JPH09302740A - 水栓の取付構造 - Google Patents

水栓の取付構造

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JPH09302740A
JPH09302740A JP15280496A JP15280496A JPH09302740A JP H09302740 A JPH09302740 A JP H09302740A JP 15280496 A JP15280496 A JP 15280496A JP 15280496 A JP15280496 A JP 15280496A JP H09302740 A JPH09302740 A JP H09302740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
counter
union
faucet body
surface side
Prior art date
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Pending
Application number
JP15280496A
Other languages
English (en)
Inventor
Sasagu Horimoto
奉 堀本
Takashi Kojima
孝志 小島
Yukio Hashimoto
幸男 橋本
Hirotoshi Ito
弘利 伊藤
Megumi Morishita
恵 森下
Fumihiko Kawamura
文彦 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP15280496A priority Critical patent/JPH09302740A/ja
Publication of JPH09302740A publication Critical patent/JPH09302740A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施工現場において、カウンターの上面からの作
業のみで水栓本体をカウンターへ取り付けることができ
るようにする。 【解決手段】カウンター3に設けた取付孔4に対して予
め工場等で台座15を固定しておく。一方、水栓本体1
のボス部18には、ユニオン22を螺着し、更にユニオ
ン22の肩部23に台座カバー25の内鍔部26を係合
させておく。そして、水栓本体1のボス部18を台座1
5の挿通孔19内へ挿通し、台座カバー25の内周面に
刻設された雌螺子部27を、台座15の外鍔部16の外
周面側に形成した雄螺子部28を螺着して緊締すること
により、水栓本体1をカウンター3の上面側からの作業
のみで台座15へ固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水栓本体をカウン
ターの上面側から取り付けることのできる取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、水栓本体をカウンターに取り付け
る場合は、図2の縦断面図に示すような方法で行ってい
た。すなわち、先ず、水栓本体1を螺着する凹部2と、
カウンター3の取付孔4に対して挿通されるボス部5と
を有する台座6を準備し、水栓本体1を台座6へ固定し
た後、パッキン7を介してボス部5を取付孔4へ挿通し
ていた。そして、カウンター3の下面側からパッキン8
及びワッシャー9を介してナット10をボス部5の雄螺
子部11へ緊締することで、水栓本体1のカウンター3
への取り付けを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
取付作業であると、カウンター3の下面側での締結作業
となり、カウンター3の下面側がシンク12の背面側と
背板13との間の極めて狭い空間領域である場合や、洗
面器等のボール部の背面側と背板13との間の極めて狭
い空間領域である場合が殆どであり、その作業が非常に
しにくいものとなっていた。しかも、水栓本体1の下方
側には、給水管や給湯管等の配管類14がロウ付け等に
よって導出されており、余計に作業性が悪くなるという
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、カウンター
の上面側から水栓本体を取り付けることのできる構造を
提供せんとするものである。
【0005】前記課題を解決するために本発明が採用し
た請求項1の手段は、カウンターに設けた取付孔に対し
て固定された筒状の台座と、該台座の挿通孔へ装着され
たボス部を有する水栓本体と、外周面側に環状の肩部を
有し、前記ボス部の外周面に螺着されたユニオンと、該
ユニオンの環状の肩部へ係止する内鍔部を有し、内周面
側の雌螺子部が前記カウンター上面側に露呈する台座外
周面の雄螺子部へ螺着された台座カバーとで構成したこ
とを特徴とする水栓の取付構造である。
【0006】また本発明が採用した請求項2の手段は、
ユニオンと台座との接合面には、回り止め用の凹凸嵌合
部が形成されていることを特徴とする前記請求項1に記
載の水栓の取付構造である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。図
1は本発明の一実施の形態に係る水栓本体1の取付構造
を示す部分縦断面図である。この実施の形態にあって
は、カウンター3の取付孔4に、予め工場等において、
台座15を取り付けておき、この状態で出荷するように
している。
【0008】台座15は、カウンター3の上面側に係止
する外鍔部16と、上端面側において所定間隔ごとに同
心円状に突設された回り止め用の凸部17と、水栓本体
1の下面側に設けられたボス部18を挿通するための挿
通孔19とを有している。この台座15のカウンター取
付孔4への固定は、外鍔部16の下面側とカウンター3
の上面側との間にパッキン7を介在させた状態で、台座
15の筒状部を取付孔4へ挿通し、カウンター3の下面
側において、パッキン8及びワッシャ9を介してナット
10を台座外周面の雄螺子部20へ螺着することで行っ
ている。
【0009】このような工場におけるカウンター取付孔
4への台座15の固定作業は、カウンター3をキャビネ
ットへ組み付ける前のカウンター3が単独の状態で存在
しているときに行ったり、カウンター3をキャビネット
へ取り付けた後であっても、シンク12(図2参照)を
取り付ける前やキャビネットの前面扉を取り付ける前の
状態等において行うことができ、広い作業空間領域が得
られ、また固定作業に障害となる関係部品の取り付け前
であり、簡単に行うことが可能である。
【0010】一方、水栓本体1側にあっては、水栓本体
1の下面側に設けたボス部18の雄螺子部21へユニオ
ン22を螺着している。ユニオン22は、外周面の上部
側に凹んだ段部である環状の肩部23を有し、また下面
側には前記カウンター3へ固定した台座15の凸部17
