JP2587977B2 - 流体管の配管方法及びこれに使用する流体管の端末固定装置及び端末固定用継手 - Google Patents

流体管の配管方法及びこれに使用する流体管の端末固定装置及び端末固定用継手

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、壁裏に配管された湯、水、瓦斯等を通した
流体管の端末を壁表で固定する流体管の配管方法及びこ
れに使用する流体管の端末固定装置及び端末固定用継手
に関する。
(従来の技術) 近時、給湯設備が普及し、一般家庭においても建物内
に配管された流体管を通して壁表の暖房、給湯が行なわ
れている。
この場合、従来は、鋼管を壁裏に配管し、鋼管の端末
には継手を接続して継手を桟等の壁裏材に固定し、次い
で壁材を立設して、継手の接続口が臨む壁孔を設け、壁
表より継手の接続口に水栓を接続する配管方法が採られ
ていた。
(発明が解決しようとする課題) これに対し、出願人は、従来の鋼管に替えてフレキシ
ブルな流体管を使って配管する方法を提案している。
本発明は、かかる開発の一環として、壁表に取付ける
台座を利用してフレキシブルな流体管の端末の壁表から
の簡単、確実な固定を確立するためなされたものであ
る。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明に係る給湯管等の流体管の配管方法
は、「壁材に設けた壁孔より、壁裏の湯、水、瓦斯等を
通すフレキシブルな流体管を壁表に引き出し、次いで流
体管の端末に継手を接続し、次いで継手を台座を介して
壁表に固定し、次いで固定した継手の接続口を残して継
手及び台座を収納する収納ボックスを取り付ける」こと
を特徴としている。
また、本発明に係る流体管の端末固定装置は、「固定
部を備えた継手と、別体の台座とから成り、造営材と継
手との間に台座を配置して継手を壁表に固定する」こと
を特徴としている。
また、本発明に係る流体管の端末固定用継手は「壁表
の所定位置に固定されるように造営材に当接する台座固
定部を一体形成した」ことを特徴としている。
(発明の作用) 前記配管方法は、壁孔から壁表に引き出した流体管に
継手を接続し、壁表に取付ける台座を利用して継手を固
定する方法であるので、継手を接続するフレキシブルな
流体管の端末の固定を簡単、確実に行なうことができ
る。
また、本発明に係る流体管の端末固定装置は、造営材
と継手との間に配置した別体の台座によって継手を壁表
に固定することにより、継手を接続した流体管の端末の
固定を簡単、確実に行なうことができる。
また、本発明に係る端末固定用継手は、一体形成した
台座固定部により、造営材にそのまま当接させて壁表に
固定することができて固定を簡単に行なえるとともに、
流体管の端末の固定を簡単、確実に行なうことができ
る。
なお、ここでいう造営材は、壁材、壁裏に設置される
柱、桟のことをいう。
(実施例) 以下、図面に示す実施例にしたがって、本発明に係る
流体管の配管方法及び端末固定装置及び端末固定用継手
を詳細に説明する。
本発明に係る配管方法の一例を工程順に図示すると、
第1図から第4図に示すようになっている。
この配管方法は、まず、第1図に示すように、壁裏に
合成樹脂で作製されたフレキシブルな流体管(30)を配
管し、その流体管(30)の端末を針金で縛って桟(40)
等に仮り止めする。仮り止めには桟(40)の他、柱を利
用してもよく、別に仮り止め用の支持部材を設けてもよ
い。
次に、第2図に示すように壁材(60)を立設し、壁材
(60)に設けた壁孔(61)より流体管(30)を壁表に引
き出す。図は流体管(30)が下方から配管されてきた場
合を示している。この場合には、桟(40)の下側に壁孔
(61)を設けるようにする。また、流体管(30)が上方
から配管されてきた場合には、第7図に示すように桟
(40)の上側に壁孔(61)を設け、流体管(30)が横か
ら配管されてきた場合には、第8図に示すように桟(4
0)を中央に壁孔(61)を設ける。
次に、第3図に示すように、流体管(30)の端末に継
手(50)を接続し、継手(50)を台座(90)を介して壁
表に固定する。ここでは、桟(40)を利用して継手(5
0)の鍔部(51)に設けられた螺子挿通孔(52)と、台
座(90)の螺子挿通孔(92)に挿通した螺子(81)をね
じ込むことにより固定している。これにより、継手(5
0)を強固に固定することができる。
次に、第4図に示すように、固定した継手(50)の接
続口を残して継手(50)及び台座(90)を収納する収納
ボックス(100)を取り付ける。収納ボックス(100)の
