度を持たせて各巻き上げ部材
に取り付け、各２本の吊持材を各巻き上げ部材でネジ溝
に収容しながら巻き取り、その巻き取り位置が昇降台の
下降により前記頂点の上部から離れ、上昇により頂点の
上部に近づくように構成したことを特徴とする、天井走
行車。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7127190A JP2770221B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 天井走行車 |
| TW085100645A TW357134B (en) | 1995-04-27 | 1996-01-19 | Overhead cart |
| KR1019960003041A KR100260386B1 (ko) | 1995-04-27 | 1996-02-08 | 천정주행차 |
| US08/904,750 US5765703A (en) | 1995-04-27 | 1997-08-01 | Overhead travelling carriage |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7127190A JP2770221B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 天井走行車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08295484A JPH08295484A (ja) | 1996-11-12 |
| JP2770221B2 true JP2770221B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=14953921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7127190A Expired - Fee Related JP2770221B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 天井走行車 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5765703A (ja) |
| JP (1) | JP2770221B2 (ja) |
| KR (1) | KR100260386B1 (ja) |
| TW (1) | TW357134B (ja) |
Families Citing this family (29)
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