JP2927342B2 - ガス栓 - Google Patents
ガス栓Info
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- JP2927342B2 JP2927342B2 JP16806296A JP16806296A JP2927342B2 JP 2927342 B2 JP2927342 B2 JP 2927342B2 JP 16806296 A JP16806296 A JP 16806296A JP 16806296 A JP16806296 A JP 16806296A JP 2927342 B2 JP2927342 B2 JP 2927342B2
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- handle
- edge
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- Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
Description
込んだ状態でないとハンドルを開方向に回転できない安
全機構を組み込んだガス栓に関する。
してガス栓(閉子)が開放したりすると危険であること
から、一旦ハンドル自体を押し込んでからでないと開方
向に回転しないものとか、ハンドルの一部にノックピン
を突出させておき、このノックピンを押し込みながらで
ないと開方向に回転しないもの等が公知である。
付のガス栓の場合、ガス栓本体の上口とハンドル内に安
全機構を組み込んでいるため、ハンドルの高さがどうし
ても高くなってしまう。このため、障害物のない場所に
使用する場合は問題ないが、狭い場所の場合にはハンド
ルの操作がしにくかったり、外傷等を受け易いという欠
点がある。特に最近のガス配管においては、種々の条件
から狭い場所での配管例が多く、このためにハンドルの
高さを可及的に低くしたガス栓の提案が要望されてい
る。本発明者は、上記要望に応えるべく、鋭意研究した
結果、ハンドルの高さを回転に支障を来さない程度まで
低く構成できる安全機構付ガス栓を開発するに至ったの
で、ここに提案するものである。
成は次のとおりである。ガス栓本体の内部に形成したガ
ス流路に組み込まれた閉子の上面に2本の係合突起を突
設したこと、前記係合突起は回転板に形成した係合穴に
係合し、且つこの回転板はガス栓本体の上口において、
略90°の角度で対称的に形成した係合内縁内に組み込
まれていると共に、前記回転板の周囲において対称位置
に略90°の角度で係合外縁を形成し、これが前記係合
内縁に係合していること、前記ガス栓本体の上口の周縁
であって、前記係合内縁の中間にストッパーピンを植立
させたこと、下縁に前記2つの係合内縁の間隔内に収ま
る係合突縁を形成し、上縁に係合凹部を形成し、この反
対側であって、前記ストッパーピンの部分において切断
されている回転制御用のリングを上口の周縁上に組み込
んだこと、下面に形成したドライブ脚が前記回転板に形
成した2つのドライブ穴に係合していると共に、中心に
ネジが通る孔があけてあり、この孔を経由して前記回転
板の中心に設けたネジ孔に固定ネジをねじ込むことによ
りガス栓本体に取り付けられているハンドルの側方から
中心方向に向けてノックピンを出入り自在に組み込み、
このノックピンを押し込んだ位置において丁度前記リン
グの上縁から逃れる傾斜付の解除凹部を下面に形成し、
ノックピンがスプリングの力で外側に押し出された位置
においてノックピンの軸部が前記リングの係合凹部内に
収まっていて、ハンドルの回転を阻止すること、を特徴
とするガス栓。
プリングの力で外側に押し出されており、このノックピ
ンの軸部がリングの係合凹部内に収まっている。この結
果、ハンドルは回転しない。この状態がロック状態であ
る。次に、ハンドルを開放する場合には、ノックピンを
スプリングの力に抗して押し込むと、ノックピンの解除
凹部がリングの上縁の処に来る。この結果、ハンドルは
開方向、つまり左方向に回転が可能である。ハンドルが
左方向に90°回転して閉子が全開になった位置にくる
と、回転板の係合外縁がストッパーピンに当たる。この
結果、回転板の回転が阻止され、ハンドルはそれ以上回
転しない。この時、ノックピンの解除凹部の傾斜がリン
グの上縁に係合しているため、押し込まれたままであ
る。次にハンドルを閉じる場合には、そのままハンドル
を閉方向、つまり右方向に90°回転することができ
る。この結果、閉子を閉じることができる。90°右回
転した位置にくると、ノックピンの解除凹部がリング側
の係合凹部の所にくる。このとき、ノックピンはスプリ
ングの力で外側に押し出されてノックピンの軸部が係合
凹部内に収まる。この結果、そのままではハンドルを開
方向に回転できない。この状態がロック状態である。
との間には、回転板の厚さと、係合内縁の厚さを足した
程度の高さが存在するのみである。回転板には閉子側か
ら突出させた係合突起が係合する係合穴が2ケ所設けて
あり、更にこの係合穴の間に2ケ所ドライブ穴が設けて
ある。ハンドル側のドライブ脚はこのドライブ穴に係合
し、ハンドルにより回転板を回転することで閉子が一緒
に回転し、ガス流路を開閉できる構造である。ノックピ
ンは、スプリングにより常時外側に押し出されており、
下面に解除凹部を形成し、この解除凹部がリングの上縁
と合致したとき(ノックピンを押し込んだとき)にのみ
ハンドルの回転を許容し、ノックピンがスプリングの力
で押し出されているときは解除凹部がリングの上縁から
外れ、ノックピンの軸部がリング側の係合凹部内に収ま
り、ハンドルの回転を阻止する。
す。符号の1はガス栓本体、2は閉子組み込み用及びハ
ンドル取付用の上口であって、この上口2には対称位置
に略90°の角度から成る係合内縁3、3aが形成され
ている。4は前記係合内縁3、3aに内側から係合する
略90°の角度を有する係合外縁5、5aを形成した回
転板であって、この回転板4には、閉子9の上面から突
出させた2本の係合突起10、10aが係合する係合穴
6、6aと、後述するハンドルの下面から突出させたド
ライブ脚が係合するドライブ穴7、7aが形成されてい
る。8は円板4の中心に設けたネジ孔である。11はガ
ス栓本体1の上口2の上縁2aにおいて、前記係合内縁
3、3aの一方の間に植立させたストッパーピンであ
る。12は回転制御用のリングであって、このリング1
2は、その下縁に前記係合内縁3、3aの間隔内に収ま
る係合突縁13、13aを形成し、前記ストッパーピン
11の部分において切断されており、この切断口15の
反対側に係合凹部を形成していて、ガス栓本体1の上口
