JP2739031B2 - 半導体装置用ソケット - Google Patents

半導体装置用ソケット

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JP2739031B2
JP2739031B2 JP5301792A JP30179293A JP2739031B2 JP 2739031 B2 JP2739031 B2 JP 2739031B2 JP 5301792 A JP5301792 A JP 5301792A JP 30179293 A JP30179293 A JP 30179293A JP 2739031 B2 JP2739031 B2 JP 2739031B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/74Devices having four or more poles, e.g. holders for compact fluorescent lamps
    • H01R33/76Holders with sockets, clips, or analogous contacts adapted for axially-sliding engagement with parallely-arranged pins, blades, or analogous contacts on counterpart, e.g. electronic tube socket
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1015Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads
    • H05K7/1023Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by abutting, e.g. flat pack

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表面実装形の半導体
装置の外部リードに外部回路を接続させて試験等を行う
半導体装置用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13および図14は、従来の半導体装
置用ソケットの基本構成を示す断面図であり、図13は
ソケットの可動接触端子を開放した状態、図14は可動
接触端子を閉じた状態を示す。また、図15は、ソケッ
トに半導体装置が載置されている状態を示す半導体装置
の付近だけを部分的に示した部分斜視図である。図1
3、14、15において1は表面実装形の半導体装置
(以下ICと略す)、2は図10に示すようにIC1の両
側から延びる複数のガルウィング形の外部リード、3は
パッケージ部である。各外部リード2において、4は肩
部、5は平坦な部分である先端部、6は先端部5の裏側
の実装面、7は表側の上面を示す。実装面6はIC1が
実際に回路基板に実装される際に基板上の電極(共に図
示せず)と接触する面である。
【0003】50は半導体装置用ソケットであり、IC
1を載置する本体部20およびこの本体部20上に上下
に動く可動カバー40からなる。本体部20において、
21はIC1をパッケージ部3で支持すると共に位置決
めする位置決め台、22はIC1を位置決め台21に装
着する際にIC1の外部リード2の先端部5を案内し、
かつ後述する可動接触端子30を整列させるための端子
ガイド、23は各外部リード2の先端の実装面6を支持
するリード先端部支持面である。また30は各外部リー
ド2に対応して設けられた可動接触端子である。可動接
触端子30は、外部リード2に対応して位置決め台21
の外側の両側に、それぞれ一列に並べて設けられてお
り、端子ガイド22はこれらの可動接触端子30の間に
設けられている。なお、QFP(Quad Flat Package)形
半導体装置用のソケットの場合は、可動接触端子30は
周囲の4方にそれぞれ設けられる。各可動接触端子30
において、31はレバー部、32は接触部、33は外部
回路(図示せず)との電気的接続をとるための端子部であ
る。また可動カバー40において、41はIC1をソケ
ット50に出し入れするために設けられた開口部で、I
C1はこの開口部41を通してこれの各外部リード2が
端子ガイド22に案内されながら位置決め台21上に載
置される。また可動カバー40の裏面の42は係合部
で、各可動接触端子30のレバー部31に当接し、可動
カバー40の上下動に従って各可動接触端子30を開閉
させるR面43を有している。
【0004】次に、従来の半導体装置用ソケットの動作
について説明する。図13に示すように、ソケット50
の可動カバー40を押し下げて本体部20に移動結合さ
せると、可動カバー40の裏側のR面43で各可動接触
端子30のレバー部31が押し広げられることになり、
接触部32は円弧を描きながら上側へ退避する。この状
