JPH0523912Y2 - - Google Patents

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JPH0523912Y2
JPH0523912Y2 JP7604188U JP7604188U JPH0523912Y2 JP H0523912 Y2 JPH0523912 Y2 JP H0523912Y2 JP 7604188 U JP7604188 U JP 7604188U JP 7604188 U JP7604188 U JP 7604188U JP H0523912 Y2 JPH0523912 Y2 JP H0523912Y2
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hole
adapter
faucet
kitchen counter
socket
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キツチンカウンター等に形成された
大径及び小径のいずれの孔をも利用して取り付け
ることのできる流体の接続栓体に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
例えば、キツチンカウンターには、通常、湯水
混合水栓や単水栓等の水栓取付用の孔が予め穿設
されている。而して、このようなキツチンカウン
ターにあつて、湯水混合水栓及び単水栓等を取り
付けた後で、最近、普及しているイオン水生成
器、浄水器、消毒器、オゾン混入器等の機器を直
接キツチンカウンター上に設置したり、キツチン
カウンターの近傍に設置したりすることがある。
ところで、新たにイオン水生成器等の機器を設
置する場合は、キツチンカウンター内の給水管
と、キツチンカウンター外のイオン水生成器等と
を接続するための接続栓体の取付用孔がキツチン
カウンターに必要である。しかるに、従来、接続
栓体の大きさは、キツチンカウンターに余分の水
栓取付用孔(直径35〜45mm)が有る場合に、これ
を流用できるように設計されている。それ故、キ
ツチンカウンターに、接続栓体の取付用孔を新た
に設けるときにも、その大きさは上記水栓取付用
孔と同等の直径35〜45mmに設定される。
〔考案が解決しようとする課題〕
そのため、この大きさの栓体取付用孔を新たに
穿設するためには、特殊なホールソー等の工具を
必要とし、専門業者でなければできないという欠
点があつた。すなわち、素人が通常の工具を用い
て工事を行うことが不可能であつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、従来の前記欠点に鑑みてこれを改良
除去したものであつて、通常のドリルで穿設した
小径の孔であつても、水栓取付用の大径の孔であ
つても取り付けが可能なこの種接続栓体を提供せ
んとするものである。
而して、前記課題を解決するために本考案が採
用した手段の特徴は、接続栓体が、外径寸法が大
きく設定され中心部に貫通孔を備えた管状のアダ
プターと、該アダプターの貫通孔に挿通され中心
部に貫通孔を備えた管状のソケツトから成り、前
記アダプターは、一端部にフランジを有すると共
に、外周面に形成された螺子にナツトが螺合さ
れ、前記ソケツトは、主部の外径寸法が前記アダ
プターの貫通孔の孔径よりも小さく設定され、一
端側にフランジを有し、上記主部の外周面に形成
された螺子にナツトが螺合されていると共に、両
端部に流体取扱用機器に連絡する接続管を取り付
けるための接続部が設けられていることである。
〔作用〕
キツチンカウンター等に水栓取付用の35〜45mm
φの孔があれば、アダプター及び該アダプターに
取り付けられたソケツトをそのままの状態で前記
孔へ取り付ければよい。またキツチンカウンター
等に水栓取付用の孔がなければ、通常のドリルで
20mm程度の小径の孔を新たに穿設する。そして、
新設した孔にアダプターから取り外したソケツト
を設置すればよい。
このように、本考案の栓体は大径と小径の両方
の孔へ取り付けることが可能であり、極めて便利
である。
〔実施例〕
以下に、本考案の構成を、キツチンカウンター
の近傍にイオン水生成器を設置する場合の実施例
に基づいて、図面を参照して説明すると次の通り
である。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例に係るも
のであり、第1図は接続栓体4で給水栓2とイオ
ン水生成器3とを接続した状態を示す正面図、第
2図は大径の孔へ栓体を取り付けた場合の右半分
を縦断面して示す正面図、第3図は小径の孔へ栓
