JP2532619Y2 - 水栓取り付け金具用リング - Google Patents

水栓取り付け金具用リング

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JP2532619Y2
JP2532619Y2 JP1991015230U JP1523091U JP2532619Y2 JP 2532619 Y2 JP2532619 Y2 JP 2532619Y2 JP 1991015230 U JP1991015230 U JP 1991015230U JP 1523091 U JP1523091 U JP 1523091U JP 2532619 Y2 JP2532619 Y2 JP 2532619Y2
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学 矢能
正輝 椛田
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Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Joplax Co Ltd
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Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Joplax Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、給水器具の水栓に、
家庭用浄水器、温湯器等を接続するための配管を取り付
ける取り付け金具用のリングに関する。
【0002】
【従来の技術】水道水から、そこに混入された殺菌用の
薬剤の薬剤臭を除去するために、活性炭と中空糸膜を組
み合わせた家庭用浄水器が、給水器具に取り付けられ
て、広く使用されてきている。また、水洗い用、シャワ
ー用等の温湯器も広く使用されてきている。それらの浄
水器、温湯器等の器具の設置については、家屋の建築時
に水道栓のみが設置され、後からそこにそれらの器具が
取り付けられる場合がしばしばである。
【0003】そのような浄水器、温湯器等の器具を、後
から家庭用の給水器具に取り付ける場合、給水器具の水
栓と浄水器、温湯器等の器具の配管との取り付け部から
水漏れが生じないように、それらの器具の配管に専用の
取り付け金具を上記給水器具の水栓に取り付けた後、そ
こに専用配管を取り付け固定する方法が広く採用されて
いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記の取り付け金具を
水栓に取り付け固定する場合、給水器具の中で、特に泡
沫水栓においては、泡沫金具が固定されている水栓蛇口
先端部分のねじ長が非常に短い場合が多く、そこからこ
の泡沫金具を取り外した後の泡沫水栓用の取り付け金具
の取り付け作業が非常に行ないにくくなる。すなわち、
浄水器、温水器、切替え弁等の連結に必要な配管を取り
付ける取り付け金具を水栓蛇口の先端に取り付けるため
には、取り付け金具の一部を構成する水漏れ防止用締め
付け回転リングを水栓蛇口の先端にまず挿嵌しておき、
つぎに、同じく取り付け金具の一部を構成する取り付け
金具用リングを水栓蛇口の先端にねじ結合して取り付け
る。しかる後、上記配管の先端に上記締め付け回転リン
グをねじ結合して、上記器具の水栓への取り付け固定が
完了する。この時、上記したように水栓部分のねじ長が
短いと、そこに取り付け金具用リングをねじ込む際に、
その周囲に水漏れ防止用の締め付け回転リングが覆い被
さって、スパナ等の上記リングの周縁に嵌合させる取り
付け工具が非常に使用しにくくなり、また見えにくくな
るために、ねじ回転の際のスパナ等の取り外し、取り付
け等の作業性を悪くしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の水栓取り付け
金具用リングは、スパナのような特別の取り付け工具を
使用することなく、どこにでもあるコイン状の用具を用
いて、容易にかつ確実に水栓へのリングの取り付けを行
なうことができるようにしたもので、リング本体の下端
面の直径位置に、中央開口部に連続しかつそこに跨ると
ともに、コイン状の用具と嵌合可能な溝が設けられた
のである。
【0006】
【作用】この考案では、上記のようにリング本体の下端
面の直径位置に、コイン状の用具の嵌合用溝を形成した
ので、リング本体を水栓にねじ回転させるのに、リング
本体の下端面から回転用具を当てることができる。
【0007】
【実施例】図面を参照して、この考案の実施例を説明す
る。図1(イ)は、この考案の取り付け金具用リングの
下端面が見える斜視図および同図(ロ)はその正面図
で、符号1はリング本体であって、その胴部2の中心軸
に沿って貫通孔3を有し、下端部の周縁には、周縁拡大
部4が形成されている。リング本体1の下端面5には、
その直径位置に、軸方向に向かって凹とされた溝6が形
成され、この溝6は、上記貫通孔3の下端部の中央開口
部7に連続し、かつそこに跨るように形成されている。
なお、図中符号8は、リング本体1の周縁拡大部4を含
む胴部2の周縁に形成されたスパナ嵌合用の切り欠き平
面部で、図面では見えないが、直径の反対側の位置にも
同様に切り欠き平面部が設けられている。また符号9
は、溝6に嵌合してリング本体1を回転させるコイン状
ねじ回転用具である。
【0008】図2(イ)は、図1に示されたこの考案の
取り付け金具用リングの上端面が見える斜視図で、図中
符号10は、貫通孔3の内面に設けられたねじ、その他
の符号で図1で使用した符号と同一のものは、同一の部
分を指示している。同図(ロ)は、この考案の取り付け
用リングのもう1つの実施例の同じく上端面が見える斜
視図であって、同図(イ)の内面ねじを有する場合に対
して外面ねじを有する場合の実施例である。符号11は
リング本体で、その胴部12の上部に延長して、胴部1
2の外径よりも縮径された水栓結合用円筒部21が形成
され、中心軸に沿って上記胴部12および円筒部を通し
て貫通孔13が設けられている。この円筒部21の外周
面にはねじ20が設けられ、また上記胴部12の下端部
には周縁拡大部14が形成されている。なお、図中符号
18は、周縁拡大部14を含む胴部12の外周にスパナ
が嵌合される切り欠き平面部で、図面では見えないが、
直径の反対側の位置にも同様に切り欠き平面部が設けら
れている。
【0009】図3は、この考案の取り付け金具用リング