態で本体部20の位置決め台21上にIC1を載置した
状態を示したのが図13である。次に図14に示すよう
に、可動カバー40を押し下げていた押圧力を無くす
と、BeCu等の弾性金属材料で成形されている各可動
接触端子30は自己の持つ弾性力により閉じた状態に戻
り、これにより接触部32がIC1のそれぞれ対応する
外部リード2の先端部5の上面7を押圧する状態にな
る。またこの時、同時にこの各可動接触端子30の弾性
力により可動カバー40が押し上げられ、本体部20か
ら移動離反する。この状態では上述のように、各可動接
触端子30の接触部32が、本体部20のリード先端部
支持面23上で支持された対応する外部リード2の先端
部5の上面7上に押圧されるため、それぞれ対応する外
部リード2と可動接触端子30との電気的接続を図るこ
とができる。そして以上の動作により、IC1をソケッ
ト50に装着したり、ソケット50から離脱させて、例
えばICの電気的特性試験や、バーンイン試験等が実施
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置用ソ
ケットは以上のように構成されており、ICの外部リー
ドの先端部でソケット側の可動接触端子との電気的接触
を得るようにしていた。しかしながら外部リードの先端
部には回路基板に実装する際の半田(特に図示せず)が予
メッキ、ディップ等の手段でコーティングされていた
(以下コーティングと略す)、またICが回路基板上
に搭載される際に回路基板上の電極に直接接触する部分
であるために平坦性が要求されること等から、外部リー
ドの先端部で電気的接触をとることは好ましくない。例
えば、 1) 先端部で電気的接触をとると、ソケット側の接触
端子が押圧されることによりコーティングされていた半
田が剥げてしまうという問題点があった。また、ソケッ
トには製造工程中あるいは製造完了直後の、外部リード
間に樹脂のバリ等がまだ付着している状態のICが機能
検査等のために装着されるため、図15に示すようにソ
ケットのリード先端部支持面23を含む本体部上にはI
Cのパッケージ部の外部リード間のバリが外れたモール
ドバリくず、室内や作業者の被服からの繊維くず等、諸
々の異物Aが残留、堆積している。従って、この状態で
ICの外部リードの先端部の実装面をソケットの本体部
の表面に押圧すると、異物Aが外部リードの実装面に付
着することがある。これにより、 2) その後にリードの実装面で電気的接続をとる試験
を行う場合や、ICを実際に回路基板上に実装する場合
に、実装面に付着したした異物により接触不良が発生す
る、 3) 先端部に異物が付着した状態で力が加わるため
に、先端部が図15の符号Bで示す部分のように変形し
てしまい、製品としての不良が発生する、等の問題点も
あった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、ICの外部リードの実装面へ
の異物の付着および実装面を含む先端部の変形を防止で
きる半導体装置用ソケット等を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明の第1の発明は、半導体装置の外部リードに外部回
路を接続させて試験を行う半導体用ソケットであって、
上記ソケットは、本体部と可動カバーで構成され、上記
本体部は、上記半導体装置を外部リードの先端部の実装
面を浮かして支持すると共に、上記半導体装置の外部リ
ードに対向して可動接触端子が設けられ、上記可動カバ
ーは、上記本体部の上部に上下移動可能に設けられ、上
記本体部に移動結合したときに上記半導体装置が搭載可
能となり、移動離反したときに上記可動接触端子が上記
半導体装置の外部リードの肩部上面もしくは傾斜部上面
を押圧する、ことを特徴とする半導体装置用ソケットに
ある。
【0008】この発明の第2の発明は、上記外部リード
の肩部上面もしくは傾斜部上面に当接する上記可動接触
端子の接触部が、突起を有する請求項1の半導体装置用
ソケットにある。
【0009】
【0010】この発明の第3の発明は、半導体装置の外
部リードに外部回路を接続させて試験を行う半導体用ソ
ケットであって、上記ソケットは、本体部と可動カバー
で構成され、上記本体部は、上記半導体装置を支持する
と共に、上記半導体装置の外部リードの実装面を支持す
るリード先端部支持面、および上記半導体装置の外部リ
ードに対向して配置された可動接触端子が設けられ、上
記可動カバーは、上記本体部の上部に上下移動可能に設
けられ、上記本体部に移動結合したときに上記半導体装
置が搭載可能となり、移動離反したときに上記可動接触
端子が上記半導体装置の外部リードの実装面のおもて側
の面を押圧し、上記本体部のリード先端部支持面は、上
記外部リードの実装面に合致する部分に上記リード先端
部支持面から突出した弾性を有する可動突起部材を設
け、この可動突起部材は上記可動接触端子で押圧される
ことにより、上記リード先端部支持面と同じ高さ以下に
押し下げられる、ことを特徴とする半導体装置用ソケッ
