JPH04266397A - ジブ付きクレーン - Google Patents

ジブ付きクレーン

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Publication number
JPH04266397A
JPH04266397A JP2825091A JP2825091A JPH04266397A JP H04266397 A JPH04266397 A JP H04266397A JP 2825091 A JP2825091 A JP 2825091A JP 2825091 A JP2825091 A JP 2825091A JP H04266397 A JPH04266397 A JP H04266397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jib
rope
hoisting
crane
tug
Prior art date
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Pending
Application number
JP2825091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Gomi
五味 清
Toshiaki Sagawa
年旦 佐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2825091A priority Critical patent/JPH04266397A/ja
Publication of JPH04266397A publication Critical patent/JPH04266397A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジブクレーンやダブルリ
ンククレーン等のジブ付きクレーンにおける吊具の振れ
止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ジブ付きクレーンにおける吊具の振れ止
め装置としては、タグロープ方式が知られている。これ
は、吊具とジブとの間にタグロープを配置し、このタグ
ロープと巻上げロープとが吊具を頂点として三角形状に
なるようにしたものである。このようなものは、特公昭
46−141号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】振れ止めの効果を大き
くするためには、タグロープと巻上げロープとが成す三
角形の角度を大きくすることが望ましい。こようにする
と、図1に示すようにタグロープ側に船のハッチ等の障
害物があると、タグロープが障害物に接触するので、吊
具を下降させることができなくなる。
【0004】また、吊荷は主として巻上げロープで吊下
げ、タグロープは主として振れ止めに用いるように設計
すると、吊荷はジブの先端から鉛直下に吊下がる。しか
し、吊具がフックのように軽量の場合で吊具が無い場合
は、タグロープによる引張り力が大きいので、吊具はジ
ブの回動点側に引張られる。このため、ジブの起伏中心
から吊具までの距離が小さくなり、荷役に不都合を生ず
る。
【0005】本発明の第1の目的は、障害物があっても
吊具を下降できるようにすることにある。
【0006】本発明の第2の目的は、吊荷が無い場合で
もジブの起伏中心から吊具までの距離が小さくなること
を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の目的に対し
ては、前記タグロープを所定のトルクで巻取る巻上げ装
置と、前記ジブの先端近傍において該ジブの長手方向に
沿って移動可能であって、前記タグロープを支持する台
車と、前記台車を移動させる駆動装置とから構成したこ
とを特徴とする。
【0008】第2の発明の目的に対しては、前記タグロ
ープを所定のトルクで巻取る巻上げ装置と、前記荷重計
の検出値が小の場合に前記巻上げ装置のトルクを小にす
る制御手段とから構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の目的に対する構成において、タグロープ
が障害物に接触する恐れがある場合には、駆動装置を介
して台車を移動させ、タグロープと巻上げロープとの間
隔を小さくする。これにより吊具を下降させることがで
きる。
【0010】第2の目的に対する構成において、吊荷の
荷重の大小を荷重計にて検出し、小荷重の場合は大荷重
に比してタグロープの巻取りトルクを小に設定する。こ
のため、タグロープによる吊具の引張り力を小さくでき
、吊具をジブの先端から鉛直方向に吊下げることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6により
説明する。
【0012】ジブクレーンは、走行体11と、水平旋回
自在マスト13と、マスト13の下部を中心として上下
方向に回動するジブ15と、ジブ15を起伏させるため
の巻上げ装置17と、吊具25を昇動させる巻上装置2
0とからなる。巻上げ装置17から繰出したロープ17
aはマスト13の頂部を経由してジブ15の先端部に連
結されている。巻上げ装置20から繰出したロープ20
aは、マスト13の頂部,ジブ15の先端のシーブ21
,吊具25のシーブ26を順次経由してジブ15の先端
に設置した荷重計28に連結している。
【0013】31は振れ止め用の巻上げ装置であり、マ
スト13の下部の設置している。巻上げ装置31から繰
出したタグロープ32はジブ15に沿って張られ、ジブ
15の先端近傍のシーブ33を経由して吊具25に連結
してある。巻上装置31のモータは所定トルクでタグロ
ープ32を引張るトルクモータである。
【0014】41はシーブ33を移動させるための巻上
げ装置である。シーブ33はレール45に沿って移動可
能な台車46に設置している。レール45はジブ15の
下面に設置している。レール45よりもジブ15の先端
側にはシーブ43を設置している。巻上げ装置41から
繰出したロープ42はジブ15に沿って張られ、シーブ
43で反転させて台車46に連結している。巻上げ装置
41はブレーキ付きであり、台車46を所望の位置で停
止させることができる。
【0015】巻き上げ装置31,41、特に41はでき
るだけジブ15の回動点の近傍に設置している。これに
よりジブ15の回動による巻き上げ装置31の動作や台
車46の移動を抑制できる。
【0016】台車46の構成を図3,図4により説明す
る。ジブ15の下面には逆T字状の2本のレール45が
ジブ15の長手方向に沿って設置してある。台車46は
