JPH0349168Y2 - - Google Patents

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JPH0349168Y2
JPH0349168Y2 JP1986015648U JP1564886U JPH0349168Y2 JP H0349168 Y2 JPH0349168 Y2 JP H0349168Y2 JP 1986015648 U JP1986015648 U JP 1986015648U JP 1564886 U JP1564886 U JP 1564886U JP H0349168 Y2 JPH0349168 Y2 JP H0349168Y2
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JP
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socket
faucet
flange
panel
threaded part
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、浴室ユニツトの壁パネル、或いは洗
面化粧台のデツキパネル等のパネルに湯水混合水
栓、単水栓等の水栓を取付ける構造に関するもの
である。
[従来の技術] 近時は浴槽、洗場等が強化プラスチツク等で一
体的に形成されそれに湯水混合水栓をも工場で予
め組付けてしまうことで現場工事が簡略化できる
ようにした浴室ユニツトが周知であるが、かかる
浴室ユニツトの壁パネルに対する従来の水栓の取
付構造は第3図に示したようなものであつた。即
ち、同図中、1は強化プラスチツクまたはその他
との複合材よりなる壁パネル、2はその取付孔、
3は取付孔2に嵌合したソケツトで、該ソケツト
はその前方外周に一体に形成されたフランジ4に
タツピンネジ5を通して該フランジ4をパネル1
の前面に止着している。ソケツト3には前方に水
栓のねじ部6がねじ込まれるねじ孔7が形成され
後方には給水管接続部10に給水管8をユニオン
ナツト9により接続するため外周に雄ねじが刻設
されている。11はユニオンナツト9内に設けた
水封用のリング状パツキン、12はフランジ4を
カバーするためねじ部6に止着された化粧フラン
ジ、13はフランジ4の背面に合着した板状のパ
ツキンである。
[考案が解決しようとする問題点] しかして、第3図に示したような浴室ユニツト
の壁パネルに対する水栓の従来の取付構造では取
付順序として先ずソケツト3をタツピンネジ5に
よつてパネル1に固着しその後に水栓のねじ部6
をねじ孔7にねじ込まなければならない。即ち、
水栓のねじ部6をソケツト3のねじ孔7にねじ込
んだ後では水栓本体或いは化粧フランジ12がタ
ツピンネジ5をねじ込むのに邪魔になるので上記
の順序で取付けるよりほかはないが、そうすると
周知のように水栓のねじ部をソケツトのねじ孔に
ねじ込むに際して水栓のねじ部にテープ状のシー
ル部材を巻付け水シールを完全としなければなら
ない。しかるにこれでは、ねじの精度誤差やシー
ル材の巻付け量等によつてシールが完全になるね
じ込み深さが一定にはならない。即ち第3図に2
点鎖線で示したようにねじ込み深さがシール材の
巻付け加減により大きく違つてくる。また、ねじ
の喰付き位置の差もあつてねじ込み後の水栓の吐
水方向、姿勢も一定せずこれを一定にするには熟
練を要した。特に湯と水との両方の配管を接続し
なければならない湯水混合水栓では非常に熟練を
要しシール材の巻方が悪いとやり直さなければな
らなくなることが多かつた。このため工場生産で
あるにも拘らず生産効率がよくなく、しかも工場
における通水テストを実施しないと水もれを起こ
すおそれもあるなど煩雑な問題があつた。またこ
れと同様の問題は実公昭56−26049号公報に示さ
れたような水栓用固定ジヨイントを使用してその
フランジとナツトによつて壁パネルを挾着する構
造においても解消されていない。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記問題点を解決し水栓のパネルに対
する取付を容易にして生産効率を向上しようとす
るもので、その目的を達成するため本考案に係る
水栓の取付構造は、水栓のねじ部がねじ込まれる
ねじ孔が前方に形成され後方には給水管接続部が
形成されたソケツトの前方外周にフランジを一体
に形成し、前記ねじ孔の孔底には水栓のねじ部を
ねじ込むことによつて該ねじ部の先端が水密状に
衝止する段部を形成し、該ソケツトの外周で前記
フランジの背面寄りには回転止輪を軸方向には進
退自在でも回転不可なるように外嵌し、さらに該
回転止輪の後方にはナツトを螺合し、パネルの取
付孔に該ソケツトを嵌合し前記ナツトを緊締する
ことにより該パネルの取付孔周囲を前記フランジ
と回転止輪とにより挾着するようにしたことを特
徴とするものである。このため本考案ではパネル
に取付ける前にソケツトのねじ孔と水栓のねじ孔
とを水もれのおそれのないよう緊く螺合できその
後でソケツトをパネルに固着することで、熟練を
要せずして著しく作業性を改善し生産効率を向上
できるものである。
[実施例] 次に本考案の一実施例を第1図、第2図に従い
説明する。同図において、Aは取付ようとする湯
水混合水栓、1は取付孔2が開設された浴室ユニ
ツトの壁パネル、3は水栓Aのねじ部6がねじ込
まれるねじ孔7が前方に形成されたソケツトで、
該ソケツトの後方には給水管8をユニオンナツト
9によつて接続するため該ユニオンナツトに螺合
する雄ねじが刻設された給水管接続部10があ
る。該ソケツト3の前方外周にはフランジ4が一
体に形成されている。またねじ孔7の孔底には段
部14が形成され該段部14にリング状のパツキ
ン15が配置されている。また、ソケツト3の外
周でフランジ4の背面寄りにはスプライン溝16
が刻設されており、該スプライン溝16に内周面
が噛合することで軸方向には進退動自在であるが
