JPH09105482A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH09105482A
JPH09105482A JP26295395A JP26295395A JPH09105482A JP H09105482 A JPH09105482 A JP H09105482A JP 26295395 A JP26295395 A JP 26295395A JP 26295395 A JP26295395 A JP 26295395A JP H09105482 A JPH09105482 A JP H09105482A
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JP
Japan
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joint
pipe
mounting
main
mounting surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP26295395A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Ubagai
勉 祖母井
Satoru Ichinosawa
哲 市野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP26295395A priority Critical patent/JPH09105482A/ja
Publication of JPH09105482A publication Critical patent/JPH09105482A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/12Plumbing installations for waste water; Basins or fountains connected thereto; Sinks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯器の器具取付管接続位置と壁との距離L
が短く、壁の直径Dの貫通孔が小さくして、分配器と給
湯管とを接続することができる管継手を提供するもので
ある。 【解決手段】 本管3と器具取付管6とを接続するジョ
イント継手2と、このジョイント継手2を取付面8に取
り付ける継手本体1と、からなる管継手Aであって、ジ
ョイント継手2は一端部に本管3を接続する本管接続部
21と、他端部に器具取付管6を接続する器具取付管接
続部22と、からなる管状体であり、継手本体1は、取
付面8に対して継手本体1の管軸を傾斜させる状態に貫
通孔7が設けられ、貫通孔7にジョイント継手2が挿入
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下方からの本管と
上方からの器具取付管とを壁を貫通させて接続するとき
に使用する管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分配器(ヘッダー)と給湯器とを
壁を貫通させて接続するものとしては、特開昭63−2
51684号公報に記載されている鞘管ヘッダ−式配管
システムが知られている。この鞘管ヘッダ−式配管シス
テムを図3を参照しながら説明する。この鞘管付きヘッ
ダー式配管システムは、壁55に直径Dの通孔を設け、
この通孔に固定具56を取り付け、鞘管52と、この鞘
管52の中に設けられた本管51とからなる給湯管53
の一端を分配器(ヘッダ−)54に取り付け、他端を固
定具56を通して給湯器50に取り付けるものである。
【0003】この際、壁55に固定具56を取り付け、
分配器(ヘッダ−)54から固定具56までは本管51
と鞘管52とからなる給湯管53を配管し、固定具56
の位置で鞘管52を切断し、この切断された端部を固定
具56に当接させ、本管51のみを壁56を貫通させ、
この本管51の中間部を固定具56に固定し、この本管
51を給湯器50に取り付けている。この鞘管ヘッダ−
式配管システムに使用する固定具56は、本管51を強
