JP3147017B2 - 水栓の設置構造及び水栓取付方法 - Google Patents
水栓の設置構造及び水栓取付方法Info
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- E03C—DOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
- E03C1/00—Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
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- E03C1/04—Water-basin installations specially adapted to wash-basins or baths
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Description
ウンターや洗面化粧台の洗面器などに取り付けた構造に
係り、特に水栓の取り付け作業が簡単な水栓の設置構造
に関する。
どの水栓取付孔に取り付ける場合、水栓はシンクや洗面
器の後側に配置されるため、水栓の固定作業(例えばナ
ット締め)をシンクや洗面器の後側の部分で行うことに
なり、固定作業姿勢が苦しく、作業性が悪い。また、シ
ンクや洗面器をかわしながらナット締めするための特殊
なクランク状の専用工具が必要になる。
の水栓設置板の水栓取付孔に対し上方からの作業だけで
水栓を固定できるようにする構造が種々提案されてい
る。
状の台座部材を配置し、カウンター等の下側に取付子を
配置し、台座部材の素孔に上方からボルトを通し、この
ボルトを取付子の雌ネジ孔に締め込んで台座部材を固定
し、この台座部材に対し水栓を固定した構造が公知であ
る(特開平8−93012号公報)。
斜視図であり、カウンター60に水栓取付孔61(第1
6図)が穿設され、その上側に環状の台座部材63が配
置されている。水栓取付孔61の下側に馬蹄形部材64
が配置されている。この台座部材63及び馬蹄形部材6
4に開口65,66(第15図)が設けられている。第
15図のように、開口65,66にボルト67を通し、
該ボルト67の先端にナット68を螺合させた後、第1
6図のように馬蹄形部材64を水栓取付孔61に上方か
ら通し、馬蹄形部材64を水栓取付孔61の下縁に対面
させる。
材64と台座部材63とで水栓取付孔61の縁部を挟持
し、台座部材63を固定する。
られており、この台座部材63に対し水栓69をユニオ
ンナット状の締結ナット70によって固定する。
ト71が設けられ、ナット68には該スリット71に係
合する突起72が設けられている。ボルト67を回すと
きには、該ボルト67を引き上げ、馬蹄形部材64をカ
ウンター60の下面に当接させる。そして、ナット68
の突起72をスリット71に係合させ、しかる後ボルト
67を回し、ナット68の共回りを防止しながらボルト
67の締め込みを行う。その後、回り止め部材73を台
座部材63の中央孔74内に差し込み、馬蹄形部材64
の回り止めを行いつつボルト67を締め込む。
構造においては、ボルト67を回すときに該ボルト67
を引き上げ、ナット68の突起72とスリット71とを
係合させ、次いで突起72とスリット71とが外れない
ようにボルト67を上方に引っ張ったまま、該ボルト6
7を指先で回す必要がある。このようにボルト67を指
先でつまんで回す作業は、工具に頼らないものであるだ
けに、指先にかなりの力を要し、作業疲労度が大きく、
手間もかかりがちである。ことに、指先に油が付いてい
たりして滑り易いときには、ボルト67を回しにくい。
さらに、このようにボルト67を摘んで回しているとき
に指先からボルトが落ちたときには、スリット71と突
起72との係合が外れてしまい、もう1回スリット71
に突起72を係合させなければならない。
込むときには、第14図に示すように回り止め部材73
を台座部材63の中央孔74内に差し込み、馬蹄形部材