トにある。
【0011】この発明の第4の発明は、半導体装置の外
部リードに外部回路を接続させて試験を行う半導体用ソ
ケットであって、上記ソケットは、本体部と可動カバー
で構成され、上記本体部は、上記半導体装置を支持する
IC支持面、および上記半導体装置の外部リードに対向
して配置された可動接触端子が設けられ、上記可動カバ
ーは、上記本体部の上部に上下移動可能に設けられ、上
記本体部に移動結合したときに上記半導体装置が搭載可
能となり、移動離反したときに上記可動接触端子が上記
半導体装置の外部リードの実装面のおもて側の面に当接
し、上記本体部のIC支持面は、上記半導体装置をこれ
のパッケージ部の両側に当接して位置決めする突起状位
置決めガイドを設けている、ことを特徴とする半導体装
置用ソケットにある。
【0012】この発明の第5の発明は、半導体装置の外
部リードに外部回路を接続させて試験を行う、雰囲気の
温度を変えて行う試験のための半導体用ソケットであっ
て、上記半導体装置を外部リードの先端部の実装面を浮
かして支持すると共に、上記半導体装置の外部リードに
対向して可動接触端子が設けられた本体部を設け、上記
可動接触端子は、外部リードを押圧している状態の形状
を記憶し、上記試験温度になった時に記憶された形状に
戻る形状記憶合金からなる、ことを特徴とする半導体装
置用ソケットにある。
【0013】
【作用】第1の発明に係る半導体装置用ソケットでは、
半導体装置の外部リードとコネクタ側の可動接触端子と
の電気的接触を、外部リードの肩部上面或は傾斜部上面
等でとるようにし、半導体装置をソケット上に搭載する
際には、半導体装置は外部リードの肩部の裏側の脇部で
支持するようにし、外部リード先端部の実装面はソケッ
トに接触しないように浮かした状態になるようにしたこ
とにより、実装面への異物の付着を防止でき、また、電
気的接続を外部リードの先端部でとらないので、試験の
際に掛かる押圧力による先端部の変形が防止できるよう
にした。
【0014】また第2の発明に係る半導体装置用ソケッ
トでは、上記第1の発明のソケットの特に可動接触端子
に関し、可動接触端子の接触部が当接する外部リードの
肩部上面にはパッケージ部を形成した際の薄バリが残る
ので、可動接触端子の接触部に突起を設け、当接した際
に薄バリを削り落として接触し、確実に良好な電気的接
触が得られるようにした。
【0015】
【0016】また第3の発明に係る半導体装置用ソケッ
トでは、ソケット本体部のリード先端部支持面に、可動
接触端子の弾性力より弱い弾性力をもち、可動接触端子
の接触部で押圧されていない時にはリード先端部支持面
より上方に突出している可動突起部材を各外部リードに
対応させて設け、外部リードの実装面が接触するこの可
動突起部材には異物の堆積および残留がしにくいように
し、外部リードの実装面への異物の付着を減少させるよ
うにした。
【0017】また第4の発明に係る半導体装置用ソケッ
トでは、ICの位置決めを行う手段を、ソケット本体部
のIC支持面に、ICのパッケージ部の側面に点で当接
する例えば円錐あるいは円錐台形状の突起状位置決めガ
イドで構成し、異物の堆積および残留を低減させかつ異
物の清掃を容易に行えるようにし、外部リードの実装面
への異物の付着を減少させるようにした。
【0018】また第5の発明に係る半導体装置用ソケッ
トでは、雰囲気の温度を変えて行う試験のための半導体
用ソケットにおいて、各可動接触端子を外部リードに接
触して押圧している状態の形状を記憶し、試験温度にな
った時に記憶された形状に戻る形状記憶合金で形成し、
可動接触端子は試験温度の環境下に置かれると自動的に
外部リードを押圧する形状になるようにした。これによ
り、可動接触端子を開閉動作させるための可動カバーを
ソケットに常備する必要はなくなった。また可動接触端
子を開放状態にするのは、このソケットと別体に設けら
れた例えばICをこのソケットに空中搬送する搬送ツー
ルに形成されたカム部等により行うようにする。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に従って説明す
る。 実施例1. 図1はこの発明の第1の発明による半導体装置用ソケッ
トの一実施例を示す断面図である。図において、従来の
ものと同一の部分は同一符号で示す。半導体装置用ソケ
ット50aはIC1を載置する本体部20aおよびこの
本体部20a上で上下に動く可動カバー40を一体に設
けている。この実施例では、本体部20aに形成された
位置決め台21aが、IC1の各外部リード2の肩部4
を支持するようにしてIC1を位置決め支持し、各外部
リード2の実装面6のある先端部5がどこにも接触せず
浮いた状態になるように支持している。また、IC1の
パッケージ部3も浮いた状態になっている。一方、弾性
を有する各可動接触端子30aはその接触部32aが、
外部リード2の、位置決め台21aで支持された肩部4
の上面に接触するように長くされている。これにより、