固に固定するために、壁の屋外側に取り付けられる固定
部材57と、器具取付管51に沿って屋外方向に長く突
出している止水部材59と、固定部材57と止水部材5
9とを連結するプレ−ト58とからなる。
【0004】更に、別のシステムとして、図4に示す鞘
管ヘッダ−式配管システムが知られている。この鞘管ヘ
ッダ−式配管システムは、壁に直径Dの通孔を設け、鞘
管52と本管61とからなる給湯管60を曲率半径Rの
円弧状に曲げて、本管61を壁の直径Dの通孔を貫通さ
せ、更に、曲率半径Rの円弧状に曲げて、壁の屋外側に
設置された給湯器50に接続するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、屋外に設置され
た給湯器50は、コンパクト化され、給湯器自体の厚み
が薄く、小型になっている。このコンパクト化された給
湯器50を壁に取り付けると、給湯器50の管接続位置
と壁との距離Lが短くなる。しかし、図3に示すシステ
ムでは、本管51を強固に取り付けるため、止水部材5
9が屋外方向に長く突出しているから、給湯器50の管
接続位置と壁との距離Lを短くするためには本管51の
曲率半径を小さくする必要があるが、本管51の曲率半
径を小さくすることは難しく、無理に器具取付管51を
曲げると、本管51が変形座屈するという問題がある。
【0006】又、上記の図4に示すシステムでは、変形
座屈を防ぐためには本管61の材質が持っている特有の
曲率半径Rで曲げて、壁から短い距離Lだけ隔てられた
コンパクト化された給湯器50の管接続位置に取り付け
るためには、壁55に対して本管61を斜めに通過させ
る必要がある。一方、現場では直径Dの通孔に本管61
を通した後、この通孔から雨水が入らないようにパテ等
で塞ぐ必要があるが、この通孔の処置(パテ等で詰める
作業)を簡素化し、省力化のため、本管61を通す壁の
直径Dの通孔をできるだけ小さくする方が好ましい。し
かし、本管61を斜めに配管すると、壁の直径Dの通孔
が大きくなり、この大きな直径Dの通孔をパテで詰めて
塞ぐ作業が厄介になるという問題がある。
【0007】又、図3に示すシステムと図4に示すシス
テムとに共通した問題として、本管51、61を壁55
に設けた通孔を給湯器の管接続位置に届くほど長く貫通
させたり、本管の両端をそれぞれ壁55の一方と他方と
に接続するために施工し難い。そこで、従来、管軸が壁
に直交する方向に管継手を取り付けて、本管を分配器5
4から管継手まで配管し、器具取付管を管継手から給湯
器まで配管し、この両者を管継手で接続することが知ら
れているが、給湯器の厚みが薄いと、壁に直交する方向
に取り付けられた管継手から給湯器の器具取付位置まで
を器具取付管の曲率半径を小さくして接続することは極
めて困難である。
【0008】そこで、本発明の目的は、給湯器の器具取
付管接続位置と壁との距離Lが短く、壁の直径Dの通孔
が小さくして、分配器と給湯器とを接続することができ
る管継手を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1記載の本発明
は、本管と器具取付管とを接続するジョイント継手と、
このジョイント継手を取付面に取り付ける継手本体と、
からなる管継手であって、前記ジョイント継手は一端部
に本管を接続する本管接続部と、他端部に器具取付管を
接続する器具取付管接続部と、からなる管状体であり、
前記継手本体は、取付面に対して継手本体の管軸を傾斜
させる状態に貫通孔が設けられ、該貫通孔にジョイント
継手が挿入されるものである。
【0010】請求項2記載の本発明は、本管と上方に位
置する器具を取り付ける器具取付管とを接続するジョイ
ント継手と、このジョイント継手を取付面に取り付ける
継手本体と、からなる管継手であって、前記ジョイント
継手は一端部に本管を接続する本管接続部と、他端部に
器具取付管を接続する器具取付管接続部と、からなる管
状体であり、前記継手本体は、取付面に対して継手本体
の管軸を傾斜させた状態に取り付けられて、ジョイント
継手の器具取付管接続部の管軸が、継手本体の管軸より
も下方側の位置に設けられている。
【0011】請求項3記載の本発明は、下方からの本管
と器具取付管とを接続するジョイント継手と、このジョ
