JP2002047707A - 水栓取付け機構 - Google Patents

水栓取付け機構

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JP2002047707A
JP2002047707A JP2000260426A JP2000260426A JP2002047707A JP 2002047707 A JP2002047707 A JP 2002047707A JP 2000260426 A JP2000260426 A JP 2000260426A JP 2000260426 A JP2000260426 A JP 2000260426A JP 2002047707 A JP2002047707 A JP 2002047707A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水栓取付足を用いることなく水栓本体の垂直
姿勢をできるだけ簡易な機構で保持できるとともに、例
えばワンホール混合栓の各種タイプのものに汎用できる
水栓取付け機構を提供すること。 【解決手段】 水栓1を傾斜取付面部5に取付けるにあ
たり、上部に水栓本体2が載置固定され、かつ、前記傾
斜取付面部に開設された一つの貫通孔8に挿通される筒
状の取付足14と、前記傾斜取付面部の少なくとも上面
形状に対応する形状の傾斜フランジ20を有し前記取付
足を前記貫通孔に挿通したときに前記傾斜フランジが前
記傾斜取付面部の上面5aに当接しながら前記取付足の
垂下姿勢を保持するために前記取付足の外周面に一体に
あるいは別体に設けられる傾斜保持具55とよりなる傾
斜ユニット12と、前記取付足への締結操作により前記
傾斜ユニットを前記傾斜取付面部に固定設置するための
締結手段39と、前記傾斜ユニットを覆うカバー体4
2,43とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水栓を台所の流
し台や洗面台、バスタブ等の傾斜取付面部に取付ける際
の水栓取付け機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】湯水混合栓の一つとして、混合栓本体に
給水管および給湯管を連結し、台所の流し台や洗面台、
バスタブ等の水平取付面部に開設された一つの貫通孔に
前記給水管および給湯管を挿通させることにより、水平
取付面部の上面へ混合栓本体が設置される、いわゆる、
ワンホール混合栓がある。前記給水管および給湯管は、
混合栓本体内に設けた水流入孔および湯流入孔にそれぞ
れ接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ワンホール混合栓の水平取付面部への取付け機構は種々
のタイプのものが提案されている。すなわち、混合栓
本体の下部にろう付けにより一体に設けた水栓取付足を
前記貫通孔に挿通した上で水平取付面部の下面側からの
ロックナットの前記取付足への締結操作により前記取付
足を水平取付面部に固定設置する機構のもの(例えば特
願平10−105415号の明細書、図面参照)、ア
タプターの脚に下側から羽根付クリップを嵌め込み前記
取付足に対してアタプターおよびクリップを仮り止めし
た状態でこれらを前記貫通孔に挿通してクリップを水平
取付面部の下面側に位置させ、その後アタプターの上面
側からの締付け操作により共回りしたクリップの前記羽
根が外方に開き、これが水平取付面部下面に当接して抜
け止め状態を保持しながら前記取付足を水平取付面部に
固定設置する機構のもの(例えば特願平10−2715
42号の明細書、図面参照)や、上述の水栓取付足を持
たないけれども、アタプターを前記貫通孔まわりの水
平取付面部の上面に固定した上でアタプターに対して上
方から混合栓本体を外嵌合させてビス止めするととも
に、ねじ部材を用いた水平取付面部の上面への前記アタ
プターによる押圧と水平取付面部の下面へのホルダーに
よる押圧操作によって混合栓本体を水平取付面部に固定
設置する機構のもの(例えば特願平10−265297
号の明細書、図面参照)等がある。
【0004】一方、例えば洗面台においては水滴を残り
にくくするために、水栓取付面部を例えば45°のスロ
ープ形状にしたものがある(例えば図3参照)。
【0005】この傾斜取付面部に前記各種のワンホール
