JP2647500B2 - コンテナクレーンにおけるシャットルトロリのコンテナガイド装置 - Google Patents
コンテナクレーンにおけるシャットルトロリのコンテナガイド装置Info
- Publication number
- JP2647500B2 JP2647500B2 JP1143452A JP14345289A JP2647500B2 JP 2647500 B2 JP2647500 B2 JP 2647500B2 JP 1143452 A JP1143452 A JP 1143452A JP 14345289 A JP14345289 A JP 14345289A JP 2647500 B2 JP2647500 B2 JP 2647500B2
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- Japan
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- slide guide
- guide
- winding
- drum
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンテナクレーンのメインホイストとセカ
ンドホイスト間のコンテナ移載に使用するシャットルト
ロリーのコンテナガイド装置に関するものである。
ンドホイスト間のコンテナ移載に使用するシャットルト
ロリーのコンテナガイド装置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、コンテナクレーンには、例えばコンテナ船から
コンテナをメインホイストにより陸揚げしてクレーン橋
上に設けられたシャットルトロリーのコンテナ受台車上
に一旦下ろした後、クレーン棚上に設けられたセカンド
ホイストの下部までシャットルトロリーやコンベヤによ
り搬送し、このコンテナをセカンドホイストによりコン
テナ運搬車の荷台に下ろすようにしたコンテナクレーン
が知られている（特公昭57−30788号公報参照）。
コンテナをメインホイストにより陸揚げしてクレーン橋
上に設けられたシャットルトロリーのコンテナ受台車上
に一旦下ろした後、クレーン棚上に設けられたセカンド
ホイストの下部までシャットルトロリーやコンベヤによ
り搬送し、このコンテナをセカンドホイストによりコン
テナ運搬車の荷台に下ろすようにしたコンテナクレーン
が知られている（特公昭57−30788号公報参照）。
しかしながら、このコンテナクレーンでは、シャット
ルトロリーの荷受台車上に着床させられるコンテナを案
内するために、クレーン脚の対向する一対の桁上に固定
式ガイドを立設しており（該ガイドをシャットルトロリ
ー上に定置しても同効である）、多種サイズ（20in、35
in、40in、45in、48in、53in）のコンテナ１個吊りを行
う場合には、吊りコンテナサイズに応答したガイドを夫
々高さを変えて設けなければならず、セカンドホイスト
及びメインホイストを巻上げ量も大きくなる。しかも、
吊りコンテナサイズに対応してセカンドホイスト及びメ
インホイストの巻上げ量も変える必要がある。また、コ
ンテナ並列２個吊りにも対応できるようにする場合に
は、ガイド装置内の中央部に、両コンテナの対向側端を
乗座させる支持台をコンテナ１個吊りに支障を生じない
ように昇降可能に装備しなければならず、コンテナクレ
ーンが大型かつ高価なものとならざるを得ないという不
都合を免れなかった。
ルトロリーの荷受台車上に着床させられるコンテナを案
内するために、クレーン脚の対向する一対の桁上に固定
式ガイドを立設しており（該ガイドをシャットルトロリ
ー上に定置しても同効である）、多種サイズ（20in、35
in、40in、45in、48in、53in）のコンテナ１個吊りを行
う場合には、吊りコンテナサイズに応答したガイドを夫
々高さを変えて設けなければならず、セカンドホイスト
及びメインホイストを巻上げ量も大きくなる。しかも、
吊りコンテナサイズに対応してセカンドホイスト及びメ
インホイストの巻上げ量も変える必要がある。また、コ
ンテナ並列２個吊りにも対応できるようにする場合に
は、ガイド装置内の中央部に、両コンテナの対向側端を
乗座させる支持台をコンテナ１個吊りに支障を生じない
ように昇降可能に装備しなければならず、コンテナクレ
ーンが大型かつ高価なものとならざるを得ないという不
