JP3152150B2 - 水栓取付構造 - Google Patents
水栓取付構造Info
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- JP3152150B2 JP3152150B2 JP14021296A JP14021296A JP3152150B2 JP 3152150 B2 JP3152150 B2 JP 3152150B2 JP 14021296 A JP14021296 A JP 14021296A JP 14021296 A JP14021296 A JP 14021296A JP 3152150 B2 JP3152150 B2 JP 3152150B2
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- counter
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はカウンタ−に水栓を
取り付けた水栓取付構造に関する。詳しくは、本発明
は、カウンタ−に固定した取付部材によって水栓をカウ
ンタ−に上方からの作業で容易に取り付けることができ
るようにした水栓取付構造に関する。
取り付けた水栓取付構造に関する。詳しくは、本発明
は、カウンタ−に固定した取付部材によって水栓をカウ
ンタ−に上方からの作業で容易に取り付けることができ
るようにした水栓取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】カウンタ−に水栓を上方からの作業で取
り付ける水栓取付構造の従来例として、第７図に示す実
公平７−７４０７号公報記載のものがある。
り付ける水栓取付構造の従来例として、第７図に示す実
公平７−７４０７号公報記載のものがある。
【０００３】第７図において、カウンタ−５０に水栓取
付孔５１が穿孔され、口金５２が上方から嵌入されてい
る。この口金５２には外向きの上鍔５３と内向きの下鍔
５４とが設けられ、該上鍔５３が水栓取付孔５１の上縁
に係止されている。この上鍔５３がボルト５５によって
カウンタ−５０に固定されている。水栓５６の下部の雄
ねじ部５６ａに筒形ナット状の環体５７が螺嵌してい
る。この環体５７の下端に設けられたフランジ５８が前
記下鍔５４に当接している。
付孔５１が穿孔され、口金５２が上方から嵌入されてい
る。この口金５２には外向きの上鍔５３と内向きの下鍔
５４とが設けられ、該上鍔５３が水栓取付孔５１の上縁
に係止されている。この上鍔５３がボルト５５によって
カウンタ−５０に固定されている。水栓５６の下部の雄
ねじ部５６ａに筒形ナット状の環体５７が螺嵌してい
る。この環体５７の下端に設けられたフランジ５８が前
記下鍔５４に当接している。
【０００４】口金５２の内周面に雌ねじが刻設されてお
り、この雌ねじに押え環５９が上方から螺着されてい
る。この押え環５９を十分に螺じ込むことにより、環体
５７のフランジ５８が該押え環５９と前記口金５２の下
鍔５４との間で挟圧され、これによって水栓５６がカウ
ンタ−５０に固定される。
り、この雌ねじに押え環５９が上方から螺着されてい
る。この押え環５９を十分に螺じ込むことにより、環体
５７のフランジ５８が該押え環５９と前記口金５２の下
鍔５４との間で挟圧され、これによって水栓５６がカウ
ンタ−５０に固定される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の水栓取付構
造においては、カウンタ−に口金５２を取り付けるため
のボルト５５や、押え環５９あるいは上鍔５３が目立
ち、著しく見栄えが悪い。
造においては、カウンタ−に口金５２を取り付けるため
のボルト５５や、押え環５９あるいは上鍔５３が目立
ち、著しく見栄えが悪い。
【０００６】本発明は、水栓をカウンタ−に容易に固定
することができ、しかも取付用の部材が目立たず極めて
見栄えが良い水栓取付構造を提供することを目的とす
る。
することができ、しかも取付用の部材が目立たず極めて
見栄えが良い水栓取付構造を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の水栓取付構造
は、カウンタ−の水栓取付孔に水栓取付部材を固定し、
この水栓取付部材に水栓を上方から係合させて固定した
水栓取付構造において、前記水栓取付部材は、筒軸心方
向をカウンターと略垂直とした筒状部材であり、前記水
栓の底面は、該水栓取付部材に嵌合し、ネジ部材によっ
て該水栓が該取付部材に固定されており、該水栓の下部