端子ガイド22aは必要に応じて例えば図1に示すよう
に従来のものに比べて幅を広くする或は、例えば接触端
子の動きに追従する可動式にすることが望ましい。なお
図1は、ソケット50a内にIC1が装着され、可動接
触端子30aの接触部32aが外部リード2の肩部4に
接触して押圧している状態を示す。
【0020】次に動作について説明する。IC1をソケ
ット50aに装着あるいは離脱させる時の基本的な構成
および作用については従来のものの説明に準じる。この
実施例においては、ソケット50aの本体部20aに設
けられた位置決め台21a上にIC1を位置決め載置し
た後、可動カバー40を図1に示す状態(離反位置)に戻
すことにより、可動接触端子30aの接触部32aはI
C1の外部リード2の肩部4に押圧され接触する。この
状態において、外部リード2の先端部5の実装面6は、
ソケット50aに接触することはなく、空間にあるた
め、諸異物(ICパッケージのモールドクズ、繊維クズ
等)が実装面6に付着することはない。従って、先端部
5にコーティングされている半田(図示せず)が剥げるこ
とはなく、また実装面6に諸異物が付着することによっ
て生じる接触不良も防止することができる。また、先端
部5で電気的接触をとらないため、平坦性が要求される
先端部5の変形も防止できる。また、可動接触端子30
aの接触部32aは外部リード2の強度の強い肩部4に
押圧されるので、外部リード2が変形する可能性は極め
て少ない。さらに、外部リード2の肩部4すなわち外部
リードの付け根で可動接触端子30aの接触部32aと
の接触をとるため、図2に示すように外部リード2の形
状が異なるICであっても、パッケージ部3の大きさお
よび外部リードのピッチが同じであれば、ソケットを共
用することができる。
【0021】実施例2. 図3はこの発明の第1の発明による半導体装置用ソケッ
トの別の実施例を示す断面図である。図1の実施例では
IC1の外部リード2の肩部4で電気的接触をとるもの
を示したが、図3には外部リードの傾斜部で電気的接触
をとる実施例を示す。この実施例では、各可動接触端子
30aの接触部32bは、外部リード2の傾斜部8の上
に押圧されて接触するように形成されている。また本
体部20aの位置決め台21bは、外部リード2の傾斜
部8が押圧された時にこれを支持するための、外部リー
ド2の傾斜部8と平行なリード傾斜部支持面24を含む
形状となっている。このように構成することによって、
実施例1と同様に、外部リード2の実装面6はソケット
50aに接触することがなく、先端部5の半田の剥離、
諸異物の付着により生じる接触不良および変形を防止す
ることができる。
【0022】実施例3. 図4はこの発明の第2の発明による半導体装置用ソケッ
トの可動接触端子の接触部の例を示す部分斜視図であ
る。上記各実施例ではICの外部リードの肩部でソケッ
ト側の接触端子と電気的接触をとっているが、この外部
リード2の付け根である肩部4にはモールディングによ
りパッケージ部3を形成する際に生じる薄バリ3a(図
4参照)や表面酸化膜(図示せず)が残る。従ってこの
絶縁樹脂からなる薄バリ3aや表面酸化膜により外部リ
ードと接触端子との間で良好な電気的接触が得られない
可能性がある。そこでこの実施例では、図4の(a)〜
(d)にそれぞれ示すように、可動接触端子300の接触
部320に鋭い形状の突起320aを設けた。各図にお
いてCはそれぞれの接触部320の突起320aにより
外部リード2の肩部4に付けられたワイピング痕を示
す。(a)では1本の線になり、(b)では3本の線になっ
ている。また(c)では3本の横方向のギザキザの線にな
っており、(d)では肩部4の両側にワイピング痕ができ
る。このように可動接触端子300の接触部320の先
端の形状を鋭くすることにより、薄バリ3aや表面酸化
を削り落とすワイピング効果を持たせ、外部リード2
と可動接触端子300との間で確実に所望の電気的接続
が得られるようにした。なお、接触部の形状は図示のも
のに限定されるものではない。
【0023】実施例4.図5はこの発明の第1および2
の発明による半導体装置用ソケットにおける可動接触端
子のさらに別の実施例を示す部分斜視図である。この実
施例では、可動接触端子をつる巻きバネ式接触端子とし
た。図5に示すように、つる巻バネ式接触端子35はI
C1の外部リード2の列に平行に延びるシャフト36に
各外部リード2に対応してそれぞれ設けられ、このシャ
フト36と平行に延びるカム37の動作に従ってそれぞ
れ対応する外部リード2の肩部4にそのバネ性により接
触しかつ電気的接続を行うのに良好な接触圧を得るよう
に押圧する。このカム37はレバー38を動かすことに
よりカム軸37aを中心に回転運動する。このレバー3
8は、例えば可動カバー40の動作により動かされる。
また後述する図11および12に示す実施例9のように
可動カバーを設けていないソケットの場合には、図11
に示すIC1を空中搬送するための搬送ツール100の
動作により動かされる。このようなつる巻きバネ式接触