64の回り止めを行う必要があり、回り止め部材73が
必要となり、また憶えておかなければならない付属作業
がかなり多く、作業手順が難解である。
栓の取り付け作業、あるいは水栓取付板への台座部材の
固定作業がきわめて容易な水栓の設置構造を提供するこ
とを目的とする。
栓の設置構造は、水栓取付孔を有する水栓設置板の上側
に該水栓取付孔を取り巻く環状の台座部材が配置され、
該水栓設置板の下側に取付子が配置され、該水栓取付孔
を通るボルトによって前記台座部材と該取付子とが連結
され、且つ前記台座部材と該取付子とによって水栓設置
板の水栓取付孔の縁部を上下から挟持し、これにより前
記台座部材が水栓設置板に固定され、該台座部材に対し
水栓を取り付けてなる水栓の設置構造において、該取付
子は、前記ボルトの軸心線を中心として反転させた場合
に前記水栓取付孔を通過しうるものであり、該取付子
に、前記水栓取付孔の内周面に当接し該取付子の前記ボ
ルトとの共回りを防止するためのストッパを設けたこと
を特徴とするものである。
のストッパが水栓取付孔の内周面に当接するため、取付
孔のボルトとの共回りが確実に防止される。
材を水栓設置板に取り付けるに際しては、取付子と環状
の台座部材とをボルトでつないでおき、且つ取付子を台
座部材の中心側に向けておき、取付子を水栓設置板の上
方から水栓取付孔内に挿入する。しかる後、ボルトを回
す。そうすると、取付子はボルトと共回りしようとする
が、上記の通りストッパが取付孔内周面に当ることによ
り取付子の共回りが防止される。従ってボルトを回しつ
づけるだけで該取付子と台座部材とが接近し、やがて両
者によって水栓取付孔の縁部が上下から強力に挟持さ
れ、台座部材が水栓設置板に固定される。
転させるだけで良く、ボルトを引き上げたりする作業は
全く不要である。そして、ボルトを回している途中でボ
ルトから手を離しても、ボルト回しを再開すると直ちに
台座部材と取付子とが接近方向に移動を再開する。
定された後、台座部材に対し水栓を取り付ける。
孔の下縁近傍において水栓設置板の下面に当接する舌片
部と、前記水栓取付孔の内周面に当接する前記ストッパ
と、前記ボルトの挿通用の孔とを有してなることが好ま
しい。
挿通させるときには、取付子の舌片部を台座部材の中心
側に配置しておく。取付子を水栓取付孔に通した後、ボ
ルトを回すと、取付子がボルトの回りに若干回転したと
ころでストッパが取付孔内周面に当接する。このとき、
舌片部の少なくとも一部が水栓取付孔の縁部に重なる。
その後、ボルトを回すことにより舌片部が水栓取付孔縁
部に強く押し付けられる。
っても良く、舌片部に立設されたピンであっても良い。
り合う面積が大きい扇形や、略二等辺三角形であること
が好ましい。
雌ネジ孔であり、前記台座部材に設けられた素孔を通し
て前記ボルトが取付子の該雌ネジ孔に締め込まれている
ことが好ましい。この場合、ボルトを水栓設置板の上方
から回すことができ、水栓の取付作業をすべて水栓設置
板の上方から行うことができ、作業性がきわめて良い。
用の孔は素孔であり、該素孔を通して、前記ボルトが、
前記台座部材に設けられた雌ネジ孔に締め込まれていて
も良い。この場合、ボルトを回す作業は水栓設置板の下
側で行うことになり、若干不便である。しかしながら、
この場合、作業内容は単にボルトを回すだけの比較的簡
易なものであり、通常のレンチやドライバ等の工具で簡
単にボルト締めすることができる。
せることにより台座部材のボルト回りの回動を阻止し、
台座部材の固定を一層堅固なものとするのが好ましい。
回動阻止部を取付子に設け、この回動阻止部を水栓取付
孔の内周面に係合させることによって台座部材のボルト
回りの回動を阻止し、台座部材の固定を一層堅固なもの
とするのが好ましい。
は、水栓取付孔を有する水栓設置板の上側に水栓が配置
され、該水栓取付孔を通ったボルトによって該水栓を水
栓設置板に固定した水栓の設置構造において、該水栓の
底面に雌ネジ穴が設けられており、前記水栓取付孔の下
縁近傍において水栓設置板の下面に当接する舌片部と、
