JP3809496B2 - 給水栓 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗面化粧台,流し台,バスユニット等のデッキ状の取付面に取付ける給水栓の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばシングルレバー操作式の湯水混合水栓では、固定弁板と可動弁板とからなる弁装置が内蔵された円柱状の給水栓本体の下部にスリーブが設けられ、該スリーブ中より銅パイプからなる給水管,給湯管等を垂下し、洗面化粧台等のデッキ面に開設した取付孔に該スリーブを貫挿し、該スリーブの外周面に形成されたねじ溝にナットを螺合締付することにより固定している。ところで、上記給水管または給湯管は給水栓本体にろう付により接合され、その際給水栓本体が高温度に熱せられるために給水栓本体の表面のメッキの艶がなくなってしまい見映えを悪くするという問題がある。そこで、従来から給水栓本体の下部外周に環状の装飾用リングを外嵌し覆いかくすことにより上記問題に対処していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記のようにナットを螺合締付するときは該給水栓本体がナットと伴回りしないように該給水栓本体をレンチ,スパナ等の工具に引掛ける必要があるが、上記のように装飾用リングが設けられていると工具を掛けられないために取付工事を行い難くする問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決しようとするもので、弁装置が内蔵された円柱状の給水栓本体の下端部にスリーブを突設し、該スリーブに挿通された給水管等の配管の上端を該給水栓本体にろう付すると共に、取付面の取付孔に該スリーブを上方より貫挿して該スリーブの外周に形成されたねじ溝に取付面の下方より固定用のナットを螺合締付する給水栓において、取付面と接する給水栓本体の下部外周面に環状の装飾用リングを回転不能に外嵌し、該装飾用リングの外周に工具掛け用の凹部を形成してなることを特徴とする。
また本発明は上記給水栓において、給水栓本体の下部外周面と装飾用リングの内周面との間にストッパピンを介在させることにより該装飾用リングを回転不能に外嵌したことを特徴とする。
また本発明は上記給水栓において、給水栓本体の下部外周面と装飾用リングの内周面に互いに嵌合し該装飾用リングを回転不能にする凸条と凹条を形成したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施例を図面と共に説明する。図1〜3に示した給水栓は洗面化粧台に取付けられるシングルレバー操作式湯水混合水栓で、1は弁装置2が内蔵された円柱状の給水栓本体、3は該弁装置2を作動させるレバーである。弁装置2は湯用弁口および水用弁口が並設された固定弁板4上に可動弁板5が配設され、該可動弁板5はレバー3を操作することにより固定弁板4上を前後左右に摺動し該湯用弁口と水用弁口の開口量を夫々調節し得るように構成されている。
【0006】
6は外周にねじ溝が形成されたスリーブで、該スリーブの上部を給水栓本体1の下端部内周に螺合することにより該スリーブを給水栓本体1の下端部に突設している。7,8,9は銅パイプからなる配管(給湯源に継がる給湯管7と、給水源に継がる給水管8と、シャワーヘッド等の吐水口に継がる混合水吐水管9)で、該各配管7,8,9はスリーブ6内に挿通されその上端を給水栓本体1の各接続口にろう付して接合している。
【0007】
10は給水栓本体1の下部外周面に外嵌された環状の装飾用リングで、該装飾用リング10は給水栓本体1と同様に表面にメッキ処理がなされている。該装飾用リング10は給水栓本体1に下方より嵌合し給水栓本体1の下部外周面と装飾用リング10の内周面との間に下側よりドリルによって孔11,12を開けてこれにストッパピン13を圧入することにより給水栓本体1の外周面に装飾用リング10をガタ付きなく回転不能に外嵌している。14は該装飾用リング10の外周の一部に形成された工具掛け用の凹部である。
【0008】
しかしてこの給水栓本体1は洗面化粧台等の取付面15に開設された取付孔16に上方よりスリーブ6を貫挿し、固定用のナット17を取付面15の下方より該スリーブ6に螺合締付するに際して、レンチを前記装飾用リング10の凹部14に引掛けることにより給水栓本体1の伴回りを防ぐことができる。
【0009】
また、図4に示した本発明の実施形態では、給水栓本体1の下部外周面に凸条18を一体に形成すると共に、装飾用リング10の内周面に該凸条18が嵌合し得る凹条19を形成し、該装飾用リング10を給水栓本体1に外嵌したとき該凸条18と凹条19の嵌合により装飾用リング10が回転不能となるようにしたものである。
【0010】
【発明の効果】
このように本発明の給水栓は、装飾用リングを給水栓本体の下部外周面に回転不能に外嵌し、該装飾用リングに凹部を形成してなるので、取付時に該凹部にレンチ等の工具を引掛けることで該給水栓本体を回転しないように固定してスリーブにナットを螺合締付でき、施工作業を容易ならしめる。そしてろう付時の加熱により給水栓本体表面の見映えを悪くした部分が装飾用リングによりかくされ外観を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給水栓の縦断面図。
【図2】図1の給水栓の要部の分解斜視図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】本発明の給水栓の他の実施形態を示した要部の分解斜視図。
【符号の説明】
1 給水栓本体
2 弁装置
6 スリーブ
7,8,9 配管
10 装飾用リング
11,12 孔
13 ストッパピン
14 凹部
15 取付面
16 取付孔
17 ナット
18 凸条
19 凹条
Claims (3)
- 弁装置が内蔵された円柱状の給水栓本体の下端部にスリーブを突設し、該スリーブに挿通された給水管等の配管の上端を該給水栓本体にろう付すると共に、取付面の取付孔に該スリーブを上方より貫挿して該スリーブの外周に形成されたねじ溝に取付面の下方より固定用のナットを螺合締付する給水栓において、取付面と接する給水栓本体の下部外周面に環状の装飾用リングを回転不能に外嵌し、該装飾用リングの外周に工具掛け用の凹部を形成してなることを特徴とした給水栓。
- 給水栓本体の下部外周面と装飾用リングの内周面との間にストッパピンを介在させることにより該装飾用リングを回転不能に外嵌した請求項1に記載の給水栓。
- 給水栓本体の下部外周面と装飾用リングの内周面に互いに嵌合し該装飾用リングを回転不能にする凸条と凹条を形成した請求項1に記載の給水栓。
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---|---|---|---|
JP22760596A JP3809496B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 給水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP22760596A JP3809496B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 給水栓 |
Publications (2)
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JPH1054467A JPH1054467A (ja) | 1998-02-24 |
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Family
ID=16863569
Family Applications (1)
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JP22760596A Expired - Fee Related JP3809496B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 給水栓 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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CN106948422A (zh) * | 2016-12-31 | 2017-07-14 | 张雪萍 | 水龙头安装座及制作方法和水龙头组件 |
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1996
- 1996-08-09 JP JP22760596A patent/JP3809496B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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