JP3730693B2 - 押ボタンスイッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ハンドルの押圧操作により内部のスイッチの接点部を動作させる押ボタンスイッチに関し、特に、非常停止スイッチとして用いられる押ボタンスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
ハンドルの押圧操作により内部のスイッチの接点部を動作させる押ボタンスイッチとして、ハンドルを回転させてスイッチのオン状態を解除する非常停止用のプッシュロック・ターンリセット押ボタンスイッチやハンドルを引くことによってスイッチのオン状態を解除する非常停止用のプッシュプル押ボタンスイッチがある。このような押ボタンスイッチとして、従来より図7に示すように、中空筒状の本体51内を長手方向に摺動する中空円筒状の操作軸56を備え、この操作軸56において本体51の前面に露出した一端にパッキン57を介してハンドル55を螺着したものがあった。
【0003】
しかし、ハンドル55を操作軸56の一端に螺着する場合、パッキン57の弾性変形によりハンドル55のネジ込み量が一定にならないため、ハンドル55の操作面に表記される刻印やマークの回転位置が適正な状態にならず、刻印やマークを認識し辛くなる場合が生じる。また、ハンドル55は、螺着方向と反対方向に回転させることにより操作側から容易に取り外すことができ、操作側から分解できないことが要求される最近の非常停止スイッチの規格に適合しない。
【0004】
そこで、図8に示すように、本体74の内部に摺動する操作軸71において、本体74の前面側に露出した一端に弾性係合するハンドル受け台78を介してハンドル75をネジ76により固定するようにしたものがある。この構成により、ハンドル75を適当な回転位置に配置した状態で本体74の背面からネジ76を挿入してハンドル75を固定することにより、ハンドル75の操作面に表記される刻印やマークの回転位置を適正な状態にでき、刻印やマークを認識し辛くなることがない。また、本体74の背面側からネジ止めするため、ハンドル75を操作面側から取り外すことはできない。
【0005】
なお、本体74内には、操作軸71に対して押圧方向に一定範囲内で摺動自在にして弾性係合する押圧体73が備えられている。操作軸71の押圧方向の移動は、コイルスプリング72を介して押圧体73に伝達されるため、操作軸71が所定量以上押圧された後に押圧体73が押圧方向に動作し、ハンドル75の誤操作によるスイッチの誤動作を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図8に示した従来の押ボタンスイッチでは、本体の背面方向から押圧体73及び操作軸71の内部を貫通してネジ76を挿入し、ハンドル75をネジ止めしなければならず、また、ネジ76及びハンドル受け台78を備えなければならないために部品点数が増加し、組立作業が煩雑になる問題があった。また、操作側からハンドル75に引き抜き方向の外力が作用した場合、操作軸71に弾性係合する押圧体73が、係合部分において容易に弾性変形し、押圧体73と操作軸71とが分離してしまうことも考えられ、上述した非常停止スイッチの規格に適合しなくなる問題がある。
【0007】
この発明の目的は、ハンドルを操作軸に分離できない状態に容易に取り付けることができるとともに、ハンドルと操作軸との取付部分における部品点数を削減して組立作業を容易化できる押ボタンスイッチを提供することにある。
【0008】