前記水栓取付孔の内周面に当接するストッパと、前記ボ
ルトの挿通用の孔とを有してなる取付子が配置され、前
記ボルトが該取付子の該孔を通って前記雌ネジ穴に締め
込まれ、該取付子と該水栓とによって該水栓取付孔の縁
部が挟持され、これにより該水栓が水栓設置板に固定さ
れていることを特徴とするものである。
には、水栓と取付子とを前記ボルトでつないでおき、且
つ取付子が前記水栓取付孔を通過しうるように前記舌片
部を水栓の中心側に向けておき、該取付子を水栓設置板
の上方から水栓取付孔に挿入し、水栓を水栓設置板の上
面に当接させ、次いでボルトを回して取付子を上方に移
動させ、水栓と該取付子とで水栓設置板の水栓取付孔縁
部を挟持させて水栓を水栓設置板に固定するのが好まし
い。
板の下側で行うことになり、若干不便である。しかしな
がら、この場合、作業内容は単にボルトを回すだけの比
較的簡易なものであり、通常のレンチやドライバ等の工
具で簡単にボルト締めすることができる。
設置構造を示す断面図、第2図は同分解図、第3図は取
付子の斜視図、第4図は台座部材の取付方法を示す分解
図、第5図は台座部材の取付状態を示す平面図、第6図
は第5図のVI−VI線に沿う断面図である。
ガード2とシンク3との間に水栓取付孔4が設けられ、
この水栓取付孔4に台座部材5がボルト6及び取付子7
によって固定されている。台座部材5は環状であり、内
周面の複数箇所(この実施の形態では2箇所)から凸部
5aが突設され、この凸部5aにボルト6の挿通用の素
孔5bが貫設されている。
1の下面に当接する舌片部7aと、水栓取付孔4の内周
面に当接する略四角ブロック状のストッパ7bと、雌ネ
ジ孔7cとを備えている。
を上方から通し、該ボルト6の先端に取付子7を螺着す
る。この際、舌片部7aを台座部材5の中心を向かせ
る。この状態で取付子7を水栓取付孔4に上方から落し
込み、台座部材5をカウンター1の上面に着座させる。
しかる後、ボルト6をドライバで回す。そうすると、取
付子7は第5図の矢印θのように約半周だけボルト6と
共回りした後、ストッパ7bが水栓取付孔4の内周面に
当接し、それ以上の回転が阻止される。この状態では、
舌片部7aがカウンター1の下側に入り込んでいる。ボ
ルト6をさらに回すと、取付子7は上方へ螺進し、舌片
部7aがカウンター1の下面に当たる。ボルト6を十分
に締め込むことにより、台座部材5と取付子7とで水栓
取付孔4の縁部が上下から強力に挟持され、台座部材5
がカウンター1に堅固に固定される。
付ける。水栓10の底面には凹穴19aが設けられてお
り、この凹穴19aを台座部材5に嵌合させる。次い
で、水栓10の後面の孔8にビス9を通し、このビス9
を台座部材5のビス孔9aにネジ込むことにより、水栓
10が台座部材5に固定される。
水混合水栓であり、給湯管11及び給水管(図示略)が
接続された水栓ボディ12と、該水栓ボディの上側に配
置されたミキシング機構13と、該ミキシング機構13
を操作するためのハンドル14と、ミキシング機構13
を囲むケースアッパー15と、吐水管16を一体に備え
たケースミドル17と、ケースアッパー15に被さるケ
ースストップ18等よりなる。
記内孔19aを有した筒状のボディロワー19と、該ボ
ディーロワー19から立上るボディミドル20と、該ボ
ディミドル20の上側のボディアッパー21とを備えて
いる。
22及び給水孔(図示略)がボディミドル20からボデ
ィアッパー21を貫通し、ミキシング機構13の固定弁
体23の給湯ポート及び給水ポートに連通している。ハ
ンドル14を上下左右に回動させることにより、この給
湯ポート及び給水ポートと混合水流出ポートとの連通状
態が可動弁体24によって切り替えられることにより、
ボディアッパー21に設けられた混合水路25への流出
水(混合水)の水温及び水量が調節される。混合水は、
ケースミドル17内の混合水室26を経て吐水管16の
先端から吐出される。
定するには、台座部材5をカウンター1にボルト6及び
取付子7によって固定し、この台座部材5に水栓10を
固定する。この台座部材5の取付に際しては、取付子7