都合を免れなかった。
そこで、かかる不都合を解消する方策として、吊りコ
ンテナサイズに対応させて昇降可能な複数のガイドを設
け、１つのガイドを他のガイドより高く上昇させて使用
することも考えられるが、ガイド昇降装置をガイド毎に
設ける必要があるから、ガイド装置が構造的に複雑とな
るという不都合がある。
ンテナサイズに対応させて昇降可能な複数のガイドを設
け、１つのガイドを他のガイドより高く上昇させて使用
することも考えられるが、ガイド昇降装置をガイド毎に
設ける必要があるから、ガイド装置が構造的に複雑とな
るという不都合がある。
本発明は前記課題を解決するためになしたもので、同
一の装置でガイド位置の変更により多種サイズのコンテ
ナを取り扱う場合に容易かつ迅速に対応できるようにす
ることを目的とする。
一の装置でガイド位置の変更により多種サイズのコンテ
ナを取り扱う場合に容易かつ迅速に対応できるようにす
ることを目的とする。
本発明に係るコンテナクレーンにおけるシャットルト
ロリのコンテナガイド装置は、図示する如く、シャット
ルトロリー１のコンテナ受台車３に、コンテナ隅部を案
内するガイド７を備えた一対のスライドガイド台車5A、
5Bを、前記トロリーの横行方向と直角方向に移動可能に
設置し、更に、前記コンテナ受台車３には、前記スライ
ドガイド台車5A、5Bを互いに接近又は離間させるガイド
台車移動装置８と、吊りコンテナサイズに対応した位置
に前記スライドガイド台車5A、5Bを位置決めするための
検出機構22、23とを設け、前記ガイド台車移動装置８
は、前記コンテナ受台車３の長手方向中間部に設けられ
た一つの巻取ドラム12と、該巻取ドラム12を回転させる
ドラム駆動装置13と、前記巻取ドラム12に中間部が巻き
付けられ、前記スライドガイド台車の長手方向両端部位
置で前記コンテナ受台車の長手方向に沿って配設され、
再び巻取ドラム12に他の中間部が前記巻き付け方向と逆
に巻き付けられ、前記コンテナ受台車３の長手方向の左
右に一対で配設された巻取ロープ14A、14Bと、前記スラ
イドガイド台車5A、5Bの長手方向両端部とコンテナ受台
車の長手方向に同方向に移動する巻取ロープとを連結す
るクランプ16とから構成され、前記一対の巻取ロープ14
A、14Bは、前記巻取ドラム12が回転すると、前記一対の
スライドガイド台車5A、5Bが互いに接近又は離間するよ
うに、それぞれ前記巻取ドラム12に巻き付けられている
ことを特徴としており、かかる構成によって前記目的を
達成するものである。
ロリのコンテナガイド装置は、図示する如く、シャット
ルトロリー１のコンテナ受台車３に、コンテナ隅部を案
内するガイド７を備えた一対のスライドガイド台車5A、
5Bを、前記トロリーの横行方向と直角方向に移動可能に
設置し、更に、前記コンテナ受台車３には、前記スライ
ドガイド台車5A、5Bを互いに接近又は離間させるガイド
台車移動装置８と、吊りコンテナサイズに対応した位置
に前記スライドガイド台車5A、5Bを位置決めするための
検出機構22、23とを設け、前記ガイド台車移動装置８
は、前記コンテナ受台車３の長手方向中間部に設けられ
た一つの巻取ドラム12と、該巻取ドラム12を回転させる
ドラム駆動装置13と、前記巻取ドラム12に中間部が巻き
付けられ、前記スライドガイド台車の長手方向両端部位
置で前記コンテナ受台車の長手方向に沿って配設され、
再び巻取ドラム12に他の中間部が前記巻き付け方向と逆
に巻き付けられ、前記コンテナ受台車３の長手方向の左
右に一対で配設された巻取ロープ14A、14Bと、前記スラ
イドガイド台車5A、5Bの長手方向両端部とコンテナ受台
車の長手方向に同方向に移動する巻取ロープとを連結す
るクランプ16とから構成され、前記一対の巻取ロープ14
A、14Bは、前記巻取ドラム12が回転すると、前記一対の
スライドガイド台車5A、5Bが互いに接近又は離間するよ
うに、それぞれ前記巻取ドラム12に巻き付けられている
ことを特徴としており、かかる構成によって前記目的を
達成するものである。
ガイド台車移動装置８によりスライドガイド台車5A、
5Bを互いに接近又は離間させ、検出機構22、23により吊
りコンテナサイズに対応した間隔を置いて位置決めする
ことができるから、シャトルトロリーへのコンテナ着床
の際、スライドガイド台車5A、5Bに夫々設けたガイド７