混合栓を直接取付けると混合栓本体が垂直姿勢から傾斜
姿勢になることに伴い、混合栓本体に備わっている混合
湯水の吐水管や、湯水の混合比の調節機能および止水を
含む吐水量の調節を行う操作レバーが極端に傾くので、
これを回避するために以下の作業を行う必要があった。
【0006】(1)例えば混合栓本体の下部に水栓取付
足を一体に設けた前記のタイプのものでは、混合栓本
体の下部を傾斜取付面部の上面および下面形状に対応す
る形状に加工して混合栓本体の垂直姿勢を保持するよう
にするとともに、ロックナットによる締付を前記水平取
付面部の場合と同様に簡単に行うために傾斜取付面部の
下面側に別途水栓取付足に螺合するアダプターを設け、
このアダプターを介してロックナットを水栓取付足に締
結する。
【0007】(2)また、アタプターおよびクリップに
よる前記のタイプのものでも、混合栓本体の下部およ
びアタプターを傾斜取付面部の上面形状に対応する形状
に加工する。
【0008】(3)更に、水栓取付足を持たない前記
のタイプのものでは、上述のように取付方法が複雑で、
かつ、混合栓本体のみならず、傾斜取付面部の上面に固
定されるアタプターおよび下面に固定されるホルダー
を、それぞれ傾斜取付面部の上面形状および下面形状に
対応する形状に加工する。
【0009】この発明は、上記問題に鑑みてなしたもの
で、水栓取付足を用いることなく水栓本体の垂直姿勢を
できるだけ簡易な機構で保持できるとともに、例えばワ
ンホール混合栓の各種タイプのものに汎用できる水栓取
付け機構を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、水栓を傾斜取付面部に取付けるにあた
り、上部に水栓本体が載置固定され、かつ、前記傾斜取
付面部に開設された一つの貫通孔に挿通される筒状の取
付足と、前記傾斜取付面部の少なくとも上面形状に対応
する形状の傾斜フランジを有し前記取付足を前記貫通孔
に挿通したときに前記傾斜フランジが前記傾斜取付面部
の上面に当接しながら前記取付足の垂下姿勢を保持する
ために前記取付足の外周面に一体にあるいは別体に設け
られる傾斜保持具とよりなる傾斜ユニットと、前記取付
足への締結操作により前記傾斜ユニットを前記傾斜取付
面部に固定設置するための締結手段と、前記傾斜ユニッ
トを覆うカバー体とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態につ
いて説明する。なお、この発明はそれによって限定され
るものではない。
【0012】図1〜図4は、傾斜取付面部5の下面5b
側に、ロックボルト39の締結操作により傾斜取付面部
5の下面5bを押圧するアタプター(取付具)35を設
けたこの発明の第1の実施形態を示す。なお、この実施
形態では、水栓を洗面台Cの傾斜取付面部5に取付けて
いる。また、前記水栓としてワンホール混合栓1を用い
ている。
【0013】図1〜図4において、1はワンホール混合
栓であり、その本体2は筒状の上部ケース体2aと、混
合流路、水流路および湯流路が形成された円柱状の下部
ブロック体2bとより主としてなる。前記上部ケース体
2aには湯水混合用のユニットケース(図示せず)が収
納されている。なお、Dは、混合栓本体2の外径であ
る。そして、前記混合栓本体2は前記ユニットケース内
に形成される湯水混合室において適宜の比で混合された
混合水(熱湯のみ、適温の混合水、水のみの何れか)を
吐水する吐水管3が下部ブロック体2bに設けられてい
る。また、上部ケース体2aには、湯水の混合比の調節
機能および止水を含む吐水量の調節を行う操作レバー4
が設けられている。吐水管3は、前記混合流路に連通す
る。5は、洗面台Cの傾斜取付面部で、例えば45°の
スロープ形状になっている。これは、水滴を残りにくく
するためである。この傾斜取付面部5には、後述する筒
状の取付足14が挿通可能な一つの貫通孔8が開設され
ている。そして、この取付足14には、混合栓本体2に
連結している給水管6および給湯管7が挿入される。前
記給湯管7は、下部ブロック体2bに設けた湯流入孔を
介して前記湯流路に連通している。また、前記給水管6
は、下部ブロック体2bに設けた水流入孔2zを介して
前記水流路に連通している。
【0014】以下、この発明の特徴的構成について説明
する。混合栓本体2の前記下部ブロック体2bは、外径
