JPS5856462Y2 - 自己復帰型コツク - Google Patents

自己復帰型コツク

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Publication number
JPS5856462Y2
JPS5856462Y2 JP1978068776U JP6877678U JPS5856462Y2 JP S5856462 Y2 JPS5856462 Y2 JP S5856462Y2 JP 1978068776 U JP1978068776 U JP 1978068776U JP 6877678 U JP6877678 U JP 6877678U JP S5856462 Y2 JPS5856462 Y2 JP S5856462Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
drive shaft
groove
notch
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978068776U
Other languages
English (en)
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JPS54169917U (ja
Inventor
雅英 中村
Original Assignee
ミツワ瓦斯機器株式会社
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Publication date
Application filed by ミツワ瓦斯機器株式会社 filed Critical ミツワ瓦斯機器株式会社
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Publication of JPS54169917U publication Critical patent/JPS54169917U/ja
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Publication of JPS5856462Y2 publication Critical patent/JPS5856462Y2/ja
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  • Taps Or Cocks (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、都市ガス等の導管端末に取り付けて使用され
る自己復帰型ガスコックに関するもので、詳しくは、ハ
ンドルを半開きの状態においては使用することの出来な
いガスコックに関するものである。
ガスコックの場合、煮物などにおいてはコックを半開き
にして使用することがある。
しかし、このような使用のされ方をすると、ヒユーズを
内蔵したガスコックの場合にはこのヒユーズが作動しな
いという問題がある。
又、ハンドルが何等かの原因により少し回転して半開き
の状態になることは、これを意識しないと非常に危険で
ある。
従来、上記の如き理由から、ハンドル半開きの状態にお
いては使用することの出来ないガスコックの提案が実公
昭47−40741としである。
この従来例は、ハンドルの操作軸に渦巻状の板バネを取
り付けると共に鎖錠板、解錠板を取り付け、別に設けた
ストッパーと前記鎖錠板、解錠板の係合間係により閉子
の回転制御を行う機構であるが、渦巻状の板バネを使用
しているためにガスコックが大型化すると共に閉子の操
作軸の中心線上に回転制御機構がないために、回転バラ
ンスが一方に偏る欠点がある。
本考案は斯かる点から、小型であって、回転機構の操作
がスムーズな自己復帰型ガスコックを提案するのが目的
である。
以下本考案の構成を詳記すると、先ずその構成要旨は、
下部水平方向にガス通路を形威し、このガス通路に対し
て垂直方向に設けた上口の上縁から下方に切込みを設け
ると共に上口の内壁面に前記切込みを含む位置に円周溝
を形成し、かつ切込みの下方に続いて切欠溝を形成して
戊るコック本体と、上面に突起を形成し、かつ前記コッ
ク本体内のガス通路を開閉するために上口内に組み込ま
れる栓と、前記捏上に乗せて組み込まれるスプリングと
、前記栓の突起が嵌合する長溝を下面に形成すると共に
切込溝を形成し、栓との間に前記スプリングを介在させ
て組み込まれ、上面に回転軸を中心として外径スライド
部と内径部を形威して成るドライブシャフトと、上端は
コック本体の切欠溝に係合し、下端ドライブシャフトの
切込溝に係合し、ドライブシャフトの外胴に外装される
コイルスプリングと、水平方向に前記コック本体の切込
みに係合するための嵌合突起を突設し、中央にドライブ
シャフトの外径スライド部が90°の範囲で回転できる
外径穴及び内径部を形成し、外周に係合溝を形成して戒
るストッパーと、ストッパーをフック本体の上口内に組
み込むために円周溝に嵌合されるCリングと、外周から
下方に折り曲げてストッパーの保合溝に係合する脚片を
設けると共に中央に多少の余裕をもって、外径スライド
部が挿入される切り穴を形成し、更にこの切り穴の時計
の回わる方向への回転で接する端縁を上方に傾斜させて
折り曲げて上昇部を形成した形状から戊る制御板と、制