によりコンテナＷのコーナー部を案内させながらコンテ
ナをコンテナ受台車３上に確実に位置決めして移載する
ことが可能となる。
5Bを互いに接近又は離間させ、検出機構22、23により吊
りコンテナサイズに対応した間隔を置いて位置決めする
ことができるから、シャトルトロリーへのコンテナ着床
の際、スライドガイド台車5A、5Bに夫々設けたガイド７
によりコンテナＷのコーナー部を案内させながらコンテ
ナをコンテナ受台車３上に確実に位置決めして移載する
ことが可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面に沿って説明する。
図中１はシャットルトロリーで、クレーン脚の対向す
る一対の桁２に支持されており、桁行方向に横行可能な
コンテナ受台車３を備えている。コンテナ受台車３の上
部には、その長手方向（トロリー横行方向と直角方向）
に沿ってレール４が敷設されている。
る一対の桁２に支持されており、桁行方向に横行可能な
コンテナ受台車３を備えている。コンテナ受台車３の上
部には、その長手方向（トロリー横行方向と直角方向）
に沿ってレール４が敷設されている。
5A、5Bはスライドガイド台車で、これらスライドガイ
ド台車5A、5Bの下部に固定されたレールガイド６がレー
ル４と移動可能に係合している。
ド台車5A、5Bの下部に固定されたレールガイド６がレー
ル４と移動可能に係合している。
スライドガイド台車5A、5Bには、コンテナＷの隅部を
案内するガイド７が立設されている。このガイド７は、
コンテナＷのコーナー部を夫々案内可能に平面視Ｌ形状
に形成され、かつ、内側に下り傾斜するガイド面7aを有
している。
案内するガイド７が立設されている。このガイド７は、
コンテナＷのコーナー部を夫々案内可能に平面視Ｌ形状
に形成され、かつ、内側に下り傾斜するガイド面7aを有
している。
８は前記スライドガイド台車5A、5Bを互いに接近又は
離間させるガイド台車移動装置で、２組の移動機構8A、
8Bからなり、コンテナ受台車３の端部の両側に回転可能
に端部シーブ9A、9Bを配置し、かつ、コンテナ受台車３
の中央部の両側に回転可能に中間部シーブ10A、11A;10
B、11Bを配置している。また、コンテナ受台車３の中央
部には、巻取ドラム12及びそのドラム駆動装置13を内蔵
している。更に、巻取ドラム12の両側部分12A、12Bに
は、エンドレスの巻取ロープ14A、14Bの２つの中間部を
互いに巻付け方向を逆にして巻き付けると共に、巻取ロ
ープ14Aと14Bとではスライドガイド台車5A、5Bが相互に
進退・離間移動可能となるように巻き付け、かつ、中間
部シーブ10A、11A;10B、11Bと端部シーブ9A、9Bに掛け
回して前記巻取ロープ14A、14Bの中間部をコンテナ受台
車３の両側に夫々長手方向に沿い配置している。そし
て、スライドガイド台車5Aの両端部を、コンテナ受台車
３の長手方向に同方向に移動する巻取ロープ14Aの水平
移動部15Aにロープクランプ16により連結し、また、ス
ライドガイド台車5Bの両端部を、コンテナ受台車３の長
手方向に同方向に移動する巻取ロープ14Bの水平移動部1
5Bにロープクランプ16により連結している。また、コン
テナ受台車３の端部にピン17を介し枢着したテンション
レバー18の先端部にシーブ9A、9Bを取り付け、該シーブ
9A、9Bをテンションレバー18を介して引張機構19により
引張ることによって巻取ロープ14A、14Bにテンションを
付勢している。
離間させるガイド台車移動装置で、２組の移動機構8A、
8Bからなり、コンテナ受台車３の端部の両側に回転可能
に端部シーブ9A、9Bを配置し、かつ、コンテナ受台車３
の中央部の両側に回転可能に中間部シーブ10A、11A;10
B、11Bを配置している。また、コンテナ受台車３の中央
部には、巻取ドラム12及びそのドラム駆動装置13を内蔵
している。更に、巻取ドラム12の両側部分12A、12Bに
は、エンドレスの巻取ロープ14A、14Bの２つの中間部を
互いに巻付け方向を逆にして巻き付けると共に、巻取ロ
ープ14Aと14Bとではスライドガイド台車5A、5Bが相互に
進退・離間移動可能となるように巻き付け、かつ、中間
部シーブ10A、11A;10B、11Bと端部シーブ9A、9Bに掛け
回して前記巻取ロープ14A、14Bの中間部をコンテナ受台
車３の両側に夫々長手方向に沿い配置している。そし