取り付けは、壁材(60)、桟(40)等の造営材又は継手
(50)への螺子止めによってもよく、また台座(90)へ
の螺子止めによってもよく、また壁材(60)又は台座
(90)への接着によってもよい。
こうして、流体管(30)の配管が完了する。
なお、湯、水を通す流体管(30)の配管の場合には、
第4図に示すように収納ボックス(100)の下部に排水
口(15)を設けて、ここから流体管(30)と継手(50)
との接続部からの漏水を排出できるようにしてもよい。
また、第3、4図に示すように、壁孔(61)と流体管
(30)との間には漏水が壁裏に流れ込むのを確実に防止
できるようにゴム等の軟質材からなる止水部材(110)
を装着してもよい。この場合には、第3、4図に示すよ
うに、壁孔(61)と流体管(30)との間に装着される止
水部材(18)を台座(90)によって押さえつける構造に
してもよい。
また、前記配管方法では、流体管(30)を配管するに
際して、第5図に示すように、流体管(30)の挿通でき
る可とう管(20)を用いた方法を採ってもよい。この場
合は、流体管(30)を配管する前に壁裏に可とう管(2
0)を配管しておくようにする。この方法によると、壁
材(60)を立設後も外部から可とう管(20)内に流体管
(30)を挿通してくることによって後配管ができ、ま
た、流体管(30)の交換が容易に行なえ、また、継手
(50)と流体管(30)との接続部、あるいは流体管(3
0)からの漏水を収容できるので壁を汚すことがない等
の利点がある。
なお、可とう管(20)は針金等により桟や柱に縛りつ
けて固定してもよく、また第5図に示すように支持具
(70)を用いて固定してもよい。
次に、本発明に係る流体管の端末固定装置について説
明する。第3図から第6図には端末固定装置の一実施例
が示されている。
端末固定装置は、第6図に示すように継手(50)と台
座(90)とで構成されている。
継手(50)は、管通路が鈍角に屈曲した形状のもの
と、管通路が直角に屈曲した形状のものとがあり、本発
明ではどちらの形状のものでもよい。なお、管通路が鈍
角に屈曲した形状のものを使用すると、壁内(61)から
斜めに引き込まれる流体管(30)との接続を無理なく行
なうことができる。また、これにともなって壁表に引き
出しされる流体管(30)は少しの部分でよく、収納ボッ
クス(100)の外形状をコンパクトにすることができ
る。
継手(50)の外周には鍔部(51)が設けられ、台座
(90)への当接面を形成している。この鍔部(51)には
螺子挿通孔(52)が設けられており、壁材(60)、桟
(40)等の造営材又は台座(90)への固定部を形成して
いる。すなわち、継手(50)は螺子挿通孔(52)に挿通
された螺子(81)により、壁材(60)、桟(40)等の造
営材に螺子止めされて固定される場合と、台座(90)に
螺子止めされて固定される場合とがあるい。第5図に示
す例の場合は、壁材(60)への固定部を示している。固
定部は、継手(50)を壁表に固定するために設けられる
ものであり、その固定手段は螺子止めに限らない。
台座(90)は、造営材と継手(50)との間に配置され
るものであり、継手(50)を所定位置に載置するための
載置部(91)を備え、壁材(60)に当接するようになっ
ている。すなわち、載置部(91)は、水栓、ガス栓等を
接続する継手(50)の接続口が所定の方向に向くように
継手(50)を収める構造となっている。載置部(91)の
形状は、継手(50)の形状により異なり、継手(50)の
形状に対応するように形成される。
このような端末固定装置は、第6図に示すように、台
座(90)の載置部(91)に継手(50)を載置した状態
で、継手(50)の螺子挿通孔(52)と台座(90)の螺子
挿通孔(92)とに挿通した螺子(81)を壁材(60)又は
桟(40)等の造営材に螺子止めすることにより、あるい
は、継手(50)を台座(90)に固定し、さらに台座(9
0)を壁材(60)又は桟(40)等の造営材に固定するこ
とによって継手(50)を壁表に固定し、似って継手(5
0)に接続したフレキシブルな流体管(30)の確実な固
定ができるようになっている。
なお、継手(50)を壁表に固定する固定手段は、螺子
止めに限らず、接着でもよい。
次に、本発明に係る流体管の端末固定用継手について
説明する。第9図には端末固定用継手の一実施例が示さ
れている。
この端末固定用継手(110)は、壁表の所定位置に設
置されるように壁材(60)に当接する台座固定部(11
1)を備えている。すなわち、端末固定用継手(110)
は、台座固定部(111)を壁材(60)に当接させれば、