回転は不可なるように回転止輪17が外嵌されて
いる。この回転止輪17は外周部分にフランジ4
方向へ折曲つた複数の爪18が一体に形成されて
いる。また、スプライン溝16の後方には雄ねじ
19が形成されこれにナツト20が螺合できるよ
うにしている。なお11はユニオンナツト9内に
設けた水封用のリング状パツキン、12はフラン
ジ4をカバーするためねじ部6に止着された化粧
フランジ、13はフランジ4の背面に合着した板
状のパツキンである。
しかしてこの取付構造では、第1図に示したよ
うに、先ず、水栓Aのねじ部6をソケツト3のね
じ孔7にねじ込んで水栓Aとソケツト3とを連結
する。そのときねじ部6の先端が段部14のパツ
キン15に衝止するまでねじ部6をねじ孔7中に
完全にねじ込むようにすることで従来のようにね
じ部6にテープ状のシール材を巻付ける必要もな
く水封が完全になる。それからソケツト3をパネ
ル1の取付孔2に嵌合しパネル1の裏側に当るよ
うに回転止輪17を該ソケツト3のスプライン溝
16に嵌めその後からナツト20を雄ねじ19に
螺合させて回転止輪17を締め込むことによりパ
ネル1の取付孔周囲をフランジ4と回転止輪17
とにより挾着する。その際回転止輪17の爪18
がパネル1の裏面にくい込むことで該回転止輪1
7の無用な回転は制止され同時にソケツト3はパ
ネル1に不動に固着できる。
なおこの実施例では回転止輪17にパネル裏面
へくい込む爪18を形成したが、該回転止輪17
は挾着時にパネル1裏面に回転不能に止着される
ようにすればよいので爪を形成しなくてもタツピ
ンネジをねじ込むようにしても、或いは接着剤に
より固定されるようにしてもよい。また、この実
施例ではスプライン溝16を形成して回転止輪1
7を進退自在で回転不可なるように外嵌したが、
これはソケツト3のこの部分の外周を多角面とし
たり或いはキー溝を設けてこれに噛合するように
回転止輪17を外嵌させてもよい。
[考案の効果] 水栓のねじ部をソケツトのねじ部にその先端が
段部に衝止するまでねじ込むことにより水栓とソ
ケツトとを予め水もれなく完全に連結し、その後
でパネルの取付孔周囲をフランジと回転止輪とに
よりナツトを締付けることにより挾着して取付で
きるようにしたので、熟練者によらなくてもねじ
部の螺入深さ、水栓の姿勢等が一定しバラツキが
なくなると共に、取付作業が非常に簡単になりや
り直しや調整作業を不要とする。しかも回転止輪
をパネル裏面に回転不能に止着することによつて
ソケツトを回転しないように装着でき水栓の取付
姿勢が安定する。このため浴室ユニツト、洗面化
粧台等の工場生産における生産効率を大いに向上
させる有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した水栓の取付
構造の分解斜視図、第2図は縦断面図である。第
3図は従来の水栓の取付構造の縦断面図である。 A……水栓、1……パネル、2……取付孔、3
……ソケツト、4……フランジ、6……ねじ部、
7……ねじ孔、8……給水管、10……給水管接
続部、14……段部、16……スプライン溝、1
7……回転止輪、18……爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水栓のねじ部がねじ込まれるねじ孔が前方に形
    成され後方には給水管接続部が形成されたソケツ
    トの前方外周にフランジを一体に形成し、前記ね
    じ孔の孔底には水栓のねじ部をねじ込むことによ
    つて該ねじ部の先端が水密状に衝止する段部を形
    成し、該ソケツトの外周で前記フランジの背面寄
    りには回転止輪を軸方向には進退自在でも回転不
    可なるように外嵌し、さらに該回転止輪の後方に
    はナツトを螺合し、パネルの取付孔に該ソケツト
    を嵌合し前記ナツトを緊締することにより該パネ
    ルの取付孔周囲を前記フランジと回転止軸とによ
    り挾着するようにしたことを特徴とする水栓の取
    付構造。
JP1986015648U 1986-02-05 1986-02-05 Expired JPH0349168Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986015648U JPH0349168Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986015648U JPH0349168Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62129470U JPS62129470U (ja) 1987-08-15
JPH0349168Y2 true JPH0349168Y2 (ja) 1991-10-21

Family

ID=30806772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986015648U Expired JPH0349168Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4511658Y1 (ja) * 1966-01-26 1970-05-23
JPS5626049U (ja) * 1979-08-07 1981-03-10

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4511658Y1 (ja) * 1966-01-26 1970-05-23
JPS5626049U (ja) * 1979-08-07 1981-03-10

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Publication number Publication date
JPS62129470U (ja) 1987-08-15

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