には、該ネジを覆うカバーが水栓外周に沿って回転可能
に装着されており、該カバーの水栓後面側の部分には開
口又は切欠が設けられており、該開口又は切欠は、該カ
バーを回すことにより前記ネジに対面しうる位置に設け
られていることを特徴とするものである。本発明の水栓
取付構造は、カウンタ−の水栓取付孔に水栓取付部材を
固定し、この水栓取付部材に水栓を上方から係合させて
固定した水栓取付構造において、前記水栓取付部材は、
筒軸心方向をカウンターと略垂直とした筒状部材であ
り、前記水栓の底面には、該水栓取付部材が嵌合した凹
部が設けられ、該水栓の前面側から該水栓の下部を通っ
て該取付部材にネジ込まれたネジ部材により該水栓が該
取付部材に固定されており、該水栓の下部には、該ネジ
を覆うカバーが水栓外周に沿って回転可能に装着されて
おり、該カバーの水栓後面側の部分には開口又は切欠が
設けられており、該開口又は切欠は、該カバーを回すこ
とにより前記ネジに対面しうる位置に設けられているこ
とを特徴とするものである。
は、カウンタ−の水栓取付孔に水栓取付部材を固定し、
この水栓取付部材に水栓を上方から係合させて固定した
水栓取付構造において、前記水栓取付部材は、筒軸心方
向をカウンターと略垂直とした筒状部材であり、前記水
栓の底面は、該水栓取付部材に嵌合し、ネジ部材によっ
て該水栓が該取付部材に固定されており、該水栓の下部
には、該ネジを覆うカバーが水栓外周に沿って回転可能
に装着されており、該カバーの水栓後面側の部分には開
口又は切欠が設けられており、該開口又は切欠は、該カ
バーを回すことにより前記ネジに対面しうる位置に設け
られていることを特徴とするものである。本発明の水栓
取付構造は、カウンタ−の水栓取付孔に水栓取付部材を
固定し、この水栓取付部材に水栓を上方から係合させて
固定した水栓取付構造において、前記水栓取付部材は、
筒軸心方向をカウンターと略垂直とした筒状部材であ
り、前記水栓の底面には、該水栓取付部材が嵌合した凹
部が設けられ、該水栓の前面側から該水栓の下部を通っ
て該取付部材にネジ込まれたネジ部材により該水栓が該
取付部材に固定されており、該水栓の下部には、該ネジ
を覆うカバーが水栓外周に沿って回転可能に装着されて
おり、該カバーの水栓後面側の部分には開口又は切欠が
設けられており、該開口又は切欠は、該カバーを回すこ
とにより前記ネジに対面しうる位置に設けられているこ
とを特徴とするものである。
【０００８】かかる水栓取付構造においては、取付部材
に対し水栓が外嵌しており、取付部材が全て見えない。
また、水栓を取付部材に固定するためのネジ部材がカバ
ーによって覆われるため、ネジ部材も全て見えない。
に対し水栓が外嵌しており、取付部材が全て見えない。
また、水栓を取付部材に固定するためのネジ部材がカバ
ーによって覆われるため、ネジ部材も全て見えない。
【０００９】本発明では、開口又は切欠を通して、前記
カバーの回転を阻止するための部材が前記水栓の下部に
係着されていることが好ましい。
カバーの回転を阻止するための部材が前記水栓の下部に
係着されていることが好ましい。
【００１０】本発明の一態様では、取付部材は、前記カ
ウンターの水栓取付孔に挿通された取付筒であり、該取
付筒から突設されたフランジと該取付筒の下部に螺着さ
れたナットとによってカウンターの水栓取付孔の周縁部
を上下から挟投して該カウンターに固定されている。
ウンターの水栓取付孔に挿通された取付筒であり、該取
付筒から突設されたフランジと該取付筒の下部に螺着さ
れたナットとによってカウンターの水栓取付孔の周縁部
を上下から挟投して該カウンターに固定されている。
【００１１】本発明の別の態様では、取付部材は、前記
水栓取付孔に挿通されたボルトと、前記カウンターの下
面に該ボルトを係止させているＵ型座金などの係止部材
と、該カウンターよりも上方において該ボルトにネジ込
まれたナットとによってカウンターに固定されている。
水栓取付孔に挿通されたボルトと、前記カウンターの下
面に該ボルトを係止させているＵ型座金などの係止部材
と、該カウンターよりも上方において該ボルトにネジ込
まれたナットとによってカウンターに固定されている。
【００１２】
【発明の実施の形態】第１図は実施の形態に係る水栓設
置構造を示す断面図である。
置構造を示す断面図である。
【００１３】カウンター１のバックガード２とシンク３
との間に水栓取付孔４が設けられ、この水栓取付孔４に
取付部材としての取付筒５がナット６によって固定され
ている。この取付筒５は、水栓取付孔４を上下に貫通す
