JP2673567B2 - 血液中の顆粒球除去方法及びこれに用いる顆粒球除去装置 - Google Patents
血液中の顆粒球除去方法及びこれに用いる顆粒球除去装置Info
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Description
に用いる装置に関する。
し、人体へ還流するための顆粒球除去方法及び装置に関
する。
術の向上、ことに血清診断を可能とする各種の画像によ
る新しい診断技術の提供などは医療界に貢献している。
病態の適切な把握を可能とする手段もしくは指標につい
ては、現在満足すべきものがなく、わずかに通常の血液
像などの変化による生理的状態の把握及び患者の自覚症
状を基にしたパフォーマンス ステータス(ECOS−PS)
分類による方法などが採用されているに過ぎない。
のない癌患者であって、同等の治療を施した場合であっ
ても、その治療成績並びに予後などが大幅に異なること
があることが臨床的にるる指摘されている。かかる要因
についてはおろか、その宿主の状態の相違の把握するた
めの手段についてさえ、未だ報告された例はない。
粒球(granulocyte:G)とリンパ球(lymphocyte:L)の
数の比(以下、G/L比と略す)が、宿主の状態もしくは
病態を良好に反映する指標(マーカー)であることを見
いだした。すなわち、G/L比の変化は、担癌宿主の治療
感受性(抵抗性)ならびに予後を良好に反映し、健常人
から設定された正常域のG/L比を維持する癌患者は、治
療感受性であり(治療成績が良好であり)またその経過
ならびに予後が良好であることを見いだした。
績、経過及び予後が悪く、死に至る前の癌患者では、急
激なG/L比の上昇が認められる。
主マーカーであって、癌臨床治療の場において、担癌患
者の病態変化を判断するための有力な手段になると考え
られる。
球を除去することによりG/L比を低下させることが癌治
療に対して好ましい影響を与えることが示唆される。
置についても併せて案出した。
定範囲のものを用いれば、他の血液細胞成分、血漿成分
などをほとんど失なうことなく、顆粒球を選択的に除去
できることを見出した。
の第1の目的は、血液をリンパ球に比し顆粒球への親和
性が高い担体に接触させることを特徴とする血液中の顆
粒球除去方法を提供するものである。
への親和性が高い担体を収容した顆粒球吸着部と、血液
を該吸着部に流入させるための血液流入部と、該吸着部
内に流入させた血液を該吸着部外に流出させるための血
液流出部を備えている顆粒球除去装置を提供するもので
ある。
た血液を処理し、人体に還流するための顆粒球除去方法
及び装置を提供するものである。
比し顆粒球への親和性が高い担体(以下、単に「担体」
と略す)は、接触する血液に有害なものでなければその
材質を問わずに利用することができるが、好ましくは、
水に対する接触角が55゜〜95゜の間にある担体がよい。
あり、効果的に顆粒球を分離することが可能であり、か
つ他の血液細胞成分、血漿成分の吸着が少なくて済み、
選択的に顆粒球を吸着することにおいて優れている。
−ナイロンや11−ナイロンなどのナイロン、ポリトリフ
ルオルエチレン、ポリエチレンテレフタレートが好適で
ある。尚、上記担体は2種以上混合してもよいことはも
ちろんである。
する場所で液面と固体面とのなす角(液の内部にある角
を取る)をいう。
表の通りである。
限定はしないが、一般には血液細胞と区別し得るだけの
大きさを有し、接触する血液との接触面が大きい形状、
すなわち効率的な接触を可能とする形状である。例え
ば、φ0.1〜10mm程度のビーズ状担体などとすることが
できる。
ましい。これは、ビーズ状担体を収容した顆粒球吸着部
(例えば、カラム)を使用する場合ビーズ状担体の粒径
が小さすぎると、血液の移送に高い圧力を要し、それに
よって溶血の恐れがあり、又、血栓が生成し、それによ
る目詰まりが起こる恐れがあり、又、流量も低下する恐
れがあるからである。そして、ビーズ状担体の粒径が大
きすぎると、単位体積あたりの表面積が減少するので、
処理効率が低下するからである。
イロン、ポリトリフルオルエチレン、ポリエチレンテレ
フタレートなどの熱可塑性樹脂を射出成形、押出成形な
どの既知の成形方法を利用して成形することが可能であ
る。更に、成形後必要に応じて研摩することにより粒径
を揃えることも可能である。
既知の重合法によって製造するこもできる。さらにガラ
スビーズは、溶融物から成形することができる。
新和性が低く、それらが併せて吸着除去されない材質で
あるのが好ましいが、かかる成分を補給することも可能
