JP2553216Y2 - レバーハンドル式水栓におけるレバーハンドルの取付構造 - Google Patents

レバーハンドル式水栓におけるレバーハンドルの取付構造

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JP2553216Y2
JP2553216Y2 JP1990402663U JP40266390U JP2553216Y2 JP 2553216 Y2 JP2553216 Y2 JP 2553216Y2 JP 1990402663 U JP1990402663 U JP 1990402663U JP 40266390 U JP40266390 U JP 40266390U JP 2553216 Y2 JP2553216 Y2 JP 2553216Y2
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lever handle
lever
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handle
hole
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健次 岡山
良博 山根
浩司 中野
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はレバーハンドル式水栓に
おけるレバーハンドル取付構造、特にレバーハンドルが
そのレバー部を上方に向けて水栓本体の側周面に取付け
られる形式の水栓におけるレバーハンドルの取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レバーハンドルがそのレバー部を
上方に向けて水栓本体の側周面に取付けられる形式の水
栓におけるレバーハンドルの取付構造は、図4に示すよ
うにレバーハンドル1の下面側から止めネジ6をねじ込
んでレバーハンドル1をスピンドル5に取付け固定して
いる(実開平1−178283号公報参照)。これは、
上記止めネジを操作するドライバー等の工具を通す必要
上、レバーハンドルに開けなければならない孔が目立た
ないようにレバーハンドル下面に位置させようとするた
めである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このように
レバーハンドルがそのレバー部を上方に向けて水栓本体
の側周面に取付けられる形式の水栓は、カウンターや洗
面器上面等に設置される場合が多く、レバーハンドル下
面と取付面との間隔が小さいため、水栓設置状態におい
てハンドルの着脱を行う場合、ドライバー等の操作がし
にくく、特殊な工具を用いなければ止めネジを締付けた
り、緩めたりすることができないことがあり、メンテナ
ンス性が非常に悪い。
【0004】本考案は従来技術が有する上記問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とする処は、レバーハン
ドルのレバー部を水栓本体の側周面に上方を向けて取付
けると共に、レバーハンドルの主体部の裏面側に設けた
取付凹部を、水栓本体側周面の開口より突出するスピン
ドルの外端に嵌合し、両者を止めネジで固定するレバー
ハンドル式水栓において、外観上の見栄を損なうことな
くメンテナンス性を向上させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案のレバーハンドル式水栓におけるレバーハンド
ルの取付構造では、レバーハンドルのレバー部を水栓本
体の側周面に上方を向けて取付けると共に、レバーハン
ドルの主体部の裏面側に設けた取付凹部を、水栓本体側
周面の開口より突出するスピンドルの外端に嵌合し、両
者を止めネジで固定するレバーハンドル式水栓におい
て、レバーハンドルに開設する止めネジ用の孔をレバー
ハンドルの上面に開口せしめて設け、該孔にはインデッ
クス兼用のキャップを取付けてこれを塞ぐものである。
【0006】
【作用】以上のように構成したレバーハンドル式水栓に
おけるレバーハンドル取付構造にあっては、レバーハン
ドルのレバー部を水栓本体の側周面に上方を向けて取付
けると共に、レバーハンドルの主体部の裏面側に設けた
取付凹部を、水栓本体側周面の開口より突出するスピン
ドルの外端に嵌合し、両者を止めネジで固定するレバー
ハンドル式水栓において、レバーハンドルをスピンドル
に固定する止めネジのねじ込みを上方から行なうことが
可能となり、しかもそのためにハンドルに開設する孔は
インデックス兼用のキャップで塞がれて止めネジは見え
ない。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明
する。図中3はカウンター9上面や、浴槽上縁面に設置
される所謂デッキタイプの水栓本体で、その側面には開
口4が設けられており、内部の弁機構に連係して弁機構
を作動せしめるスピンドル5が上記開口4より外部に突
出している。
【0008】そして、このスピンドル5の外端にレバー
ハンドル1が取付けられる。レバーハンドル1は水栓本
体3の開口4を覆うキャップ状のハンドル主体部1aと
該ハンドル主体部1aの側周面から延びるレバー部1b
とからなり、凹状に形成されたハンドル主体部1aの裏
面には取付凹部2を有する円筒状のスピンドル係合部1
0が設けられている。
【0009】レバーハンドル1はスピンドル係合部10
の取付凹部2をスピンドル5外端に嵌合して弁閉止時に
おいてレバー部1bが上方に向かって延びるように水栓
本体3に取付けられるもので、相互に嵌合するスピンド
ル5外端とスピンドル係合部10の取付凹孔2の形状は
スピンドル5に対してレバーハンドル1が空回りしない