イント継手を取付面に取り付ける継手本体と、からなる
管継手であって、前記ジョイント継手は一端部に本管を
接続する本管接続部と、他端部に器具取付管を接続する
器具取付管接続部と、からなる管状体であり、前記継手
本体は、取付面に対して継手本体の管軸を傾斜させた状
態に取り付けられて、ジョイント継手の本管接続部の管
軸が、継手本体の管軸よりも上方側の位置に設けられて
いるものである。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項1または
2または3記載の発明において、継手本体の管軸を取付
面に対して傾斜させたときに、取付面に直交する外周面
を有する側壁と取付面に沿う鍔とが継手本体に設けら
れ、この側壁の外周面にネジが穿刻され、このネジに止
めリングが螺合されているものである。
【0013】本発明に用いる本管としては種々の管体が
使用できる。例えば、合成樹脂製管(ポリエチレン樹脂
管、ポリプロピレン樹脂管等)、金属管があげられる
が、なかでも架橋ポリエチレン樹脂管がよい。又、鞘管
としては種々管体が使用できる。例えば、合成樹脂製管
(塩化ビニル樹脂管、ポリエチレン樹脂管、ポリプロピ
レン樹脂管、ポリブテン管等)があげられるが、なかで
もポリエチレン樹脂管がよい。
【0014】(作用)請求項1記載の本発明管継手で
は、ジョイント継手は一端部に本管を接続する本管接続
部と、他端部に器具取付管を接続する器具取付管接続部
と、からなる管状体であり、継手本体は取付面に対して
継手本体の管軸を傾斜させる状態に貫通孔が設けられて
いるから、ジョイント継手で本管と器具取付管を接続
し、貫通孔にジョイント継手を挿入することにより、取
付面に継手本体の管軸を傾斜させた状態に取り付けるこ
とができる。そのため、器具と取付面(壁)との間の距
離が小さくても、ジョイント継手に器具取付管を曲率半
径を大きくして接続でき、器具取付管が座屈することな
い。
【0015】又、このように取付面に継手本体を取り付
け、この継手本体の中に本管を貫通させ、この本管と器
具取付管とをジョイント継手で接続し、このジョイント
継手を継手本体の中に挿入するだけであるから、シ−ル
材等が必要でないし、取付面に設ける通孔の径を大きく
する必要がない。
【0016】請求項2記載の発明では、ジョイント継手
は一端部に本管を接続する本管接続部と、他端部に器具
取付管を接続する器具取付管接続部と、からなる管状体
であり、前記継手本体は、取付面に対して継手本体の管
軸を傾斜させた状態に取り付けられて、ジョイント継手
の器具取付管接続部の管軸が、継手本体の管軸よりも下
方側の位置に設けられているから、ジョイント継手で本
管と器具取付管を接続し、ジョイント継手の器具取付管
接続部の管軸が、継手本体の管軸よりも下方側の位置に
くるように、管軸の傾斜が大きい角度によせて、貫通孔
にジョイント継手を挿入することにより、取付面に継手
本体の管軸を傾斜させた状態に取り付けることができ
る。
【0017】従って、ジョイント継手と器具取付管とを
接続する治具、例えば、袋ナット、フランジ等が取付面
近傍にあっても邪魔にならないように、ジョイント継手
の器具取付管側の端部は壁から遠ざかって取り付けるこ
とができる。又、ジョイント継手と器具取付管との接続
を取付面近傍で行うことができ、ジョイント継手が傾斜
して取り付けられることとが重なって、器具取付管と取
付面との間の距離が短くても、又、継手本体を通過させ
る通孔が小さくても、無理なく、本管と器具取付管とを
接続することができる。
【0018】請求項3記載の発明では、ジョイント継手
は一端部に本管を接続する本管接続部と、他端部に器具
取付管を接続する器具取付管接続部と、からなる管状体
であり、前記継手本体は、取付面に対して継手本体の管
軸を傾斜させた状態に取り付けられて、ジョイント継手
の本管接続部の管軸が、継手本体の管軸よりも上方側の
位置に設けられているから、ジョイント継手で本管と器
具取付管を接続し、ジョイント継手の本管接続部の管軸
が、継手本体の管軸よりも上方側の位置にくるように、
管軸の傾斜が大きい角度によせて、貫通孔にジョイント
継手を挿入することにより、取付面に継手本体の管軸を
