JP2000195629A - 電気部品用ソケット - Google Patents

電気部品用ソケット

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JP2000195629A JP10369388A JP36938898A JP2000195629A JP 2000195629 A JP2000195629 A JP 2000195629A JP 10369388 A JP10369388 A JP 10369388A JP 36938898 A JP36938898 A JP 36938898A JP 2000195629 A JP2000195629 A JP 2000195629A
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    • H01R33/06Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other
    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動側接触部のワイピング幅を長くすること
ができる電気部品用ソケットを提供する。 【解決手段】 「電気部品」としてのICパッケージが
載置されるソケット本体13と、該ソケット本体13に
取り付けられたコンタクトピン15とを有し、該コンタ
クトピン15には、前記ICパッケージの端子に離接す
る可動側接触部15hを有する可動接片15cが形成さ
れた電気部品用ソケットにおいて、前記ICパッケージ
が載置されていない状態で、前記可動側接触部15hが
着座する「着座部」としての固定側接触部15dに、
「曲部」としての凸部15kを形成し、該凸部15kに
沿って前記可動側接触部15hが摺動するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置(以
下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在
に保持する電気部品用ソケット、特に、その電気部品の
端子に離接するコンタクトピンのワイピング効果の向上
を図るための改良がなされた電気部品用ソケットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種の「電気部品用ソケッ
ト」としては、「電気部品」であるICパッケージを着
脱自在に保持するICソケットがある。
【0003】このICパッケージは、いわゆるガルウイ
ングタイプと称されるもので、略直方体形状のパッケー
ジ本体の相対向する2辺から側方に向けて「端子」であ
る複数のICリードがクランク状に突出している。
【0004】一方、ICソケットは、図11にその一部
を示すように、ソケット本体1に、ICパッケージを載
置する載置部1aが形成されると共に、ICパッケージ
のICリードに接触されるコンタクトピン2が複数配設
されている。このコンタクトピン2は可動接片3及び固
定接片4を有し、この可動接片3には、前記ICリード
の上面に離接される可動側接触部3aが形成されると共
に、固定接片4には、前記ICリードの下面に接触され
る固定側接触部4aが形成されている。
【0005】さらに、ソケット本体1には、図示してい
ないが、上部操作部材が上下動自在に配設され、この上
部操作部材をコンタクトピン2の可動接片3の付勢力等
に抗して下降させることにより、この上部操作部材のカ
ム部にて、コンタクトピン2の可動接片3の図示省略の
操作片が外側に向けて押圧される。これにより、このコ
ンタクトピン2の可動接片3の図示省略のバネ部が弾性
変形されて前記ICリードから可動側接触部3aが離間
され、又、この上部操作部材が上昇されることにより、
そのバネ部の弾性力にて可動側接触部3aが復帰して前
記ICリードの上面に接触してこれを上方から押さえ、
固定側接触部4aとでこのICリードを狭持され、コン
タクトピン2とICリードとが導通されるようになって
いる。
【0006】一方、ICパッケージが載置されていない
状態では、図11に示すように、可動側接触部3aが固
定側接触部4aに当接し、この固定側接触部4aが可動
側接触部3aの着座部となっている。この当接時、つま
り、弾性変形されている可動接片3が復帰して、可動側
接触部3aが固定側接触部4aに当接するときには、こ
の可動側接触部3aが図中二点鎖線に示す位置から実線
に示す位置まで距離L1だけ固定側接触部4a上を摺動
する。これにより、可動側接触部3aの固定側接触部4
aに対する当接部位Aが、その距離L1だけ固定側接触
部4a上を摺動することにより、ICリードとの接触に
より可動側接触部3aに付着した半田が除去されること