御板上に乗せられるスプリングと、ドライブシャフトの
回転軸が嵌合する穴を下面に有し、ドライブシャフトと
固定するための棒ネジを有し、制御板上においてスプリ
ングを介在させてドライブシャフトと固定されるバンド
ルと、から戊る自己復帰型コックであって、閉方向への
バンドルの僅かな回転で制御板をその上昇部とドライブ
シャフトのスライド部の保合でスプリングに抗して上昇
させ、該上昇作用で制御板の脚部を保合溝から引き抜き
、コイルスプリングの蓄力で栓を自動的に閉じるもので
ある。
以下上記構成の本考案について、その一実施例を添付図
面に基づいて詳記する。
1は内部に水平方向のガス通路を形威して成るコック本
体、2,2′はガス通路に対して垂直方向に設けたコッ
ク本体1の上口1′において、上口1′の中心を挾んで
対称位置に切欠したl」状の切込み、3は上口1′の内
壁であって、前記切込み2,2′を含む位置に形成した
円周溝、4は切込み2に続いて切欠した切欠溝、5はコ
ック本体1内においてガス通路を開閉する栓、5′は5
上に突出させた突起、6はスプリング、7はコック本体
1の上口1′内において、スプリング6を介して栓5上
に組み込まれるドライブシャフトにして、このドライブ
シャフト7は下面にスプリング6の収容穴8、栓5の突
起5′の保合長溝9、切込溝16を形威し、上面に回転
軸10を挾んで対称に、上面が山形の外径スライド部1
1.11’と、このスライド部11.11’よりも内径
側に突出した内径部12.12’を形成している。
13はドライブシャフト7の外胴に外装されるコイルス
プリングにして、上端14は水平、下側に折り曲げてあ
り、下端15は水平、内側に折り曲げである。
17は前記コック本体1の切込み2,2′に嵌合する嵌
合突起18.18’を水平に突出し、中央に90°の外
径穴19.19’を対称に、更にこの外径穴19.19
’の間に内径部20.20’を形成して戊るストッパー
、21、21’はストッパー17の外径部を切欠した保
合溝、22はストッパー17(栓5、スプリング6、ド
ライブシャフト7、コイルスプリング13)を上口1′
内に組み込んだ際にこの飛び出しを防ぐためのCリング
であって、このCリングは上口1′内の円周溝3内に外
径側が嵌り、内径側はストッパー17上に係合する。
23は制御板にして、この制御板は前記Cリング22の
内径内に位置する外径であって、外径の一部から下方に
折り曲げて前記係合溝21.21’に夫々係合する脚片
24.24’を突出し、中央に前記ドライブシャフト7
の回転軸10の外径スライド部11゜11′が多少回転
する程度の余裕を持って嵌り込むための切り穴25を形
成し、この切り穴25の時計の回る方向への回転で接す
端縁であって切り穴25の穴縁を上方に傾斜させて切り
7起こすことで上昇部27.27’を形成した形状から
戊っている。
2Bはスプリング、29はバンドルにして、この/’%
ンドルの下面には前記ドライブシャフト7の回転軸10
が嵌合する穴30が設けてあり、回転軸10はこの穴3
0内に嵌合し、棒ネジ31で個定される。
次に本考案コックの組み立てを説明すると、コック本体
1内に栓5を組み込み、栓5上にスプリング6を乗せ、
そしてドライブシャフト7を上方から押し込んで栓5の
突起5′と保合長溝9を嵌合させる。
次にコイルスプリング13をドライブシャツl−7の外
胴とコック本体1の上口1′内間に装入し、コイルスプ
リング13の上端14は切欠溝4に引掛け、下端15は
ドライブシャフト7の切込溝16に引掛ける。
勿論ドライブシャフト7を組み込む際に、あらかじめコ
イルスプリング13に巻きつけて組み込むようにしても
よい。
次にストッパー17の外径穴19.19’内にドライブ
シャフト7の外径スライド部11.11’を位置させ、
嵌合突起1B、 1B’をコック本体1の切込み2゜2
′に嵌合させて、Cリング22を円周溝3内に嵌めてス
トッパー17を抑える。
次に制御板23をCリング22の内径に入れ、脚片24
.24’はストッパー17の上面に乗せ、制御板23の
切り穴25内にはドライブシャフト7の外径スライド部
11.11’を挿入する。
なお、この際に制御板23の切り穴25はストッパー1
7の外径19.19’の時計側の終端に合致させておく
次にこの制御板23の上にスプリング28を乗せ、バン
ドル29を被せ、このバンドル29の下面の穴30とド
ライブシャフト1の回転軸10とを嵌合し、ネジ棒31
に両者を結合して、全べての組み立てを終了する。
次に本考案の作用を説明すると、第2図は栓5がガス通
路を閉止している状態の断面図にして、この状態におけ
る制御板23とドライブシャフト7の外径スライド部1
1.11’及び内径部12.12’との関係を示したの
が第4図である。
栓5を開放するためには、第4図の状態において、バン
ドル29を左方向に回わすと制御板23及び栓5も一緒
に回転し90’回転するとドライブシャフト7の外径ス
ライド部11.11’がストッパー17の内径部20゜
20′に当接して止ると共に制御板23の脚片24.2
4が係合溝21.21’に落ち込んで、制御板23とス
トッパー17とはその平面が合致する。
この状態を示したのが第5図であり、断面は第3図にし
て、栓5は全開である。
上記作用において、コイルスプリング13による作用を
次に説明すると、コイルスプリング13の上端14は切