て、スライドガイド台車5Aの両端部を、コンテナ受台車
３の長手方向に同方向に移動する巻取ロープ14Aの水平
移動部15Aにロープクランプ16により連結し、また、ス
ライドガイド台車5Bの両端部を、コンテナ受台車３の長
手方向に同方向に移動する巻取ロープ14Bの水平移動部1
5Bにロープクランプ16により連結している。また、コン
テナ受台車３の端部にピン17を介し枢着したテンション
レバー18の先端部にシーブ9A、9Bを取り付け、該シーブ
9A、9Bをテンションレバー18を介して引張機構19により
引張ることによって巻取ロープ14A、14Bにテンションを
付勢している。
前記ガイド台車移動装置８のドラム駆動装置13は、巻
取ドラム12のドラム軸に低速側軸を接続したウォーム減
速機20と、該ウォーム減速機20の高速側軸に出力軸を接
続したブレーキ装置付きモータ21とから構成されてい
る。前記ウォーム減速機20には２段ものが使用されてお
り、低速側軸から伝達される回転力に対してセルフロッ
クする構造となっている。
取ドラム12のドラム軸に低速側軸を接続したウォーム減
速機20と、該ウォーム減速機20の高速側軸に出力軸を接
続したブレーキ装置付きモータ21とから構成されてい
る。前記ウォーム減速機20には２段ものが使用されてお
り、低速側軸から伝達される回転力に対してセルフロッ
クする構造となっている。
22はコンテナ受台車３に定置させて設けた複数個の検
出器（実施例ではリミットスイッチ）、23はスライドガ
イド台車5A、5Bに夫々設けたストライカで、該ストライ
カ23にて使用する吊りコンテナサイズに対応したスライ
ドガイド台車5A、5Bの位置を設定可能となっている。
出器（実施例ではリミットスイッチ）、23はスライドガ
イド台車5A、5Bに夫々設けたストライカで、該ストライ
カ23にて使用する吊りコンテナサイズに対応したスライ
ドガイド台車5A、5Bの位置を設定可能となっている。
24は20inコンテナ並列２個吊り時に両コンテナの対向
側端を乗座させる固定受台で、コンテナ受台車３の略中
央の上部に突設されている。
側端を乗座させる固定受台で、コンテナ受台車３の略中
央の上部に突設されている。
以上の構成において、モータ21によりウォーム減速機
20を介して巻取ドラム12を回転させると、巻取ロープ14
Aの水平移動部15Aと巻取ロープ14Bの水平移動部15Bはい
ずれも長手方向に沿って反対方向に同一量だけ移動する
から、これらに連結したスライドガイド台車5A、5Bはレ
ール４に摺動しながらコンテナ受台車３の中央部を挟ん
で近接又は離間する。しかも、スライドガイド台車5A、
5Bに設けたストライカ23が吊りコンテナサイズに対応し
たスライドガイド台車5A、5Bの位置を設定可能となって
いる。従って、吊りコンテナサイズに対応する検出器22
を使用すれば、スライドガイド台車5A、5Bは吊りコンテ
ナサイズに対応した間隔を置いて配置される。
20を介して巻取ドラム12を回転させると、巻取ロープ14
Aの水平移動部15Aと巻取ロープ14Bの水平移動部15Bはい
ずれも長手方向に沿って反対方向に同一量だけ移動する
から、これらに連結したスライドガイド台車5A、5Bはレ
ール４に摺動しながらコンテナ受台車３の中央部を挟ん
で近接又は離間する。しかも、スライドガイド台車5A、
5Bに設けたストライカ23が吊りコンテナサイズに対応し
たスライドガイド台車5A、5Bの位置を設定可能となって
いる。従って、吊りコンテナサイズに対応する検出器22
を使用すれば、スライドガイド台車5A、5Bは吊りコンテ
ナサイズに対応した間隔を置いて配置される。
コンテナ受台車３上にコンテナＷが着床する際、コン
テナＷがスライドガイド台車5A、5Bのガイド７に異なる
強さで当たるか、或いは一方のスライドガイド台車5A
（5B）のガイド７に当たることがあっても、巻取ドラム
12が直結された２段ウォーム減速機20のセルフロック作
用により巻取ドラム12A、12Bが回転することはないか
ら、モータ21に設けたブレーキ装置のブレーキトルクが
不足していても、スライドガイド台車5A、5Bはその設置
位置に保持される。従って、スライドガイド台車5A、5B
のガイド７により確実に案内しながらコンテナ受台車３
上にコンテナＷを着床させることができる。
テナＷがスライドガイド台車5A、5Bのガイド７に異なる