また、この発明の目的は、ハンドルを引き抜く方向の外力が作用した場合でも、操作軸と押圧体とが容易に分離しないようにし、非常停止スイッチの規格に確実に適合できる押ボタンスイッチを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明は、操作軸の前記一方の端部に円筒形状の操作軸側嵌合部を形成するとともに、ハンドルの本体に対向する面に操作軸側嵌合部に嵌合する円筒形状のハンドル側嵌合部を形成し、操作軸側嵌合部又はハンドル側嵌合部のいずれか一方の嵌合部の周面に、軸方向における前記一方の端部側を開放して半径方向に一定の深さを有し端部から軸方向に形成された第1の溝部と、軸方向における前記一方の端部側を閉鎖して前記半径方向に前記一定の深さを有する穴部と、軸方向における前記一方の端部側を閉鎖して第1の溝部と穴部とを連絡する円周方向の溝部であって第1の溝部から穴部に至る間において半径方向の深さが徐々に減少する第2の溝部と、を形成するとともに、穴部における第1の溝部側の側面を穴部の周方向の中心位置を通る半径方向に平行に形成し、残る他方の嵌合部の周面に、第1の溝部から第2の溝部を経由して穴部に係合する突起であって円周方向の幅が穴部と略同一で軸方向の幅が穴部と略同一の突起を形成したことを特徴とする。
【0010】
したがって、先ず、突起が第1の溝部に対向する状態でハンドル側嵌合部に操作軸側嵌合部を軸方向に嵌合させると、突起は第1の溝部内を軸方向に移動して第2の溝部に対向する。次いで、ハンドルを操作軸の円周方向に回転させることにより突起は第2の溝部内を移動する。このとき、第2の溝部は第1の溝部から穴部に至る間において徐々に半径方向の深さが浅くなるように形成されているため、突起は、操作軸側嵌合部及びハンドル軸側嵌合部の弾性変形をともないながら第2の溝部内を穴部方向に移動した後に穴部に係合する。上述した第2の溝部における半径方向の深さの変化により、第2の溝部と穴部との結合部分には段差が形成されることになり、この段差により穴部に係合した突起はハンドルの反対方向の回転によっては第2の溝部に戻すことができない。
【0011】
請求項2に記載した発明は、前記操作軸の中空円筒形状の他方の端部に一方の端部が嵌合する中空円筒形状の押圧体を備え、この押圧体に、一方の端部に開放した軸方向の切込部と、一方の端部近傍の周面から突出した突起と、を形成するとともに、操作軸に押圧体の突起が弾性係合する係合部を形成し、さらに、押圧体内部の一方の端部近傍に嵌合状態で係止される円筒形状のプラグを設けたことを特徴とする。
【0012】
したがって、操作軸の他方の端部内に押圧体を嵌合すると、切込部を有する一方の端部近傍における弾性変形により押圧体の突起が操作軸の係合部に弾性係合する。この押圧体の内部にプラグを挿入すると、プラグは押圧体の内部に嵌合状態で係止される。このプラグの嵌合により押圧体の一方の端部近傍は弾性変形を生じなくなり、操作軸の係合部に対する押圧体の突起の係合状態が維持される。
【0013】
【発明の実施の態様】
図1は、この発明の実施形態の一例である押ボタンスイッチの全体の構成を示す側面断面図及び平面断面図である。中空筒体に形成された本体1の内部に、操作軸2が軸方向に摺動自在に収納されている。操作軸2の一方の端部は本体2の正面側に露出している。この操作軸2の正面側の一方の端部にハンドル3が取り付けられている。操作軸2の内部には、操作軸2の背面側の他方の端部から押圧体4が嵌入されており、さらに、押圧体4の内部にプラグ5が挿入されている。操作軸2と押圧体4との間には反転バネ6が装填されている。本体1の背面側にはフック受台7が装着されており、フック受台7にはフック8及びフックバネ9が保持されている。フック8は、フックバネ9の弾性力により、本体1の中心軸方向に付勢されている。
【0014】
図2は、上記押ボタンスイッチの操作軸を示す図である。同図(A)〜(C)は、操作軸のそれぞれ正面図、側面図及び平面図であり、同図(E)及び(F)は、操作軸のそれぞれ側面断面図及び平面断面図である。また、同図(G)〜(I)は、同図(C)におけるそれぞれa−b部、c−d部及びe−f部の矢視端面図である。
【0015】