に対応する凹部24が穿設されている。またユニオン2
2の環状の肩部23には、台座カバー25の内鍔部26
が嵌合装着されている。台座カバー25は、内周面側に
雌螺子部27を有している。この雌螺子部27は、台座
15の外鍔部16の外周面側に形成された雄螺子部28
へ螺合するようになっている。
【0011】これらの水栓本体1へのユニオン22及び
台座カバー25の組み付けは、予め工場等で行ってもよ
く、また現場において行ってもよい。組み付けの順序
は、ユニオン22の肩部23へ台座カバー25の内鍔部
26を係止させた状態で、ユニオン22の雌螺子部29
を水栓本体1のボス部18に設けた雄螺子部21へ螺着
すればよい。
【0012】而して、水栓本体1の施工現場では、ユニ
オン22と台座カバー25とを組み付けた状態の水栓本
体1のボス部18を、台座15の挿通孔19へ挿通し、
ユニオン22の下面側に設けた凹部24を台座15の外
鍔部16に設けた凸部17へ嵌着させる。これにより、
ユニオン22はカウンター3に対して回り止めが施され
たことになる。最後に、台座カバー25の内周面側に形
成した雌螺子部27を、台座15の外鍔部16の外周面
に形成した雄螺子部28へ螺合させて緊締すればよい。
これにより、施工現場における水栓本体1の取り付け作
業を、カウンター3の上面側からのみの作業で行うこと
ができ、煩わしさを伴うことがない。
【0013】ところで、本発明は上述した実施の形態に
限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例
えば、ユニオン22と台座15との間の接合面に形成し
た回り止め用の凹凸嵌合構造は、放射状に形成されたセ
レーション又はスプライン等によるものであってもよ
い。また水栓本体1は、シングルレバー式のものを図示
してあるが、温度調節ハンドルと流量調節ハンドルとの
二つが設けられたツーハンドル式の湯水混合水栓であっ
てもよく、単水栓その他の各種の水栓であってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
カウンターに対して予め工場等で台座を固定し、この台
座の挿通孔へ水栓本体のボス部を挿通すると共に、ボス
部にユニオンを螺着し、このユニオンの肩部へ台座カバ
ーの内鍔部を係合させて台座カバーの内周面側に設けら
れた雌螺子部を台座の外鍔部に設けた雄螺子部へ螺着し
て緊締するようにしたから、施工現場における水栓本体
の取付作業をカウンターの上面側からのみの作業で行う
ことができ、作業自体の簡略化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る水栓本体の取付構
造を示す一部縦断面図である。
【図2】従来の水栓本体の取付構造を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…水栓本体 3…カウンター 4…取付孔 7…パッキン 8…パッキン 9…ワッシャー 10…ナット 15…台座 16…台座の外鍔部 17…台座上面の
凸部 18…水栓本体のボス部 19…台座の挿通
孔 20…台座の雄螺子部 21…ボス部の雄
螺子部 22…ユニオン 23…ユニオンの
肩部 24…ユニオン下面の凹部 25…台座カバー 26…ユニオンの内鍔部 27…台座カバー
の雌螺子部 28…台座外鍔部の雄螺子部 29…ユニオンの
雌螺子部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 弘利 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 森下 恵 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 川村 文彦 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カウンターに設けた取付孔に対して固定さ
    れた筒状の台座と、該台座の挿通孔へ装着されたボス部
    を有する水栓本体と、外周面側に環状の肩部を有し、前
    記ボス部の外周面に螺着されたユニオンと、該ユニオン
    の環状の肩部へ係止する内鍔部を有し、内周面側の雌螺
    子部が前記カウンター上面側に露呈する台座外周面の雄
    螺子部へ螺着された台座カバーとで構成したことを特徴
    とする水栓の取付構造。
  2. 【請求項2】ユニオンと台座との接合面には、回り止め
    用の凹凸嵌合部が形成されていることを特徴とする前記
    請求項1に記載の水栓の取付構造。
JP15280496A 1996-05-10 1996-05-10 水栓の取付構造 Pending JPH09302740A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15280496A JPH09302740A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 水栓の取付構造

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JP15280496A JPH09302740A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 水栓の取付構造

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JPH09302740A true JPH09302740A (ja) 1997-11-25

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ID=15548525

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JP15280496A Pending JPH09302740A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 水栓の取付構造

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JP (1) JPH09302740A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156131A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Yanmar Co Ltd 分岐栓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156131A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Yanmar Co Ltd 分岐栓

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