JPH0623811Y2 - 二重配管の接続部 - Google Patents

二重配管の接続部

Info

Publication number
JPH0623811Y2
JPH0623811Y2 JP11984088U JP11984088U JPH0623811Y2 JP H0623811 Y2 JPH0623811 Y2 JP H0623811Y2 JP 11984088 U JP11984088 U JP 11984088U JP 11984088 U JP11984088 U JP 11984088U JP H0623811 Y2 JPH0623811 Y2 JP H0623811Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
partition
fluid supply
connection
connection hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11984088U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0241785U (ja
Inventor
隆志 呉羽
哲 藤井
和廣 末吉
Original Assignee
菱和産資株式会社
株式会社千代田製作所
和廣 末吉
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 菱和産資株式会社, 株式会社千代田製作所, 和廣 末吉 filed Critical 菱和産資株式会社
Priority to JP11984088U priority Critical patent/JPH0623811Y2/ja
Publication of JPH0241785U publication Critical patent/JPH0241785U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0623811Y2 publication Critical patent/JPH0623811Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、建物の壁体等に二重鞘管構造として配管さ
れ、その引出し部に水栓やガス栓、蛇口、熱交換器等の
付属器具を接続するための二重配管の接続部に関する。
【従来の技術】
従来知られている二重配管の接続部は、第4図に示す如
く湾曲した管継手(エルボ管)1を用い、この管継手1
を、例えば壁体等の仕切り部2の内外両面部に取付けた
固定リング3,4によって該仕切り部2の窓穴2aに嵌
挿固定し、管継手1の隠蔽側口部1aには鞘管5に挿通
したポリエチレン等のプラスチック製流体供給管6を袋
ナット7によって接続する一方、管継手1の露出側口部
1bには蛇口等の付属器具8を取付けることができるよ
うに構成されている。
【考案が解決しようとする課題】
従来の上記接続部は、プラスチック製の流体供給管6を
直角に折曲げる等して配管することができないので、仕
切り部2に湾曲した管継手1を固定し、この管継手1と
鞘管5に挿通した流体供給管6との接続は仕切り部2内
での隠蔽接続となる。 したがって、この隠蔽接続では流体の漏洩を外部から確
認することができないし、また、漏洩時の補修作業や流
体供給管6を新規なものと取り替える作業は仕切り部2
の一部を破壊し、作業用の開口部を設ける必要があっ
て、その保全作業は煩雑となり、経費の面でも大きな問
題となる。 そこで、本考案は上記の問題を解決するためになされた
ものであって、その目的は壁体等の仕切り部に流体供給
管の接続口となる接続孔を設けた接続盤を取付ける一
方、上記仕切り部の背面に当接して固定した補強板上に
は流体供給管を敷設するときに配管ガイドになる鞘管の
支持部を設け、建物の建築時に鞘管を敷設して支持部に
接続しておき、内管である流体供給管は後から接続孔を
通して鞘管に挿入すると共に、該流体供給管は管継手を
介して蛇口等の付属器具を取付ける先端部側が仕切り部
の正面側(露出側)に現われるように構成して、漏洩時
の補修作業等を行なう上に便利であり、かつ、接続盤を
取付けた仕切り部の部分を補強できるように改良した二
重配管の接続部を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とする二重配
管の接続部は壁体等の仕切り部に開口部を設け、この開
口部に臨んだ部分が切欠き部に形成されている補強板を
上記仕切り部の背面に当接して固定すると共に、該補強
板上に設けた支持部には配管ガイドとなる鞘管の先端部
を接続し、一方、上記開口部の正面側開口面を閉塞する
接続盤を上記仕切り部上に固定し、この接続盤には上記
仕切り部の正面側から背面側にわたって下向きに傾斜さ
せて貫通した接続孔を設けると共に、該接続孔には上記
鞘管を通して敷設された流体供給管の先端部側を挿入
し、この流体供給管の先端部を締めつけて該先端部と接
続される管継手を上記接続孔に螺着して成るものであ
