JPH0336620Y2 - - Google Patents

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JPH0336620Y2
JPH0336620Y2 JP8634387U JP8634387U JPH0336620Y2 JP H0336620 Y2 JPH0336620 Y2 JP H0336620Y2 JP 8634387 U JP8634387 U JP 8634387U JP 8634387 U JP8634387 U JP 8634387U JP H0336620 Y2 JPH0336620 Y2 JP H0336620Y2
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leg member
leg
water supply
union nut
wall
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JP8634387U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、湯水混合栓等の水栓本体を壁面に取
りつける構造において、壁面の奥側に設けられて
いる給水管及び/又は給湯管と水栓本体とを接続
する脚部材を、全く露出させないようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
第4図a及びbは、湯水混合栓等の水栓本体1
を壁面Wに取りつけるための従来の構造を示すも
のである。壁面Wの奥側に給水管10及び給湯管
11が埋設され、給水口10a及び給湯口11a
がそれぞれ壁面Wに開設されている。水栓本体1
と上記給水管10及び給湯管11とは、脚部材1
3によつて連絡される。即ち、脚部材13の基端
側に雄ネジ部13aを形成し、これをそれぞれ給
水口10a及び給湯口11aへ螺入する。一方、
脚部材13と水栓本体1との接続は、ユニオン継
手によりなされる。即ち、脚部材13の開口端部
にユニオン鍔13bを設け、パツキン15を介在
させて、水栓本体1の水口16及び湯口(図示省
略)にそれぞれユニオンナツト14を螺着し、こ
れによつて脚部材13と水栓本体1とを連結す
る。
なお通常、脚部材13の基端側には、壁面Wに
当接させた脚カバー12が取りつけられる。該脚
カバー12は、脚部材13の基端側に形成されて
いる雄ネジ部13aを保護すると共に、脚部材1
3の壁面Wへの螺入部における見栄えの悪さを覆
い隠すためのものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の水栓本体1の取付構造にあつては、
ユニオンナツト14と脚カバー12との間におい
て、脚部材13の表面が露出している。そこで、
脚部材13表面の防錆、防蝕をすると同時に、水
栓本体1との外観的な調和を図るため、普通、該
脚部材13には鍍金が施される。ところが、脚部
材13に鍍金を施した場合、基端側の雄ネジ部1
3aにおいて鍍金が不均一な状態になりやすいと
いう問題があつた。つまり、鍍金の厚みが部分に
よつて異なりやすいのである。鍍金厚みに不均一
が生じた雄ネジ部13aの部分はネジ寸法に変動
をきたすので、脚部材13の給水管10又は給湯
管11への螺入作業を円滑に行えなくなつたり、
脚部材13が傾いて水栓本体1を所定の位置に取
りつけることができなくなつたりする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点に鑑みてなされた水栓本体
を壁面に取りつける構造であつて、その特徴は、
壁面奥側の給水管及び/又は給湯管と水栓本体と
が脚部材によつて連絡され、水栓本体と脚部材と
を接続しているユニオンナツトにスリーブが設け
られ、壁面とユニオンナツトとの間に脚部材の表
面を覆う脚カバーが装着され、該脚カバーと脚部
材表面との間に前記ユニオンナツトのスリーブが
挿入されていることである。
〔作用〕
水栓本体と脚部材とを接続しているユニオンナ
ツトにスリーブを設け、該ユニオンナツトのスリ
ーブを脚カバーと脚部材表面との間に挿入せしめ
ることにより、脚部材は全体が隠蔽され、外側に
露出する部分がなくなる。従つて、従来必要であ
つた脚部材への鍍金を省略することができる。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係る水栓本体の壁面取付構
造の実施例を示すものである。同図において、W
は壁面、1は水栓本体、2は脚カバー、3は脚部
材、4はユニオンナツト、10は給水管、11は
給湯管である。
脚部材3の壁面Wへの取付は、基端側に形成し
た雄ネジ部3aを、壁面W奥側に埋設されている
給水管10及び給湯管11の給水口10a及び給
湯口11aにそれぞれ螺入することによりなされ
る。この実施例では、脚部材3に、湾曲度合の小
さい直線的な形状のものを用いるのが好ましい。
上記脚部材3と水栓本体1とは、パツキン5を
介装させて、ユニオンナツト4により接続され
る。このユニオンナツト4の壁面W側の端面には
スリーブ40が設けられている。壁面Wとユニオ
ンナツト4との間には、椀状、半球状又は円錐台
状等の適宜形状を有する脚カバー2が装着され
