JP2652911B2 - 車両用アクチュエータ - Google Patents

車両用アクチュエータ

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JP2652911B2
JP2652911B2 JP21613691A JP21613691A JP2652911B2 JP 2652911 B2 JP2652911 B2 JP 2652911B2 JP 21613691 A JP21613691 A JP 21613691A JP 21613691 A JP21613691 A JP 21613691A JP 2652911 B2 JP2652911 B2 JP 2652911B2
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stoppers
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二郎 井上
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用アクチュエータ
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、図1、図2のように、ロックアンロ
ック切替用モータaと、減速機構bと、出力軸cに固定
されているセクターギアdとからなり、前記モータaに
より減速機構bを介して前記セクターギアdを回転さ
せ、出力軸cを一定角度回転させることにより、ロック
アンロックの自動切替を出来るようにしたものは公知で
ある。該公知のケースeは、合成樹脂製のケースeとこ
れの蓋体から成り、雨水等の浸水を防止するためにケー
スeと蓋体との合わせ面にはシールhを取付け、また、
前記セクターギアdのストッパf、gを、溝を形成して
その溝に埋設固定してあった。 また、公知の、特開昭6
2−29683号公報には、合成樹脂製のケースとこれ
の蓋体から成り、ケースと蓋体との合わせ面にはシール
を取付け、また、前記セクターギアのストッパを、ケー
スより突出する突起に挿入して固定したものが記載され
ている。 また、公知の、実願昭61−118020号の
マイクロフィルムには、所定間隔置きに広巾にした防水
パッキンを、広巾の部ノでネジにより止着した構造につ
いて記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記図1及び図2に示
した公知のセクターギアdは、ロック位置である実線位
置とアンロック位置である仮線位置との間揺動回動する
が、その回動はケースe側に取付けてあるストッパfお
よびgに当接して停止する。それゆえ、公知のケースe
には溝を形成しその溝にストッパf、gをそれぞれ埋設
固定してあった。また、公知の、特開昭62−2968
3号公報のものもセクターギアのストッパを、ケース
より突出する突起に挿入して固定したものであるから、
図1及び図2のものと同様の課題があった。なお、公知
の、実願昭61−118020号のマイクロフィルムに
記載されたものは、所定間隔置きに広巾にし、合せ面と
同巾の防水パッキンを、広巾の部分でネジにより止着し
たものであるから、溝に嵌合してないのでずれ易く、か
つストッパについては未解決である。 しかし、前記公知
のストッパを設けたものは、作業が面倒であることと、
費用が掛ることから、本発明においては、ストッパf、
gをシールhと兼用させることについての着想を得たも
のである。即ち、前記アクチュエーターは、合成樹脂製
のケースeとこれを塞ぐ蓋体から成り、雨水等の浸水を
防止するためにケースeと蓋体との合わせ面にはシール
hが取付けてあるので、本発明はシールhとストッパ
f、gとを一体化するようにしたものであり、このよう
にすると、シールhとストッパf、gは一体なので、ス
トッパf、gはシールhの位置決めの効果まで奏するよ
うになる。
【0004】
【発明の目的】本発明は、シールhとストッパf、gと
を一体化することにより、組立手間の節約、費用の節
減、シールhのずれ防止を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、ケー
ス2内に設けたモータ7および該モータ7により揺動す
るセクタギヤ11と、前記ケース2に被さる蓋体3と、