る。 そして、上記接続部における流体供給管と管継手の接続
は、流体供給管の先端部をインナーコアと締めつけリン
グによって挾着し、この挾着部分に管継手の雄ネジ管部
を嵌着すると同時に、該雄ネジ管部を接続盤の接続孔に
螺着することにより果されるものである。
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付図面を参照しながら説明
する。 第1図、第2図及び第3図において、壁体等の仕切り部
2には開口部2aを設けてあり、この開口部2aに臨ん
だ部分が切欠き部11aに形成されている補強板11を
仕切り部2の背面に当接させて固定すると共に、該補強
板11上には流体供給管31の配管ガイドとなる鞘管4
1の先端部41aを接続する覆い枠状の支持部12が固
定されている。そして、支持部12は傾斜した底面部1
2aを備え、この底面部12aには鞘管41の接続用窓
穴12bが穿設されている。尚、13は補強板11の固
定ネジ、14は支持部12の固定ネジである。 開口部2aの正面側は仕切り部2上に固定ネジ15を用
いて固定した円盤状の接続盤16によって閉塞され、こ
の接続盤16の表面部には接続筒部16aが傾斜状態
に、また背面部には張出し部16bがほぼ小判状にそれ
ぞれ突設されており、接続盤16を仕切り部2に固定し
たときに、張出し部16bは仕切り部2の背面と面一の
状態になって開口部2aに挿入される。そして、接続盤
16には、接続筒部16aと張出し部16bの部分を貫
通するようにして仕切り部2の正面側から背面側にわた
って図上下向きに傾斜させた接続孔17が穿設されてい
ると共に、この接続孔17の接続筒部16a側における
部分には流体供給管31の先端部31aに接続する管継
手21の雄ネジ管部21aが螺着18され、該雄ネジ管
部21aによる管継手21の締めつけによって流体供給
管31の先端部31aは管継手21に接続されると同時
に上記接続孔17に固定される。 流体供給管31の接続について更に詳細に説明すると、
流体供給管31の先端部31aはインナーコア22と締
めつけリング23によって強く挾着されており、この挾
着部分に管継手21の雄ネジ管部21aを嵌合し、該雄
ネジ管部21aを接続孔17に螺着18して管継手21
を締めつけると、締めつけリング23は接続孔17に形
成されている傾斜面部17aに圧着し、流体供給管31
は管継手21と密に接続されると同時に接続孔17に固
定されることになる。 尚、19は接続盤16の背面に取付けたパッキン、24
は雄ネジ管部21aに装着したパッキン、25は管継手
21にユニオンナット26を用いて接続した蛇口、27
は切換え弁、28は通常の排出管、29はシャワーの排
出管であって、図面には湯と水の両流体供給管に対する
接続部の例が示されている。 以上の構成によれば、流体供給管31と管継手21との
接続は、支持部12に予め接続されている配管ガイド用
の鞘管41に仕切り部2正面の露出面側から接続孔17
を通して流体供給管31を挿入し、該流体供給管31に
嵌着した管継手21を接続孔17に螺着18する操作で
容易に行なうことができる。また、流体供給管31と鞘
管41による荷重は補強板11が固定されている仕切り
部2に取付けた接続盤11と支持部12に負担させてい
るので、強固に安定した接続部を構成できる。
【考案の効果】
本考案は上記の如くであって、仕切り部の背面に固定し
た補強板の存在によって強固に安定した二重配管の接続
部を構成できることは勿論のこと、鞘管は、仕切り部上
に取付ける接続盤に予め対応させて、仕切り部の背面側
に固定した支持部に接続して敷設されているから、流体
供給管を鞘管に挿入する作業は接続盤の露出面側から接
続孔を通して容易に行なうことができ、また、流体供給
管と管継手との接続も同様に露出面側で果されるため、
その接続作業を正しく行なうことができて、流体供給管
の接続状態の信頼性を図る上に有効であり、加えて、接
続部の点検や流体供給管を取替える等の補修作業にも便
利であって、その実用的価値は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図は第1図
A−A線断面図、第3図は第2図の部分拡大図、第4図
は従来の接続部を示す側断面図である。 図中、2は仕切り部、2aは開口部、11は補強板、1
1aは切欠き部、12は支持部、16は接続盤、17は
接続孔,18は螺着部分、21は管継手、21aは雄ネ
ジ管部、22はインナーコア、23は締めつけリング、
31は流体供給管、31aは先端部、41は鞘管、41
aは先端部である。
フロントページの続き (72)考案者 藤井 哲 東京都板橋区相生町4番地13号 株式会社 千代田製作所内 (72)考案者 末吉 和廣 千葉県四街道市千代田1丁目20番5号 (56)参考文献 特開 昭63−251684(JP,A) 特開 昭63−235795(JP,A) 実開 昭61−32880(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁体等の仕切り部に開口部を設け、この開