であるので、そのような材質の担体に限定する必要はな
い。
粒球除去装置を説明する。
する接触角が55゜〜95゜である担体4が充填されてい
る。
血液(G/L比の高い患者血液)を該吸着部内に流入させ
るための血液流入部2が備えられ、他端部には、該吸着
部内に流入され、上記担体との接触により顆粒球の吸着
除去された血液を該吸着部に流出させるための血液流出
部3が備えられている。
担体の流出を防止する目的などのため、フィルターが備
えられていても良い。
により連続的に顆粒球を除去し、G/L比を改善するよう
に使用することができ、輸送材料としての、例えばシリ
コーンゴムチューブ、ポリ塩化ビニル等の無害な素材か
らなる配管11及び血液ポンプ5を備えることができる。
には、血液循環が正常に行われていることを確認するた
めの動脈圧計8及び静脈圧計9、血液の凝固を防ぐため
の薬物、例えばヘパリンを投与するたの薬物投与口6及
び血液抗凝固剤の作用を防止する薬物、例えばプロタミ
ンを注入するための薬物投与口10並びに対外循環中に低
下する血液の温度を上昇させるための加温器7等を設置
してもよい。更に、循環血液の血液像を検出するための
通常の検出器及び本発明に起因する顆粒球以外の血液成
分の不足を補うための血液成分補給器を設置することも
できる。
利用し得る。
固体担体へ接触させることにより、顆粒球を該血液から
吸着除去ないし又は低下させることにあり、G/L比が低
下して血液を生体内に戻し得る状態で取得できる点にあ
る。従来の公知技術は、かかる固相担体への接触による
方法はもちろん、血液より顆粒球を除去ないしは低下し
得る手段につき、何等の示唆もない。また、血液から顆
粒球を分離する手段として高密度層からなる試薬を採用
する比重遠心法が知られているが、顆粒球濃度が低下し
た血液を得ているものではなく、また仮に再構成が可能
であったとしても、生体内へ戻すには問題を残している
ものである。
により連続的に癌患者の顆粒球を低下させるべく使用す
ることができるが、その使用形態に限定はなく、例えば
採血した血液を用いて、その顆粒球の除去ないし低下を
成し、かかるリンパ球に比し、顆粒球が低下した血液を
得る目的に使用し得る。
値を示すG/L比を良好に改善、すなわち正常域に回復も
しくは近づけることができる。
ば、その正常域は、約1.6±0.6と設定ができ、かかるG/
L比を有する癌患者は、宿主として良好な状態にあると
判断し得る。
治療成績が得られ、また予後が良好である。
として悪い状態にあると判断し得、かかる患者は、治療
抵抗性であり、その予後は悪い。G/L比の上昇は、宿主
の状態の悪化を反映し、死亡する前には著しい高値を呈
する。
態把握のためにきわめて有用なマーカーであり得る。
常域に、回復もしくは近づけることは、癌患者の治療上
きわめて有用である。
ずれも公知であり、常法に従うことができ、またすでに
自動計測器なども市販されていることから、容易に算定
することができる。
が、本発明はこれら実施例に何ら制約されるものではな
い。
ない限り、自動分析装置(sysmexE−4000東亜医用電子
(株))により測定し、G/L比を算定した。
たG/L比は、1.6±0.6であり、これを正常域と設定し
た。
(n=16)、肝硬変及び肝炎患者(n=16)及び癌患者
(死亡3ケ月前値:n=22、同2ケ月前値:n=30、同1ケ
月前値:n=50)につきG/L比を求めた。結果を第2図に
示す。
と算定したときのG/L比(G/Lインデックス)を示し、横
軸は、各群を示す。
上昇することがわかる。
3.0を越える進行癌患者27例のB群の予後につき検討し
た。尚、2群間において、年齢(21〜90才)、癌種(胃
癌、子宮癌、大腸癌、食道癌、乳癌、肺癌、膵癌、頸部
癌、血管肉腫、副鼻腔癌、卵巣癌、膀胱癌および胆嚢
癌)及びP.S(0〜4)のいずれの背景因子にも、有意
差(X2−Test)は認められない。
めの実用統計学」富永祐民、蟹書房、昭和57年8月20日
発行)による比較の結果を第3図に示す。
(月数)を示す。
後の良いことがわかる。
療を受けており、特記した放射線治療以外には、他の治
療を受けていない。
す。各図中、縦軸はG/L比を、横軸は経過日数を示す。
が、G/L比が正常域に維持されており、体腔液増加の抑
制など良好な治療効果が認められ、全身症状軽快にて、
外来治療が継続されている。
び腹腔内転移)症例。
ていた。腹壁腫瘤は、手術不能であり、放置されていた
が、術後治療開始107日目にその腫瘤消失が認められ、
全身状態良好にて、外来治療が継続されている。
始より86日目に転移巣の消失を認めるとともに全身症状