体を取り付けた場合の斜視図である。第1図に示
すように、この実施例では、キツチンカウンター
1の内部に給水栓2が配設されており、キツチン
カウンター1の外方の壁面にはイオン水生成器3
が設置されている。そして、給水栓2とイオン水
生成器3とは、キツチンカウンター1に取り付け
られた栓体4を介して接続管5及び6により連通
接続されている。
前記栓体4は、第2図に示すように、外径寸法
が大きく設定された管状のアダプター7と、該ア
ダプター7の貫通孔8に遊合状態で挿通され、両
端面をフランジ9とナツト10及びパツキン11
とにより前記アダプター7に緊締されたソケツト
12とより組立られている。アダプター7の上端
面には、前記ソケツト12のフランジ9を嵌着す
るための凹部13が形成されており、嵌合状態で
フランジ9とアダプター7の上端面とが面一にな
るように設定されている。またアダプター7の外
周面には、ナツト14を螺着するための螺子15
が刻設されており、上端面外周部にはフランジ1
6が突出形成されている。一方、ソケツト12の
外周面中央部には、ナツト10を螺着するための
螺子17(第3図参照)が刻設されており、両端
側外周面には袋ナツト18及び19を螺着するた
めの螺子20,21が刻設されている。なお、上
記凹部13は必ずしも必要ではなく、例えば、ソ
ケツト12のフランジ9をアダプター7のフラン
ジ16とを同じ直径とし、単に両者を重ね合わせ
るだけであつてもよい。
而して、前記アダプター7の外径寸法は、水栓
取付用孔(35〜45mmφ)へ嵌挿することのできる
寸法であり、またソケツト12の外径寸法は、通
常のドリル孔へ嵌挿することのできる例えば20mm
である。
次に、このように構成された栓体4の使用態様
を説明する。先ず、キツチンカウンター1に湯水
混合水栓や単水栓等の水栓取付用の孔が余分に存
在する場合は、第2図に示すように、この水栓取
付用の孔22を利用する。すなわち、栓体4のア
ダプター7にソケツト12を装着した状態で、ア
ダプター7をキツチンカウンター1の水栓取付用
孔22へ取り付ける。ソケツト12のアダプター
7への装着は、アダプター7の貫通孔8へソケツ
ト12を装通し、フランジ9をアダプター7の凹
部13へ嵌着させた後、アダプター7の下端面側
からソケツト12へパツキン11を外嵌し、ナツ
ト10を螺子17へ螺着してアダプター7の両端
へ緊締するようにすればよい。アダプター7の水
栓取付用孔22への取り付けは、シール用のパツ
キン23を介してアダプター7を水栓取付用孔2
2へ挿通し、フランジ16をキツチンカウンター
1上に載置する。この状態で、キツチンカウンタ
ー1の下面側からパツキン24を外嵌装着し、ナ
ツト14を螺子15へ螺着する。これにより、フ
ランジ16とパツキン24との間でキツチンカウ
ンター1を緊締挟持するようになり、栓体4のキ
ツチンカウンター1への取り付けが完了する。
然る後は、第1図に示す給水栓2との接続管5
の一端側を、パツキン25及び袋ナツト18を介
してソケツト12の下端側に接続する。同様にし
て、第1図に示すイオン水生成器3との接続管6
の一端側を、パツキン25及び袋ナツト19を介
してソケツト12の上端側に接続すればよい。こ
れにより、給水栓2とイオン水生成器3とを、キ
ツチンカウンター1の水栓取付用孔22へ取り付
けた栓体4及び接続管5,6を介して接続するこ
とが可能である。イオン水生成器3は、給水栓2
より供給される水道水をアルカリイオン水と酸性
イオン水とに電解分離し、両イオン水を利用する
ようにしている。アルカリイオン水は、医学的効
用がある。例えば、生体での栄養吸収機能、老廃
物の排泄機能等を助長する働きや体内を弱アルカ
リに保つて体液のPHバランスを調節し、自然治癒
力を高める働き等である。また酸性イオン水は、
殺菌作用、消毒作用、汚れの付着防止作用、洗浄
作用及びその他の効果がある。この実施例では、
キツチンカウンター1でこれらのイオン水を適宜
選択的に使い別けることが可能である。
第3図は、キツチンカウンター1に形成された
湯水混合水栓や単水栓等の水栓取付用孔22(第
2図参照)が全て使用されている場合の使用態様
を示すものである。この場合には、先ず、キツチ
ンカウンター1に通常のドリルを用いて20数mm程
度の小孔27を穿設する。そして、栓体4のアダ
プター7からソケツト12を取り外し、これを前
記小孔27へ挿通してフランジ9をキツチンカウ
ンター1上へ載置する。その場合に、フランジ9
とキツチンカウンター1との間に、シール用のパ
ツキン(図示せず)を介在させることは当然であ
る。次に、ソケツト12へワツシヤー28を外嵌