8つのローラ47を介してレール45,45に載ってい
る。台車46には2つのシーブ33,33が設置されて
おり、それぞれタグロープ32を支えている。それぞれ
のシーブ33を支えるフレーム48,48はシーブ33
,33の上下の位置において部材51,52で連結され
ている。その上下の部材51と52はフレーム33,3
3の中間において部材53で連結されている。そしてこ
の部材53にロープ42を連結している。ロープ42と
の連結点はジブ15の先端側である。
【0017】図5において、タグロープ32は2本ある
。 タグロープ32,32を支える2つのシーブ33の間隔
Sは荷何に障害にならない程度にできるだけ大きい。吊
具25への2つのタグロープ32の固定点は中央部であ
る。このため、ジブ15の先端側から見た2本のタグロ
ープ32の配置は、三角形である。
【0018】図6は振れ止め装置の制御の構成を示すも
のである。荷重計28の検出値が小荷重の場合は、制御
装置60はタグロープ32用の巻上げ装置31のトルク
モータのトルクを小さくするように制御する。台車操作
器62を操作すると、巻上げ装置41が駆動され、台車
46が所望の位置で停止する。
【0019】かかる構成の動作を説明する。
【0020】タグロープ32はトルクモータに連結して
いるので、タグロープは吊具25の昇降に追従する。
【0021】吊具25が重量物の荷Wを吊下げている場
合には、荷重計28によってそれを検出できるので、巻
上げ装置31のトルクモータのトルクは「大」に設定さ
れる。 ジブ15の起伏に伴って吊具25が揺動する。主として
、吊具25がマスト13側からジブ15の先端側に向け
て振れる際に、トルクモータによって振れを制御する。
【0022】一般に、振れの制御のためにシーブ33と
シーブ20との間隔をできるだけ大きくしている。しか
し、吊具25の下降に伴ってタグロープ32が障害物K
に接触する恐れがある場合は、運転者はシーブ33がジ
ブ15の先端側(上方側という)に位置するように操作
器51を操作する。これによって障害物Kへのタグロー
プ32の接触を防止しつつ吊具を下降させることができ
る。また、吊具25をジブ15の先端のシーブ21の鉛
直下に下降させることができる。操作器51の操作の停
止によって台車46の移動は停止するので、タグロープ
32の接触防止と振れ止めの両立を図ることができる。
【0023】操作器61を操作して巻上げ装置31から
タグロープ32を繰出すと、台車46は自重及びタグロ
ープ32の張力によって下降する。必要により台車46
にカウンタウエイトを設置しておく。
【0024】吊具25が軽量の場合(例えば図示のよう
にフックの場合)で荷を吊っていない場合は、タグロー
プ32によって吊具25はシーブ33側に引張られる。 このため、マスト13から吊具25までの距離が小さく
なり、不都合を生ずる。しかし、上記の実施例では荷重
計28が小荷重であることを検出すると、制御装置60
は巻上げ装置31のトルクモータのトルクを小さくする
。このトルク値は吊具25の重量に見合った大きさであ
る。このため、前記距離が小さくなることが抑制される
と共に、吊具25の振れが抑制される。
【0025】また、シーブ33,33によってタグロー
プ32,32を三角形状に配置しているので、マスト1
3の旋回のよる吊具25の振れに対してもさらに振れを
抑制することができる。
【0026】本発明はダブルリンク式クレーンにも適用
できる。この場合、レール45及び台車46はトップブ
ームに設置する。トップブームの傾斜方向はジブ15の
傾斜方向と逆方向であるので、マスト13に設置した巻
上げ装置41は障害物Kへの接触を防止する際にはロー
プ42を繰出すように動作させる。マスト13に設置し
た巻上げ装置31,41のロープ32,42はメインブ
ームとトップブームとの連結点の近傍を経由するように
設ける。
【0027】
【発明の効果】本発明はジブへのタグロープの支持点を
変更できるので、障害物へタグロープの接触を防止でき
、吊具を下降させることができるものである。
【0028】また、本発明は荷の荷重によってタグロー
プの引張り力を変更しているので、小荷重の場合でも吊
具をジブの先端から鉛直下に吊下げることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のジブ付クレーンの全体の側
面図である。
【図2】図1のジブの先端部の拡大図である。
【図3】タグロープを支える台車の側面図である。
【図4】図3の右側面図である。
【図5】ジブの先端のシーブの配置図である。
【図6】本発明の一実施例の制御装置の構成図である。
【符号の説明】
13:マスト  15:シーブ  20a:巻上げロー
プ  20:吊具  28:荷重計 31:タグロープ用巻上げ装置  32:タグロープ 
 33,43:シーブ 41:台車用巻上げ装置  46:台車  60:制御
装置  61:台車操作器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】起伏自在なジブと、該ジブの先端から巻上
    げロープを介して吊下げた吊具と、前記ジブの先端近傍
    から前記吊具に連結したタグロープとからなるジブ付き
    クレーンにおいて、前記タグロープを所定のトルクで巻
    取る巻上げ装置と、前記ジブの先端近傍において該ジブ
    の長手方向に沿って移動可能であって前記タグロープを
    支持する台車と、前記台車を移動させる駆動装置とから
    なるジブ付クレーン。
  2. 【請求項2】請求項2記載のジブ付きクレーンにおいて
    、前記駆動装置は前記ジブを支持するマストに設置され
    た巻上げ装置であり、該巻上げ装置のロープを介して前
    記台車を重力による台車の移動方向の反対方向に引張っ
    ていることを特徴とするジブ付きクレーン。
  3. 【請求項3】起伏自在なジブと、該ジブの先端から巻上
    げロープを介して吊下げた吊具と、前記ジブの先端近傍
    から前記吊具に連結したタグロープと、吊荷の重量を検
    出する荷重計とからなるジブ付きクレーンにおいて、前
    記タグロープを所定のトルクで巻取る巻上げ装置と、前
    記荷重計の検出値が小の場合に前記巻上げ装置のトルク
    を小にする制御手段とからなるジブ付きクレーン。
JP2825091A 1991-02-22 1991-02-22 ジブ付きクレーン Pending JPH04266397A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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