る長さを有しており、フランジ５ａをカウンター１の上
面にパッキンを介して当接させている。
との間に水栓取付孔４が設けられ、この水栓取付孔４に
取付部材としての取付筒５がナット６によって固定され
ている。この取付筒５は、水栓取付孔４を上下に貫通す
る長さを有しており、フランジ５ａをカウンター１の上
面にパッキンを介して当接させている。
【００１４】取付筒５の下部外周面に雄ネジが刻設され
ており、パッキン及びスライドワッシャ７を介してナッ
ト６を締め込むことにより、該取付筒５がカウンター１
に堅固に固定される。なお、取付筒５の上部のうち、カ
ウンター１の正面を指向する部分に雌ネジ孔８が設けら
れている。
ており、パッキン及びスライドワッシャ７を介してナッ
ト６を締め込むことにより、該取付筒５がカウンター１
に堅固に固定される。なお、取付筒５の上部のうち、カ
ウンター１の正面を指向する部分に雌ネジ孔８が設けら
れている。
【００１５】この取付筒５の該フランジ５ａよりも上側
の部分に水栓１０が嵌合し、ネジ９によってネジ留めさ
れている。このネジ９は、雌ネジ孔８にネジ込まれてい
る。
の部分に水栓１０が嵌合し、ネジ９によってネジ留めさ
れている。このネジ９は、雌ネジ孔８にネジ込まれてい
る。
【００１６】この水栓１０は、台所用シングルレバー湯
水混合水栓であり、給湯管１１及び給水管（図示略）が
接続された水栓ボディ１２と、該水栓ボディの上側に配
置されたミキシング機構１３と、該ミキシング機構１３
を操作するためのハンドル１４と、ミキシング機構１３
を囲むケースアッパー１５と、吐水管１６を一体に備え
たケースミドル１７と、ケースアッパー１５に被さるケ
ーストップ１８等よりなる。
水混合水栓であり、給湯管１１及び給水管（図示略）が
接続された水栓ボディ１２と、該水栓ボディの上側に配
置されたミキシング機構１３と、該ミキシング機構１３
を操作するためのハンドル１４と、ミキシング機構１３
を囲むケースアッパー１５と、吐水管１６を一体に備え
たケースミドル１７と、ケースアッパー１５に被さるケ
ーストップ１８等よりなる。
【００１７】水栓ボディ１２は、取付筒５に外嵌する内
孔１９ａを有した筒状のボディロワー１９と、該ボディ
ーロワー１９から立上るボディミドル２０と、該ボディ
ミドル２０の上側のボディアッパー２１とを備えてい
る。
孔１９ａを有した筒状のボディロワー１９と、該ボディ
ーロワー１９から立上るボディミドル２０と、該ボディ
ミドル２０の上側のボディアッパー２１とを備えてい
る。
【００１８】前記給湯管１１及び給水管に連なる給湯孔
２２及び給水孔（図示略）がボディミドル２０からボデ
ィアッパー２１を貫通し、ミキシング機構１３の固定弁
体２３の給湯ポート及び給水ポートに連通している。ハ
ンドル１４を上下左右に回動させることにより、この給
湯ポート及び給水ポートと混合水流出ポートとの連通状
態が可動弁体２４によって切り替えられることにより、
ボディアッパー２１に設けられた混合水路２５への流出
水（混合水）の水温及び水量が調節される。混合水は、
ケースミドル１７内の混合水室２６を経て吐水管１６の
先端から吐出される。
２２及び給水孔（図示略）がボディミドル２０からボデ
ィアッパー２１を貫通し、ミキシング機構１３の固定弁
体２３の給湯ポート及び給水ポートに連通している。ハ
ンドル１４を上下左右に回動させることにより、この給
湯ポート及び給水ポートと混合水流出ポートとの連通状
態が可動弁体２４によって切り替えられることにより、
ボディアッパー２１に設けられた混合水路２５への流出
水（混合水）の水温及び水量が調節される。混合水は、
ケースミドル１７内の混合水室２６を経て吐水管１６の
先端から吐出される。
【００１９】ボディロワー１９に筒状の装飾カバー２８
が外嵌されており、この装飾カバー２８は水栓１０の背
後側のカバー固定ネジ２９によってボディロワー１９に
固定されている。装飾カバー２８には、このネジ２９が
挿通された開口３０が設けられている。また、ボディロ
ワー１９には、ネジ２９が螺合した雌ネジ孔３１と、前
記ネジ９が挿通された素孔３２とが設けられている。
が外嵌されており、この装飾カバー２８は水栓１０の背
後側のカバー固定ネジ２９によってボディロワー１９に
固定されている。装飾カバー２８には、このネジ２９が
挿通された開口３０が設けられている。また、ボディロ
ワー１９には、ネジ２９が螺合した雌ネジ孔３１と、前
記ネジ９が挿通された素孔３２とが設けられている。
【００２０】第２図の通り、取付筒５は、カウンター１