傾斜させた状態に取り付けることができる。
【0019】又、ジョイント継手と本管接続部との接続
を取付面近傍で行うことができ、ジョイント継手が傾斜
して取り付けられることとが重なって、本管接続部と取
付面との間の距離が短くても、又、継手本体を通過させ
る通孔が小さくても、無理なく、本管と器具取付管とを
接続することができる。
【0020】請求項4記載の本発明は、継手本体の管軸
を取付面に対して傾斜させたときに、取付面に直交する
外周面を有する側壁と取付面に沿う鍔とが継手本体に設
けられ、この側壁の外周面にネジが穿刻され、このネジ
に止めリングが螺合されて取付部が形成されているか
ら、取付面にほぼ直交する通孔を設け、継手本体に設け
られている側壁を取付面の通孔の中を貫通させ、鍔を取
付面に沿わして当接させ、この貫通した側壁の外周面に
設けられているネジに止めリングを螺合させることによ
り、止めリングと鍔とで取付面(壁)を挟んで継手本体
を取付面に強固に取り付けることができる。しかも、こ
のように取り付けると、継手本体の管軸が傾斜させた状
態になる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面を参
照しながら詳述する。図1及び図2は、本発明の一実施
例を示すもので、図1は取付面に取り付けられた管継手
で給湯管と器具取付管とを接続した断面を示す説明図、
図2は図1の継手本体にジョイント継手を嵌合させた状
態をX方向から見た説明図である。
【0022】図1において,Aは鞘管4と器具取付管6
とを接続する管継手であり、この管継手Aは給湯管5の
本管3と器具取付管6とを接続するジョイント継手2
と、このジョイント継手2を取付面に取り付ける継手本
体1とからなっている。本管3は合成樹脂(例えば架橋
ポリエチレン樹脂)製の筒状体である。本管3の一端部
にはジョイント継手2が接続され、他端部は図示されて
いない分配器に接続されている。鞘管4は合成樹脂(例
えばポリエチレン樹脂)製であり、形状は蛇腹状の可撓
性の筒体である。
【0023】そして、本管3の一端部はジョイント継手
2に接続され、給湯管5の他端部は図示されていない分
配器に接続されている。器具取付管6は金属(ステンレ
ス)製である。継手本体1は本管3が貫通できる貫通孔
7を有する合成樹脂(例えば硬質塩化ビニール樹脂)製
の管状体であり、この貫通孔7の一端部にジョイント継
手2が挿入できる開口部13と、他端部に給湯管5の挿
入口12と、係止突起14とを有する。
【0024】このようになっているから、挿入口12か
ら給湯管5を差し込むと、挿入口12の奥部の係止突起
14で、給湯管5の鞘管4の端部が止められる。この鞘
管4の端部外周面にはリング9(ゴム製)が嵌められ、
鞘管4の外周面と継手本体の内周面との間が水密になさ
れている。この受け口にはスリットがあり、鞘管挿入後
は抜け止めリングを差し込み、鞘管抜けを防止する(図
示省略)。
【0025】継手本体1には取付部10が設けられてい
る。この取付部10は鍔11と側壁18と止めリング1
7とからなる。鍔11は継手本体1の一端部開口部13
側に取付面8に沿うように取り付けられた円板で、円板
の左右にそれぞれ切欠部16が設けられている。そし
て、継手本体1の貫通孔7の管軸を取付面8に対して傾
斜させたときに、側壁18の外周面は取付面に直交する
方向になり、鍔11は取付面に沿うようになっている。
【0026】従って、この鍔11を取付面8に沿わせて
取り付けると、継手本体1の貫通孔7の管軸を傾斜させ
た状態に取り付けることができるようになっている。側
壁18はこの鍔11からほぼ直交する方向、即ち、取付
面に直交する方向に突出した外周面を有するものであ
り、この外周面にはネジが穿刻されている。止めリング
17は側壁18のネジに螺合されている。
【0027】ジョイント継手2は金属(砲金)製であ
り、一端部に給湯管5の本管3を接続する本管接続部2
1と、他端部に器具取付管6を接続する器具取付管接続
部22とからなっている。このジョイント継手2が継手
本体1の貫通孔7の開口部13に挿入されると、継手本
体1の貫通孔7の管軸とジョイント継手2の管軸とが異
なる状態に取り付けられるようになっている。本管接続
