JP2678366B2 - 車輪アンチロック装置を備えた自動車用流体ブレーキ回路 - Google Patents

車輪アンチロック装置を備えた自動車用流体ブレーキ回路

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JP2678366B2 JP63042409A JP4240988A JP2678366B2 JP 2678366 B2 JP2678366 B2 JP 2678366B2 JP 63042409 A JP63042409 A JP 63042409A JP 4240988 A JP4240988 A JP 4240988A JP 2678366 B2 JP2678366 B2 JP 2678366B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車輪アンチロック装置を備えた自動車用流
体ブレーキ回路、特にアンチロック装置が普通の流体ブ
レーキ回路に容易に組付けできるように設計された流体
ブレーキ回路に関するものである。
ブレーキ回路がアンチロック状態で作動している位相
中、車両の運転者はブレーキ内のブレーキ流体の吸い込
み及び開放に一致してブレーキペダルの振動を感知する
こととなる。この振動は慎重でない運転者をびっくりさ
せるばかりでなく、路面に対する車輪のグリップ不足を
生じるという問題がある。
この不具合を解消するように設計された車輪アンチロ
ック装置がヨーロッパ特許出願第108,156号において公
知である。このアンチロック装置は圧力源と、コンピュ
ータの1つの出力によってそれぞれ制御されるソレノイ
ド弁とを備えている。しかし、この特許出願に記載され
た実施例では、多数のソレノイド弁を用いており、製作
費が相当高くつく。
従って、本発明の目的は、製作費の安い簡単な装置に
よって、アンチロック作動中ブレーキ流体の圧力変動の
ブレーキペダルへの反作用を取り除くことができるよう
に設計され、車両アンチロック装置を備えた自動車用流
体ブレーキ回路を提供することにある。
本発明によると、ブレーキペダルによって制御される
マスターシリンダと、車両の車輪に組合わされた少なく
とも1つのブレーキと、アンチロック装置の作動中マス
ターシリンダをブレーキ回路内の圧力脈動から隔離する
第1逆止弁と、第1、第2及び第3口を有していて、通
常時ブレーキ回路を閉成するように第1及び第2口を連
通され、アンチロック装置の制御中には第2及び第3口
を連通させて前記第2口に連結されたブレーキを前記第
3口を介して第1アキュムレータ及びポンプの入口に連
通することによりブレーキ内の圧力を低減させるソレノ
イド弁とを包含し、前記ポンプの出口が第2アキュムレ
ータ及び前記第1逆止弁に連結され、前記ポンプがアン
チロック装置によってソレノイド弁と同期して始動され
て、第2アキュムレータ内の流体圧力により第1逆止弁
を閉止させマスターシリンダを隔離する流体ブレーキ回
路において、前記ブレーキ内の圧力の低減に感応するパ
イロット制御弁を包含しており、前記パイロット制御弁
が、スプリングを内部に配置した第1室及び第2室を画
成し頭部及びこれと反対側の端部を有するプランジャを
包含し、前記スプリングが前記プランジャを開口位置に
向けて負荷し、前記第1室が前記ブレーキ及び前記ソレ
ノイド弁の第2口に連結され、前記プランジャの頭部が
その弁座に対して閉止した位置において前記第2室を第
1及び第2隔室に区分し、前記プランジャに使用する前
記第1隔室の有効断面積が前記第2隔室の有効断面積よ
りも大きく、前記第1隔室が前記マスターシリンダに連
結され、前記第2隔室が前記ソレノイド弁の第1口に連
結され、前記第2アキュムレータと前記第2室の第2隔
室との間に絞りが設けられていることを特徴とする、車
輪アンチロック装置を備えた自動車用流体ブレーキ回路
が提供されている。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳
細に説明する。
第1図において、図示の流体ブレーキ回路は完全に対
称な2つの回路部分から成る。従って、これら回路部分