となる。これは、固定側接触部4aの面粗さを調整する
ことにより効果を向上させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、可動側接触部3aの固定側
接触部4aに対する当接部位Aは線接触で、且つ、固定
側接触部4aの上面は平面であるため、この可動側接触
部3aが固定側接触部4a上を摺動しても、その当接部
位Aのみがワイピングされるだけであり、極めて短い範
囲のみしかワイピング効果を発揮することができない、
という問題がある。
【0008】そこで、この発明は、可動側接触部のワイ
ピング幅を長くすることができる電気部品用ソケットを
提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、電気部品が載置される
ソケット本体と、該ソケット本体に取り付けられたコン
タクトピンとを有し、該コンタクトピンには、前記電気
部品の端子に離接する可動側接触部を有する可動接片が
形成された電気部品用ソケットにおいて、前記電気部品
が載置されていない状態で、前記可動側接触部が着座す
る着座部に、曲部を形成し、該曲部に沿って前記可動側
接触部が摺動するように構成した電気部品用ソケットと
したことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記コンタクトピンは、前記電気部品の
端子の上面に離接する可動側接触部を有する前記可動接
片と、前記端子の下面に接触する固定側接触部を有する
固定接片とを備え、前記固定側接触部の上面部が前記着
座部であることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記着座部は、前記ソケット本体に形成
されていることを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
の何れか一つに記載の構成に加え、前記曲部は、凸部又
は凹部であることを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の構成に加え、前記凸部又は凹部は、前記可動側接触部
の摺動方向に沿う略鉛直断面が略円弧形状を呈している
ことを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項4に記載
の構成に加え、前記凸部又は凹部は、前記可動側接触部
の摺動方向に沿う略鉛直断面が略三角形状を呈している
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0016】[発明の実施の形態1]図1乃至図5に
は、この発明の実施の形態1を示す。
【0017】まず構成を説明すると、図中符号11は、
「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、この
ICソケット11は、「電気部品」であるICパッケー
ジ12の性能試験を行うために、このICパッケージ1
2の「端子」としてのICリード12bと、測定器(テ
スター)のプリント配線板(図示省略)との電気的接続
を図るものである。
【0018】このICパッケージ12は、図3に示すよ
うに、いわゆるガルウイングタイプと称されるもので、
長方形状のパッケージ本体12aの対向する2辺から側
方に向けて多数のICリード12bがクランク状に突出
している。
【0019】一方、ICソケット11は、大略すると、
プリント配線板上に装着されるソケット本体13を有
し、このソケット本体13には、ICパッケージ12が
載置される載置部13aが形成されると共に、ICパッ
ケージ12を所定の位置に位置決めするガイド部13b
がパッケージ本体12aの各角部に対応して設けられて
いる。また、各ガイド部13bの間で、載置部13aの
周囲の対向する2辺には隔壁部13cが形成され、この
隔壁部13cには多数のスリット13dが所定の間隔で
形成されている。
【0020】また、このソケット本体13には、ICリ
ード12bに離接される弾性変形可能なコンタクトピン
15が複数配設されると共に、これらコンタクトピン1
5を弾性変形させる四角形の枠状の上部操作部材16が
上下動自在に配設されている。 そのコンタクトピン1
5は、図3等に示すように、バネ性を有し、導電性に優
れた材質で形成され、ソケット本体13の載置部13a
の外側位置に圧入されて配設されている。
【0021】詳しくは、コンタクトピン15は、下部側
に前記ソケット本体13に固定される固定部15aが形
成され、この固定部15aがソケット本体13の開口部
13eに圧入固定されている。そして、この固定部15
aから固定接片15b及び可動接片15cが上方に向け