し、ナツト10を螺子17へ螺着してフランジ9
とナツト10とで、キツチンカウンター1を緊締
挟持する。これにより、栓体4のソケツト12を
キツチンカウンター1の小孔27へ取り付けるこ
とが可能である。然る後は、第2図の場合と同様
に、ソケツト12の上下端側にそれぞれ接続管5
及び6を接続し、給水栓2からイオン水生成器3
へ水道水を供給し、イオン水を生成して活用すれ
ばよい。
このように本実施例の栓体4にあつては、出荷
時点において既にキツチンカウンター1に形成さ
れた大径の水栓取付用孔22と、新たにドリルで
穿設した小孔27のいずれにも取り付けることが
可能であり、選択的に使い別けることができるの
で、極めて便利である。また新たに穿設する小孔
27は、20数mm程度のものであればよく、特別な
工具等は全く不要である。
ところで、本考案は上述した実施例に限定され
るものではなく、適宜の変更が可能である。例え
ば、栓体4を取り付ける対象物は、洗面カウンタ
ーやキツチンシンク及びその他のものであつても
よい。また流体を取り扱う機器は、給水栓2とイ
オン生成器3以外に、給湯器、浄水器、消毒器、
オゾン混入器等であつてもよい。更にまた、アダ
プター7の外径寸法やソケツト12の外径寸法等
も任意に選択できるものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の栓体にあつては、
キツチンカウンター等の大径の孔と小径の孔のい
ずれの孔にも取り付けることが可能であり、専用
の栓体が不要である。また栓体の外径寸法を、例
えばキツチンカウンター等の水栓取付用の孔径に
対応できるようにしておけば、前記水栓取付用の
孔をそのまま利用して取り付けることができ、し
かも、新たにキツチンカウンター等に栓体取付用
の孔を新設しなければならない場合は、通常のド
リル孔等の小径の孔を穿設すればよく、ホールソ
ー等の特別な工具は全く不要であり、素人であつ
ても取り付けが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例に係るも
のであり、第1図は接続栓体で給水栓とイオン水
生成器とを接続した状態を示す正面図、第2図は
大径の孔へ取り付けた状態の栓体を右半分を縦断
面して示す正面図、第3図は小径の孔へ栓体を取
り付けた場合の斜視図である。 1……キツチンカウンター、2……給水栓、3
……イオン水生成器、4……栓体、7……アダプ
ター、8……貫通孔、10……ナツト、12……
ソケツト、5,6……接続管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キツチンカウンター等に形成された孔へ取り付
    けられて当該キツチンカウンター等の内外に配設
    される流体取扱用の機器どうしを接続するための
    栓体であつて、外径寸法が大きく設定され中心部
    に貫通孔を備えた管状のアダプターと、該アダプ
    ターの貫通孔に挿通され中心部に貫通孔を備えた
    管状のソケツトからなり、 前記アダプターは、一端部にフランジを有する
    と共に、外周面に形成された螺子にナツトが螺合
    され、 前記ソケツトは、主部の外径寸法が前記アダプ
    ターの貫通孔の孔径よりも小さく設定され、一端
    側にフランジを有し、上記主部の外周面に形成さ
    れた螺子にナツトが螺合されていると共に、両端
    部に前記流体取扱用機器に連絡する接続管を取り
    付けるための接続部が設けられていることを特徴
    とする流体の接続栓体。
JP7604188U 1988-06-08 1988-06-08 Expired - Lifetime JPH0523912Y2 (ja)

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JP7604188U JPH0523912Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08

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JP7604188U JPH0523912Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08

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JPH01180085U JPH01180085U (ja) 1989-12-25
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