部21は端面に設けられた本管3を差し込むことのでき
る本管差込間隙部24と、端部に螺入される袋ナット2
6(砲金製)と、端部と袋ナット26との間に入れられ
る割りリング25(黄銅製)とからなる。そして、袋ナ
ット26の内周面が奥方向に行くに従って小さくなされ
ている。又、この本管差込間隙部24の幅は本管3の肉
厚とほぼ同じである。他端部の器具取付管接続部22は
ネジ27と袋ナット28(砲金製)とからなっている。
【0028】又、器具取付管接続部22のネジ27の奥
部には、左右に突出している鍔23が設けられており、
この鍔23には取付孔29が設けられている。この鍔2
3は、継手本体1の取付部の鍔11の左右の切欠部16
に嵌合するようになっている。そして、ジョイント継手
2の鍔23が継手本体1の取付部11の切欠部16に挿
入すると、取付面8に対する継手本体1の管軸の傾斜が
最も大きい角度の方向にジョイント継手2が移動された
状態に取り付けられるようになっている。
【0029】次に,この管継手Aで本管と器具取付管と
を接続する接続方法と作用について説明する。図1に示
される如く、先ず、取付面8に管継手Aを取り付ける位
置を決めて、この取り付ける位置に取付面に対してほぼ
直交する方向に通孔19をあける。次に、継手本体1の
挿入口12を給湯器側方向に向けて、継手本体1を給湯
器側から、取付面8の通孔19に継手本体1および側壁
18を差し込み、取付部10の鍔11を取付面8の屋外
側に沿わせて係止させ、取付孔15に木ネジを差し込み
螺入して、この通孔19に継手本体1を取り付け、側壁
18のネジに止めリング17を螺入して取り付ける。す
ると、この取付部10は、取付面8に対して傾斜した状
態に取り付けられる。
【0030】次に、屋内側から継手本体1の中に鞘管4
を挿入する。すると、この管継手Aに使用する継手本体
1は、本管3が貫通孔7を有する管状体であり、内周面
に鞘管4を係止させる係止突起14とを有するから、鞘
管4が係止突起14に係止される。
【0031】次に、本管3を挿入し、この屋外方向に突
出した本管3の先端部から、袋ナット26と割りリング
25を差し入れ、この先端部を本管接続部21の本管差
込間隙部24に差し込み、袋ナット26を反対方向に移
動させ、本管接続部21に螺合させ、巻き締めて、本管
3にジョイント継手2の一端部を接続する。すると、袋
ナット26の内周面の径が奥方向に行くに従って小さく
なされているから、割りリング25が袋ナット26の内
周面の径が奥方向に移動するに従って、割りリング25
の径が小さくなり、ジョイント継手2と本管3が強固に
接続される。
【0032】次に、器具取付管6の端部より袋ナット2
8を差し込み、器具取付管接続部22側端部に移動さ
せ、ジョイント継手2の端面と器具取付管6の端面とを
突き合わせ、袋ナット28を接合方向に移動させ、ジョ
イント継手2のネジ27に螺合させて、ジョイント継手
2の他端部を器具取付管6に接続する。すると、ジョイ
ント継手2の一端部に本管3が、又、他端部に器具取付
管6がそれぞれ接続される。
【0033】次に、このジョイント継手2を継手本体1
の開口部13の中に挿入し、ジョイント継手2の鍔23
を継手本体1の切欠部16に嵌合し、取付孔29にネジ
釘を螺入して鍔23を固定する。すると、ジョイント継
手2には器具取付管接続部22側に小片状の鍔23が設
けられ、継手本体1の鍔11には前記鍔23が挿入でき
る切欠部16が設けられているから、この切欠部16に
ジョイント継手2の器具取付管接続部22の奥部に設け
られた鍔23が嵌合して取り付けることができる。
【0034】このように、ジョイント継手2を継手本体
1に取り付けると、ジョイント継手2の器具取付管側の
端部は給湯器の方向に向いて壁から遠ざかった位置に取
り付けらるから、ジョイント継手2と器具取付管6とを
接続する治具、例えば、袋ナット、フランジ等取付面に
近くにあっても邪魔にならない。従って、給湯器の器具
取付管6接続位置と壁との距離Lが短く、又、器具取付
管6或いは管継手Aを通す壁の直径Dの通孔19が小さ
くしても、本管3と器具取付管6とを接続することがで
きる。
【0035】このように、取付面8の通孔19に継手本
体1を挿入し、継手本体1の取付部を取付面8に取り付