がDで、縦長の大径部10と、この大径部10の縦長さ
よりも遙に短い長さを有し、大径部10から下方に延設
された小径部11とから構成される。13は、大径部1
0の下面で、幅がdの外端環状面を構成するとともに、
後述する筒状の取付足14への載置面となる。
【0015】12は、傾斜ユニットで、筒状の取付足1
4と、傾斜取付面部5に取付けた前記取付足14の垂下
姿勢を保持するための傾斜保持具55とよりなる。
【0016】更に、前記取付足14は、混合栓本体2を
載置するための大径載置部15を上部に有し、下部に大
径載置部15よりも数倍も縦長の小径取付部16を有す
る。前記大径載置部15は前記載置面13が当接する上
端環状面17を有するとともに、この実施形態では、前
記混合栓本体2の外径Dと同一の外径を有する。また、
大径載置部15の内径は、前記混合栓本体2の前記小径
部11の外径と略等しい。よって、小径部11が大径載
置部15内に嵌め込まれるとともに、載置面13が上端
環状面17に当接した形で混合栓本体2を取付足14上
に載置できる。18は、大径載置部15の外周壁に穿設
されたねじ孔、19は、先端が尖った形状を有し、ねじ
孔18に螺合する止めねじで、大径載置部15内に嵌め
込まれた小径部11の外周壁に止めねじ19を当接させ
ることで混合栓本体2の取付足14からの抜け止めを防
止する。つまり、混合栓本体2の小径部11を大径載置
部15に内嵌させた後小径部11をねじ19止めするこ
とにより、傾斜保持具55によって取付足14の垂下姿
勢が保持された状態で、混合栓本体2を取付足14の上
部に、水平取付面部へ取付けた場合と同様に垂直姿勢で
載置固定できる。なお、小径取付部16は外周下部に後
述するロックナット39が螺合するねじ部31を有す
る。また、17aはシール部材(図示せず)を設置する
環状設置面である。
【0017】よって、混合栓本体2の小径部11が取付
足14の大径載置部15に内嵌可能で、かつ、混合栓本
体2の載置面13が取付足14の大径載置部15の上端
環状面17に当接可能な大きさになるように混合栓本体
2の下部ブロック体2bを形成しておけば、各種タイプ
のワンホール混合栓を1つの傾斜ユニット12を用いる
だけで混合栓本体が垂直姿勢のまま傾斜取付面部5に容
易に取付けることが可能となる。
【0018】前記傾斜保持具55は、取付足14の前記
小径取付部16が嵌挿される中央穴21を有し、そのま
わりに結合片22が立設されており、更に、この結合片
22のまわりに傾斜取付面部5の上面形状に対応する形
状の傾斜フランジ20を有する。結合片22は、小径取
付部16を介して取付足14と傾斜保持具55とを結合
するためのもので、小径取付部16の外壁面に上下に形
成されたねじ孔23,24に対応する孔25,26を上
下に有する。27は結合用のねじである。なお、傾斜ユ
ニット12を一体に形成してもよい。
【0019】このように構成された傾斜ユニット12で
は、取付足14の小径取付部16を前記貫通孔8に挿通
したときに前記傾斜フランジ20がシール部材32を介
して傾斜取付面部5の上面5aに位置しながら取付足1
4の垂下姿勢を保持できる。
【0020】前記シール部材32は傾斜フランジ20と
同形で、上剥離紙34を剥がし、露出した接着面Sを傾
斜フランジ20の下面に当接させる。
【0021】35は、傾斜取付面部5の下面5b側に設
けられるアタプター(取付具)で、傾斜取付面部5の下
面形状に対応する形状の傾斜上部36と、水平下部37
と、これら上部36および下部37間に位置する中間部
50を有し、かつ、取付足14の前記小径取付部16が
挿通可能な挿通孔38が傾斜上部36から水平下部37
にわたり開設されている。そして、アタプター35は、
挿通孔38に小径取付部16を挿通した状態で、かつ、
ロックナット39の締付けにより傾斜上部36の傾斜上
面36aが傾斜取付面部5の下面5bに当接した状態で
設けられる。そして、40は、環状パッキン、41は座
金であり、前記ロックナット39、環状パッキン40お
よび座金41で、取付足14への締結操作により傾斜ユ
ニット12を傾斜取付面部5に固定設置するための締結
手段が構成されており、アタプター35の前記水平下部
37の下面37aは前記締結手段の当たり面となってい
る。
【0022】すなわち、前記ロックナット39は、小径
取付部16のねじ部31との螺合により、アタプター3