前記ケース2と前記蓋体3との合せ面5に設けたシール
6部材と、前記セクタギヤ11の基部に固定される出力
軸12と、前記セクタギヤ11が一端で突き当るストッ
パ13と、前記セクタギヤ11が他端で突き当るストッ
パ14とからなるものにおいて、前記ストッパ13、1
4は前記シール6と一体構造とし、且つ前記ストッパ1
3、14を前記ケース2側に固定した車両用アクチュエ
ータとしたものである。また、ケース2内に設けたモー
タ7および該モータ7により揺動するセクタギヤ11
と、前記ケース2に被さる蓋体3と、前記ケース2と前
記蓋体3との合せ面5に設けたシール6部材と、前記セ
クタギヤ11の基部に固定される出力軸12と、前記セ
クタギヤ11が一端で突き当るストッパ13と、前記セ
クタギヤ11が他端で突き当るストッパ14とからなる
ものにおいて、前記ストッパ13、14は前記シール6
と一体構造であり、前記ストッパ13、14の中心部に
透孔17、18をそれぞれ形成し、該透孔17、18に
は前記ケース2側より突出する突起15、16を嵌合さ
せた車両用アクチュエータとしたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
第7図のように、アクチュエータ1は、ケース2と蓋体
3内に設けられ、ケース2と蓋体3はケース2に設けた
数個の螺子穴4aに止めビス4を螺合することにより
着され、合せ面5には螺子穴4aを避けてシール溝6a
が設けられ、シール溝6aにシール6が嵌合されて防水
される。ケース2内には、ロックとアンロックの切替用
のモータ7が固定され、その駆動軸8に駆動歯車9が固
定され、駆動歯車9には減速歯車10を介してセクタギ
ヤ11が係合する。
【0007】セクタギヤ11は、その基部が出力軸12
に固定されて出力軸12を中心に実線の位置から仮線の
位置まで回動し、実線の位置ではストッパ13に当接
し、仮線位置ではストッパ14に当接して停止する。
【0008】前記ストッパ13、14はシール6と一体
構造であり、公知の場合のように、シールhとは別体の
ストッパf、gをケースeに独立して固定する構造とは
異なり、シール6の一部を単に内側に一体的に膨出形成
し、ストッパ13、14の部分が動かないように固定す
る。実施例は、ケース2側に設けた突起15、16に嵌
合させてあり、ストッパ13、14の中心部には透孔1
7、18がそれぞれ形成されていて、透孔17、18に
突起15、16を嵌合させる。
【0009】19はセクタギヤ11に形成した出力軸1
2を中心とする円弧溝、20は円弧溝19に嵌合してい
る減速歯車10の軸、21はセクタギヤ11に形成した
係合歯である。
【0010】
【作用】次に作用を述べる。本発明は以上の構成である
から、ケース2に、ロックアンロックの切替用のモータ
7を固定し、その駆動軸8に駆動歯車9を固定し、駆動
歯車9には減速歯車10を介してセクタギヤ11
合させ、ケース2と蓋体3の間の合せ面5のシール溝6
にシール6を取付け、蓋体3を止めビス4により止着
するが、本発明におけるストッパ13、14は、シール
6と一体構造であり、実施例では、ストッパ13、14
の中心部に透孔17、18が設けられ、ケース側には突
起15、16が形成されているので、前記透孔17、1
8を突起15、16に嵌合させると、ストッパ13、1
4のみでなく、シール6までが動かなくなる。
【0011】
【発明の効果】前記図1及び図2に示した公知のセクタ
ーギアdは、ロック位置である実線位置とアンロック位
置である仮線位置との間揺動回動するが、その回動はケ
ースe側に取付けてあるストッパfおよびgに当接して
停止する。それゆえ、公知のケースeには溝を形成しそ
の溝にストッパf、gをそれぞれ埋設固定してあった。
また、公知の、特開昭62−29683号公報のもの
も、セクターギアのストッパを、ケースより突出する突
起に挿入して固定したものであるから、図1及び図2の
ものと同様の課題があった。なお、公知の、実願昭61
−118020号のマイクロフィルムに記載されたもの
は、所定間隔置きに広巾にし、合せ面と同巾の防水パッ
キンを、広巾の部分でネジにより止着したものであるか
ら、溝に嵌合してないのでずれ易く、かつストッパにつ
いては未解決である。しかし、前記公知のストッパを設