の一方についてのみ説明する。慣習的に、各回路部分は
車両の対角線上の車両、例えば一方の回路部分に関して
は左前輪と右後輪の制動を制御する。図示のブレーキ回
路はまた、普通のブレーキ回路にアンチロック装置を容
易に組付けできるように設計された型のものである。こ
の普通のブレーキ回路はサーボ装置1とマスターシリン
グ2とを組込んでおり、この組立体全体がブレーキペダ
ル3を介して運転者により制御される。以下に説明する
回路部分は左前輪ブレーキ4と右後輪ブレーキ5のブレ
ーキ流体圧力を制御するように働く。マスターシリンダ
2はパイロット制御弁6及び三方向二位置型ソレノイド
弁16を通るラインを経てブレーキに連結される。パイロ
ット制御弁6はプランジャ7を包含し、その頭部8は、
核頭部を具えた端部とは反対側のプランジャの端部に作
用するスプリング9により開口位置へ負荷されている。
マスターシリンダ2はプランジャ頭部8を囲繞するパイ
ロット制御弁6の室14にライン10を介して連結される。
本発明によると、後述する理由のため、このライン10
は、ブレーキ流体がパイロット制御弁6からマスターシ
リンダ2へ戻るのを防止するように配設された逆止弁11
を含む。パイロット制御弁6のプランジャ7の頭部8を
囲繞している室14は、ライン15を介してソレノイド弁16
の入口aに連結される。ソレノイド弁16は普通の三方向
二位置型ソレノイド弁である。2つの位置のうちの一方
において、入口aは、ブレーキ4と5に流体を供給する
ライン18にライン17を介して連結された出口bに連通さ
れる。ライン18はパイロット制御弁6の室19に入り、こ
の室内にはプランジャ7を負荷するスプリング9が配設
されている。従って、プランジャの頭部8の位置は、ス
プリング9によってプランジャに発揮される荷重ばかり
でなく、室14と19内の圧力の差によっても制御されるの
である。この室19はライン17と左前輪ブレーキ4との間
に配設されている。更に、ライン18は普通の圧力補正装
置21を介して右後輪ブレーキ5に流体を供給する。
通常のブレーキ作動位相中運転者がブレーキぺダル3
を踏込むと、マスターシリンダ2内のブレーキ流体圧力
が上昇し、この圧力の上昇がライン10,15,17と18を介し
パイロット制御弁6を経て2つのブレーキ4と5に伝え
られ、パイロット制御弁は開口し、ソレノイド弁は、第
1図に示されているように、低圧アキュムレータ22への
流体の流れを遮断する位置にある。
本発明によるブレーキ回路は車輪アンチロック装置を
装備している。この車両アンチロック装置はソレノイド
弁16の位置を制御するコンピュータ(図示しない)を包
含する。車輪のロックが切迫していることをコンピュー
タが検出すると、コンピュータは開放位置へのソレノイ
ド弁16の切換えを制御し、この開放位置では、出口bと
cが互いに連通してブレーキ内の流体をライン17に連結
されたライン20へ流通させることができる。その後この
流体は低圧アキュムレータ22に収容される。電気ポンプ
23はこの流体を吸い込んでポンプの出口に連結された高
圧アキュムレータ24へ送る。アキュムレータ22と24は電
気ポンプ23とで回路内の流体を貯留する装置を形成す
る。高圧アキュムレータ24はライン25を介してパイロッ
ト制御弁6の室14に連結され、このライン内には、ブレ
ーキ流体が室14から高圧アキュムレータ24へ流れるのを
防止する逆止弁13が配設されている。パイロット制御弁
6のプランジャ頭部8が閉じると、室14は絞り27を有す
るバイパス26によって互いに連結される2つの隔室に区
分される。このバイパス26の一端部は室14と逆止弁11と
の間でブレーキ回路に連結されている。
本発明によるブレーキ回路はまた、逆止弁11の上流側
でマスターシリンダ2をライン18のブレーキ4上流側に
直接連結するライン28を有する。本発明によると、この
ライン28は、マスターシリンダ2からライン18へ向かう
ライン28に沿った流体の流れを防止するように指向され
た逆止弁12を含む。逆止弁12及びライン28の機能につい
ては後述する。
上述したように、車輪のロックが切迫していることを