の工場出荷時に予めナット６によってカウンター１に固
定されているが、現場で取付筒５をカウンター１に固定
しても良い。
の工場出荷時に予めナット６によってカウンター１に固
定されているが、現場で取付筒５をカウンター１に固定
しても良い。
【００２１】水栓１０をカウンター１に固定するには、
まず、カバー２８を回し、開口３０と素孔３２とを対面
させておく。次いで、カウンター１に固定された取付筒
５に対しボディロワー１９の内孔１９ａを上方から外嵌
させる。次いで、第３図の如く開口３０を通してネジ９
を素孔３２から雌ネジ孔８に強くネジ込む。
まず、カバー２８を回し、開口３０と素孔３２とを対面
させておく。次いで、カウンター１に固定された取付筒
５に対しボディロワー１９の内孔１９ａを上方から外嵌
させる。次いで、第３図の如く開口３０を通してネジ９
を素孔３２から雌ネジ孔８に強くネジ込む。
【００２２】しかる後、カバー２８を１８０°回転さ
せ、開口３０を雌ネジ孔３１に対面させ、ネジ２９を該
雌ネジ孔３１に螺じ込む。これにより、水栓１０がカウ
ンター１に固定される。
せ、開口３０を雌ネジ孔３１に対面させ、ネジ２９を該
雌ネジ孔３１に螺じ込む。これにより、水栓１０がカウ
ンター１に固定される。
【００２３】第３図の如く、ネジ９を雌ネジ孔８にネジ
込むときには、ドライバ等の工具を水栓１０の正面から
操作でき、この際、工具の手許はシンク３内に配置され
るため、工具を操作し易く、ネジ９を簡単にしかも強く
締め込むことができる。
込むときには、ドライバ等の工具を水栓１０の正面から
操作でき、この際、工具の手許はシンク３内に配置され
るため、工具を操作し易く、ネジ９を簡単にしかも強く
締め込むことができる。
【００２４】水栓１０は、この正面側のネジ９によって
取付筒５に堅固に固定されるものであるから、カバー固
定ネジ２９は単に装飾カバー２８を回り止めするだけの
ものであり、雌ネジ孔３１に軽くネジ込まれるだけで良
い。従って、ネジ２９は例えば作業者が指先でつまんで
回し、必要に応じＬ型の工具で軽く締める程度で良く、
バックガード２が水栓１０に近接していてもネジ２９を
容易に装着できる。
取付筒５に堅固に固定されるものであるから、カバー固
定ネジ２９は単に装飾カバー２８を回り止めするだけの
ものであり、雌ネジ孔３１に軽くネジ込まれるだけで良
い。従って、ネジ２９は例えば作業者が指先でつまんで
回し、必要に応じＬ型の工具で軽く締める程度で良く、
バックガード２が水栓１０に近接していてもネジ２９を
容易に装着できる。
【００２５】このネジ２９の頭は装飾カバー２８の外面
に露出しているが、このネジ２９は水栓１０の真後に位
置するため、シンク３の使用者には視覚されず、見栄え
が損なわれることも全くない。
に露出しているが、このネジ２９は水栓１０の真後に位
置するため、シンク３の使用者には視覚されず、見栄え
が損なわれることも全くない。
【００２６】第４図は別の実施の形態を示す断面図、第
５図は取付部材のカウンターへの取付構造を示す分解斜
視図である。
５図は取付部材のカウンターへの取付構造を示す分解斜
視図である。
【００２７】この取付部材としての取付筒３５は、カウ
ンター１の上側に配置される短い筒状のものであり、筒
部３６と、該筒部３６の下部から突設されたフランジ部
３７と、筒部３６の下端から突設された環部３８とを備
えている。この筒部３６のカウンター１の正面側に雌ネ
ジ孔３９が設けられている。
ンター１の上側に配置される短い筒状のものであり、筒
部３６と、該筒部３６の下部から突設されたフランジ部
３７と、筒部３６の下端から突設された環部３８とを備
えている。この筒部３６のカウンター１の正面側に雌ネ
ジ孔３９が設けられている。
【００２８】この取付筒３５は、Ｕ形座金４０、長ボル
ト４１、ナット４２及びワッシャ４３、４４を用いてカ
ウンター１に固定されている。
ト４１、ナット４２及びワッシャ４３、４４を用いてカ
ウンター１に固定されている。
【００２９】第４図のその他の構成は第１図と同様であ
り、同一符号は同一部分を示している。
り、同一符号は同一部分を示している。
【００３０】第４図のように水栓１０をカウンター１に
固定する場合にも、取付筒３５をカウンター１に固定し
ておき、まずボディロワー１９の内孔１９ａを該取付筒
３５に外嵌させ、装飾カバー２８の開口３０を水栓１０
の正面側としておき、ネジ９を素孔３２から雌ネジ孔３
９にネジ込む。その後、装飾カバー２８を１８０°回
し、カバー固定ネジ２９を開口３０を通して雌ネジ孔３
１にネジ込む。
固定する場合にも、取付筒３５をカウンター１に固定し
