JPH047425Y2 - - Google Patents

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JPH047425Y2
JPH047425Y2 JP15311586U JP15311586U JPH047425Y2 JP H047425 Y2 JPH047425 Y2 JP H047425Y2 JP 15311586 U JP15311586 U JP 15311586U JP 15311586 U JP15311586 U JP 15311586U JP H047425 Y2 JPH047425 Y2 JP H047425Y2
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JP
Japan
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gas
rotating body
knob
intermediate rotating
protrusion
Prior art date
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JP15311586U
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JPS6359273U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、ガスコツクの改良に関する。
(従来の技術) この種のガスコツクとして従来、例えば実公昭
53−18593号公報、実公昭53−18594号公報、実公
昭55−28910号公報等に開示されたものが知られ
ている。
これらの従来のガスコツクは、ガスコツクの閉
子挿入用筒部側の内周にアンダーカツトとなる凹
溝を形成し、止め輪や弾性体リングをこの凹溝に
係合することにより閉子やスプリングにて押上げ
られる中介回動体の抜け止めをする構造にしてい
る。そして、つまみには、ほとんど何の細工もせ
ず、単に中介回動体にねじにて一体化するだけの
構成をとつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このような従来のガスコツクでは、
ガスコツク本体の閉子挿入用筒部の内周にアンダ
ーカツトとなる凹溝を形成するには、加工工程が
複雑になる問題があつた。
また、ガスの流通、遮断操作には直接に関係し
ない抜け止めのための止め輪や弾性体リングが別
途に必要となる点で、部品点数が多くなる問題も
あつた。
この考案は、このような従来の問題に鑑みてな
されたものであつて、ガスコツク本体側の加工工
程が簡単で、部品点数も少なくて済むガスコツク
を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案のガスコツクは、ガスコツク本体の閉
子挿入用筒部の内周には扇形切欠段部を形成し、
その内壁にはこの扇形切欠段部と一端が連通する
摺動溝と、この摺動溝の端部で前記扇形切欠段部
に隣接する部位に上側に段差についた係止用段部
とを形成し、閉子挿入用筒部の外周には回転制限
用切欠段部を形成し、この閉子挿入用筒部に閉子
を内挿し、閉子の竪軸に押上げ用スプリングを介
して中介回動体を嵌合し、この中介回動体の周囲
の突起部を前記扇形切欠段部に合わせるようにし
て閉子挿入用筒部に組入れ、その後に回転させて
摺動溝側に突起部を係止してガスコツク本体と中
介回動体とを組付け、この中介回動体につまみを
一体化すると共につまみの内周に形成したストツ
パ突起を閉子挿入用筒部の外周の回転制限用切欠
段部に係合して成るものである。
(作用) この考案のガスコツクでは、つまみのストツパ
突起が回転制限用切欠段部に係合し、つまみの回
転角度、したがつてそれと一体化した中介回動体
の回転角度を制限する。その結果、閉子がガスを
遮断する回転位置にあつて中介回動体の突起部が
係止用段部に位置し、スプリングの押上げ力によ
りそこに係合する。
そのため、中介回動体の開方向への回転も扇形
切欠段部側への回転も阻止され、ガスの完全な遮
断状態を維持すると共に、中介回動体やつまみの
ガスコツク本体からの偶発的な分解をも阻止す
る。
そこで、つまみを押し回すことにより、ストツ
パ突起が係合する回転制限用切欠段部が規制する
角度内でガスの流通、遮断の操作ができるのであ
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図に基いて詳説す
る。
第1図乃至第7図に示す実施例において、ガス
コツク本体1は、閉子挿入用筒部2を備えてい
る。この閉子挿入用筒部2にはガス管接続口3が
設けられ、このガス管接続口3からのガスが出口
4を通じてバーナ側に流通する。
閉子挿入用筒部2には、その内周の180°対称な
位置に扇形切欠段部5が形成されている。また、
摺動溝6が、各扇形切欠段部5に一端が連通する
ようにして周壁の肉厚全体に形成されている。そ
して、この摺動溝6の前記扇形切欠段部5に隣接
する位置に、上側に段差のついた係止用段部7が
形成されている。
閉子挿入用筒部2の外周には、回転制限用切欠
段部8が略90°の幅で形成されている。
閉子9は、この閉子挿入用筒部2に内挿され、
ガス取入口10がガス管接続口3に一致する時に
ガスの流通を許し、ずれる時に閉塞するものであ
り、この閉子9の上面に竪軸11が設けられてい
る。
押上げ用スプリング12は、竪軸11に套装さ
れ、後述する中介回動体13に押上げ力を付勢す
る。
中介回動体13は、中央部に前記竪軸11に対
する嵌合孔14を有し、外周部に突起部15を備
えた円板体である。この中介回動体13の径は、
閉子挿入用筒部2の内径よりやや小さめのものと
してあり、またねじ孔16がつまみ17を一体化
するために形成されている。
つまみ17は、ねじ18により中介回動体13
と一体化される。このつまみ17の下部内周にス
トツパ突起19が形成されている。
上記の各構成部品によりガスコツクを組立てる
に際しては、次の手順がとられる。
ガスコツク本体1の閉子挿入用筒部2の閉子9
を内挿し、つづいて、押上げ用スプリング12を
介して中介回動体13を内挿する。
この中介回動体13を内挿する際には、第4図
に示すように、まず突起部15を扇形切欠段部5