コンピュータが検出すると、ソレノイド弁16が「開放」
位置に切換わって、容積C1のブレーキ流体の圧力を低減
させることが可能となる。その後、プランジャ7に発揮
される圧力差の作用によりこのプランジャがその弁座に
着座する。更に、コンピュータはソレノイド弁16を「開
放」位置に切換えると同時に、電気ポンプ23を始動させ
る。コンピュータがソレノイド弁16の付勢を遮断すると
直ちに、電気ポンプ23がパイロット制御弁6の室14及び
絞り27を介してブレーキ回路を再び昇圧し、それからソ
レノイド弁16はその口aとbを互いに連通する「遮断」
位置にされてブレーキ流体をライン18に供給する。慣習
的に、絞り27はブレーキ回路内の流体の圧力上昇を調整
する。そして、ブレーキ流体の一部は高圧アキュムレー
タ24に収容される。
コンピュータが電気ポンプ23を始動すると、運転者は
ブレーキペダル3の踏込みを多少感知することとなる。
事実、電気ポンプ23はいつかは呼び水としての流体を必
要とし、マスターシリンダ2は逆止弁11を介し、プラン
ジャ7の移動により不足したブレーキ流体をパイロット
制御弁6の室14に供給する。その後、高圧アキュムレー
タ24内に貯留された流体圧力が逆止弁11に作用して該弁
を閉じ、従ってマスターシリンダ2の逆止弁11下流側に
おけるブレーキ回路内の圧力の変動から隔離する。その
後は、アンチロック装置の作動中ブレーキ流体の吸い込
み及び開放の交互動作が運転者に感知されることはな
い。本発明によると、逆止弁11が閉じているため、ブレ
ーキ作動期間の終期にはブレーキ流体が逆止弁12を介し
てライン28を経てマスターシリンダ2へ戻るのである。
第2図のグラフにおいて、本発明によるブレーキ回路
を備えブレーキペダルの反力を濾過する装置の効果を評
価することができる。この図はaにおいて例えばアンチ
ロック作動中のブレーキ4内の圧力の変化を、bにおい
て本発明のように改良されていないブレーキ回路を用い
た場合のブレーキペダル3の踏込み量を、そしてcにお
いて本発明に従って改良されたブレーキ回路を用いた場
合のブレーキペダル3の踏込み量をそれぞれ示す。グラ
フbとcを比較すると、グラフbで観察されたブレーキ
ペダル踏込み量の変化がグラフgでは完全に滑らかにな
っていることが明らかである。従って、本発明によるブ
レーキ回路は、運転者にとって不快であるとともに車両
の運転に際して危険である振動を排除することを可能に
している。グラフbとcはまた、アンチロック作動中、
本発明によるブレーキ回路におけるブレーキペダルの踏
込み量e1が本発明のように改良されていないブレーキ回
路のブレーキペダルで観察されは踏込み量e2よりも相当
小さいことを示している。第1図のものに従ったブレー
キ回路と、本発明のように改良されていない同様な回路
とによってなされた寸法上の比較において、本発明に従
って改良されたブレーキ回路ではマスターシリンダピス
トンの内方への工程は1.7mmを記録し、これに対し本発
明のように改良されていないブレーキ回路を用いた場合
には対応する内方への工程は4.5mmを記録することがで
きた。従って、本発明はアンチロックブレーキ作動中運
転者にとって不快に感じられるブレーキペダルの付加の
踏込み量を相当減少させることができる。
第1図の第1実施例において、本発明によるブレーキ
回路は僅かに負荷(例えば0.5バールに)設定された逆
止弁11と12を含んでいる。アキュムレータ22と24はスプ
リング型アキュムレータであってよい。
第3図において、本発明に従って改良されたブレーキ
回路の第2実施例が示されている。この図において、第
1図のブレーキ回路の構成要素と同一又は類似の構成要
素は同一符号で示されている。第3図のブレーキ回路に
おいて、ブレーキ4と5は互いに独立して制御される。
このため、三方向二位置型ソレノイド弁16と32がブレー
キ4と5にそれぞれ組合わされている。ブレーキ4に組
合わされたサブ回路は基本的にソレノイド弁16と、アン
チロック装置のコンピュータによって制御される遮断ソ
レノイド弁30とから成り、この遮断ソレノイド弁30は絞