け、この継手本体1の貫通孔7の中に本管3を挿入して
本管3を反対側に突出させ、この本管3と器具取付管6
とをジョイント継手2で接続し、このジョイント継手2
を継手本体1の開口部13の中に挿入し、ジョイント継
手2を継手本体1に取り付けるだけであるから、施工が
簡単である。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の本発明管継手では、ジョ
イント継手は一端部に本管を接続する本管接続部と、他
端部に器具取付管を接続する器具取付管接続部と、から
なる管状体であり、継手本体は取付面に対して継手本体
の管軸を傾斜させる状態に貫通孔が設けられているか
ら、ジョイント継手で本管と器具取付管を接続し、貫通
孔にジョイント継手を挿入することにより、取付面に継
手本体の管軸を傾斜させた状態に取り付けることができ
る。そのため、器具と取付面(壁)との間の距離が小さ
くても、ジョイント継手に器具取付管を曲率半径を大き
くして接続でき、器具取付管が座屈することない。
【0037】又、このように取付面に継手本体を取り付
け、この継手本体の中に本管を貫通させ、この本管と器
具取付管とをジョイント継手で接続し、このジョイント
継手を継手本体の中に挿入するだけであるから、シ−ル
材等が必要でないし、取付面に設ける通孔の径を大きく
する必要がなく、施工が極めて簡単である。
【0038】請求項2記載の発明では、ジョイント継手
は一端部に本管を接続する本管接続部と、他端部に器具
取付管を接続する器具取付管接続部と、からなる管状体
であり、前記継手本体は、取付面に対して継手本体の管
軸を傾斜させた状態に取り付けられて、ジョイント継手
の器具取付管接続部の管軸が、継手本体の管軸よりも下
方側の位置に設けられているから、ジョイント継手で本
管と器具取付管を接続し、ジョイント継手の器具取付管
接続部の管軸が、継手本体の管軸よりも下方側の位置に
くるように、管軸の傾斜が大きい角度によせて、貫通孔
にジョイント継手を挿入することにより、取付面に継手
本体の管軸を傾斜させた状態に取り付けることができ
る。
【0039】従って、ジョイント継手と器具取付管とを
接続する治具、例えば、袋ナット、フランジ等が取付面
近傍にあっても邪魔にならないように、ジョイント継手
の器具取付管側の端部は壁から遠ざかって取り付けら
れ、施工が極めて簡単である。。又、ジョイント継手と
器具取付管との接続を取付面近傍で行うことができ、ジ
ョイント継手が傾斜して取り付けられることとが重なっ
て、器具取付管と取付面との間の距離が短くても、又、
継手本体を通過させる通孔が小さくても、無理なく、本
管と器具取付管とを接続することができる。
【0040】請求項3記載の発明では、ジョイント継手
は一端部に本管を接続する本管接続部と、他端部に器具
取付管を接続する器具取付管接続部と、からなる管状体
であり、前記継手本体は、取付面に対して継手本体の管
軸を傾斜させた状態に取り付けられて、ジョイント継手
の本管接続部の管軸が、継手本体の管軸よりも上方側の
位置に設けられているから、ジョイント継手で本管と器
具取付管を接続し、ジョイント継手の本管接続部の管軸
が、継手本体の管軸よりも上方側の位置にくるように、
管軸の傾斜が大きい角度によせて、貫通孔にジョイント
継手を挿入することにより、取付面に継手本体の管軸を
傾斜させた状態に取り付けることができる。施工が極め
て簡単である。
【0041】又、ジョイント継手と本管接続部との接続
を取付面近傍で行うことができ、ジョイント継手が傾斜
して取り付けられることとが重なって、本管接続部と取
付面との間の距離が短くても、又、継手本体を通過させ
る通孔が小さくても、無理なく、本管と器具取付管とを
接続することができる。
【0042】請求項4記載の本発明は、継手本体の管軸
を取付面に対して傾斜させたときに、取付面に直交する
外周面を有する側壁と取付面に沿う鍔とが継手本体に設
けられ、この側壁の外周面にネジが穿刻され、このネジ
に止めリングが螺合されて取付部が形成されているか
ら、取付面にほぼ直交する通孔を設け、継手本体に設け
られている側壁を取付面の通孔の中を貫通させ、鍔を取
付面に沿わして当接させ、この貫通した側壁の外周面に