て突設されている。
【0022】この固定接片15bは、上端部に前記IC
リード12bの下面に当接する固定側接触部15dが形
成されている。
【0023】また、可動接片15cは、円弧状に湾曲す
るバネ部15eが形成され、このバネ部15eの上側に
略水平にソケット本体13中央部側に向けて延びる水平
部15fが形成され、この水平部15fから斜め上方に
延びる傾斜部15gが形成され、更に、この傾斜部15
gの上端部からソケット本体13中央部側に向けて水平
に可動側接触部15hが延設されている。この可動側接
触部15hが前記ICリード12b上面に当接してこれ
を下方に押圧することにより、前記固定接片15bの固
定側接触部15dとでICリード12bが挟持されるよ
うに構成されている。さらに、このコンタクトピン15
には、詳細を後述する上部操作部材16により押圧され
る操作片15iが前記水平部15fと分岐して上方に延
設されている。しかも、前記固定部15aの下側には、
図示省略のプリント配線板に接続されるリード部15j
が形成されている。
【0024】さらに、その固定側接触部15dは、前記
ICパッケージ12が載置されていない状態で、前記可
動側接触部15hが着座する「着座部」であり、この
「着座部」としての固定側接触部15dには、図1に示
すように、「曲部」としての凸部15kが形成され、こ
の凸部15kは、前記可動側接触部15hが摺動するよ
うに構成され、この可動側接触部15hの摺動方向に沿
う略鉛直断面が略円弧形状を呈している。
【0025】一方、前記上部操作部材16は、図3乃至
図5等に示すように、ICパッケージ12の形状に対応
して長方形の枠形状を呈し、ICパッケージ12が挿入
可能な大きさの開口16a(ICソケットの間口)を有
し、この開口16aを介してICパッケージ12が挿入
されて、ソケット本体13の載置部13aの上側に載置
されるようになっている。この上部操作部材16は、ソ
ケット本体13に対して上下動自在に配設され、コイル
スプリング17により上方に付勢されると共に、最上昇
位置で、係止爪16bがソケット本体13の被係止部1
3gに係止され、上部操作部材16の外れが防止される
ようになっている。
【0026】さらにまた、この上部操作部材16には、
前記コンタクトピン15の操作片15iに摺接するカム
部16cが形成され、この上部操作部材16を下降させ
ることにより、そのコンタクトピン15の操作片15i
がそのカム部16cに押圧されて、バネ部15eが弾性
変形され、可動側接触部15hが斜め上方外側に向けて
変位されるようになっている。
【0027】次に、かかる構成のICソケット11の使
用方法について説明する。
【0028】まず、予め、ICソケット11のコンタク
トピン15のリード部15jをプリント配線板の挿通孔
に挿入して半田付けすることにより、プリント配線板上
に複数のICソケット11を配設しておく。
【0029】そして、かかるICソケット11にICパ
ッケージ12を例えば自動機により以下のようにセット
して電気的に接続する。
【0030】すなわち、自動機により、ICパッケージ
12を保持した状態で、上部操作部材16をコンタクト
ピン15の付勢力に抗して下方に押圧して下降させる。
すると、この上部操作部材16のカム部16cにより、
コンタクトピン操作片15iが押圧されて、バネ部15
eが弾性変形され、可動側接触部15hが斜め上方に変
位されて最大限に開かれ、ICパッケージ12挿入範囲
から退避される(図1中二点鎖線参照)。この状態で、
自動機からICパッケージ12を開放し、ソケット本体
13の載置部13a上に載置し、ICパッケージ12の
ICリード12bがコンタクトピン15の固定側接触部
15d上に載置される。
【0031】次いで、自動機による上部操作部材16の
押圧力を解除すると、この上部操作部材16がコンタク
トピン15の可動接片15cのバネ部15e及びコイル
スプリング17の弾性力等により上昇し、バネ部15e
の弾性力により、コンタクトピン15の可動側接触部1
5hが戻り始める。そして、この上部操作部材16が所
定位置まで上昇した時点で、コンタクトピン15の可動
側接触部15hが、位置決めされたICパッケージ12
の所定のICリード12bの上面に当接して電気的に接
続されることとなる。
【0032】このように可動側接触部15hがICリー
ド12bに当接することにより、このICリード12b
の半田が可動側接触部15hに転移して付着するが、以
下のようにワイピングされることにより半田が除去され
ることとなる。
【0033】すなわち、ICパッケージ12がソケット
本体13の載置部13a上に載置されていない状態で、
上部操作部材16が下降されて可動側接触部15hが開