軽快にて外来治療が継続されている。
より108日目に死亡。
び頚部リンパ腺転移)。
すも、肺転移巣の悪化及び全身状態の悪化が認められて
いる。
転移)症例。
に更に放射線治療(胸椎30Gy)が施された。G/L比の改
善と共に、全身状態が軽快し、肺転移巣の消失が認めら
れた。100日目に退院し、外来治療が続けられている。
悪く、放射線治療(骨盤30Gy)によっても治癒効果が認
められなかった。しかしながら35日目からG/L比の改選
が認められ、同時(35〜55日目)に放射線治療(骨盤20
Gy)を行った後は、全身状態の著しい改善が認められ、
85日目に退院し、以後外来治療が可能となった。
て、射出成形後、研摩することによって製造したポリス
チレンビーズ〔φ1.0mm(PSB−1)又はφ3.5mm(PSB−
2):積水化学工業(株)製〕を用いた。
れ、ヘパリン採血した健常人の血液1.5mlを加えて、室
温で2時間振盪混和した。この担体を用いた吸着処理前
後のG/L比を下記第2表に示す。
れ、G/L比の低下した血液が取得できることが判る。
尚、上記において、塗抹標本の観察(計200細胞)によ
っても評価したが、好中球の割合が減少し、相対的にリ
ンパ球の割合の増加が認められ、同様にG/L比の良好な
低下が確認された。
常高値を示す癌患者のG/L比の改善に良好に使用し得る
ことがわかる。更にかかるG/L比の改善は、前記症例報
告から判るとおり癌治療に極めて有用である。
たポリスチレンビーズ、ポリトリフルオルエチレンビー
ズ、6−ナイロンビーズ、酢酸セルローズビーズ、ポリ
エチレンテレフタレートビーズ〔それぞれ粒径3.2mm
φ:積水化学工業(株)製〕および溶融成形によって製
造したガラスビーズ〔粒径3.2mmφ〕を用いた。各ビー
ズ約5000個を界面活性剤5%SCAT20X−N(第一工業製
薬(株)製)500mlに30分間浸した。次いで脱イオン水
で5回洗浄し、さらに99.5%のエタノールで2回洗浄し
た後風乾し、最後に総量2.5メガラッドのガンマ線を照
射し、ビーズを洗浄滅菌した。
て、ヘパリン採血した各種癌患者の血液1.5mlを加えて3
7℃に30分間(振盪混和または反応)した。
測した。この結果を第3表に示す。
よっても評価したが、上記機器による測定と同様の結果
を得た。
に、雌雄それぞれ一頭づつ、3才、体重11kgのビーグル
犬を用いて、体外循環における顆粒球除去実験を行っ
た。
1mlのカラムを用い、この中に射出成形後、研摩するこ
とによって製造した約2550個の酢酸セルロースビーズ
(粒径3.2mmφ:積水化学工業(株)製)を実施例6と
同様に洗浄、殺菌した後充填した。ビーズ充填後のカラ
ム内の血液容量は、約28mlであった。体外循環系は、採
血用チューブを用い、鼠蹊部動脈より直接採血し、上記
顆粒球吸着部に、血液を通じた後再びチューブを介して
鼠蹊部動脈に戻すよう構成した。流速は体外血液循環用
ポンプにて100ml/分に調整した。又、上記カラムに通じ
る前に抗凝固剤としてヘパリンを1000U/時の割合でチュ
ーブを通じ血液に混入した。又、ヘパリン拮抗剤として
プロタミンをカラムを通じた後の血液中に混入した。
中の採血はカラム流入前後の血液を連結チューブから採
血し、G/L比を求めた。この結果を第4表に示す。
ロース、ポリスチレン等が有効にG/L比を低下せしめる
ことができ、特にインビボで体外循環させた場合にも酢
酸セルロース担体は有効にG/L比を低下させることが明
らかであり、臨床による有効性を示していた。
る。 第3図はG/L比と癌患者の予後の関連性を示す図面であ
る。 第4図〜第10図は症例1〜症例7のG/L比の経過をそれ
ぞれ示す図面である。
Claims (3)
- 【請求項1】水に対する接触角が55゜〜95゜の範囲内に
ある担体を収容した顆粒球吸着部と、血液を該吸着部に
流入させるための血液流入部と、該吸着部内に流入され
た血液を該吸着部外に流出させるための血液流出部を備
えていることを特徴とする血液中の顆粒球を除去するこ
とによる癌治療装置。 - 【請求項2】水に対する接触角が55゜〜95゜の範囲内に
ある担体を収容した顆粒球吸着部と、生体からの血液を
該吸着部に流入させるための血液流入部と、該吸着部内
に流入された血液を該吸着部外に流出させて当該生体に
戻すための血液流出部を備えていることを特徴とする血
液中の顆粒球除去用体外循環装置。 - 【請求項3】担体が、径0.5〜7mmのビーズ状担体である
請求項1記載の体外循環装置。
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