5、環状パッキン40および座金41を介して傾斜ユニ
ット12を傾斜取付面部5上に固定設置するためのもの
である。そして、アタプター35の傾斜上部36ではな
く水平下部37に、環状パッキン40および座金41を
介してロックナット39が位置するので、ロックナット
39による締付け操作を容易にできる。
【0023】42,43は、傾斜ユニット12を覆う一
対のカバー体で、係止爪44と係止溝45よりなる係止
手段によって結合されている。
【0024】而して、ロックナット39の取付足14へ
の締結操作により傾斜上部36の傾斜取付面部下面5b
への押圧と傾斜フランジ20の傾斜取付面部上面5aへ
の押圧によって傾斜ユニット12を傾斜取付面部5に確
実に固定設置できる。すなわち、一つの傾斜ユニット1
2を用いるだけの簡易な機構で、各種タイプのワンホー
ル混合栓の混合栓本体2を傾斜取付面部5に取付けるこ
とが可能となる。
【0025】また、取付足14の小径取付部16の垂下
姿勢を保持できるので、水平取付面部に混合栓本体を設
置した従来と同様に、混合栓本体2の垂直姿勢も保持で
きる。
【0026】図5は、ロックナット39、環状パッキン
40および座金41で構成された前記締結手段の当たり
面をブロック状の傾斜取付面部60に設けたこの発明の
第2の実施形態を示す。なお、図5において、図1〜図
4で示した符号と同一のものは、同一または相当物であ
る。
【0027】この場合、傾斜取付面部60は上記実施形
態で用いた線状の傾斜取付面部5のようなみのではなく
ブロック状であり、貫通孔8内に内向き環状水平突部6
1を有する。そして、前記締結手段による取付足14へ
の締結時に、前記締結手段が環状水平突部61の下部水
平面61aに当接し、上記実施形態と同様にロックナッ
ト39による締付け操作を容易にできる。
【0028】図1、図5に示した上記各実施形態では、
混合栓本体2の下部ブロック体2bを上部大径部10と
下部小径部11とから構成し、上部大径部10の環状下
面を取付足14への載置面13とし、取付足14を、前
記載置面13が当接する上端環状面17を有する上部大
径載置部15と下部小径取付部16とから構成し、前記
下部小径部11が上部大径載置部15内に嵌め込まれる
とともに、前記載置面13が前記上端環状面17に当接
した形で混合栓本体2を取付足14上に載置する構成を
採用した。すなわち、取付足14は筒状ではあるが混合
栓本体2を載置するためのフランジとしての上部大径載
置部15を持っている。
【0029】図6、図7は、前記取付足14から混合栓
本体2を載置するためのフランジをなくしたこの発明の
第3の実施形態を示す。なお、図6〜図7において、図
1〜図5で示した符号と同一のものは、同一または相当
物である。
【0030】図6、図7において、取付足14’は筒状
で、前記下部小径部11と等しい内径および外径を有す
る。取付足14’の高さも前記取付足14に略等しい。
【0031】62はワンホール混合栓であり、その本体
63は、混合流路、水流路および湯流路を形成する各流
路穴を有する円柱体64と、前記水流路に連通する給水
管65および前記湯流路に連通する給湯管66が挿通す
る挿通穴を有する筒体67と、上下に位置する円柱体6
4と筒体67をつなぐ湾曲面を有する湾曲体68とより
なる。69は、水流路を形成する流路穴である。そし
て、円柱体64の上面には弁部材70を内蔵した湯水混
合用の筒状ユニットケース71が前記上面に係止されな
がら載置されている。なお、図6では、ワンホール混合
栓62を傾斜取付面部60にセットした場合を示し、図
7では、ワンホール混合栓62を傾斜取付面部5にセッ
トした場合を示している。
【0032】混合栓本体63の前記筒体67は、上部小
径部67aと、上部小径部67aから下方に延設され、
上部小径部67aの内径よりも大きな内径を有する下部
大径部67bとから構成される。72は、上部小径部6
7aの下面で、幅がDの内端環状面を構成する。この下
面72は取付足14への載置面となっている。
【0033】74は、筒体67の下部大径部67bに穿
設されたねじ孔、19は、先端が尖った形状を有し、ね
じ孔74に螺合する止めねじで、下部大径部67b内に
下方側から嵌め込まれた取付足14’の外周壁に止めね
じ19を当接させることで混合栓本体62の取付足1
4’からの抜け止めを防止する。