端子35は、バネの巻き数を変えることによりそのバネ
性すなわち弾力性を調整することができ、1枚の金属板
を打ち抜く等して形成した上述した実施例の可動接触端
子に比べてその弾力性を変えることが容易である。ま
た、弾力性を長く持続させることができる。
【0024】実施例5.図6はこの発明の第3の発明に
よる半導体装置用ソケットの一実施例を示す部分斜視図
である。この実施例は図13および図14に示す従来技
術と同様にICの外部リード先端部に可動接触端子の接
触部が押圧されて電気的接触をとる構造の場合におい
て、ソケット本体部上に異物が堆積あるいは残留しにく
くした実施例を示す。この実施例では図6に示すよう
に、ソケットの本体部20aの位置決め台21の外側
の、外部リード2の実装面を受けるリード先端部支持面
60を、各外部リード2の実装面を受ける部分だけが必
要最小限の面積の凸部61になるように、言い換える
と、実装面と接触しない部分は全て凹部62にするよう
に形成することによって、凸部61への異物類の堆積お
よび残留をしにくくしている。その結果、外部リード2
の先端部5がソケットの本体部20aのリード先端部支
持面60で接触支持されても、異物付着を減少させるこ
とができ、異物の付着により生じる接触不良および外部
リード2の先端部5の変形の発生を減少させることがで
きる。
【0025】実施例6.図7はこの発明の第3の発明に
よる半導体装置用ソケットの他の実施例を示す部分斜視
図である。この実施例では、ソケット本体部20aの位
置決め台21の外側のリード先端部支持面60が、外部
リード2の実装面6を受ける部分の表面にAu、Ag、
Al、CuおよびCu合金、W、Ti、NiおよびNi
合金等の金属からなる導電性材料63を固着するように
形成されている。これにより異物の付着する要因となる
静電気の帯電を防止することができ、従って外部リード
2の実装面6への異物付着を減少させることができ、接
触不良および先端部の変形の発生を減少させることがで
きる。なお、図6に示す凹凸を設けたリード先端部支持
面60の凸部61の部分にそれぞれ本実施例のように導
電性材料63を設けることにより、さらに外部リード2
の実装面6への異物の付着を低減させることができる。
【0026】実施例7.図8および図9はこの発明の第
4の発明による半導体装置用ソケットの一実施例を示す
一部を断面で示した部分斜視図である。この実施例で
は、IC1の外部リード2の実装面6を受けるリード先
端部支持面60の、各外部リード2の実装面6と接触す
る部分にそれぞれ、可動接触端子30の弾性力よりも弱
い弾性力を有する可動突起部材70が設けられている。
これにより、IC1をソケットに装着していない状態で
は図8に示すように、外部リード2の実装面6と接触す
る各可動突起部材70はそれぞれリード先端部支持面6
0より上方へ突出した状態にあるため、リード支持面6
0の他の部分に比べて可動突起部材70上への異物の堆
積は少なくてすみ、ひいては外部リード2の実装面6へ
の異物を付着を低減させることができる。図9に示すよ
うにIC1を装着した状態では、可動接触端子30の押
圧力が可動突起部材70の弾性力を上回るため、可動突
起部材70はリード支持面60と同じ高さまで押し下げ
られる。
【0027】この可動突起部材70を実施する一例とし
ては図示のように、可動接触端子30の弾性力よりも弱
い弾性力を有するスプリング機構71をリード先端部支
持面60下に内蔵し、このスプリング機構71の先端を
可動突起部材70として、支持面60に形成した穴64
から突出させるようにすればよい。なお、可動突起部材
70はICが装着されていない状態では支持面60上
に、この支持面60に堆積しうる異物より高く突出させ
る必要がある。また可動突起部材の70の先端はなるべ
く小さく、かつ異物が堆積しにくいように例えば円みを
持たせるようにすることが望ましい。さらにこの実施例
では、外部リード2の実装面6の上面7へは、可動接触
端子30の弾性力による押圧力に加えて、スプリング機
構71により可動突起部材70の押圧力が加わるため、
外部リード2の上面7と可動接触端子30の接触部32
の間でより強い接触力が得られ、より良好な電気的接続
が得られる。
【0028】実施例8.図10はこの発明の第5の発明
による半導体装置用ソケットの一実施例を示す部分斜視
図である。この実施例では、IC1のパッケージ部3お
よび各外部リード2の実装面を支持するソケット本体部
20aのIC支持面80に、IC1を正確に位置決めす
るための位置決めガイドとして、パッケージ部3の四隅
に当接するように4つの突起状位置決めガイド81が設
けられている。この位置決めガイド81は、例えば円錐
あるいは円錐台状とする。さらにIC支持面80の、I
C1のパッケージ部3の下面部には、IC支持面80上
に堆積した異物をその底部の溝穴82aに導くV形溝8
2が形成されている。従来の構成では位置決め台は図1
5で示すようにIC1の一辺とほぼ同じ長さの壁状の凸