いた位置から、上部操作部材16が上昇されて可動側接
触部15hが固定側接触部15dに当接する場合には、
可動側接触部15hは、バネ部15eにより円弧運動を
することから、図1及び図2に示すように、固定側接触
部15dの凸部15k上を摺動する。このように凸部1
5kを摺動することにより、可動側接触部15hのワイ
ピング幅L2を従来の場合より長くすることができる。
つまり、図2に示すように、可動側接触部15hが凸部
15kに当接した時点(二点鎖線に示す位置)では、可
動側接触部15hの部位Bで凸部15kに当接し、次い
で、可動側接触部15hが凸部15kを所定量摺動した
時点(実線に示す位置)では、可動側接触部15hの部
位Cで凸部15kに当接することとなる。従って、可動
側接触部15hのワイピング幅L2は、部位Bから部位
Cまでの長さとなり、従来よりも長くすることができ、
長い範囲で半田の付着物を除去できる。
【0034】また、「曲部」を凸部15kとすると、可
動側接触部15hが凸部15kを乗り越えるときに接触
圧を大きくできるため、ワイピング効果を一層向上させ
ることができる。
【0035】なお、この凸部15kの形状は、上記のよ
うな円弧形状に限らず、図6に示すように三角形状の山
形とすることもできる。このようにすれば、山形のエッ
ジ部15mにより、ワイピング効果を一層向上させるこ
とができる。
【0036】[発明の実施の形態2]図7及び図8に
は、この発明の実施の形態2を示す。
【0037】上記実施の形態1では、「曲部」が凸部1
5kであるが、この発明の実施の形態2では、円弧形状
の凹部15nである。
【0038】このようなものにあっては、図8に示すよ
うに、可動側接触部15hの部位Bが、まず、凹部15
nに接触し、この可動側接触部15hが図中右側に移動
することにより、可動側接触部15hの部位Cが凹部1
5nに接触することとなる。
【0039】従って、可動側接触部15hは、部位Bか
ら部位Cまでの長い距離(ワイピング幅L2)におい
て、半田を除去することができる。
【0040】また、この凹部15n内に可動側接触部1
5hが入り込むことにより、この可動側接触部15hの
ソケット本体13の内方への移動を防止できるため、可
動接片15cに外側から内側に向けて外力が作用した場
合でも、可動接片15cの内側への倒れ込みを防止する
ことができる。
【0041】他の構成及び作用は実施の形態1と同様で
あるので説明を省略する。
【0042】なお、この凹部15nの形状は、上記のよ
うな円弧形状に限らず、図9に示すように三角形状とす
ることもできる。
【0043】[発明の実施の形態3]図10には、この
発明の実施の形態3を示す。
【0044】上記各実施の形態1,2は、コンタクトピ
ン15が固定接片15bと可動接片15cを有するいわ
ゆる2点接触式のものであったが、この実施の形態3で
は、固定接片15bが形成されておらず、可動接片15
cのみのいわゆる1点接触式のものである。
【0045】従って、ここでは、可動側接触部15hの
「着座部」は、ソケット本体13の載置部13aであ
り、この載置部13aに「曲部」としての円弧形状の凸
部13fが形成されている。
【0046】このようにしても、その凸部13fを可動
側接触部15hが摺動することにより、実施の形態1と
同様にワイピング幅L2を長くすることができる。勿
論、凸部13fの形状は三角形の山形にすることもで
き、又、円弧形状や三角形状の凹部とすることもでき
る。
【0047】他の構成及び作用は実施の形態1と同様で
あるので説明を省略する。
【0048】なお、上記各実施の形態では、「電気部品
用ソケット」としてICソケット11に、この発明を適
用したが、これに限らず、他の装置にも適用できること
は勿論である。また、ICパッケージは、相対向する2
辺から側方に向けてICリードが突出されるものに適用
したが、ICパッケージ本体の4辺からICリードが突
出しているICパッケージにも適用できる。さらに、I
Cリード12b(端子)の形状は、いわゆるガルウイン
グタイプに限らず、ストレートタイプ等にも適用できる
ことは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように、各請求項に記
載の発明によれば、可動側接触部が着座する着座部に、
曲部を形成し、該曲部に沿って前記可動側接触部が摺動
するように構成したため、可動側接触部のワイピング幅
を長くすることができ、長い距離に渡って半田の付着を
除去することができる。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、固定側接触部の上面部に曲部を形成することに
より、金属同士の摺動により可動側接触部のワイピング
を行うことができる。
