JPH0540133Y2 - - Google Patents

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JPH0540133Y2
JPH0540133Y2 JP14249888U JP14249888U JPH0540133Y2 JP H0540133 Y2 JPH0540133 Y2 JP H0540133Y2 JP 14249888 U JP14249888 U JP 14249888U JP 14249888 U JP14249888 U JP 14249888U JP H0540133 Y2 JPH0540133 Y2 JP H0540133Y2
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cap
diameter ring
faucet
valve
knob
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、屋外の足洗い場等に立設される水栓
柱のキヤツプ取付構造に関する。
[従来の技術] 第3図に示すように、屋外の足洗い場等に立設
される従来の水栓柱101は、水道管102を内
蔵した中空の水栓柱本体103の前面に、バルブ
104を一体に組込んだ蛇口105の後端部を挿
入し、エルボ継手106を介して該蛇口105を
水道管102上端に接続した構造のものが殆どで
ある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記の水栓柱101では、バル
ブ104付きの蛇口105が水栓柱本体103よ
り前方へ突出するので外観が良いとは言えないば
かりか、冬期にはバルブ104が凍結するおそれ
がある。
そこで、本考案者らは、バルブを水栓柱本体に
収容して蛇口のみを突出させ、バルブの開閉操作
用つまみを覆うキヤツプを取付けて、シンプルで
一体感がある体裁がよ良く、バルブの凍結のおそ
れのない水栓柱を開発することとした。けれども
キヤツプの取付方がむずかしく、単にキヤツプを
バルブの開閉操作用つまみに接着剤などで取付け
る場合は、キヤツプが脱落しやすいという不都合
があり、しかも放水のためにキヤツプを回すと、
バルブの開閉操作用つまみが回動しながら上方に
移動するため、キヤツプも水栓柱本体から離れて
上方に移動し、両者の間に大きい隙間を生じて一
体感を損なうという不都合があつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記問題を解決することを目的とす
るもので、内鍔を有する大径リングに外鍔を有す
る小径リングを挿入して内鍔と外鍔を互いに回動
自在に係合させ、バルブを収容した中空の水栓柱
本体の上端に上記大径リング及び小径リングのい
ずれか一方を取着すると共に、上記バルブの開閉
操作つまみを上下可動に嵌合するつまみ嵌合部を
内側に形成したキヤツプの下端に上記大径リング
及び小径リングのいずれか他方を取着してなるキ
ヤツプ取付構造としたことを要旨とする。
[作用] 本考案のキヤツプ取付構造では、水栓柱本体と
キヤツプに取着した双方のリングの内鍔と外鍔が
互いに回動自在に係合しているため、キヤツプは
回動自在であるが脱落することはない。しかも、
キヤツプの内側にはバルブの開閉操作用つまみを
上下可動に嵌合するつまみ嵌合部が形成されてい
るので、放水のためにキヤツプを回して開閉操作
用つまみを回動させると、該つまみだけが回動に
伴つてつまみ嵌合部内を上方へ移動し、キヤツプ
は双方のリングの内鍔と外鍔の係合によつて上方
へ移動することがない。従つて、放水のときもキ
ヤツプは双方のリングを介して水栓柱本体に隙間
なく取付いた状態を維持し、一体感を損なうこと
がない。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。
第1図は本考案の一実施例にかかる水栓柱のキ
ヤツプ取付構造を示す断面図、第2図は同実施例
の分解斜視図である。
図において、1は中空円筒状の水栓柱本体であ
り、この水栓柱本体1の内部には、水道管2と該
水道管の上端に接続したバルブ3が収容されてい
る。そして、水栓柱本体1の上端近くの貫通孔に
は蛇口4が外側から差込まれ、該蛇口4の後端が
バルブ3に接続されている。
5はバルブ3の開閉操作用つまみ3aを覆う半
球状のキヤツプで、該キヤツプ5の内側には複数
枚(図では6枚)の仕切り板5aが等角度間隔を
あけて中心方向へ突設されており、この仕切り板
5a相互の空間部とキヤツプ5の中央空間部が、
バルブ3の開閉操作用つまみ3aを上下可動に嵌
合させるつまみ嵌合部5bとなつている。また、
このキヤツプ5の外周面には、回動操作時の指の
滑りを防止するための指係止用凹部5cが複数
(図では3箇所)形成されており、更にキヤツプ
5の外周面下端には三角形の目印5dが凹設され
ている。この目印5dは、水栓柱本体1の上端に
凹設された三角形の目印1aと対をなしてキヤツ
プ5の回転角度(換言すればバルブの開閉操作用
つまみ3aの回転角度)を知るためのもので、バ
ルブ3を閉じる方向にキヤツプ5を最後まで回動
して止水した状態では、キヤツプ5の目印5dが
水栓柱本体1の目印1aの真上に位置するように
なつている。
6及び7は、上記キヤツプ5を水栓柱本体1の
上端に取付けるための大径リング及び小径リング
であつて、大径リング6はその内周面上端に内鍔
6aを有している。そして、この大径リング6の
内周面下端側には、水栓柱本体1の上端薄肉部に
形成された雄ねじ1bと螺合する雌ねじ6bが形
成されている。一方、小径リング7は、外周面下
端に上記の内鍔6aと回動自在に係合する外鍔7
aを有しており、また外周面のほぼ中央には段部
7bが形成されている。この段部7bは、小径リ