を水栓蛇口に適用した場合の実施例で、同図(イ)は、
図2に示された貫通孔3の内面にねじ10が切られてい
るリング1と水漏れ防止用の締め付け回転リング32と
からなる水栓取り付け金具33が水栓の蛇口30の先端
の外周に取り付けられる場合を示し、同図(ロ)は、図
2(ロ)に示された水栓結合用円筒部21の外周面にね
じ20が切られているリング11と水漏れ防止用の締め
付け回転リング32とからなる水栓取り付け金具34が
水栓の蛇口31の先端の下面の水道水の吐出口に取り付
けられる場合で、いずれも泡沫水栓の場合は、泡沫金具
を除去した後の取り付け金具の取り付けを示している。
【0010】図3(イ)を参照して、リング1を適用す
る場合の取り付け金具33の取り付けおよび配管の取り
付けについて説明すると、まず締め付け回転リング32
を蛇口30の先端外周に挿嵌してから、取り付け金具用
リング1を、その下端面に設けられた溝にコイン状のね
じ回転用具9を下側から挿入嵌合して、蛇口30の先端
外周にねじ結合する。つぎに、浄水器、温水器、切替え
弁等の配管(図示しない)の先端を上記リング1の下端
部の周縁拡大部4に嵌め込んで、上記の予め挿嵌してお
いた締め付け回転リング32を、上記リング1を覆って
上記配管の先端外周面に、上記リング1の胴部2の上端
に突き当たるまで、ねじ結合して十分に締め付けること
により、配管の取り付けが完了する。
【0011】つぎに、図3(ロ)を参照して、もう1つ
のリング11を適用する場合の取り付け金具34の取り
付けおよび配管の取り付けについて説明すると、まずリ
ング11を、締め付け回転リング32を介して、水栓蛇
口31の水道水の吐出口に、コイン状のねじ回転用具9
をリング11の下端面の溝に下側から挿入嵌合してねじ
結合して後、浄水器、温水器、切替え弁等の配管の先端
を上記リング11の下端部の周縁拡大部14に嵌め込ん
で、上記の予め挿嵌しておいた締め付け回転リング32
を、上記リング11を覆って上記配管の先端外周面に、
上記リング11の胴部12の上端に突き当たるまで、ね
じ結合して十分に締め付けることにより、配管の取り付
けが完了する。
【0012】
【考案の効果】この考案の取り付け金具用リングによれ
ば、それを水栓蛇口に取り付ける場合に、そのリングの
下端面の貫通孔の開口部に連続するように設けた溝に、
コイン状のねじ回転用具をその下側から挿入嵌合してね
じ回転させて、水栓蛇口に取り付けるので、その前に予
め挿嵌しておいた取り付け金具の締め付け回転リングが
上記取り付け金具用リングの周囲に上から覆い被さるよ
うになっても、下からねじ回転用具を上記溝に挿入嵌合
させるようにすれば、回転用具の溝への挿入嵌合が妨げ
られず、上記回転リングを回転用具によって上に押し上
げて、水栓蛇口の先端に容易にかつ確実にねじ結合させ
ることができる。また本考案の取り付け金具用リング
は、リングの取り付け用具として、どこにでもあるコイ
ンを用いることができ、特別な工具を用意する必要がな
いので、取り付けだけでなく、取り外しや補修も手軽に
行うことができるという利点を有する。さらにコイン状
の用具は形状が板状であり手指でしっかりと挾持し易い
ので、水濡れしやすい部位でも回転時にすべりにくく、
締め付け易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の水栓取り付け金具用リングの実施例
を示し、同図(イ)は、そのリングの下端面が見える斜
視図、同図(ロ)は、その正面図である。
【図2】この考案の水栓取り付け金具用リングの異なる
実施例を示し、同図(イ)は、図1に示す実施例の上端
面が見える斜視図、同図(ロ)は、別の実施例の上端面
が見える斜視図である。
【図3】水栓蛇口に取り付け金具を取り付ける実施例を
示し、同図(イ)は、この考案の図1に示された取り付
け金具用リングを適用した場合の斜視図、同図(ロ)は
この考案の図2(ロ)に示された取り付け金具用リング
を適用した場合の斜視図である。
【符号の説明】
1 リング本体 2 胴部 3 貫通孔 4 周縁拡大部 5 下端面 6 溝 7 中央開口部 8 切り欠き平面部 9 ねじ回転用具 10 ねじ 11 リング本体 12 胴部 13 貫通孔 14 周縁拡大部 18 切り欠き平面部 20 ねじ 21 水栓結合用円筒部 30 水栓の蛇口 31 水栓の蛇口 32 締め付け回転リング 33 水栓取り付け金具 34 水栓取り付け金具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−308024(JP,A) 実開 昭57−167166(JP,U) 実開 昭59−63963(JP,U) 特公 昭56−9766(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央貫通孔を有するリング本体の下端面
    の直径位置に、少なくとも、中央開口部に連続しかつそ
    こに跨るとともに、コイン状の用具と嵌合可能な溝が設
    けられたことを特徴とする水栓取り付け金具用リング。
JP1991015230U 1991-02-22 1991-02-22 水栓取り付け金具用リング Expired - Fee Related JP2532619Y2 (ja)

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JPH04105158U JPH04105158U (ja) 1992-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569766A (en) * 1979-07-05 1981-01-31 Ricoh Co Ltd Developing device
JPS5931155B2 (ja) * 1979-10-11 1984-07-31 インターナシヨナルビジネス マシーンズ コーポレーシヨン 感知増幅回路
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JPH0674602B2 (ja) * 1989-05-23 1994-09-21 株式会社イナックス アダプター取付構造及び取付工具

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JPH04105158U (ja) 1992-09-10

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