を水栓取付孔4に上方から落し込み、次いでボルト6を
上方から回すだけで良い。しかも、ボルト6は単に回す
だけで良く、上方に引き上げたりする動作は一切不要で
ある。
であり、第7図は取付子37の斜視図、第8図(a)は
同平面図、第8図(b)は同正面図、第9図は台座部材
の取付途中状態の平面図、第10図は台座部材取付完了
後の断面図である。
部37aから突設されたストッパ37bと、雌ネジ孔3
7cとからなる。台座部材4Aは、凸部4aが台座部材
の上部にのみ設けられている点を除いて台座部材4と同
一構成のものとなっている。
けるには、第9図の如く舌片部37aを台座部材5Aの
中心に向けておいて水栓取付孔4に上方から落し込む。
次いで、ボルト6を回す。そうすると、取付子37が約
半回転したところでストッパ37bが水栓取付孔4の内
周に当接する。ボルト6をさらに回すと、取付子37が
上方に螺進し、第10図の如く台座部材5Aがカウンタ
ー1に固定される。
となっており、カウンター1下面の水栓取付孔4の縁部
の周方向の広い範囲にわたって重なる。従って、この取
付子37を用いると台座部材4Aをカウンターにきわめ
て堅固に取り付けることができる。
7bが舌片部7a,37aと一体のものであるが、第1
1図の取付子37Aの如くピン38を舌片部から立設
し、このピン38によってストッパを構成しても良い。
第11図は舌片部37aが扇形状となっているが、他の
形状であっても良い。
の実施の形態において、台座部材5A′のカウンター1
に対する固定を一層堅固とするよう改良した水栓の設置
構造を示すものであり、第18図は取付子の斜視図、第
19図は取付子の平面図と正面図、第20図はこの水栓
設置構造を示す平面図、第21図の(A),(B)図は
第20図のA−A線、B−B線に沿う断面図である。
の舌片部37aに雌ネジ孔37dを前記雌ネジ孔37c
と平行方向に設け、この雌ネジ孔37dにビス37eを
螺着している。この雌ネジ孔37dは、ストッパ37b
がカウンター1の水栓取付孔4の内周面に当接した状態
(第20図)において、台座部材5A′の鉛直上方から
見える位置に設けられている。また、この雌ネジ孔37
dは、雌ネジ孔37cを挟んでストッパ37bと反対側
に配置されている。この雌ネジ孔37dに対し、ロッド
状部材としてのビス37eが上方から螺着される。第2
1図(B)では、このビス37eの頭部(上端部)がカ
ウンター1の上面よりも上方の台座部材5A′内に位置
している。
ト6を回動中心として回転しようとした場合に台座部材
5A′の内周面に当接し、台座部材5A′の回転を阻止
する。この場合、ストッパ37bとビス37eの双方が
台座部材5A′の内周面に当接することにより、取付子
37′がボルト6回りに回転不能となる。そして、台座
部材5A′に2個の取付子37′、37′が設けられて
いるところから、この取付子37′、37′を介して台
座部材5A′がカウンター1に対しボルト6回りに回転
不能に固定される。
A′の内周面に突設された突条50の下端51が水栓取
付孔4の内周面に被さっている。この突条下端51と2
個の取付子37′、37′により、台座部材5A′はカ
ウンター1に対し3点留めとなり、著しく堅固に固定さ
れる。
付子37′によって台座部材5A′をカウンター1に固
定した後に雌ネジ孔37dに螺着される。
ネジ孔37dに螺着しているが、雌ネジ孔37dの代わ
りに杭穴状の凹穴を取付子37′に設け、ロッド状部材
としてのピンをこの凹穴に差し込み、このピンを台座部
材5A′の内周面に当接させても良い。
の形態においてビス37eの代わりに回動阻止部37f
を取付子37″に設けた実施の形態を示すものである。
この回動阻止部37fは、雌ネジ孔37cを挟んでスト
ッパ37bと反対側に設けられている。
き上げ、舌片部37aと台座部材5A′との間でカウン
ター1の水栓取付孔4の縁部を挟持した場合、この水栓
取付孔4の内周面に回動阻止部37fが当接し、台座部
材5A′がカウンター1に対しボルト6回りに回転不能
に固定される。
