JP2540891Y2 - 自立型水栓取付けポール - Google Patents

自立型水栓取付けポール

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JP2540891Y2
JP2540891Y2 JP1991020369U JP2036991U JP2540891Y2 JP 2540891 Y2 JP2540891 Y2 JP 2540891Y2 JP 1991020369 U JP1991020369 U JP 1991020369U JP 2036991 U JP2036991 U JP 2036991U JP 2540891 Y2 JP2540891 Y2 JP 2540891Y2
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pole
elbow
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pipe
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JP1991020369U
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秀雄 邊見
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、屋内配管用の二重プラ
スチック水道管の水栓への立上り部分に用いられる自立
型水栓取付けポールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、屋内水道配管には金属管に代わっ
て可撓性を有する二重プラスチック水道管が使用されつ
つある。この水道管は、蛇腹状のサヤ管の中に、水また
は湯を通す本管を収納した構造を有している。
【0003】このような二重プラスチック水道管を使用
した場合の、従来の水栓取付け構造を図12に示す。11は
可撓性のある本管13とサヤ管15とからなる二重プラスチ
ック水道管、17はサヤ管15の上端に取り付けられた水栓
取付けボックス、19は本管13の上端に取り付けられたエ
ルボ、21はエルボ19に取り付けられた水栓、23は壁、25
は床、27は基礎床、29はサヤ管15の立上り屈曲部を基礎
床27に固定するコーナーガイド金具、31はサヤ管15の立
上り中間部を壁23に固定する支持金具、33は水栓取付け
ボックス17を壁23に固定する木材である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このように従来は、基
礎床25を這わせてきた二重プラスチック水道管11を壁23
に沿って立ち上げ、その上端に水栓21を取り付ける構造
であるため、コーナーガイド金具29を基礎床27に固定
し、支持金具31を壁23に固定し、水栓取付けボックス17
を木材33により壁23に固定する等、立ち上げ部で多くの
作業を必要とする。これらの作業は一時に集中して行え
るわけではなく、床25や壁23の工事の進捗状況にあわせ
て個別に行わなければならないので、その都度作業者の
投入が必要となり、きわめて工数がかかるという問題が
あった。そしてこれは、可撓性があるため配管が容易に
行えるという二重プラスチック水道管のメリットを損な
う結果ともなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記のような
従来技術の問題点に鑑み、他の工事の進捗状況にほとん
ど左右されずに水栓の取付けを行える自立型水栓取付け
ポールを提供するもので、その構成は、屋内の床構造物
への固定部を有するポールスタンドと、このポールスタ
ンド上に直立状態で固定され、下端から二重プラスチッ
ク水道管が導入される中空ポールと、この中空ポールの
上端に設けられた、水栓取付け用座付きエルボを固定
するためエルボ固定部とからなることを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】この自立型水栓取付けポールは次のように使用
される。二重プラスチック水道管を配管するときに、水
栓取付けのため二重プラスチック水道管を立ち上げる位
置に、この自立型水栓取付けポールを直立させて固定す
る。このあと中空ポール内に下から二重プラスチック水
道管の立上げ部を導入し、中空ポールの上端から引き出
した本管の端部に水栓取付け用の座付きエルボを取り付
け、この座付きエルボをエルボ固定部にネジ止めしてお
く。この状態で床や壁などの工事を行い、壁が出来あが
った段階で、前記座付きエルボに水栓をねじ込んで取り
付ける。これにより床や壁の工事にほとんど左右される
ことなく水栓の取付けが行えることになる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1ないし図4は本考案の一実施例を示
す。この自立型水栓取付けポール41は、床構造物例えば
基礎床27への固定部43を有するポールスタンド45と、こ
のポールスタンド45上に直立状態で固定された角管より
なる中空ポール47と、この中空ポール47の上端に取り付
けられたエルボ固定部品49と、このエルボ固定部品49に
固定される水栓取付け用の座付きエルボ51とから構成さ
れている。
【0008】中空ポール47の上端の前面には図3に示す
ように、座付きエルボ51の出し入れができる大きさの切
欠き部52が形成されている。エルボ固定部品49は図4に
示すように中空ポール47の上端に被さる蓋部53と中空ポ
ール47の背面に垂下する板部55を有し、板部55にはネジ
穴57が形成されている。また中空ポール47の、ネジ穴57
に対応する位置にも貫通穴59が形成されている。
【0009】次にこの自立型水栓取付けポール41の使用
方法を説明する。水栓取付けのため二重プラスチック水
道管11を立ち上げる位置を基礎床27上で正確に測定し、
その位置に、自立型水栓取付けポール41を直立させて固
定する。このあと中空ポール47内に下から二重プラスチ
ック水道管11を導入し、そのうちの本管13を中空ポール
47の上端から引き出して、その端部に座付きエルボ51を
取り付ける。その後、本管13を押し込みながら座付きエ
ルボ51を中空ポール47の上端部に納め、座付きエルボ51
の座61に通したネジ63をエルボ固定部品49のネジ穴57に
ねじ込んで、座付きエルボ51を固定する。