水栓、ガス栓等を接続する端末固定用継手(110)の接
続口が所定の方向に向くような構造となっている。この
端末固定用継手(110)は壁材(60)又は桟(40)等の
造営材への螺子止めにり、また造営材への接着により、
壁表に固定される。なお、第9図に示すように端末固定
用継手(110)は、その管通路が鈍角に屈曲した形状の
ものの他、管通路が直角に屈曲した形状のものでもよ
い。また、台座固定部(111)の形状は、造営材に対し
て端末固定用継手(110)を安定した状態に当接させ得
るものであればよい。
なお、端末固定装置の継手(50)や端末固定用継手
(110)は、その接続口に水栓、ガス栓が取り付けられ
るものの他、例えば第10図に示すように、ガス栓と一体
に形成されているものでもよい。
また、第6図及び第9図に示す端末固定装置の継手
(50)や端末固定用継手(110)の実施例では、水栓、
ガス栓が取り付けられる接続口及び流体管(30)との接
続口が単数の場合について示されているが、これら接続
口が複数であってもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係る流体管の配管方法
は、壁孔から壁表に引き出した流体管に継手を接続し、
壁表に取付ける台座を利用して継手を固定する方法であ
るので、継手を接続するフレキシブルな流体管の端末の
固定を簡単、確実に行なうことができる。
また、継手の固定は壁表に取付ける台座を利用してな
されるので、継手の固定作業を容易に行なえ、また壁材
に設ける壁孔は収納ボックスで覆うことができるため、
継手の接続口の大きさに合った正確な孔開けを行なう必
要がなく、作業に手間を要しない。
本発明に係る流体管の端末固定装置は、造営材と継手
との間に配置した別体の台座によって継手を壁表に固定
することにより、継手を接続した流体管の端末を固定を
簡単、確実に行なうことができる。
また、本発明に係る端末固定用継手は、一体形成した
台座固定部により、造営材にそのまま当接させて壁表に
固定することができて固定を簡単に行なえるとともに、
流体管の端末の固定を簡単、確実に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本発明に係る配管方法の一例を
工程順に示した各断面図であり、第5図は可とう管使用
による本発明に係る配管方法の一一例を示す断面図、第
6図は本発明に係る端末固定装置の一実施例を示す分解
断面図、第7図及び第8図のそれぞれは本発明に係る端
末固定装置の別の実施例を示す各断面図、第9図は本発
明に係る端末固定用継手の一実施例を示す側面図、第10
図は本発明に係る端末固定装置の別の実施例を示す断面
図である。 符号の説明 20……可とう管、30……流体管、 40……桟、50……継手、 60……壁材、61……壁孔、 90……台座、 110……端末固定用継手。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁材に設けた壁孔より、壁裏の湯、水、瓦
    斯等を通すフレキシブルな流体管を壁表に引き出し、次
    いで流体管の端末に継手を接続し、次いで継手を台座を
    介して壁表に固定し、次いで固定した継手の接続口を残
    して継手及び台座を収納する収納ボックスを取り付ける
    ことを特徴とする流体管の配管方法。
  2. 【請求項2】固定部を備えた継手と、別体の台座とから
    成り、造営材と継手との間に台座を配置して継手を壁表
    に固定することを特徴とする請求項1記載に配管方法に
    使用する流体管の端末固定装置。
  3. 【請求項3】壁表の所定位置に固定されるように造営材
    に当接する台座固定部を一体形成したことを特徴とする
    請求項1記載に配管方法に使用する流体管の端末固定用
    継手。
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SE9904701L (sv) * 1999-12-17 2001-05-14 Tom Christensen Genomföringsanordning för PEX-rörledning eller liknande samt förfarande för sådan genomföring
SE528824C2 (sv) * 2005-11-03 2007-02-20 Haakan Sandberg Armaturfäste

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