2において、係合内縁3、3aの間にリング12の係合
突縁13、13aが収まっていて、回転しない。17は
ハンドルであって、このハンドル17は、下面に形成し
たドライブ脚18、18aが前記回転板4に形成した2
つのドライブ孔7、7aに係合していると共に、中心に
固定ネジ24が通る孔19があけてあり、この孔19を
経由して前記回転板の中心に設けたネジ孔8に固定ネジ
24をねじ込むことにより、ハンドル17は、ガス栓本
体1の上口2上に取り付けられる。又、このハンドル1
7の側方には中心方向に向けてノックピン20が出入り
自在に組み込まれており、このノックピン20の下面に
は、ノックピン20を押し込んだ位置において丁度前記
リング12の上縁14から逃れる傾斜21a付の解除凹
部21が形成されている。
ピン20はスプリング22の力で外側に突出されてお
り、このノックピン20の軸部23がリング12の係合
凹部16内に収まっている。この結果、ノックピン20
が係合凹部16に係合していて、ハンドル17は回転し
ない。この状態がロック状態である(図5)。又、解除
凹部21の傾斜21aが係合凹部の縁に当っていて飛び
出しが阻止されていると共に垂直が保たれている。ハン
ドル17を開放する場合には、ノックピン20をスプリ
ング22の力に抗して押し込むと、ノックピン20の軸
部23が係合凹部16から逃れて解除凹部21の位置が
リング12の上縁14の処に来る(図6)。この結果、
ハンドル17は開方向(左方向)に回転が回転可能であ
る。ハンドル17が左方向に90°回転して閉子9が全
開になった位置にくると、回転板4の係合外縁5がスト
ッパーピン11に当たる。この結果、回転板4の回転が
阻止され、ハンドル17はそれ以上回転しない(図
4)。この時、ノックピン20はその解除凹部21の傾
斜21aがリング12の上縁14に係合しているため、
押し込まれたままである。次にハンドル17をそのまま
右方向に90°回転させると、リング12の上縁14に
解除凹部21の傾斜21aが係合したまま、ハンドル1
7は回転する。この結果閉子9を閉じることができる。
90°右回転した位置にくると、ノックピン20の解除
凹部21がリング12の係合凹部16の所にくる。この
とき、ノックピン20はスプリング22の力で外側に押
し出されてノックピン20の軸部23が係合凹部16内
に収まる。この結果、そのままではハンドル17を開方
向に回転できない。この状態がロック状態である(図
5)。
おいては、閉子の上面に回転板を置き、更に上口にリン
グを取り付け、ハンドル側にはノックピンを組み込んだ
だけで安全機構を構成したため、ハンドルの高さを可及
的に低く構成できる。よって、狭い場所での使用に便利
である。又、デザイン的にもスッキリとし、部品数が少
ないために安価に提供できる効果がある。
の説明図。
の説明図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ガス栓本体の内部に形成したガス流路に
組み込まれた閉子の上面に2本の係合突起を突設したこ
と、 前記係合突起は回転板に形成した係合穴に係合し、且つ
この回転板はガス栓本体の上口において、略90°の角
度で対称的に形成した係合内縁内に組み込まれていると
共に、前記回転板の周囲において対称位置に略90°の
角度で係合外縁を形成し、これが前記係合内縁に係合し
ていること、 前記ガス栓本体の上口の周縁であって、前記係合内縁の
中間にストッパーピンを植立させたこと、 下縁に前記2つの係合内縁の間隔内に収まる係合突縁を
形成し、上縁に係合凹部を形成し、この反対側であっ
て、前記ストッパーピンの部分において切断されている
回転制御用のリングを上口の周縁上に組み込んだこと、 下面に形成したドライブ脚が前記回転板に形成した2つ
のドライブ穴に係合していると共に、中心にネジが通る
孔があけてあり、この孔を経由して前記回転板の中心に
設けたネジ孔に固定ネジをねじ込むことによりガス栓本
体に取り付けられているハンドルの側方から中心方向に
向けてノックピンを出入り自在に組み込み、このノック
ピンを押し込んだ位置において丁度前記リングの上縁か
ら逃れる傾斜付の解除凹部を下面に形成し、ノックピン
がスプリングの力で外側に押し出された位置においてノ
ックピンの軸部が前記リングの係合凹部内に収まってい
て、ハンドルの回転を阻止すること、 を特徴とするガス栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16806296A JP2927342B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | ガス栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16806296A JP2927342B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | ガス栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109439A JPH109439A (ja) | 1998-01-13 |
JP2927342B2 true JP2927342B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=15861130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16806296A Expired - Fee Related JP2927342B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | ガス栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2927342B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017206193B3 (de) * | 2017-04-11 | 2018-10-11 | Festo Ag & Co. Kg | Sperrventil für ein Fluidsystem |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP16806296A patent/JP2927342B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH109439A (ja) | 1998-01-13 |
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