ておき、まずボディロワー１９の内孔１９ａを該取付筒
３５に外嵌させ、装飾カバー２８の開口３０を水栓１０
の正面側としておき、ネジ９を素孔３２から雌ネジ孔３
９にネジ込む。その後、装飾カバー２８を１８０°回
し、カバー固定ネジ２９を開口３０を通して雌ネジ孔３
１にネジ込む。
【００３１】この実施の形態によっても、水栓１０をカ
ウンター１に美栄え良く、堅固にしかも容易に取り付け
ることができる。
ウンター１に美栄え良く、堅固にしかも容易に取り付け
ることができる。
【００３２】なお、第４、５図の場合、取付筒３５はカ
ウンター１の上方側からの作業だけでカウンター１に取
付可能である。即ち、Ｕ型座金４０は水栓取付孔４を通
過可能であり、第５図の如く長ボルト４１にナット４２
を締めることにより、Ｕ型座金４０がカウンター１に固
定される。従って、この取付筒３５は現場でもカウンタ
ー１に容易に固定できる。
ウンター１の上方側からの作業だけでカウンター１に取
付可能である。即ち、Ｕ型座金４０は水栓取付孔４を通
過可能であり、第５図の如く長ボルト４１にナット４２
を締めることにより、Ｕ型座金４０がカウンター１に固
定される。従って、この取付筒３５は現場でもカウンタ
ー１に容易に固定できる。
【００３３】上記実施の形態にあっては、雌ネジ孔８、
３９は取付筒５、３５の真正面に１個だけ設けられてい
るが、例えば第６図の如く、正面側からドライバ等の工
具を支障なく操作できる範囲に複数個の雌ネジ孔８（８
ａ，８ｂ）を設けても良い。なお、第６図のように２個
の雌ネジ孔８ａ、８ｂを設けた場合、装飾カバー２８の
開口３０をまず一方の雌ネジ孔８ａに対面させてネジ９
を雌ネジ孔８ａに差し込み、次いで装飾カバー２８を角
度θだけ回して開口３０を雌ネジ孔８ｂに対面させ、ネ
ジ９を雌ネジ孔８ｂにネジ込み、しかる後開口３０が水
栓１０の真後にくるように装飾カバー２８を回す。雌ネ
ジ孔８が３個以上ある場合も同様にすれば良い。
３９は取付筒５、３５の真正面に１個だけ設けられてい
るが、例えば第６図の如く、正面側からドライバ等の工
具を支障なく操作できる範囲に複数個の雌ネジ孔８（８
ａ，８ｂ）を設けても良い。なお、第６図のように２個
の雌ネジ孔８ａ、８ｂを設けた場合、装飾カバー２８の
開口３０をまず一方の雌ネジ孔８ａに対面させてネジ９
を雌ネジ孔８ａに差し込み、次いで装飾カバー２８を角
度θだけ回して開口３０を雌ネジ孔８ｂに対面させ、ネ
ジ９を雌ネジ孔８ｂにネジ込み、しかる後開口３０が水
栓１０の真後にくるように装飾カバー２８を回す。雌ネ
ジ孔８が３個以上ある場合も同様にすれば良い。
【００３４】上記実施の形態にあっては、カバー２８に
開口３０が設けられているが、開口の代わりに切欠が設
けられても良い。
開口３０が設けられているが、開口の代わりに切欠が設
けられても良い。
【００３５】上記実施の形態にあってはシングルレバー
湯水混合水栓が用いられているが、カウンター直上の部
分が円筒状ないし円柱状となっている水栓であれば、種
類を問わず本発明構造に採用できる。
湯水混合水栓が用いられているが、カウンター直上の部
分が円筒状ないし円柱状となっている水栓であれば、種
類を問わず本発明構造に採用できる。
【００３６】上記実施の形態ではカバー固定ネジ２９が
用いられているが、ピンなどを孔３１に挿入してカバー
２８の回転を防止するようにしても良い。
用いられているが、ピンなどを孔３１に挿入してカバー
２８の回転を防止するようにしても良い。
【００３７】
【発明の効果】以上の通り、本発明の水栓取付構造によ
ると、水栓を上方からカウンタ−に容易にしかも堅固に
取り付けることができる。また、取り付け後の見栄えも
極めて良いものとなる。
ると、水栓を上方からカウンタ−に容易にしかも堅固に
取り付けることができる。また、取り付け後の見栄えも
極めて良いものとなる。
【図１】実施の形態を示す縦断面図である。
【図２】実施の形態を示す分解図である。
【図３】実施の形態を示す取付作業説明図である。
【図４】別の実施の形態を示す断面図である。
【図５】図４の実施の形態における取付筒固定構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図６】取付筒の他の例を示す斜視図である。
【図７】従来例を示す断面図である。
１ カウンタ− ２ バックガード ３ シンク ４ 水栓取付孔 ５，３５ 取付筒 ９ ネジ １０ 水栓 １６ 吐出管 １９ ボディロワー ２８ カバー ２９ カバー固定ネジ ３０ 開口 ３１，３２，３９ 雌ネジ孔 ４０ Ｕ型座金
