JP2696181B2 - 手動操作用ロック装置 - Google Patents

手動操作用ロック装置

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JP2696181B2
JP2696181B2 JP24472489A JP24472489A JP2696181B2 JP 2696181 B2 JP2696181 B2 JP 2696181B2 JP 24472489 A JP24472489 A JP 24472489A JP 24472489 A JP24472489 A JP 24472489A JP 2696181 B2 JP2696181 B2 JP 2696181B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、バタフライバルブ、ボールバルブなどのよ
うな、弁軸をほぼ90度又はほぼ180度回転して開閉する
バルブの手動操作用ロック装置に関するものであって、
特に、全開と全閉の位置及びその中間の特定の位置にお
いて、自動的にロックすることができ、レバーハンドル
を取り外しても、依然としてロックしており、振動等に
よって開度が変ることがなく、誤操作等を防止すること
ができるものである。
(従来の技術) バタフライバルブ、ボールバルブなどのような、弁軸
をほぼ90度又はほぼ180度回転して開閉するバルブの従
来の手動操作用ロック装置は、ほとんどが第6図に示し
たような構造のものであった。
第6図は、実開昭60−84868号公報に示されたロック
装置付きの手動操作バタフライバルブの縦断面図であっ
て、バタフライバルブ21は、弁軸22の上方に固定したレ
バーハンドル23を操作して、ジスク24をほぼ90度回転さ
せて開閉する。レバーハンドル23にはロックレバー25が
装着してあり、ロックレバー25の先端部25aは、ボデー2
6の上部フランジ26aに固定した円板27の外周に設けたロ
ック溝27aに嵌入し、レバーハンドル23の回転を阻げる
ようになっており、ロック溝27aは、全開と全閉の位置
及びその中間を適宜に分割した位置に設けてある。
第6図に示した全開の状態からレバーハンドル23をロ
ックレバー25と共に握って、ロックレバー25の先端部25
aを円板27のロック溝27aから外して、レバーハンドル23
を開弁方向に回転し、全開位置又は任意の中間位置でロ
ックレバー25の握りを外すと、ロックレバー25の先端部
25aが当該位置のロック溝27aに嵌入し、レバーハンドル
23は、その位置にロックされる。このようにして、バタ
フライバルブ21は、全開と全閉の位置、及びその中間の
特定の位置にロックすることができる。
しかし、このままでは、誤操作や不注意による操作を
防ぐことができない。また、このような誤操作や不注意
による操作を防ぐためにレバーハンドル23を外すと、ロ
ックレバー24まで外すことになり、弁軸22に従ってジス
ク24がロックされておらず、流体の流れやバルブの振動
によってジスクの位置が変動し、不具合を生じることに
なる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記のような従来のレバーハンドルに装着
したロックレバーによるロックでは、誤操作や不注意に
よる操作を防ぐことができないこと、及び、レバーハン
ドルを除去するとロックができないことの課題を解決し
ようとするものである。
発明の構成 (課題を解決するための手段) 本発明は、上記の課題を解決するために、次のように
構成した。
弁軸をほぼ90度又はほぼ180度回転して開閉するバタ
フライバルブなどのバルブの手動操作用ロック装置であ
って、該手動操作用ロック装置は、上方に手動操作部を
設け該弁軸の上方に該弁軸に対して回転不能で軸線方向
に摺動可能に嵌装したコネクタと、該コネクタの外周面
が摺動する内周面を有し該バルブに固定したキャップ
と、該コネクタを弾発力によって上方へ押し上げるばね
とからなり、該キャップには、該バルブの全開と全閉の
位置及び必要に応じてその中間の特定の位置において該
コネクタが該ばねの弾発力によって押し上げられて該コ
ネクタに設けた外方突起が係止する係止溝と、該コネク
タが該ばねの弾発力に抗して押し下げられた状態で該外
方突起が全開位置から全閉位置までの間を回動し得る回
動溝とを形成した。
この場合、該キャップに側方から螺入したセットスク
リューによって、該コネクタを該キャップに固定し得る
ようにするとよい。
また、全開と全閉の中間の特定の位置に形成した該係
止溝を、該コネクタを閉方向に回動する時にだけ該外法
突起が当該係止溝から容易に離脱し得る形状にするとよ
い。
(作 用) 本発明の手動操作用ロック装置は、上記のように構成
したので、次のように作用する。
先ず、全閉位置、全開位置、及びその中間の特定の位
置において、コネクタはばねの弾発力によって押し上げ
られており、コネクタに設けた外方突起はキャップに形
成した係止溝に係止しているので、このままコネクタを
回転させることができない。従って、この状態でレバー
ハンドルを外しても、依然としてロックしており、流体
の流れやバルブの振動によってバルブの開度が変ること
がなく、また、誤操作、不注意による操作、及びいたず
ら操作を防止することができる。