の位置に回転位置を合わせて挿入し、つづいてス
プリング12の力に抗しながら中介回動体13を
回転させて突起部15を摺動溝6に係合させる。
ここまでの操作によつて、中介回動体13が閉
子挿入用筒部2と一体化することになる。
つづいて、つまみ17を中介回動体13に嵌合
し、ねじ18により一体化する。この時、つまみ
17の内周のストツパ突起19は、閉子挿入用筒
部2の回転制限用切欠段部8に係合する。
上記構成のガスコツクの動作について、次に説
明する。
第2図、第3図、第5図及び第6図に示すガス
閉止状態では、閉子9のガス取入口10がガス管
接続口3とずれた状態にある。そして、中介回動
体13の突起部15は閉子挿入用筒部2の係止用
段部7の位置にあり、押上げスプリング12の力
によつて押上げられてこの係止用段部7に係合し
た状態になる。
したがつて、つまみ17を押し込まずに回転さ
せようとしても、突起部15が係止用段部7から
外れず、回転操作ができない。
つまみ17を、逆に回転させようとすること
も、第6図に明らかなように、今度は、つまみ1
7側のストツパ突起19が回転制限用切欠段部8
の端部に係合しているために、それ以上の逆回転
を禁止し、中介回動体13がつまみ17と共に閉
子挿入用筒部2から分離してしまうことが防止さ
れる。
ガスを流通させるに当つては、つまみ17を押
上げ用スプリング12の力に抗して押し込んで中
介回動体13の突起部15を係止用段部7から外
した状態にし、そのままつまみ17を回転操作す
る。この操作により、第7図に示すように突起部
15が摺動溝6を摺動しながら回転する。
したがつて、中介回動体13の回転に共動して
閉子9が回転し、ガス管接続口3とガス取入口1
0とが連通するようになつて、ガスの流通が可能
となる。
ガスを閉止するに際しては、つまみ17を逆方
向に止まるまで回転させる。この逆回転操作によ
り、つまみ17側のストツパ突起19が回転制限
用切欠段部8を端部に当たるまで移動し、第6図
に示した元の位置で回転を停止させ、ガスを閉止
することになる。
このようにして、このガスコツクでは、つまみ
17が回転角度を制限するストツパ突起19を備
え、つまみ17を中介回動体13に取付けた後で
は、このストツパ突起19の働きにより中介回動
体13が閉子挿入用筒部2から外れてしまう回転
位置に来ることがなく、従来のガスコツクのよう
に中介回動体の抜け止めのための止め輪やリング
を必要としないのである。
尚、この考案は上記の実施例に限定されること
はなく、実用新案登録請求の範囲に記載された技
術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。
[考案の効果] この考案は、上記の構成を有するため、中介回
動体に対してつまみを一体化するだけで中介回動
体の抜け止めができ、別途に抜け止めの手段を要
せず、部品点数の削減が図れる。
また、閉子挿入用筒部に従来例では必要とした
抜け止めリング係止用のアンダーカツトの凹溝を
必要とせず、したがつてガスコツク本体に対する
加工工程が簡単になる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第
2図は上記実施例の組立て状態の断面図、第3図
は第2図における−線断面図、第4図は上記
実施例におけるガスコツク本体に対し中介回動体
を組付ける状態を示す平面図、第5図は第2図に
おける−線断面図、第6図は第2図における
−線断面図、第7図は上記実施例のガス流通
動作状態を示す水平断面説明図である。 1……ガスコツク本体、2……閉子挿入用筒
部、5……扇形切欠段部、6……摺動溝、7……
係止用段部、8……回転制限用切欠段部、9……
閉子、12……押上げ用スプリング、13……中
介回動体、15……突起部、17……つまみ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ガス管を接続するガスコツク本体と、このガス
    コツク本体の閉子挿入用筒部に内挿し、その軸回
    りの回転によりガスの流通、遮断を行なう閉子
    と、この閉子の竪軸に押上げ用スプリングを介し
    て嵌合する中介回動体と、この中介回動体と一体
    化するつまみとで構成するガスコツクであつて、 前記ガスコツク本体の閉子挿入用筒部の内周側
    に扇形切欠段部を形成し、閉子挿入用筒部の周壁
    に前記扇形切欠段部と一端が連通するように摺動
    溝を形成すると共にこの摺動溝の前記扇形切欠段
    部に隣接する部分に他の部分より上側に段差のつ
    いた係止用段部を形成し、前記閉子挿入用筒部の
    外周側に前記つまみの内周側に突出するストツパ
    突起と係合する回転制限用切欠段部を形成し、 前記中介回動体を前記閉子挿入用筒部に組付け
    るに際し、前記中介回動体の周囲の突起部を前記
    扇形切欠段部の位置に合わせて挿入し、その後中
    介回動体を回転させて前記突起部を前記摺動溝に
    係合し、 前記中介回動体に前記つまみを一体化するに際
    し、前記中介回動体の突起部が前記閉子挿入用筒
    部の摺動溝の一端の係止用段部に係合し、 前記つまみのストツパ突起が前記閉子挿入用筒
    部の回転制限用切欠段部の一端に位置して前記中
    介回動体側の突起部が閉子挿入用筒部の扇形切欠
    段部の方にそれ以上回転しないように制限する状
    態にして前記中介回動体につまみを一体化して成
    るガスコツク。
JP15311586U 1986-10-07 1986-10-07 Expired JPH047425Y2 (ja)

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DE102014001251B3 (de) * 2014-02-03 2015-02-19 Olympus Winter & Ibe Gmbh Absperrhahn für den Flüssigkeitskanal eines chirurgischen Instrumentes

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JPS6359273U (ja) 1988-04-20

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