【0051】請求項3に記載の発明によれば、いわゆる
1点接触式のコンタクトピンが設けられたものにおいて
も、可動側接触部のワイピング幅を長くすることができ
る。
【0052】請求項4に記載の発明によれば、曲部を凹
部とすると、この凹部内に可動側接触部が入り込むこと
により、この可動側接触部のソケット本体の内方への移
動を防止できるため、可動接片に外側から内側に向けて
外力が作用した場合でも、可動接片の内側への倒れ込み
を防止することができる。また、曲部を凸部とすると、
可動側接触部が凸部を乗り越えるときに接触圧を大きく
できるため、ワイピング効果を一層向上させることがで
きる。
【0053】請求項5に記載の発明によれば、凸部又は
凹部は、可動側接触部の摺動方向に沿う略鉛直断面が略
円弧形状を呈しているため、摺動抵抗の変化が少なく、
滑らかにワイピングを行うことができる。
【0054】請求項6に記載の発明によれば、凸部は可
動側接触部の摺動方向に沿う略鉛直断面が略三角形状を
呈しているため、三角形状の頂点のエッジ部により、ワ
イピング効果を向上させることができる、という実用上
有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るICソケットの
要部拡大図である。
【図2】同実施の形態1に係る図1のX部拡大図であ
る。
【図3】同実施の形態1に係るICソケットの半断面図
である。
【図4】同実施の形態1に係るICソケットの平面図で
ある。
【図5】同実施の形態1に係るICソケットの半断面図
である。
【図6】この発明の実施の形態1の変形例を示す固定側
接触部等を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態2に係る図1に相当する
要部拡大図である。
【図8】同実施の形態2に係る拡大図である。
【図9】この発明の実施の形態2の変形例を示す図6に
相当する図である。
【図10】この発明の実施の形態3にかかる図1に相当
する図である。
【図11】従来例を示す図1に相当する図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット) 12 ICパッケージ(電気部品) 12a パッケージ本体 12b ICリード(端子) 13 ソケット本体 13a 載置部(着座部) 13b ガイド部 13c 隔壁部 13f 凸部(曲部) 15 コンタクトピン 15b 固定接片 15c 可動接片 15d 固定側接触部(着座部) 15e バネ部 15h 可動側接触部 15i 操作片 15k 凸部(曲部) 15n 凹部(曲部) 16 上部操作部材 16c カム部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品が載置されるソケット本体と、
    該ソケット本体に取り付けられたコンタクトピンとを有
    し、該コンタクトピンには、前記電気部品の端子に離接
    する可動側接触部を有する可動接片が形成された電気部
    品用ソケットにおいて、 前記電気部品が載置されていない状態で、前記可動側接
    触部が着座する着座部に、曲部を形成し、該曲部に沿っ
    て前記可動側接触部が摺動するように構成したことを特
    徴とする電気部品用ソケット。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトピンは、前記電気部品の
    端子の上面に離接する可動側接触部を有する前記可動接
    片と、前記端子の下面に接触する固定側接触部を有する
    固定接片とを備え、前記固定側接触部の上面部が前記着
    座部であることを特徴とする請求項1記載の電気部品用
    ソケット。
  3. 【請求項3】 前記着座部は、前記ソケット本体に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の電気部品用
    ソケット。
  4. 【請求項4】 前記曲部は、凸部又は凹部であることを
    特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の電気部
    品用ソケット。
  5. 【請求項5】 前記凸部又は凹部は、前記可動側接触部
    の摺動方向に沿う略鉛直断面が略円弧形状を呈している
    ことを特徴とする請求項4記載の電気部品用ソケット。
  6. 【請求項6】 前記凸部又は凹部は、前記可動側接触部
    の摺動方向に沿う略鉛直断面が略三角形状を呈している
    ことを特徴とする請求項4記載の電気部品用ソケット。
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