部(位置決め台21)であった。従って異物が堆積しかつ
残留し易く、また壁状の凸部がIC1の一辺とほぼ同じ
長さに渡って延びているため、異物の清掃に手間が掛か
っていた。そこでこの実施例では、位置決めガイドを、
IC1のパッケージ部3と点で接触しかつ外部リードの
邪魔にならないように、IC1のパッケージ部3の四隅
に当接するように設けられた円錐あるいは円錐台状の突
起状位置決めガイド81とし、IC1のパッケージ部3
を最小限の長さの部材でガイドするようにし、さらにI
C1のパッケージ部3の下面部にV形溝82を形成した
ので、IC支持面80の表面への異物の堆積および残留
を低減し、さらに堆積した異物の清掃を容易にすること
ができ、これにより、外部リード2の実装面6への異物
の付着を低減させることができる。なお、突起状位置決
めガイド81の数および位置はこれに限定されない。
【0029】実施例9.図11および図12は、この発
明の第6の発明による半導体装置用ソケットの一実施例
を示す断面図である。図11はソケットの可動接触端子
を開放した状態、図12は可動接触端子を閉じた状態を
示す。この実施例は、バーンイン試験等の、ICを搭載
したソケットを例えば高温の環境にさらした状態で行う
試験のためのソケットに適用されるものである。この実
施例のソケットでは、上記実施例1のソケットの可動接
触端子を形状記憶合金で形成することにより、ソケット
の可動カバーを不要としている。図において、半導体装
置用ソケット50bは本体部20aよりなり、可動カバ
ーは設けられていない。ソケット50bにおいて、上記
実施例1と同一もしくは相当する部分は同一符号で示
す。この実施例では、各可動接触端子30bが例えばニ
ッケルチタン(NiTi)合金或は銅合金(CuAlNi)
(CuAuZn)からなる形状記憶合金で形成されてい
る。そしてこれらの可動接触端子30bは、高温状態で
はIC1の外部リード2に接触する形状になる。すなわ
ち高温状態での形状が記憶されている。また、図11の
100はIC1を空中搬送するための搬送ツールであ
り、この搬送ツール100では特に、可動カバーの代わ
りに各可動接触端子30bを開放状態(図11参照)にす
るためのR面102を有するカム部101が設けられて
いる。また、103はIC1を真空引きにより吸着する
吸着ヘッドである。
【0030】次に動作について説明する。常温(20℃
〜30℃程度の室温帯域)環境の状態で、図11に示す
ように、搬送ツール100によりIC1がソケット50
b上に搬送される際、各可動接触端子30bは搬送ツー
ル100のカム部101のR面102により力が加えら
れて変形して開放状態となる。この状態で本体部20a
の位置決め台21a上にIC1を載置した状態を示した
のが図11である。次に図12に示すように、搬送ツー
ル100を離反させた後、IC1のバーンイン試験等を
行うために、IC1を搭載したソケット50bが高温
(80℃〜150℃程度)の環境に置かれた際には、形状
記憶合金からなる各可動接触端子30bは高温での記憶
形状に戻り、図12に示すように各接触部32aがそれ
ぞれ対応する外部リード2の肩部4に接触する形状にな
り、この状態でバーンイン試験が行われる。バーンイン
試験終了後はソケット50b上に再び搬送ツール100
がきて、カム部101のR面102により各可動接触端
子30bが開放状態にされ、この状態でIC1が吸着ヘ
ッド103に吸着されてソケット50bより取り除かれ
る。
【0031】このように、ソケットの可動接触端子を形
状記憶合金で形成する構成にすることにより、ソケット
に可動カバーを常備する必要がなくなり、ソケットの構
造を簡単にできる。またこの実施例は、他の実施例のソ
ケットについても適用可能であり、同様の効果が得られ
る。さらにこの実施例は、図13および図14に示す従
来のソケットにも適用可能である。この従来のソケット
に適用した場合には、例えば図13に示す可動カバー4
0が不要になるため、ソケットの本体部20のリード先
端部支持面23等の清掃が容易になり、IC1の外部リ
ード2の実装面6に付着するバリくずを少なくすること
ができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、第1の発明に係る半導体
装置用ソケットでは、半導体装置の外部リードとコネク
タ側の可動接触端子との電気的接触を、外部リードの肩
上面或は傾斜部上面等でとるようにし、半導体装置を
ソケット上に搭載する際には、半導体装置は外部リード
の肩部の裏側の脇部で支持するようにし、外部リード先
端部の実装面はソケットに接触しないように浮かした状
態になるようにしたことにより、実装面への異物の付着
を防止でき、また、電気的接続を外部リードの先端部で
とらないので、試験の際に掛かる押圧力による先端部の
変形が防止できるようにしたので、より信頼性の高い試
験が行え、かつ半導体装置の製品不良の発生を抑えるこ
とができるので歩留まりも上がる等の効果が得られる。
【0033】また第2の発明に係る半導体装置用ソケッ