り29を有するバイパスを選択的に連結できるようにして
いる。この選択的連結は前輪ブレーキの圧力を正確に調
整する上で特に有益である。前輪は案内車輪であるた
め、これら車輪のためのアンチロック装置をできる限り
融通性の高いものとすることは都合がよい。ブレーキ4
に組合わされたサブ回路に関し、逆止弁11と12は第1図
の実施例の場合と同一の機能を果す。
高圧アキュムレータ24は入口ライン20と出口ライン25
を有する。
ブレーキ5に組合わされたサブ回路は基本的にパイロ
ット弁制御弁31と、三方向二位置型ソレノイド32と、こ
れら2つの弁を介してマスターシリンダ2をブレーキ5
に連結するラインとから成る。ソレノイド弁16と32の開
放出口cはそれぞれライン20と33を介して低圧アキュム
レータ22そして電気ポンプ23の入口に連結される。遮断
側では、ソレノイド弁32はブレーキ5へ流体を供給する
ライン34に出口bを介して連結され、またソレノイド弁
32は、その入口aを介して、絞り36を備えたライン35を
経てライン25に連結されるとともに、パイロット制御弁
31のプランジャの頭部を囲繞する室37に連結される。こ
のプランジャは閉位置にある時に室37を2つの隔室に区
分する。これらの隔室の一方はライン38を介して逆止弁
11の上流側でマスターシリンダ2に連結される。プラン
ジャの閉止は、室37をソレノイド弁32の入口aに連結す
るラインとライン38との連通を遮断する。プランジャの
底部は、第1図の実施例のプランジャ7と同様に、室39
内に着座されたスプリングにより負荷されている。タッ
プがライン34内の加圧ブレーキ流体を室39へ供給できる
ようにする。
通常のブレーキ作動中、マスターシリンダ2の圧力が
一方においてライン38及びパイロット制御弁31の室37を
介して、また他方において絞り36を備えたライン35及び
ソレノイド弁32を介してブレーキ5に伝えられ、ソレノ
イド弁はその後に遮断位置となる。ブレーキ5に組合わ
された車輪のロック状態が切迫していることをコンピュ
ータが検出すると、第1図の実施例と同様に、ソレノイ
ド弁32は開放位置に切換わる。しかし、ブレーキペダル
3が開放された際のブレーキ作動期間の終期において、
ブレーキ5内の圧力をマスターシリンダ2へ確実に戻す
ことが必要である。このため、本発明によると、パイロ
ット制御弁31のプランジャが室39内の圧力変動の作用に
より開き、この結果パイロット制御弁の室37及びライン
38を介するライン34とマスターシリンダ2との連通を回
復させることとなり、その後にソレノイド弁32が再び遮
断位置となる。それから、パイロット制御弁31はブレー
キ4に流体を供給するサブ回路の組合わされた逆止弁12
の機能を果す。
このように、本発明によると、車輪のアンチロックブ
レーキ作動位相中におけるブレーキ回路内の圧力振動は
マスターシリンダそしてブレーキぺダルに伝わることは
ない。従って、運転者の快適性及び制動安全性が向上
し、この効果は普通のブレーキ回路に組込めるように設
計されたアンチロック装置に安価な変更を施すだけで達
成できる。特に、コンピュータから発せられる特殊の信
号によってソレノイド弁を制御することなしに、逆止弁
を用いることにより上記効果を達成できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による流体ブレーキ回路の第1実施例を
示す概略回路図、第2図は第1図の流体ブレーキ回路に
よって得られるブレーキペダルへの反力の濾過作用を示
すグラフ、第3図は本発明による流体ブレーキ回路の第
2実施例を示す概略回路図である。 1……サーボ回路、2……マスターシリンダ、3……ブ
レーキペダル、4……左前輪ブレーキ、5……右後輪ブ
レーキ、6,31……パイロット制御弁、7……プランジ
ャ、8……頭部、9……スプリング、11,12,13……逆止
弁、14,19,37,39……室、16,32……ソレノイド弁、22…
…低圧アキュムレータ、23……電気ポンプ、24……高圧
アキュムレータ、27,29,36……絞り、30……遮断ソレノ