【0034】42’,43’は、傾斜保持具55および
取付足14’よりなる傾斜ユニット12’を覆う一対の
カバー体で、係止爪44と係止溝45よりなる係止手段
によって結合されている。図3に示したカバー体42,
43と異なる点は、カバー体42,43の場合は両者4
2,43の継目99がワンホール混合栓1の吐水管3の
直下に現れ、それによって、ワンホール混合栓1の正面
に向かった状態では継目99が見えて見栄えが悪いのに
対し、カバー体42’,43’の場合は、両者42’,
43’の継目が、図7に示すように、継目99より時計
回りおよび反時計回りにそれぞれ90°だけずれたワン
ホール混合栓1の両側面に現れ、それによって、ワンホ
ール混合栓1の正面に向かった状態では継目を見え難く
できる利点がある。
【0035】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では、1つ
の傾斜ユニットを用いるだけの簡易な機構で水栓本体の
垂直姿勢を保持できるとともに、例えばワンホール混合
栓の各種タイプの水栓を傾斜取付面部に容易に取付ける
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す全体構成説明
図である。
【図2】(A)は、上記実施形態で用いた傾斜保持具の
平面図である。(B)は、上記実施形態で用いた傾斜ユ
ニットの取り付け動作を説明するための図である。
【図3】上記実施形態によるワンホール混合栓の設置状
態を示す斜視図である。
【図4】上記実施形態における分解斜視図である。
【図5】この発明の第2の実施形態を示す全体構成説明
図である。
【図6】この発明の第3の実施形態を示す全体構成説明
図である。
【図7】上記第3の実施形態によるワンホール混合栓を
別の傾斜取付面部に設置した場合を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…ワンホール混合栓、2…混合栓本体、5…傾斜取付
面部、5a…上面、8…貫通孔、12…傾斜ユニット、
14…取付足、20…傾斜フランジ、39…ロックナッ
ト、40…環状パッキン、41…座金、42,43…カ
バー体、55…傾斜保持具。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓を傾斜取付面部に取付けるにあた
    り、上部に水栓本体が載置固定され、かつ、前記傾斜取
    付面部に開設された一つの貫通孔に挿通される筒状の取
    付足と、前記傾斜取付面部の少なくとも上面形状に対応
    する形状の傾斜フランジを有し前記取付足を前記貫通孔
    に挿通したときに前記傾斜フランジが前記傾斜取付面部
    の上面に当接しながら前記取付足の垂下姿勢を保持する
    ために前記取付足の外周面に一体にあるいは別体に設け
    られる傾斜保持具とよりなる傾斜ユニットと、前記取付
    足への締結操作により前記傾斜ユニットを前記傾斜取付
    面部に固定設置するための締結手段と、前記傾斜ユニッ
    トを覆うカバー体とを備えたことを特徴とする水栓取付
    け機構。
  2. 【請求項2】 前記傾斜取付面部の下面形状に対応する
    形状の傾斜上部と水平下部とこれら両部間に位置する中
    間部とを有し、かつ、前記取付足を挿通可能な挿通孔が
    前記傾斜上部から前記中間部を通り前記水平下部にわた
    り開設され、前記傾斜取付面部の下面側において前記挿
    通孔に前記取付足を挿通した状態で設けられた取付具を
    備え、前記締結手段の前記取付足への締結操作により前
    記傾斜上部の前記傾斜取付面部の下面への押圧と前記傾
    斜フランジの前記傾斜取付面部の前記上面への押圧によ
    って前記傾斜ユニットを前記傾斜取付面部に固定設置す
    るように構成されている請求項1に記載の水栓取付け機
    構。
  3. 【請求項3】 前記締結手段の前記取付足への締結操作
    により前記傾斜フランジが前記上面を押圧する一方、前
    記締結手段が前記傾斜取付面部の下面を押圧するよう前
    記傾斜取付面部は前記貫通孔内に内向き環状水平突部を
    有する請求項1に記載の水栓取付け機構。
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