強さで当たるか、或いは一方のスライドガイド台車5A
（5B）のガイド７に当たることがあっても、巻取ドラム
12が直結された２段ウォーム減速機20のセルフロック作
用により巻取ドラム12A、12Bが回転することはないか
ら、モータ21に設けたブレーキ装置のブレーキトルクが
不足していても、スライドガイド台車5A、5Bはその設置
位置に保持される。従って、スライドガイド台車5A、5B
のガイド７により確実に案内しながらコンテナ受台車３
上にコンテナＷを着床させることができる。
以上の通り、本発明は、スライドガイド台車をガイド
台車移動装置により互いに接近又は離間させ、検出機構
により吊りコンテナサイズに対応した位置に配置するこ
とができるから、スライドガイド台車に夫々設けたガイ
ドによりコンテナのコーナー部を案内させながらコンテ
ナをコンテナ受台車上に確実に位置決めして移載するこ
とが可能となる。従って、同一の装置でガイド位置の変
更により多種の吊りコンテナサイズに容易かつ迅速に対
応できるから、メインホイストとセカンドホイスト間の
荷役作業を向上させることが可能となる。また、従来の
昇降式ガイド装置に比べて構造的に簡単となり、しか
も、従来の雛壇式固定ガイド装置に比べて吊りコンテナ
サイズに対応してセカンドホイスト及びメインホイスト
の巻上げ量を変える必要がないから、コンテナクレーン
の小型化と設備費の低減が図れる。また、スライドガイ
ド台車の駆動装置は、１つの巻取ドラムに一対の巻取ロ
ープを巻き付けた比較的簡単な構成で一対のスライドガ
イド台車を相互に進退・離間移動させることができると
共に、スライドガイド台車の両端部に巻取ロープが連結
されるので、スライドガイド台車が傾斜することなく、
円滑に移動し、確実にコンテナの４隅を案内して載置す
ることができる。
台車移動装置により互いに接近又は離間させ、検出機構
により吊りコンテナサイズに対応した位置に配置するこ
とができるから、スライドガイド台車に夫々設けたガイ
ドによりコンテナのコーナー部を案内させながらコンテ
ナをコンテナ受台車上に確実に位置決めして移載するこ
とが可能となる。従って、同一の装置でガイド位置の変
更により多種の吊りコンテナサイズに容易かつ迅速に対
応できるから、メインホイストとセカンドホイスト間の
荷役作業を向上させることが可能となる。また、従来の
昇降式ガイド装置に比べて構造的に簡単となり、しか
も、従来の雛壇式固定ガイド装置に比べて吊りコンテナ
サイズに対応してセカンドホイスト及びメインホイスト
の巻上げ量を変える必要がないから、コンテナクレーン
の小型化と設備費の低減が図れる。また、スライドガイ
ド台車の駆動装置は、１つの巻取ドラムに一対の巻取ロ
ープを巻き付けた比較的簡単な構成で一対のスライドガ
イド台車を相互に進退・離間移動させることができると
共に、スライドガイド台車の両端部に巻取ロープが連結
されるので、スライドガイド台車が傾斜することなく、
円滑に移動し、確実にコンテナの４隅を案内して載置す
ることができる。
第１図、第２図、第３図は本発明の一実施例を示す平面
図、正面図、Ｃ〜線に沿う拡大断面図、第４図、第５
図、第６図はスライドガイド台車及びガイド台車移動装
置を示す平面図、正面図、Ｄ〜線に沿う断面図、第７図
はガイド台車移動装置の概念図である。 １……シャットルトロリー、３……コンテナ受台車、４
……レール、5A、5B……スライドガイド台車、６……レ
ールガイド、７……ガイド、８……ガイド台車移動装
置、9A、9B……端部シーブ、10A、10B、11A、11B……中
間部シーブ、12……巻取ドラム、13……ドラム駆動装
置、14A、14B……巻取ロープ、15A、15B……水平移動
部、16……ロープクランプ、17……ピン、18……テンシ
ョンレバー、19……引張機構、20……ウォーム減速機、
21……モータ、22……検出器、23……ストライカ、24…
…固定受台．
図、正面図、Ｃ〜線に沿う拡大断面図、第４図、第５
図、第６図はスライドガイド台車及びガイド台車移動装
置を示す平面図、正面図、Ｄ〜線に沿う断面図、第７図
はガイド台車移動装置の概念図である。 １……シャットルトロリー、３……コンテナ受台車、４
……レール、5A、5B……スライドガイド台車、６……レ
ールガイド、７……ガイド、８……ガイド台車移動装
置、9A、9B……端部シーブ、10A、10B、11A、11B……中