イド弁。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキペダルによって制御されるマスタ
    ーシリンダ(2)と、 車両の車輪に組合わされた少なくとも1つのブレーキ
    (4,5)と、 アンチロック装置の作動中マスターシリンダをブレーキ
    回路内の圧力脈動から隔離する第1逆止弁(11)と、 第1、第2及び第3口を有していて、通常時ブレーキ回
    路を閉成するように第1及び第2口(a,b)を連通さ
    れ、アンチロック装置の制御中には第2及び第3口(b,
    c)を連通させて前記第2口(b)に連結されたブレー
    キを前記第3口(c)を介して第1アキュムレータ(2
    2)及びポンプ(23)の入口に連通することによりブレ
    ーキ内の圧力を低減させるソレノイド弁(16,32)とを
    包含し、前記ポンプの出口が第2アキュムレータ(24)
    及び前記第1逆止弁(11)に連結され、前記ポンプがア
    ンチロック装置によってソレノイド弁(16,32)と同期
    して始動されて、第2アキュムレータ(24)内の流体圧
    力により第1逆止弁(11)を閉止させマスターシリンダ
    を隔離する流体ブレーキ回路において、 前記ブレーキ内の圧力の低減に感応するパイロット制御
    弁(6,31)を包含しており、前記パイロット制御弁(6,
    31)が、スプリング(9)を内部に配置した第1室(1
    9,39)及び第2室(14,37)を画成し頭部(8)及びこ
    れと反対側の端部を有するプランジャ(7)を包含し、
    前記スプリングが前記プランジャ(7)を開口位置に向
    けて負荷し、前記第1室(19,39)が前記ブレーキ及び
    前記ソレノイド弁(16,32)の第2口(b)に連結さ
    れ、前記プランジャ(7)の頭部(8)がその弁座に対
    して閉止した位置において前記第2室を第1及び第2隔
    室に区分し、前記プランジャ(7)に使用する前記第1
    隔室の有効断面積が前記第2隔室の有効断面積よりも大
    きく、前記第1隔室が前記マスターシリンダに連結さ
    れ、前記第2隔室が前記ソレノイド弁(16,32)の第1
    口(a)に連結され、前記第2アキュムレータ(24)と
    前記第2室の第2隔室との間に絞り(27,36)が設けら
    れていることを特徴とする、車輪アンチロック装置を備
    えた自動車用流体ブレーキ回路。
  2. 【請求項2】前記第1隔室が前記第1逆止弁(11)を介
    して前記マスターシリンダに連結されるとともに前記第
    2アキュムレータ(24)に連結され、前記第1及び第2
    隔室が前記絞り(27)によって互いに連通されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の流体ブレーキ回路。
  3. 【請求項3】ブレーキペダルへの圧力が解放された時に
    流体をマスターシリンダへ戻すことができるように、前
    記ブレーキと前記マスターシリンダとの間に連結された
    ブレーキ回路のブランチ内に第2逆止弁(12)が配置さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載の流体ブ
    レーキ回路。
  4. 【請求項4】前記マスターシリンダから前記第2アキュ
    ムレータ(24)への流体の流れを防止するように第3逆
    止弁(13)が設けられていることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載の流体ブレーキ回路。
  5. 【請求項5】前記ソレノイド弁(16,32)が三方向型の
    もので、遮断位置と開放位置とを有することを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれか1項に記載の流体ブレー
    キ回路。
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