トでは、上記第1の発明のソケットの特に可動接触端子
に関し、可動接触端子の接触部が当接する外部リードの
肩部上面にはパッケージ部を形成した際の薄バリが残る
ので、可動接触端子の接触部に鋭い形状の突起を形成し
て、当接した際に薄バリを削り落として接触し、確実に
良好な電気的接触が得られるようにしたので、信頼度が
より向上する効果が得られる。
【0034】
【0035】また第3の発明に係る半導体装置用ソケッ
トでは、ソケット本体部のリード先端部支持面に、可動
接触端子の弾性力より弱い弾性力をもち、可動接触端子
の接触部で押圧されていない時にはリード先端部支持面
より上方に突出している可動突起部材を各外部リードに
対応させて設け、外部リードの実装面が接触するこの可
動突起部材には異物の堆積および残留がしにくいように
し、外部リードの実装面への異物の付着を減少させるよ
うにしたので、異物が原因となる接触不良および先端部
の変形が防止でき、従って信頼性の高い検査が行え、か
つ半導体装置の製品不良の発生を抑えることができるの
で、歩留まりも上がり、さらに外部リードと可動接触端
子との間でより強い接触力が得られる等の効果も得られ
る。
【0036】また第4の発明に係る半導体装置用ソケッ
トでは、ICの位置決めを行う手段を、ソケット本体部
のIC支持面に、ICのパッケージ部の側面に点で当接
する例えば円錐あるいは円錐台形状の突起状位置決めガ
イドで構成し、異物の堆積および残留を低減させかつ異
物の清掃を容易に行えるようにし、外部リードの実装面
への異物の付着を減少させるようにしたので、異物が原
因となる接触不良および先端部の変形が防止でき、従っ
て信頼性の高い検査が行え、かつ半導体装置の製品不良
の発生を抑えることができるので、歩留まりも上がる等
の効果が得られる。
【0037】また第5の発明に係る半導体装置用ソケッ
トでは、雰囲気の温度を変えて行う試験のための半導体
用ソケットにおいて、各可動接触端子を外部リードに接
触して押圧している状態の形状を記憶し、試験温度にな
った時に記憶された形状に戻る形状記憶合金で形成し、
可動接触端子は試験温度の環境下に置かれると自動的に
外部リードを押圧する形状になるようにした。これによ
り、可動接触端子を開閉動作させるための可動カバーを
ソケットに常備する必要はなくなった。また可動接触端
子を開放状態にするのは、このソケットと別体に設けら
れた例えばICをこのソケットに空中搬送する搬送ツー
ルに形成されたカム部等により行うようにした。これに
より、ソケットの構造をより簡単にすることができ、ソ
ケットの製造コストを下げることが可能になり、さらに
ソケット上の異物の清掃も容易に行えるようになり、異
物が原因となる接触不良および先端部の変形が防止でき
る等の効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の発明による半導体装置用ソケ
ットの一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のソケットと半導体装置の外部リードの形
状との関係を説明するための部分断面図である。
【図3】この発明の第1の発明による半導体装置用ソケ
ットの別の実施例を示す断面図である。
【図4】この発明の第2の発明による半導体装置用ソケ
ットの可動接触端子の実施例を示す部分斜視図である。
【図5】半導体装置用ソケットの可動接触端子の別の実
施例を示す部分斜視図である。
【図6】この発明の第3の発明による半導体装置用ソケ
ットの一実施例を示す部分斜視図である。
【図7】この発明の第3の発明による半導体装置用ソケ
ットの他の実施例を示す部分斜視図である。
【図8】この発明の第4の発明による半導体装置用ソケ
ットの一実施例を示す、可動接触端子が開放状態にある
時の一部を断面で示した部分斜視図である。
【図9】この発明の第4の発明による半導体装置用ソケ
ットの一実施例を示す、可動接触端子が閉じた状態にあ
る時の一部を断面で示した部分斜視図である。
【図10】この発明の第5の発明による半導体装置用ソ
ケットの一実施例を示す部分斜視図である。
【図11】この発明の第6の発明による半導体装置用ソ
ケットの一実施例を示す、可動接触端子が開放状態にあ
る時の断面図である。
【図12】この発明の第6の発明による半導体装置用ソ
ケットの一実施例を示す、可動接触端子が閉じた状態に
ある時の断面図である。
【図13】従来の半導体装置用ソケットの可動接触端子
が開放状態にある時の断面図である。
【図14】従来の半導体装置用ソケットの可動接触端子
が閉じた状態にある時の断面図である。
【図15】従来の半導体装置用ソケットに半導体装置が