る。そして、前記脚部材3が脚カバー2に内挿さ
れる。該脚カバー2の水栓本体1側の開口2a
と、脚部材3表面との間に、前記ユニオンナツト
4のスリーブ40が挿入される。これにより、脚
部材3は全体が覆い隠され、外部に露出する部分
がなくなる。本実施例では、第2図に拡大視して
示す如く、脚カバー2の前記開口2aに内筒部2
0を連設し、該内筒部20の奥側端部に内鍔21
を形成する。一方、前記ユニオンナツト4のスリ
ーブ40表面に雄ネジ部41を設ける。そして、
前記内筒部20の内鍔21をスリーブ40の雄ネ
ジ部41へ螺合せしめることにより、両者を堅固
に一体化している。あるいは、第3図に図示する
ように、内筒部20の内周面に雌ネジ部22を設
け、これとスリーブ40の雄ネジ部41とを螺合
せしめてもよい。
次に、上記実施例に係る水栓本体1の壁面Wへ
の取付手順を説明する。
まず、予めユニオンナツト4のスリーブ40を
脚カバー2の内筒部20へ螺挿し、適当に締め付
けておく。そして、上記一体化させた脚カバー2
及びユニオンナツト4に、脚部材3を挿通する。
次に、脚カバー2及びユニオンナツト4に挿通し
た脚部材3を、壁面Wの給水口10a及び給湯口
11aそれぞれへ螺入する。この螺入作業は、脚
部材3の内面に設けた凹部7に、内嵌めスパナ等
を嵌合させて行う。次いで、水栓本体1の水口6
及び湯口(図示省略)それぞれと脚部材3とを、
ユニオンナツト4で接続する。最後に、ユニオン
ナツト4のスリーブ40に螺合されている脚カバ
ー2を回転させ、脚カバー2の基端部を壁面Wに
密着させる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案に係る
水栓本体の壁面取付構造によれば、次の如き優れ
た効果を奏する。
脚部材が外部に露出する部分がなくなるの
で、従来は不可欠であつた脚部材への鍍金が不
要になる。
脚部材への鍍金工程がなくなるので、製作能
率が向上すると共に、製作コストを大幅に低廉
化させることができる。
脚部材の鍍金が省略されることにより、基端
側に設けられた雄ネジ部のネジ寸法が正確に保
持される。従つて、給水口及び/又は給湯口へ
脚部材を螺入する作業が円滑になされる。ま
た、脚部材を所定の位置へ正確な姿勢で取りつ
けることができるので、水栓本体の取付作業が
容易になり、かつ良好な取付状態が達成され
る。
ユニオンナツトと脚カバーとが一体化するの
で、水栓本体の取付状態が極めて堅固である。
脚部材が露出しないので、見栄えが良く、外
観的に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る水栓本体の壁面取付構造
の実施例を示す一部切欠平面図、第2図は第1図
におけるA部拡大図、第3図は別態様の実施例を
示す第1図のA部に相当する拡大図である。第4
図a及びbは従来例を示す一部切欠平面図及び同
右側面図である。 W……壁面、1……水栓本体、2……脚カバ
ー、3……脚部材、4……ユニオンナツト、40
……スリーブ、10……給水管、11……給湯
管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水栓本体を壁面に取りつける構造において、壁
    面奥側の給水管及び/又は給湯管と水栓本体とが
    脚部材によつて連絡され、水栓本体と脚部材とを
    接続しているユニオンナツトにスリーブが設けら
    れ、壁面とユニオンナツトとの間に脚部材の表面
    を覆う脚カバーが装着され、該脚カバーと脚部材
    表面との間に前記ユニオンナツトのスリーブが挿
    入されていることを特徴とする水栓本体の壁面取
    付構造。
JP8634387U 1987-06-03 1987-06-03 Expired JPH0336620Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8634387U JPH0336620Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8634387U JPH0336620Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63194967U JPS63194967U (ja) 1988-12-15
JPH0336620Y2 true JPH0336620Y2 (ja) 1991-08-02

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ID=30942560

Family Applications (1)

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JP8634387U Expired JPH0336620Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

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JPS63194967U (ja) 1988-12-15

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