7bに比べて高さが小さい。従って、取付子37″が水
栓取付孔4内に挿入された後、ボルト6が捻られたとき
には、取付子37″のストッパ37bだけが水栓取付孔
4の内周面に当接する。
に台座部材5A″の回り止めを回ることにより該台座部
材5A″の固定を著しく堅固なものとした実施の形態を
示すものである。
部5aを前記台座部材5Aの凸部5aよりも若干幅広の
ものとし、この凸部5aに上下方向に小孔37gを貫設
し、この小孔37gに挿入されるピン37hを取付子3
7′″のストッパ37bの上端面から上方に突設してい
る。
付けるべくボルト6を回し取付子37′″を上方に螺進
させていくと、ピン37hが小孔37gに入り込み、台
座部材5A″に対し取付子37″がボルト6回りに回転
不能となる。この取付子37′″が水栓取付孔4の内周
面に当接することにより、台座部材5A″がボルト6回
りに回動することが防止される。
入されるようにするために、小孔37gの下端を下方に
向って拡径する形状としたり、ピン37hの上端を丸く
したりするのが好ましい。
ン37hをストッパ37bに設け、小孔37gを台座部
材5A″に設けているが、逆にピン37hを台座部材5
A″に設け、小孔37gをストッパ37bに設けても良
い。
の舌片部37aは扇形状となっているが、第30図のよ
うに、平面視形状が略二等辺三角形状であり、この二等
辺三角形の底辺に相当する部分が凹に湾曲した形状の舌
片部37′aを有する取付子37″″を用いても良い。
栓の設置構造を示す断面図である。この水栓10Aにお
いては、底面に雌ネジ穴40が複数個設けられ、この雌
ネジ穴40にボルト6が螺着されている。このボルト6
は取付子47の素孔47cに挿通されている。
孔7cを素孔47cとした他は取付子7と同一形状のも
のである。47aはカウンター1の下面に張り出す舌片
部を示し、47bは水栓取付孔4の内周面に当接するス
トッパを示す。
るには、第13図の如く、取付子47の素孔47cにボ
ルト6を通し、このボルト6を雌ネジ穴40に螺入して
おく。この際、舌片部47aを水栓10Aの中心方向を
向かせておく。
ら取付子47を水栓取付孔4内に落し込むように配置す
る。次いで、作業員がカウンター1の下側に潜り、ボル
ト6をドライバで回す。
ところでストッパ47bが水栓取付孔4の内周面に当
る。ボルト6をそのまま回しつづけると、取付子47が
上方に螺進し、ボディロワー19と取付子47とによっ
てカウンター1の水栓取付孔4縁部が強力に挟持され、
水栓10Aがカウンター1に固定される。
ルト6の締め込み作業はカウンター1の下方から行われ
ることになるが、ボルト6を単に回すだけで良く、しか
もボルト6をドライバーによって簡単に回すことがで
き、従来のカウンター下側でのナット締め作業に比べる
と作業はきわめて容易である。
の下側からボルト6を水栓10Aの雌ネジ穴40に締め
込むことによって直接的に水栓10Aをカウンター1に
固定しているが、第17図の如くカウンター1の下側か
らボルト6を台座部材5Bの雌ネジ穴41に締め込んで
台座部材5Bをカウンター1に固定し、この台座部材5
Bに水栓を固定するようにしても良い。
栓底面の凹穴19aと台座部材5、5A、5Bとを嵌合
させているが、本発明では水栓の下部を環状の台座部材
に内嵌させても良い。
取り付けているが、洗面化粧台など各種の箇所に水栓を
設置できる。また、水栓としても図示以外の各種水栓を
用いることができる。
び水栓取付方法によると、取付子及びボルトによって台
座部材又は水栓をカウンター等の水栓設置板に対し容易
に取り付けることができる。このボルトを締め込むとき
には単にボルトを回すだけで良く、ボルトを引き上げた
りすることが不要であり、作業性がきわめて良い。ま
た、ボルトを回すときに取付子が水栓取付孔内周面に当
接し、共回りが防止される。従って、取付子を指先など
で押えておくことも不要であり、作業を簡単に行える。
である。
である。
図である。
線に沿う断面図である。
る。
断面図である。
す断面図である。
斜視図である。
は取付子37′の正面図である。