操作軸2において本体1の操作側の端部に露出する一方の端部には、円筒形状の操作軸側嵌合部21が形成されている。この操作軸側嵌合部21の操作側の端面2aは閉塞されている。この操作軸側嵌合部21の周面には、端部2aに開放した軸方向の第1の溝部22が、正面図において対称となる2箇所に形成されている。この第1の溝部22の半径方向の深さは所定の深さhにされている。さらに、操作軸側嵌合部21の周面には深さhの穴部24が、正面図において第1の溝部22に対して90度回転した位置で対称となる2箇所に形成されており、第1の溝部22と正面図においてその時計方向に位置する穴部24とを円周方向に連絡する第2の溝部23が形成されている。第2の溝部23の半径方向の深さは、第1の溝部22から穴部24に至る間において徐々に浅くされている。この形状は、図2(H)において明らかである。
【0016】
操作軸21の他方の端部2bは開放しており、端部2bから中間部2cまでの間に軸部25が形成されている。この軸部25の周面の4箇所には開口部26が形成されている。また、中間部2cは操作軸側嵌合部21及び軸部25よりも大きい径に構成されており、全周に渡って段部27が形成されている。この段部27に防水パッキン10が装着される。
【0017】
図3は、上記押ボタンスイッチのハンドルを示す図である。同図(A)〜(C)は、ハンドルのそれぞれ正面図、側面図及び背面図である。また、同図(D)及び(E)は、ハンドルのそれぞれ側面断面図及び平面断面図である。ハンドル3の背面には、円筒部31とその内側のハンドル側嵌合部32とが形成されている。ハンドル側嵌合部32も円筒形状を呈しており、その内径は、前述の操作軸2の操作軸側嵌合部21の外径に等しくされている。ハンドル側嵌合部32の内周面の2箇所には、突起33が背面図において対称となる位置に形成されている。突起33は、ハンドル側嵌合部32の内周面から半径方向に突出しており、前述の操作軸2に形成された第1の溝部22から第2の溝部23を経由して穴部24に係合する形状にされている。
【0018】
図4は、上記押ボタンスイッチの押圧体を示す図である。同図(A)〜(C)は、押圧体のそれぞれ正面図、側面断面図及び平面図である。押圧体4は、中空円筒形状の軸部41a,41bの中間部にフランジ42を形成し、このフランジ42の背面側の2箇所に延出部43が突出して構成されている。軸部41aの外径は操作軸2の内径に略等しくされている。また、軸部41aの周面の正面側の端部には4箇所に突起44が形成されており、軸部41aの周面の2箇所には正面側の端部に開放した切欠45が形成されている。軸部41aに形成された切欠45により押圧体4の正面側の端部を中心軸側に弾性変形させることができるため、突起44の存在に拘らず、押圧体4を操作軸2内に挿入できる。押圧体4を操作軸2内に挿入すると、突起44が操作軸2に形成された開口部26に係合する。
【0019】
さらに、軸部41aの周面においてフランジ42の近傍の2箇所に孔部46が形成されている。この孔部46には内側から後述するプラグ5の突起52が係合する。また、フランジ42の背面側に位置する軸部41bの周面には、凹部47及び段部48が形成されている。この凹部47及び段部48にはフック8が係合する。
【0020】
図5は、上記押ボタンスイッチのプラグを示す図である。同図(A)〜(C)は、プラグのそれぞれ正面図、側面断面図及び平面図である。プラグ5は、押圧体4の軸部41a内に嵌合する筒状を呈し、背面側の端部の2箇所から延出部51が突出している。この延出部51の外側面に突起52が形成されている。この突起52が、前述の押圧体4の孔部46に係合する。また、プラグ5の少なくとも正面側の端部は閉塞されている。
【0021】