【0010】これで座付きエルボ51が所定位置に固定さ
れたことになるので、この状態で床や壁などの工事を行
い、壁が完成した段階で、座付きエルボ51に水栓を取り
付ける。このようにすれば床や壁の工事に左右されるこ
となく水栓の取付けが行えることになる。また、この自
立型水栓取付けポール41は次のように使用することがで
きる。すなわち、基礎床27上の所定位置に自立型水栓取
付けポール41を直立状態に固定した後、中空ポール47内
に二重プラスチック水道管11のサヤ管15を導入する。こ
の状態で床や壁などの工事を行い、それが完成した段階
でサヤ管15内に本管13を通管する。その後、本管13を中
空ポール47の上端から引き出して、その端部に座付きエ
ルボ51を取り付ける。その後、本管13を押し込みながら
座付きエルボ51を中空ポール47の上端部に納め、座付き
エルボ51をエルボ固定部品49に固定する。 このように、
サヤ管15を先に中空ポール47に取り付け、後から本管13
を通管すると、床や壁の工事の際に本管13の損傷を防止
できると共に、本管13の通管と水栓の取付けを一連の作
業で行うことができる。
【0011】なお図1に示した化粧蓋65は水栓を取り付
けるときに壁の前面に目隠しのために取り付けられるも
のである。またサヤ管15と中空ポール47の間には図2に
示すように水漏れ防止のための充填材67を充填しておく
とよい。このようにすると例えば施工ミスで本管13と座
付きエルボ51の接続部から水漏れが発生した場合でも、
漏水はサヤ管15内に流れ込むため、別な検出手段によ
り、水漏れが発生したことを容易に検出できる。
【0012】図5ないし図8は本考案の他の実施例を示
す。この自立型水栓取付けポール41は、中空ポール47の
内部にサヤ管15を締付け保持するホルダー69を有してお
り、かつエルボ固定部品49が箱型で、中空ポール47の上
端に差込み固定される構造になっている。それ以外は前
記実施例と実質的に同じであるので、対応部分には同じ
符号を付して説明を省略する。
【0013】図9ないし図11は本考案のさらに他の実施
例を示す。この自立型水栓取付けポール41は二股座付き
エルボ71を使用した例である。二股座付きエルボ71は水
栓取付け部73は一つであるが、水道管取付け部が75Aと
75Bの二股に分かれていて、そこに上流側と下流側の2
本の本管13A、13Bが接続されるされるようになってい
る。このため中空ポール47およびポールスタンド45も2
本の二重プラスチック水道管11A、11Bが導入できるよ
うに幅広のものとなっている。中空ポール47の上端にエ
ルボ固定部品49が固定され、そこに二股座付きエルボ71
の座61がネジ63によって固定されることは前記実施例と
同様である。
【0014】この自立型水栓取付けポール41を使用する
場合は、上流側の本管13Aの他端側は水分配供給用のヘ
ッダー (図示せず) に接続され、下流側の本管13Bの他
端側は別の所に設置される水栓 (図示せず)に接続され
る。したがってこのタイプの自立型水栓取付けポール41
を使用すると、ヘッダーの一つの給水口に二つの水栓が
接続できることになり、水栓の個数より給水口数の少な
いヘッダーを使用できると共に、配管の本数を少なくで
きる利点がある。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る自立型
水栓取付けポールを使用すれば、二重プラスチック水道
管を所定の位置で立ち上がらせ、その上端に水栓取付け
用の座付きエルボを固定できるので、二重プラスチック
水道管の立ち上がり部を壁に固定する必要がなくなる。
このため壁や床の工事の進捗状況に左右されることなく
水栓取付けのための配管作業を行うことができ、作業効
率が著しく向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る自立型水栓取付けポールの一実
施例を示す断面図。
【図2】 図1の自立型水栓取付けポールの正面図。
【図3】 図1の自立型水栓取付けポールに使用した中
空ポールの上端部の斜視図。
【図4】 図1の自立型水栓取付けポールに使用した中
空ポールの上端部とエルボ固定部品の関係を示す斜視
図。
【図5】 本考案の他の実施例を示す断面図。
【図6】 図5の自立型水栓取付けポールの正面図。
【図7】 図5の自立型水栓取付けポールに使用したエ
ルボ固定部品の正面図。
【図8】 図5の自立型水栓取付けポールに使用したエ
ルボ固定部品の断面図。
【図9】 本考案のさらに他の実施例を示す正面図。
【図10】 図9の自立型水栓取付けポールの平面図。
【図11】 図9の自立型水栓取付けポールのエルボ固定
部分を示す断面図。
【図12】 二重プラスチック水道管を使用した場合の従
来の水栓取付け構造を示す説明図。
【符号の説明】
11:二重プラスチック水道管 13:本管 15:サヤ
管 27:基礎床 43:固定部 45:ポールスタンド 47:中空ポール
49:エルボ固定部品 51:座付きエルボ 57:ネジ穴 59:貫通穴 6
1:座 63:ネジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内の床構造物(27)への固定部(43)を有
    するポールスタンド(45)と、このポールスタンド(45)
    に直立状態で固定され、下端から二重プラスチック水道
    (11)が導入される中空ポール(47)と、この中空ポール
    (47)の上端に設けられた、水栓取付け用座付きエルボ
    (51)を固定するためのエルボ固定部(49)とからなること
    を特徴とする屋内水道配管用自立型水栓取付けポール。
JP1991020369U 1991-03-08 1991-03-08 自立型水栓取付けポール Expired - Lifetime JP2540891Y2 (ja)

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JPH04108653U JPH04108653U (ja) 1992-09-21
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JPH0540133Y2 (ja) * 1988-10-31 1993-10-12

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