る。
り、(A)図は第20図のA−A線に沿う断面図、
(B)図は第20図のB−B線に沿う断面図である。
斜視図である。
は取付子37″の正面図である。
る。
り、(A)図は第24図のA−A線に沿う断面図、
(B)図は第24図のB−B線に沿う断面図である。
の斜視図である。
図は取付子37′″の正面図である。
る。
り、(A)図は第28図のA−A線に沿う断面図、
(B)図は第28図のB−B線に沿う断面図である。
37″″ 取付子 7a,37a,37′a,47a 舌片部 7b,37b,47b ストッパ 7c,37c 雌ネジ孔 10,10A,10B 水栓 12 水栓ボディー 16 吐水管 19 ボディロワー 19a 凹穴 47c 素孔 60 カウンター 61 水栓取付孔 67 ボルト 68 ナット 69 水栓
Claims (19)
- 【請求項1】 水栓取付孔を有する水栓設置板の上側に
該水栓取付孔を取り巻く環状の台座部材が配置され、 該水栓設置板の下側に取付子が配置され、 該水栓取付孔を通るボルトによって前記台座部材と該取
付子とが連結され、且つ前記台座部材と該取付子とによ
って水栓設置板の水栓取付孔の縁部を上下から挟持し、
これにより前記台座部材が水栓設置板に固定され、 該台座部材に対し水栓を取り付けてなる水栓の設置構造
において、 該取付子は、前記ボルトの軸心線を中心として反転させ
た場合に前記水栓取付孔を通過しうるものであり、 該取付子に、前記水栓取付孔の内周面に当接し該取付子
の前記ボルトとの共回りを防止するためのストッパを設
けたことを特徴とする水栓の設置構造。 - 【請求項2】 請求項1において、前記取付子は、前記
水栓取付孔の下縁近傍において水栓設置板の下面に当接
する舌片部と、前記水栓取付孔の内周面に当接する前記
ストッパと、前記ボルトの挿通用の孔とを有してなるこ
とを特徴とする水栓の設置構造。 - 【請求項3】 請求項2において、前記舌片部は平面視
形状が扇形であり、扇形の周縁部分が水栓取付孔の周縁
部下面に当接しており、 扇形の要(かなめ)部分に前記ボルトの挿通用の孔が設
けられていることを特徴とする水栓の設置構造。 - 【請求項4】 請求項2又は3において、前記ストッパ
は前記舌片部と一体の凸部よりなることを特徴とする水
栓の設置構造。 - 【請求項5】 請求項3において、前記ストッパは前記
舌片部に立設されたピンよりなることを特徴とする水栓
の設置構造。 - 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれか1項におい
て、前記取付子のボルト挿通用の孔は雌ネジ孔であり、 前記台座部材に設けられた素孔を通して前記ボルトが取
付子の該雌ネジ孔に締め込まれていることを特徴とする
水栓の設置構造。 - 【請求項7】 請求項2ないし5のいずれか1項におい
て、前記取付子のボルト挿通用の孔は素孔であり、 該素孔を通して、前記ボルトが、前記台座部材に設けら
れた雌ネジ孔に締め込まれていることを特徴とする水栓
の設置構造。 - 【請求項8】 請求項1において、前記取付子と前記台
座部材とを係合させることにより台座部材の前記ボルト
回りの回動を防止したことを特徴とする水栓の設置構
造。 - 【請求項9】 請求項8において、前記取付子及び台座
部材の一方に設けられたピンを他方に設けられた小孔に
挿入させることにより該取付子と台座部材とを係合させ
たことを特徴とする水栓の設置構造。 - 【請求項10】 請求項8において、前記取付子に対し
上方に立ち上がるロッド状部材を設け、このロッド状部
材を台座部材の内周面と係合させたことを特徴とする水
栓の設置構造。 - 【請求項11】 請求項10において、前記ロッド状部
材はビスであり、前記取付子に設けられた雌ネジ孔部に
対し上方から螺着されていることを特徴とする水栓の設
置構造。 - 【請求項12】 請求項10又は11において、前記ロ
ッド状部材は、前記台座部材と取付子とによって水栓取
付孔の縁部を挟持した後に上方から取付子に取り付けら