欠溝4に係合し、下端15はドライブシャフト7の切込
溝16に係合していることは前記した。
そこで゛、ドライブシャフト7か゛回転すると、コイル
スプリング13は下端15がドライブシャフト7と一緒
に回転するため、ドライブシャツl−7が90′回転す
る間に蓄勢が行なわれる。
バンドル29を90’回転して、栓5が全開の状態でバ
ンドル29から手を離すと、ドライブシャフト7の外径
スライド部11.11’が制御板23の切り穴25内に
嵌り、制御板23はその脚片24.24’がストッパー
17の保合溝21.21’に係合しているため、バンド
ル29はこの全開の位置で停止したままである。
次に栓5の閉止作用を説明すると、バンドル29に手を
かけ、僅かに右方向に回転させると、外径スライド部1
1.11’の傾斜部分と制御板23の上昇部27.27
’が摺り合い、制御板23はスプリング28に抗して上
昇する。
この上昇により、制御板23の脚片24.24’はスト
ッパー17の係合溝21.21’がら外れるので、コイ
ルスプリング13による賦勢が働らいて、ドライブシャ
フト7、バンドル29は右方向に自己復帰して、ストッ
パー17の内径部20.20’に当接して止る。
この状態を示したのが第6図であり、第2図に示したよ
うに栓5は全閉となる。
そして、制御板23はスプリング2Bにより下方に賦勢
されていることから、上昇部27.27’と外径スライ
ド部11.11’間に時計方向への摺動(横スベノ)が
生じて、制御板23は第6図矢印aの方向に数角度回転
して第4図の状態に復帰する。
以上が本考案に係る自己復帰型のガスコックの作用であ
って、自己復帰作用により栓5は途中で停止したまま、
半開きの状態に放置されることがなく、取扱い上極めて
安全な効果がある。
また、この自己復帰のために採用したドライブシャフト
7、コイルスプリング13、ストッパー17、制御板2
3、スプリング28の構成はすべて栓5の中心軸線上に
あり、よってガスコックが横方向に大きくなるのを防止
することができると共に部品構成に偏りがないので、栓
5の回転操作はスムーズになる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るガスコックの分解斜視図、第2図
は栓か゛全閉状態の断面図、第3図は栓が全開状態の断
面図、第4〜6図はドライブシャフトと制御板との関係
を示す作用説明用平面図である。 1・・・コック本体、4・・・切欠溝、5・・・栓、7
・・・ドライブシャフト、13・・・コイルスプリング
、17・・・ストッパー、22・・・Cリング、23・
・・制御板、28・・・スプリング、29・・・バンド
ル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下部水平方向にガス通路を形成し、このガス通路に対し
    て垂直方向に設けた上口の上縁から下方に切込みを設け
    ると共に上口の内壁面に前記切込みを含む位置に円周溝
    を形威し、かつ切込みお下方に続いて切欠溝を形成して
    成るコック本体と、上面に突起を形威し、かつ前記コッ
    ク本体内のガス通路を開閉するために上口内に組み込ま
    れる栓と、 前記捏上に乗せて組み込まれるスプリングと、前記栓の
    突起が嵌合する長溝を下面に形成すると共に切込溝を形
    威し、栓との間に前記スプリングを介在させて組み込ま
    れ、上面に回転軸を中心として外径スライド部と内径部
    を形成して成るドライブシャフトと、 上端はコック本体の切欠溝に係合し、下端はドライブシ
    ャフトの切込溝に係合し、ドライブシャフトの外胴に外
    装されるコイルスプリングと、水平方向に前記コック本
    体の切込みに係合するための嵌合突起を突設し、中央に
    ドライブシャフトの外径スライド部が90°の範囲で回
    転できる外径穴及び内径部を形成し、外周に保合溝を形
    成して戒るストッパーと、 ストッパーをコック本体の上口内に組み込むために円周
    溝に嵌合されるCリングと、 外周から下方に折り曲げてストッパーの係合溝に係合す
    る脚片を設けると共に中央に多少の余裕をもって、外径
    スライド部が挿入される切り穴を形成し、更にこの切り
    穴の時計の回わる方向への回転で接する端縁を上方に傾
    斜させて折り曲げて上昇部を形成した形状から戊る制御
    板と、制御板上に乗せられるスプリングと、 ドライブシャフトの回転軸が嵌合する穴を下面に有し、
    ドライブシャフトと固定するための棒ネジを有し、制御
    板上においてスプリングを介在させてドライブシャフト
    と固定されるハンドルと、から戒る自己復帰型コック。
JP1978068776U 1978-05-22 1978-05-22 自己復帰型コツク Expired JPS5856462Y2 (ja)

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JPS54169917U JPS54169917U (ja) 1979-11-30
JPS5856462Y2 true JPS5856462Y2 (ja) 1983-12-26

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