ング7の上端薄肉7cをキヤツプ5に挿入すると
きの挿入深さを規定するためのものである。
しかして、この実施例では上記小径リング7を
上記大径リング6に下方から挿入して外鍔7aと
内鍔6aを互いに回動自在に係合させ、小径リン
グ7の上端薄肉部7cをキヤツプ5の下端に挿入
して接着剤等で固定すると共に、大径リング6の
内周面下端の雌ねじ6bを水栓柱本体1の上端の
雄ねじ1bに螺合して、キヤツプ5を水栓柱本体
1に取付けている。
このような取付構造とすれば、キヤツプ5に取
着された小径リング7の外鍔7aと水栓柱本体1
に取着された大径リング6の内鍔6aが互いに回
動自在な状態で上下に係合するため。キヤツプ5
は回動自在であるが脱落する心配はなくなる。し
かもキヤツプ5の内側にはバルブ3の開閉操作用
つまみ3aを上下可動に嵌合するつまみ嵌合部5
bが形成されているので、放水のためにキヤツプ
5を回して開閉操作用つまみ3aを回動させる
と、第1図に破線で示すように開閉操作用つまみ
3aだけが回動に伴つてつまみ嵌合部5b内を上
方へ移動することとなり、キヤツプ5は双方のリ
ングの内鍔6aと外鍔7bの係合によつて上方へ
移動することがない。従つて、放水のときでもキ
ヤツプ5は双方のリング6,7を介して水栓柱本
体1に隙間なく取付いた状態を維持するもので、
一体感を損なうことはなくなる。また、キヤツプ
5と水栓柱本体1に形成された目印5d,1aの
位置関係を見れば、キヤツプ5の回転角度、ひい
ては開閉操作用つまみ3aの回転角度をすぐに知
ることができ、止水する場合でもキヤツプ5の目
印5aが水栓柱本体1の目印1aの真上に位置す
るまで回動させれば、バルブ3を確実に閉じるこ
とができるので漏水を生じる心配もない。更に、
キヤツプ5には指係止用凹部5cが形成されてい
るので、指の滑りがなくキヤツプ5の回動操作性
が良好である。
以上、一実施例を挙げて本考案のキヤツプ取付
構造を説明したが、本考案はこの実施例と逆に大
径リング6をキヤツプ5の下端に取着し、小径リ
ング6を水栓柱本体1の上端に取着する構成とし
てもよいものである。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案のキヤ
ツプ取付構造にれば、キヤツプ脱落の恐れがなく
なり、キヤツプを回わして放水する場合でもキヤ
ツプが上方へ移動せず、大径及び小径のリングを
介して隙間なく水栓柱本体に取付いた状態を維持
するので、一体感を損なうことがなくなり、取付
作業も簡単に行うことができるといつた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる水洗柱のキ
ヤツプ取付構造を示す一部拡大断面図、第2図は
同実施例の分解斜視図、第3図は従来の水洗柱を
示す断面図である。 1……水栓柱本体、3……バルブ、3a……開
閉操作用つまみ、5……キヤツプ、5b……つま
み嵌合部、6……大径リング、6a……内鍔、7
……小径リング、7a……外鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内鍔を有する大径リングに外鍔を有する小径リ
    ングを挿入して内鍔と外鍔を互いに回動自在に係
    合させ、バルブを収容した中空の水栓柱本体の上
    端に上記大径リング及び小径リングのいずれか一
    方を取着すると共に、上記バルブの開閉操作用つ
    まみを上下可動に嵌合するつまみ嵌合部を内側に
    形成したキヤツプの下端に上記大径リング及び小
    径リングのいずれか他方を取着して成る水栓柱の
    キヤツプ取付構造。
JP14249888U 1988-10-31 1988-10-31 Expired - Lifetime JPH0540133Y2 (ja)

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JP14249888U JPH0540133Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31

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JP14249888U JPH0540133Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31

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JPH0262955U JPH0262955U (ja) 1990-05-10
JPH0540133Y2 true JPH0540133Y2 (ja) 1993-10-12

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ID=31408507

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JP14249888U Expired - Lifetime JPH0540133Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31

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JP2540891Y2 (ja) * 1991-03-08 1997-07-09 古河電気工業株式会社 自立型水栓取付けポール

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JPH0262955U (ja) 1990-05-10

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