載置されている状態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 IC(半導体装置) 2 外部リード 3 パッケージ部 4 肩部 5 先端部 6 実装面 7 上面 8 傾斜部 20a 本体部 21a 位置決め台 21b 位置決め台 22a 端子ガイド 24 リード傾斜部支持面 30a 可動接触端子 30b 可動接触端子 31 レバー部 32a 接触部 32b 接触部 33 端子部 35 つる巻バネ式接触端子 35a 接触部 36 シャフト 37 カム 37a カム軸 40 可動カバー 41 開口部 42 係合部 43 R面 50a 半導体装置用ソケット 50b 半導体装置用ソケット 60 リード先端部支持面 61 凸部 62 凹部 63 導電体材料 64 穴 70 可動突起部材 71 スプリング機構 80 IC支持面 81 突起状位置決めガイド 82 V形溝 82a 溝穴 300 可動接触端子 320 接触部 C ワイピング痕
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅津 恒徳 熊本県菊池郡大津町大字高尾野字平成 272番10号 三菱電機熊本セミコンダク タ株式会社内 (72)発明者 金子 佳子 熊本県菊池郡西合志町御代志997 三菱 電機株式会社 熊本製作所内 (72)発明者 小林 邦夫 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式 会社 北伊丹製作所内 (56)参考文献 特開 平6−203936(JP,A) 実開 昭63−25477(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の外部リードに外部回路を接
    続させて試験を行う半導体用ソケットであって、 上記ソケットは、本体部と可動カバーで構成され、 上記本体部は、上記半導体装置を外部リードの先端部の
    実装面を浮かして支持すると共に、上記半導体装置の外
    部リードに対向して可動接触端子が設けられ、上記可動
    カバーは、上記本体部の上部に上下移動可能に設けら
    れ、上記本体部に移動結合したときに上記半導体装置が
    搭載可能となり、移動離反したときに上記可動接触端子
    が上記半導体装置の外部リードの肩部上面もしくは傾斜
    部上面を押圧する、 ことを特徴とする半導体装置用ソケット。
  2. 【請求項2】 上記外部リードの肩部上面もしくは傾斜
    部上面に当接する上記可動接触端子の接触部が突起を有
    する請求項1の半導体装置用ソケット。
  3. 【請求項3】 半導体装置の外部リードに外部回路を接
    続させて試験を行う半導体用ソケットであって、 上記ソケットは、本体部と可動カバーで構成され、 上記本体部は、上記半導体装置を支持すると共に、上記
    半導体装置の外部リードの実装面を支持するリード先端
    部支持面、および上記半導体装置の外部リードに対向し
    て配置された可動接触端子が設けられ、 上記可動カバーは、上記本体部の上部に上下移動可能に
    設けられ、上記本体部に移動結合したときに上記半導体
    装置が搭載可能となり、移動離反したときに上記可動接
    触端子が上記半導体装置の外部リードの実装面のおもて
    側の面を押圧し、 上記本体部のリード先端部支持面は、上記外部リードの
    実装面に合致する部分に上記リード先端部支持面から突
    出した弾性を有する可動突起部材を設け、この可動突起
    部材は上記可動接触端子で押圧されることにより、上記
    リード先端部支持面と同じ高さ以下に押し下げられる、 ことを特徴とする半導体装置用ソケット。
  4. 【請求項4】 半導体装置の外部リードに外部回路を接
    続させて試験を行う半導体用ソケットであって、 上記ソケットは、本体部と可動カバーで構成され、 上記本体部は、上記半導体装置を支持するIC支持面、
    および上記半導体装置の外部リードに対向して配置され
    た可動接触端子が設けられ、 上記可動カバーは、上記本体部の上部に上下移動可能に
    設けられ、上記本体部に移動結合したときに上記半導体
    装置が搭載可能となり、移動離反したときに上記可動接
    触端子が上記半導体装置の外部リードの実装面のおもて
    側の面に当接し、 上記本体部のIC支持面は、上記半導体装置をこれのパ
    ッケージ部の両側に当接して位置決めする突起状位置決
    めガイドを設けている、 ことを特徴とする半導体装置用ソケット。
  5. 【請求項5】 半導体装置の外部リードに外部回路を接
    続させて試験を行う、雰囲気の温度を変えて行う試験の
    ための半導体用ソケットであって、 上記半導体装置を外部リードの先端部の実装面を浮かし
    て支持すると共に、上記半導体装置の外部リードに対向
    して可動接触端子が設けられた本体部を設け、 上記可動
    接触端子は、外部リードを押圧している状態の形状を記
    憶し、上記試験温度になった時に記憶された形状に戻る
    形状記憶合金からなる、 ことを特徴とする半導体装置用ソケット。
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