ここで、上記押ボタンスイッチにおいてハンドル3が操作された場合の各部の動作を図1を用いて説明する。図1に示す状態からハンドル3を背面方向に押圧すると、ハンドル3とともに操作軸2が反転バネ6の弾性力に抗して背面方向に移動する。このとき、押圧体4は段部48とフックバネ9に付勢されたフック8との当接により背面方向への移動を規制されており、ハンドル3及び操作軸2の背面方向への変位が一定量を越えるまでは、操作軸2の変位は押圧体4に伝達されない。ハンドル3の操作量が一定量を越えない範囲で押圧体4が変位しないようにしているのは、ハンドル3の誤操作によるスイッチの誤動作を防止するためである。
【0022】
ハンドル3及び操作軸2の背面方向への変位が反転バネ6の弾性変形の範囲を越えると、操作軸2の背面側端部2bが押圧体4のフランジ42に当接し、押圧体4は操作軸2により背面方向に押され、フック8を介して作用するフックバネ9の弾性力に抗して背面方向に移動する。押圧体4の段部48がフック8を越えて背面方向に移動し、フック8が押圧体4の凹部47に係合した時に、押圧体4の延出部43が図外のスイッチをオンする。このとき、押圧体4の正面側への移動については、フック8と凹部47とが互いに移動方向に対する垂直面で当接し、スイッチをオフする方向への押圧体4の移動は確実に規制される。また、操作軸2及びハンドル3は、前述の反転バネ6の弾性力により押圧体4から離間する状態に復帰する。
【0023】
図6(A)〜(D)は、上記押ボタンスイッチにおけるハンドルと操作軸との係合状態を示す図である。ハンドル3を操作軸2に取り付ける場合には、先ず、同図(A)に示すように、ハンドル側嵌合部32に形成された突起33が操作軸側嵌合部21の第1の溝部22に係合するようにして、ハンドル側嵌合部32内に操作軸側嵌合部21を嵌入する。次いで、ハンドル3を操作面側からみて時計方向に90度回転させると、突起33は、同図(B)に示すように操作軸側嵌合部21の第2の溝部23内を移動し、同図(C)及び(D)に示すように穴部24に係合する。
【0024】
このように、ハンドル側嵌合部32に形成された突起33が、操作軸側嵌合部21に形成された穴部24に係合すると、突起33は穴部24の側面との当接により軸方向の移動を規制されるとともに、円周方向の移動も規制される。したがって、穴部24に係合した突起33は、第2の溝部23内に戻ることができず、この状態からハンドル3を操作軸2に対して時計方向だけでなく反時計方向にも回転させることができなくなり、ハンドル3は操作軸2と一体にのみ動作することになる。
【0025】
なお、操作軸2の操作側の端部2aは閉塞されているため、ハンドル3と操作軸2との取付部分から塵埃や水分がスイッチの内部に侵入することはない。したがって、ハンドル3と操作軸2との間にパッキンを備える必要がなく、スイッチの部品点数を削減することができる。
【0026】
さらに、操作軸側嵌合部21の外周面に突起33を形成し、ハンドル側嵌合部32の内周面に第1の溝部22、第2の溝部23及び穴部24を形成してもよい。また、ハンドル側嵌合部32が操作軸側嵌合部21に嵌入するように構成し、ハンドル側嵌合部32の外周面に突起33と溝部22,23及び穴部24とのいずれかを形成し、操作軸側嵌合部21の内周面に溝部22,23及び穴部24と突起33とのいずれかを形成することもできる。
【0027】
図1に示すように、プラグ5は、押圧体4の軸部41a内に挿入される。このとき、プラグ5の延出部51の突起52が、押圧体4の軸部41aに形成された孔部46に内側から嵌入することにより、押圧体4内におけるプラグ5の移動を規制している。前述のように、押圧体4の正面側の端部は、切欠45により中心軸側に弾性変形することができるが、正面側の端部が閉塞されたプラグ5が押圧体4の内部に嵌入した状態では、押圧体4の正面側の端部の中心軸側への変形が規制される。
【0028】