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E03C 1/042
Claims (5)
- 【請求項１】 カウンタ−の水栓取付孔に水栓取付部材
を固定し、この水栓取付部材に水栓を上方から係合させ
て固定した水栓取付構造において、 前記水栓取付部材は、筒軸心方向をカウンターと略垂直
とした筒状部材であり、 前記水栓の底面には、該水栓取付部材が嵌合した凹部が
設けられ、 該水栓の前面側から該水栓の下部を通って該取付部材に
ネジ込まれたネジ部材により該水栓が該取付部材に固定
されており、 該水栓の下部には、該ネジを覆うカバーが水栓外周に沿
って回転可能に装着されており、 該カバーの水栓後面側の部分には開口又は切欠が設けら
れており、 該開口又は切欠は、該カバーを回すことにより前記ネジ
に対面しうる位置に設けられていることを特徴とする水
栓取付構造。 - 【請求項２】 請求項１において、前記開口又は切欠を
通して、前記カバーの回転を阻止するための部材が前記
水栓の下部に係着されていることを特徴とする水栓取付
構造。 - 【請求項３】 請求項１または２において、前記取付部
材は、前記カウンターの水栓取付孔に挿通された取付筒
であり、 該取付筒から突設されたフランジと該取付筒の下部に螺
着されたナットとによってカウンターの水栓取付孔の周
縁部を上下から挟持して該カウンターに固定されている
ことを特徴とする水栓取付構造。 - 【請求項４】 請求項１又は２において、前記取付部材
は、前記水栓取付孔に挿通されたボルトと、前記カウン
ターの下面に該ボルトを係止させている係止部材と、該
カウンターよりも上方において該ボルトにネジ込まれた
ナットとによってカウンターに固定されていることを特
徴とする水栓取付構造。 - 【請求項５】 カウンタ−の水栓取付孔に水栓取付部材
を固定し、この水栓取付部材に水栓を上方から係合させ
て固定した水栓取付構造において、 前記水栓取付部材は、筒軸心方向をカウンターと略垂直
とした筒状部材であり、 前記水栓の底面は、該水栓取付部材に嵌合し、ネジ部材
によって該水栓が該取付部材に固定されており、 該水栓の下部には、該ネジを覆うカバーが水栓外周に沿
って回転可能に装着されており、 該カバーの水栓後面側の部分には開口又は切欠が設けら
れており、 該開口又は切欠は、該カバーを回すことにより前記ネジ
に対面しうる位置に設けられていることを特徴とする水
栓取付構造。
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|---|---|---|---|
| JP14021296A JP3152150B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 水栓取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP14021296A JP3152150B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 水栓取付構造 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH09316943A JPH09316943A (ja) | 1997-12-09 |
| JP3152150B2 true JP3152150B2 (ja) | 2001-04-03 |
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ID=15263533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14021296A Expired - Fee Related JP3152150B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 水栓取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3152150B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-06-03 JP JP14021296A patent/JP3152150B2/ja not_active Expired - Fee Related
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