更に、この状態において、キャップの側方から螺入し
たセットスクリューを締め付けて、コネクタをキャップ
に固定すると、二重にロックすることになり、振動等に
よって開度が変ったり、誤操作等をする虞を一層確実に
防ぐことができる。
次に、コネクタの手動操作部にレバーハンドルを装着
し、このレバーハンドルでコネクタをばねの弾発力に抗
して押し下げると、コネクタに設けた外方突起がキャッ
プに形成した係止溝から外れ、この押し下げた状態でレ
バーハンドルを回転操作すると、外方突起がキャップに
形成した回転溝の中で回動して、バルブを全閉から全開
までの間を任意に操作することができる。
そして、全開状態、全閉状態又はキャップに係止溝を
設けた中間の特定の位置においてレバーハンドルの回転
操作を止め、キャップの押し下げを止めると、コネクタ
はばねの弾発力によって押し上げられ、その外方突起が
係止溝に係止して回転が不能になる。
この状態でレバーハンドルを外すと、最初に説明した
ロックされた状態になり、振動等によって開度が変った
り、誤操作等をする虞がない。
なお、全開と全閉の中間の特定の位置に形成した係止
溝を、コネスタを閉方向に回動する時にだけ外方突起が
係止溝から容易に離脱し得る形状、例えば斜面形状にす
ると、レバーハンドルを装着して操作する時に、全開の
位置ではレバーハンドルでコネクタを押し下げて回転し
なければならないが、それ以降は、特にレバーハンドル
を押し下げていなくても、中間の特定の位置で外方突起
が係止溝に嵌入して係止した時、閉方向には外方突起が
容易に離脱し得るので、全閉位置までそのままレバーハ
ンドルを回転することができ、緊急閉止をする時などに
便利である。
(実施例) 次いで、本発明の手動操作用ロック装置の実施例を、
図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の手動操作用ロック装置の1実施例
を有するバタフライバルブの縦断面図であり、第2図
は、第1図の状態からコネクタを押し下げた状態を示す
部分縦断面図であり、第3図は、第1図のX−X断面を
矢視した横断面図である。
第1図乃至第3図において、1はバタフライバルブ、
2は手動操作用ロック装置、3はボデー、4はジスク、
5は弁軸であって、弁軸5をほぼ90度回転してジスク4
を全開又は全閉にし、バタフライバルブ1を開閉する。
6はコネクタ、7はキャップ、8はばねであって、手
動操作用ロック装置2は、コネクタ6とキャップ7とば
ね8とからなり、コネクタ6は、弁軸5の上方の角柱部
5aに嵌装してあって、弁軸5に対して回転不能で軸線方
向に摺動可能になっており、上方にレバーハンドル(第
2図に2点鎖線で示す)を装着して操作する手動操作部
6aが設けてある。
また、キャップ7は、コネクタ6の外周面6bが摺動す
る内周面7aを有し、バタフライバルブ1のボデー3にボ
ルト9によって固定してあり、ばね8は、その弾発力に
よってコネクタ6を上方へ押し上げている。
更に、キャップ7には、第3図にA、B及びCの記号
を付けた全開、全閉及びその中間の特定の位置におい
て、コネクタ6が、第1図に示したように、ばね8の弾
発力によって押し上げられて、コネクタ6に設けた外方
突起、実施例ではスプリングピン10が係止する係止溝7b
と、第2図に示したように、コネクタ6がばね8の弾発
力に抗して押し下げられた状態で、外方突起すなわちス
プリングピン10が全開位置から全閉位置までの間を回動
し得る回動溝7cとが形成してある。
第4図は、第1図Y−Yの位置の第3図にZ−Zで示
したほぼ半周を矢の方向に見た断面展開図であって、ス
プリングピン10が全閉位置Bの係止溝7bに係止した第1
図及び第3図と同じ状態を示している。
11はセットスクリューで、キャップ7の側方から螺入
してあり、第1図では、セットスクリュー11によって、
コネクタ6をキャップ7に固定してあり、第2図では、
セットスクリュー11を緩めて、コネクタ6とキャップ7
との固定が解除されている。
第5図は、中間の特定の位置Cの係止溝7bが、コネク
タ6を閉方向に回動した時にコネクタ6に設けた外方突
起であるスプリングピン10がこの係止溝7bから容易に離
脱し得るように、斜面7dを有する形状にした場合の、第
4図と同様の断面展開図である。
次に、第1図乃至第5図に示した実施例に基づいて、
その作用を説明する。
先ず、第1図、第3図及び第4図に示したように、全
閉、全開及びその中間の特定のそれぞれの位置A、B又
Cにおいて、コネクタ6はばね8の弾発力によって押し
上げられており、コネクタ6に設けた外方突起であるス
プリングピン10がキャップ7に形成した係止溝7bに嵌入
して係止しているので、このままコネクタ6を回転させ
ることができない。従ってこの状態でレバーハンドルを
外しても、依然としてロックされており、流体の流れや
バルブの振動によつてバルブ1の開度が変ることがな
く、また、誤操作、不注意による操作、及びいたずら操
作を防止することができる。
更に、この状態において、キャップ7の側方から螺入
したセツトスクリュー11を締め付けて、コネクタ6をキ
ャップ7に固定すると、二重にロックすることになり、
振動等によってバルブの開度が変ったり、誤操作等をす
る虞を一層確実に防ぐことができる。