ように多角形に形成されている。
【0010】尚、レバーハンドル1の空回りはスピンド
ル5外端の周面とスピンドル係合部の取付凹孔2の内周
面に相互に係合するスプラインを形成することにより防
止しても良い。
【0011】またレバーハンドル1にはこれをスピンド
ル5に固定する止めネジ6用の孔7がハンドル主体部1
aの上面に開口するように開設されている。上記止めネ
ジ用の孔7はスピンドル係合部10に開穿されるネジ孔
7aと、このネジ孔7aに螺挿する止めネジ6をレバー
ハンドル1外部からドライバー等で操作するためにハン
ドル主体部1aの側周面に開穿される工具挿通孔7bか
らなり、工具挿通孔7bがハンドル主体部1aの側周面
上面部分、即ちレバー部1bの根本部分近傍のハンドル
主体部1a側周面に貫通開穿され、この工具挿通孔7b
に対応するスピンドル係合部10の部位にネジ孔7aが
貫通開穿されている。
【0012】そして、上記ネジ孔7aにねじ込まれる止
めネジ6はその先端をスピンドル5の周面に圧接してス
ピンドル5とレバーハンドル1を固定する。また、工具
挿通孔7bにはキャップ8が、この孔7bを塞いで着脱
自在に装着される。キャップ8は裏面に複数の弾性脚8
aを有し、該脚8aを工具挿通孔7bに嵌合してその弾
性により工具挿通孔7bに取付けられる。
【0013】上記キャップ8は水栓操作のためのインデ
ックスを兼用するようになし目立ち易い所望の色に着色
して例えば水栓が湯水混合栓の場合には図示するように
水栓本体3に施した温度変化を示すインデックス11と
対応して温度調節の指標となるように構成する。また、
単水栓の場合にはバルブ開閉の指標を構成するようにし
ても良い。尚、図3のように上記キャップ8に湯側、水
側を示す表示12a,12bを施し、その表示12a,
12bを湯側、水側を示す色、例えば湯側の表示12a
を赤、水側の表示12bを青に着色して水栓操作のため
のインデックを兼用する構成としても良い。
【0014】
【考案の効果】本考案は以上のように構成し、レバーハ
ンドルとスピンドルを固定する止めネジ用の孔をレバー
ハンドルの上面に開口させて設けたので、レバーハンド
ルのレバー部を水栓本体の側周面に上方を向けて取付け
ると共に、レバーハンドルの主体部の裏面側に設けた取
付凹部を、水栓本体側周面の開口より突出するスピンド
ルの外端に嵌合し、両者を止めネジで固定するレバーハ
ンドル式水栓において、止めネジを締付けたり、緩めた
りする作業をドライバー等で上方より簡単に行なうこと
ができ、特殊な工具も必要としない。従ってメンテナン
ス性が良い。
【0015】また止めネジ用の孔にはキャップを取付け
てこれを防ぐので、使用者等にはネジが見えず、外観上
の見栄えを損なうことがない。しかも上記キャップはイ
ンデックスを兼用するので、孔を隠すためのキャップと
は思われず、違和感を与えたりすることもなく、該部に
孔があることさえも使用者に感じさせない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のレバーハンドル式水栓におけるレバー
ハンドルの取付構造の一実施例を示す要部の断面図。
【図2】図1のa−a矢視図。
【図3】他の実施例を示す図1のa−a矢視図。
【図4】従来のレバーハンドル式水栓におけるレバーハ
ンドルの取付構造の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1 レバーハンドル 2 取付凹部 3 水栓本体 4 開口 5 スピンドル 6 止めネジ 7 止めネジ用の孔 8 インデックス兼
用のキャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−22484(JP,U) 実開 昭55−66273(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レバーハンドルのレバー部を水栓本体の
    側周面に上方を向けて取付けると共に、レバーハンドル
    の主体部の裏面側に設けた取付凹部を、水栓本体側周面
    の開口より突出するスピンドルの外端に嵌合し、両者を
    止めネジで固定するレバーハンドル式水栓において、上
    記止めネジ用の孔をレバーハンドルの上面に開口せしめ
    て設け、該孔にはインデックス兼用のキャップを着脱自
    在に取付てこれを塞ぐことを特徴とするレバーハンドル
    の取付構造。
JP1990402663U 1990-12-28 1990-12-28 レバーハンドル式水栓におけるレバーハンドルの取付構造 Expired - Fee Related JP2553216Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219073A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 株式会社タカギ 水栓および水栓用レバーハンドルアッセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61115417A (ja) * 1984-11-12 1986-06-03 日本鉱業株式会社 わさび幼苗の大量増殖法

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JP2014219073A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 株式会社タカギ 水栓および水栓用レバーハンドルアッセンブリ

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