    口部に臨んだ部分が切欠き部に形成されている補強板を
    上記仕切り部の背面に当接して固定すると共に、該補強
    板上に設けた支持部には配管ガイドとなる鞘管の先端部
    を接続し、一方、上記開口部の正面側開口面を閉塞する
    接続盤を上記仕切り部上に固定し、この接続盤には上記
    仕切り部の正面側から背面側にわたって下向きに傾斜さ
    せて貫通した接続孔を設けると共に、該接続孔には上記
    鞘管を通して敷設された流体供給管の先端部側を挿入
    し、この流体供給管の先端部を締めつけて該先端部と接
    続される管継手を上記接続孔に螺着して成ることを特徴
    とする二重配管の接続部。
  2. 【請求項2】流体供給管の先端部はインナーコアと締め
    つけリングによって挾着され、この挾着部分に管継手の
    雄ネジ管部を嵌着すると同時に、該雄ネジ管部を接続孔
    に螺着して成ることを特徴とする前記請求項(1)記載の
    二重配管の接続部。
JP11984088U 1988-09-14 1988-09-14 二重配管の接続部 Expired - Lifetime JPH0623811Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11984088U JPH0623811Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 二重配管の接続部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11984088U JPH0623811Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 二重配管の接続部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0241785U JPH0241785U (ja) 1990-03-22
JPH0623811Y2 true JPH0623811Y2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=31365422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11984088U Expired - Lifetime JPH0623811Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 二重配管の接続部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0623811Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002181245A (ja) * 2000-12-15 2002-06-26 Sekisui Chem Co Ltd 給液管の引出し具および給液管の配管構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0241785U (ja) 1990-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0623811Y2 (ja) 二重配管の接続部
JPH102477A (ja) 配管接続具セット
US6360771B2 (en) Tapping sleeve with a mechanical joint adaptor
JPH051750Y2 (ja)
JPH0623812Y2 (ja) 水栓の接続部
JP2002115283A (ja) 給水設備における壁付機器の施工構造及びこれに用いる継手管
JPH0237889Y2 (ja)
JP3756288B2 (ja) 住戸内給水管取付け用部材およびその施工方法
JP2587977B2 (ja) 流体管の配管方法及びこれに使用する流体管の端末固定装置及び端末固定用継手
KR930005919Y1 (ko) 상수도 배관용 엘보관체
JP2605510Y2 (ja) ソケットへのサプライ管接続構造
KR970000533Y1 (ko) 도시개스용 배관고정구
JP2601678B2 (ja) 配管端末部の固定装置
JPH0349168Y2 (ja)
JP2577091Y2 (ja) 分流装置の合成樹脂製サドル
JP2000266271A (ja) 配管継手の支持構造
JPH087186Y2 (ja) 浄水器施工用管継手装置
JPH0439881Y2 (ja)
JP2000304158A (ja) 配管の取出構造
JP2001050430A (ja) 障壁通貫継手
JP3319803B2 (ja) 壁付け水栓の接続構造
JPH093993A (ja) 水栓取付具
JP2001207488A (ja) 浴室の給水給湯用配管システム
JPS6020690Y2 (ja) 給水栓用管継手
JPH0226391A (ja) 給水管の構造