れたものであることを特徴とする水栓設置構造。 - 【請求項13】 請求項1において、前記ストッパは前
記取付子の前記ボルト回りの一方向の共回りを防止する
ものであり、取付子のボルト回りの他方向への回動を阻
止する回動阻止部が前記ストッパとは別個に設けられて
おり、この回動阻止部が前記水栓取付孔の内周面に係合
することを特徴とする水栓の設置構造。 - 【請求項14】 請求項2において、前記取付子のスト
ッパは前記孔の軸心から離反する一方向に延在してお
り、このストッパの延在方向と反対方向に延在し、前記
水栓取付孔の内周面に係合する回動阻止部が前記取付子
に設けられていることを特徴とする水栓の設置構造。 - 【請求項15】 請求項2において、前記舌片部は平面
視形状が略二等辺三角形であり、二等辺三角形の頂角の
近傍部分に前記ボルトの挿通孔が設けられていることを
特徴とする水栓の設置構造。 - 【請求項16】 請求項1ないし15のいずれか1項の
構造とするための水栓取付方法であって、 前記台座部材と取付子とを前記ボルトでつないでおき、
且つ取付子を前記水栓取付孔を通過しうる方向に向けて
おき、 該取付子を水栓設置板の上方から水栓取付孔に挿入し、
台座部材を水栓設置板の上面に当接させ、 次いでボルトを回して取付子を上方に移動させ、台座部
材と該取付子とで水栓設置板の水栓取付孔縁部を挟持さ
せて台座部材を水栓設置板に固定し、 その後、該台座部材に対し水栓を固定することを特徴と
する水栓取付方法。 - 【請求項17】 水栓取付孔を有する水栓設置板の上側
に水栓が配置され、該水栓取付孔を通ったボルトによっ
て該水栓を水栓設置板に固定した水栓の設置構造におい
て、 該水栓の底面に雌ネジ穴が設けられており、 前記水栓取付孔の下縁近傍において水栓設置板の下面に
当接する舌片部と、前記水栓取付孔の内周面に当接する
ストッパと、前記ボルトの挿通用の孔とを有してなる取
付子が配置され、 前記ボルトが該取付子の該孔を通って前記雌ネジ穴に締
め込まれ、該取付子と該水栓とによって該水栓取付孔の
縁部が挟持され、これにより該水栓が水栓設置板に固定
されていることを特徴とする水栓の設置構造。 - 【請求項18】 請求項17において、前記舌片部は平
面視形状が扇形であり、扇形の周縁部分が水栓取付孔の
周縁部下面に当接しており、 扇形の要(かなめ)部分に前記ボルトの挿通用の孔が設
けられていることを特徴とする水栓の設置構造。 - 【請求項19】 請求項17又は18の構造とするため
の水栓取付方法であって、 前記水栓と取付子とを前記ボルトでつないでおき、且つ
取付子を前記水栓取付孔を通過しうる方向に向けてお
き、 該取付子を水栓設置板の上方から水栓取付孔に挿入し、
水栓を水栓設置板の上面に当接させ、 次いでボルトを回して取付子を上方に移動させ、水栓と
該取付子とで水栓設置板の水栓取付孔縁部を挟持させて
水栓を水栓設置板に固定することを特徴とする水栓取付
方法。
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JP8-189470 | 1996-07-18 | ||
JP18947096 | 1996-07-18 | ||
JP01117897A JP3147017B2 (ja) | 1996-07-18 | 1997-01-24 | 水栓の設置構造及び水栓取付方法 |
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KR102641447B1 (ko) * | 2024-01-12 | 2024-02-27 | (주)고치고 | 결합 편의성을 개선한 수전 |
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1997
- 1997-01-24 JP JP01117897A patent/JP3147017B2/ja not_active Expired - Fee Related
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