したがって、操作軸2の内部に背面側から押圧体4を挿入し、押圧体4の突起44が操作軸2の開口部26に嵌入した後に、押圧体4の内部に背面側からプラグ5を挿入することにより、操作軸2の開口部26に対する突起44の嵌入状態を維持することができる。これにって、ハンドル3に正面側への大きな引張力が作用した場合にも、押圧体4が操作軸2から分離することを確実に防止することができる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、ハンドルの突起を操作軸の第1の溝部及び第2の溝部を経由して穴部に嵌合させることによってハンドルと操作軸との固定状態を維持することができ、規格に適合した非常停止スイッチの組立作業を簡略化することができる。また、従来のようにハンドル受け台やネジを備える必要がないため、部品点数を削減することによっても組立作業の簡略化を図ることができる。さらに、ハンドルにおける突起の形成位置との関係のみによってハンドル表面に表記したマーク等を容易かつ確実に適正な回転位置に配置できる。
【0030】
請求項2に記載した発明によれば、この押圧体の内部にプラグを嵌合させることにより押圧体の端部の変形を防止して、操作軸に対する押圧体の嵌合状態を確実に維持することができ、非常停止スイッチの規格に適合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の一例である押ボタンスイッチの全体の構成を示す側面断面図及び平面断面図である。
【図2】上記押ボタンスイッチの操作軸を示す図である。
【図3】上記押ボタンスイッチのハンドルを示す図である。
【図4】上記押ボタンスイッチの押圧体を示す図である。
【図5】上記押ボタンスイッチのプラグを示す図である。
【図6】上記押ボタンスイッチにおけるハンドルと操作軸との係合状態を示す図である。
【図7】従来の押ボタンスイッチの構成を示す図である。
【図8】従来の別の押ボタンスイッチの構成を示す図である。
【符号の説明】
1−本体
2−操作軸
3−ハンドル
4−押圧体
5−プラグ
21−操作軸側嵌合部
22−第1の溝部
23−第2の溝部
24−穴部
32−ハンドル側嵌合部
33−突起
Claims (2)
- 両端において開口した中空筒状の本体内を長手方向に摺動する操作軸と、本体の一端に露出した操作軸の一方の端部に係止されるハンドルと、を備え、ハンドルの押圧操作による操作軸の軸方向の移動によって内部のスイッチをオン状態にし、ハンドルの引張操作による操作軸の軸方向の移動又はハンドルの回転操作による操作軸の回転によって前記スイッチのオン状態を解除する押ボタンスイッチにおいて、
操作軸の前記一方の端部に円筒形状の操作軸側嵌合部を形成するとともに、ハンドルの本体に対向する面に操作軸側嵌合部に嵌合する円筒形状のハンドル側嵌合部を形成し、操作軸側嵌合部又はハンドル側嵌合部のいずれか一方の嵌合部の周面に、軸方向における前記一方の端部側を開放して半径方向に一定の深さを有し端部から軸方向に形成された第1の溝部と、軸方向における前記一方の端部側を閉鎖して前記半径方向に前記一定の深さを有する穴部と、軸方向における前記一方の端部側を閉鎖して第1の溝部と穴部とを連絡する円周方向の溝部であって第1の溝部から穴部に至る間において半径方向の深さが徐々に減少する第2の溝部と、を形成するとともに、穴部における第1の溝部側の側面を穴部の周方向の中心位置を通る半径方向に平行に形成し、残る他方の嵌合部の周面に、第1の溝部から第2の溝部を経由して穴部に係合する突起であって円周方向の幅が穴部と略同一で軸方向の幅が穴部と略同一の突起を形成したことを特徴とする押ボタンスイッチ。 - 前記操作軸の中空円筒形状の他方の端部に一方の端部が嵌合する中空円筒形状の押圧体を備え、この押圧体に、一方の端部に開放した軸方向の切込部と、一方の端部近傍の周面から突出した突起と、を形成するとともに、操作軸に押圧体の突起が弾性係合する係合部を形成し、さらに、押圧体内部の一方の端部近傍に嵌合状態で係止される円筒形状のプラグを設けた請求項1に記載の押ボタンスイッチ。
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