次に、コネクタ6の手動操作部6aに、第2図に二重鎖
線で示したように、レバーハンドルを装着し、このレバ
ーハンドルでコネクタ6をばね8の弾発力に抗して押し
下げると、コネクタ6に設けたスプリングピン10がキャ
ップ7に形成した係止溝7bから外れ、第2図に示した状
態になる。この押し下げた状態でレバーハンドルを回転
操作すると、スプリングピン10がキャップ7に形成した
回動溝7cの中で回動して、バタフライバルブ1を全開か
ら全閉までの間を任意に操作することができる。
そして、全開、全閉又は中間の特定の位置においてレ
バーハンドルの回転操作を止め、キャップ7の押し下げ
を止めると、キャップ7はばね8の弾発力によって押し
上げられて、その外方突起であるスプリングピン10が係
止溝7に係止して回転が不能になる。
この状態でレバーハンドルを外すと、第1図に示した
ような当初の状態になり、振動等によって開度が変わっ
たり、誤操作をする虞がない。
なお、中間の特定の位置Cに形成した係止溝7bを、コ
ネクタ6を閉方向に回動する時にだけ外方突起であるス
プリングピン10が係止溝7bから容易に離脱し得る形状、
実施例では斜面7dを有する形状にすると、レバーハンド
ルを装着して操作する時に、全開の位置ではレバーハン
ドルでコネクタ6を押し下げて回転しなければならない
が、それ以降は、特にレバーハンドルを押し下げていな
くても、中間の特定の位置でスプリングピン10が係止溝
7bに嵌入して係止した時、閉方向にはスプリングピン10
が容易に離脱し得るので、全閉位置までそのままレバー
ハンドルを回転することができ、緊急閉止をする時など
に便利である。
発明の効果 本発明の効果を要約すると、次のようである。
全開、全閉及び中間の特定の位置で、バルブを自動的
にロックすることができる。
レバーハンドルを外しても、依然としてコックしてお
り、流体の流れやバルブの振動によってバルブの開度が
変ったり、誤操作、不注意操作及びいたずら操作をする
虞がない。
簡単に二重ロックすることができ、振動等によって開
度が変ることや誤操作等をすることを、一層確実に防止
することができる。
閉方向に操作する場合に、中間の特定の位置でのロッ
クを容易に離脱することができ、緊急閉止をする時など
に便利である。
構造が簡単で、安価であり、作用が確実である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の手動操作用ロック装置の1実施例を有
するバタフライバルブの縦断面図、第2図は第1図の状
態からコネクタを押し下げた状態を示す部分縦断面図、
第3図は第1図のX−X断面を矢視した横断面図であ
る。 また、第4図は第1図のY−Y位置の第3図にZ−Zで
示したほぼ半周を矢の方向に見た断面展開図、第5図は
第4図の他の実施例を示す断面展開図である。 更に、第6図は、従来のロック装置付き手動操作バタフ
ライバルブの縦断面図である。 1……バタフライバルブ 2……手動操作用ロック装置 3……ボデー、5……弁軸 6……コネクタ、6a……手動操作部 6b……外周面、7……キャップ 7a……内周面、7b……係止溝 7c……回動溝、8……ばね 10……スプリングピン(外方突起) 11……セットスクリュー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁軸をほぼ90度又はほぼ180度回転して開
    閉するバタフライバルブなどのバルブの手動操作用ロッ
    ク装置であって、該手動操作用ロック装置は、上方に手
    動操作部を設け該弁軸の上方に該弁軸に対して回転不能
    で軸線方向に摺動可能に嵌装したコネクタと、該コネク
    タの外周面が摺動する内周面を有し該バルブに固定した
    キャップと、該コネクタを弾発力によって上方へ押し上
    げるばねとからなり、該キャップには、該バルブの全開
    と全閉の位置及び必要に応じてその中間の特定の位置に
    おいて該コネクタが該ばねの弾発力によって押し上げら
    れて該コネクタに設けた外方突起が係止する係止溝と、
    該コネクタが該ばねの弾発力に抗して押し下げられた状
    態で該外方突起が全開位置から全閉位置までの間を回動
    し得る回動溝とを形成したことを特徴とする手動操作用
    ロック装置。
  2. 【請求項2】該キャップに側方から螺入したセットスク
    リューによって、該コネクタを該キャップに固定し得る
    ようにした請求項1記載の手動操作用ロック装置。
  3. 【請求項3】全開と全閉の中間の特定の位置に形成した
    該係止溝を、該コネクタを閉方向に回動する時にだけ該
    外方突起が当該係止溝から容易に離脱し得る形状にした
    請求項1又は2記載の手動操作用ロック装置。
JP24472489A 1989-09-20 1989-09-20 手動操作用ロック装置 Expired - Lifetime JP2696181B2 (ja)

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JPH03107688A JPH03107688A (ja) 1991-05-08
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