設けられているネジに止めリングを螺合させることによ
り、止めリングと鍔とで取付面(壁)を挟んで継手本体
を取付面に強固に取り付けることができる。しかも、こ
のように取り付けると、継手本体の管軸が傾斜させた状
態になるので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示すもので、取付面
に管継手と給湯管と器具取付管とを接続した断面を示す
説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示すもので、図1の継手本
体にジョイント継手を嵌合させた状態でX方向から見た
説明図である。
【図3】従来の実施例を示すもので、器具取付管を曲げ
半径Rで曲げて、給湯器とヘッダ−とを接続した状態を
示す説明図である。
【図4】従来の実施例を示すもので、管継手(給排水湯
管を保護する保護管の固定具)を介して、給湯器とヘッ
ダ−とを接続した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A 管継手 1 継手本体 2 ジョイント継手 3 本管 4 鞘管 5 給湯管 6 器具取付管 7 貫通孔 8 取付面 9 鞘管止めリング 10 取付部 11 鍔 12 挿入口 13 開口部 14 係止突起 15 取付孔 16 切欠部 17 止めリング 18 側壁 19 通孔 21 本管接続部 22 器具取付管接続部 23 鍔 24 本管差込間隙部 25 割りリング 26 袋ナット 27 ネジ 28 袋ナット 29 取付孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本管と器具取付管とを接続するジョイン
    ト継手と、このジョイント継手を取付面に取り付ける継
    手本体と、からなる管継手であって、前記ジョイント継
    手は一端部に本管を接続する本管接続部と、他端部に器
    具取付管を接続する器具取付管接続部と、からなる管状
    体であり、前記継手本体は、取付面に対して継手本体の
    管軸を傾斜させる状態に貫通孔が設けられ、該貫通孔に
    ジョイント継手が挿入されることを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 本管と上方に位置する器具を取り付ける
    器具取付管とを接続するジョイント継手と、このジョイ
    ント継手を取付面に取り付ける継手本体と、からなる管
    継手であって、前記ジョイント継手は一端部に本管を接
    続する本管接続部と、他端部に器具取付管を接続する器
    具取付管接続部と、からなる管状体であり、前記継手本
    体は、取付面に対して継手本体の管軸を傾斜させた状態
    に取り付けられて、ジョイント継手の器具取付管接続部
    の管軸が、継手本体の管軸よりも下方側の位置に設けら
    れていることことを特徴とする管継手。
  3. 【請求項3】 下方からの本管と器具取付管とを接続す
    るジョイント継手と、このジョイント継手を取付面に取
    り付ける継手本体と、からなる管継手であって、前記ジ
    ョイント継手は一端部に本管を接続する本管接続部と、
    他端部に器具取付管を接続する器具取付管接続部と、か
    らなる管状体であり、前記継手本体は、取付面に対して
    継手本体の管軸を傾斜させた状態に取り付けられて、ジ
    ョイント継手の本管接続部の管軸が、継手本体の管軸よ
    りも上方側の位置に設けられていることことを特徴とす
    る管継手。
  4. 【請求項4】 継手本体の管軸を取付面に対して傾斜さ
    せたときに、取付面に直交する外周面を有する側壁と取
    付面に沿う鍔とが継手本体に設けられ、この側壁の外周
    面にネジが穿刻され、このネジに止めリングが螺合され
    ていることを特徴とする請求項1または2または3記載
    の管継手。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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