間部シーブ、12……巻取ドラム、13……ドラム駆動装
置、14A、14B……巻取ロープ、15A、15B……水平移動
部、16……ロープクランプ、17……ピン、18……テンシ
ョンレバー、19……引張機構、20……ウォーム減速機、
21……モータ、22……検出器、23……ストライカ、24…
…固定受台．
Claims (1)
- 【請求項１】シャットルトロリーのコンテナ受台車に、
コンテナ隅部を案内するガイドを備えた一対のスライド
ガイド台車を、前記トロリーの横行方向と直角方向に移
動可能に設置し、更に、前記コンテナ受台車には、前記
スライドガイド台車を互いに接近又は離間させるガイド
台車移動装置と、吊りコンテナサイズに対応した位置に
前記スライドガイド台車を位置決めするための検出機構
とを設け、前記ガイド台車移動装置は、前記コンテナ受
台車の長手方向中間部に設けられた一つの巻取ドラム
と、該巻取ドラムを回転させるドラム駆動装置と、前記
巻取ドラムに中間部が巻き付けられ、前記スライドガイ
ド台車の長手方向両端部位置で前記コンテナ受台車の長
手方向に沿って配設され、再び巻取ドラムに他の中間部
が前記巻き付け方向と逆に巻き付けられ、前記コンテナ
受台車の長手方向の左右に一対で配設された巻取ロープ
と、前記スライドガイド台車の長手方向両端部とコンテ
ナ受台車の長手方向に同方向に移動する巻取ロープとを
連結するクランプとから構成され、前記一対の巻取ロー
プは、前記巻取ドラムが回転すると、前記一対のスライ
ドガイド台車が互いに接近又は離間するように、それぞ
れ前記巻取ドラムに巻き付けられていることを特徴とす
るコンテナクレーンにおけるシャットルトロリのコンテ
ナガイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1143452A JP2647500B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | コンテナクレーンにおけるシャットルトロリのコンテナガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1143452A JP2647500B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | コンテナクレーンにおけるシャットルトロリのコンテナガイド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH038695A JPH038695A (ja) | 1991-01-16 |
| JP2647500B2 true JP2647500B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=15339032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1143452A Expired - Fee Related JP2647500B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | コンテナクレーンにおけるシャットルトロリのコンテナガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2647500B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105800474A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-07-27 | 无锡石油化工起重机有限公司 | 加固型龙门起重机 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6042992B2 (ja) * | 1976-10-06 | 1985-09-26 | 敏男 石名坂 | 信号選別器を介在させた計数方法 |
-
1989
- 1989-06-06 JP JP1143452A patent/JP2647500B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH038695A (ja) | 1991-01-16 |
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