けたものは、作業が面倒であることと、費用が掛るとい
う課題があった。しかるに、本発明は、ケース2内に設
けたモータ7および該モータ7により揺動するセクタギ
ヤ11と、前記ケース2に被さる蓋体3と、前記ケース
2と前記蓋体3との合せ面5に設けたシール6部材と、
前記セクタギヤ11の基部に固定される出力軸12と、
前記セクタギヤ11が一端で突き当るストッパ13と、
前記セクタギヤ11が他端で突き当るストッパ14とか
らなるものにおいて、前記ストッパ13、14は前記シ
ール6と一体構造とし、且つ前記ストッパ13、14を
前記ケース2側に固定した車両用アクチュエータとした
ものであるから、前記ストッパ13、14は前記シール
6と一体構造であることと、前記ストッパ13、14は
前記ケース2側に固定されていることが相俟って、独立
したストッパに比べてストッパ13、14の取扱いが一
段と容易になる効果と、ストッパ13、14がシール6
の位置決めになる効果も奏し、組付性を向上させる。ま
た、ケース2内に設けたモータ7および該モータ7によ
り揺動するセクタギヤ11と、前記ケース2に被さる蓋
体3と、前記ケース2と前記蓋体3との合せ面5に設け
たシール6部材と、前記セクタギヤ11の基部に固定さ
れる出力軸12と、前記セクタギヤ11が一端で突き当
るストッパ13と、前記セクタギヤ11が他端で突き当
るストッパ14とからなるものにおいて、前記ストッパ
13、14は前記シール6と一体構造であり、前記スト
ッパ13、14の中心部に透孔17、18をそれぞれ形
成し、該透孔17、18には前記ケース2側より突出す
る突起15、16を嵌合させた車両用アクチュエータと
したものであるから、前記した効果を奏する外、ストッ
パ13、14の中心部に透孔17、18をそれぞれ形成
し、該透孔17、18にはケース2側より突出する突起
15、16を嵌合させたから、ストッパ13、14の固
定は確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知例底面図。
【図2】 公知例底面一部拡大図。
【図3】 本発明底面図。
【図4】 本発明の要部断面図。
【図5】 本発明の底面一部拡大図。
【図6】 縦断側面図。
【図7】 側面図。
【符号の説明】1…アクチュエータ、2…ケース、3…
蓋体、4…止めビス、5…合せ面、6…シール、7…モ
ータ、8…駆動軸、9…駆動歯車、10…減速歯車、1
1…セクタギヤ、12…出力軸、13…ストッパ、14
…ストッパ、15…突起、16…突起、17…透孔、1
8…透孔、19…円弧溝、20…軸、21…係合歯。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース2内に設けたモータ7および該モ
    ータ7により揺動するセクタギヤ11と、前記ケース2
    に被さる蓋体3と、前記ケース2と前記蓋体3との合せ
    面5に設けたシール6部材と、前記セクタギヤ11の基
    部に固定される出力軸12と、前記セクタギヤ11が一
    端で突き当るストッパ13と、前記セクタギヤ11が他
    端で突き当るストッパ14とからなるものにおいて、前
    記ストッパ13、14は前記シール6と一体構造とし、
    且つ前記ストッパ13、14を前記ケース2側に固定し
    た車両用アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 ケース2内に設けたモータ7および該モ
    ータ7により揺動するセクタギヤ11と、前記ケース2
    に被さる蓋体3と、前記ケース2と前記蓋体3との合せ
    面5に設けたシール6部材と、前記セクタギヤ11の基
    部に固定される出力軸12と、前記セクタギヤ11が一
    端で突き当るストッパ13と、前記セクタギヤ11が他
    端で突き当るストッパ14とからなるものにおいて、前
    記ストッパ13、14は前記シール6と一体構造であ
    り、前記ストッパ13、14の中心部に透孔17、18
    をそれぞれ形成し、該透孔17、18には前記ケース2
    側より突出する突起15、16を嵌合させた車両用アク
    チュエータ。
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