JP3200561B2 - 埋込式水栓の取付構造 - Google Patents

埋込式水栓の取付構造

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JP3200561B2 JP17578896A JP17578896A JP3200561B2 JP 3200561 B2 JP3200561 B2 JP 3200561B2 JP 17578896 A JP17578896 A JP 17578896A JP 17578896 A JP17578896 A JP 17578896A JP 3200561 B2 JP3200561 B2 JP 3200561B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は埋込式水栓の取付
構造に関し、詳しくは取付状態において吐水管が位置固
定とされる埋込式水栓の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
ユニットバスルームにおける水栓の設置形態として、壁
に接して設けたカウンターの前端より垂下する前板に対
して水栓を埋込式に取り付けるといったことが行われて
いる。この場合の水栓の取付構造として、従来図7
(A)に示すもの(特開平5−311707)及び図7
(B)に示すもの(特開平5−1438)などがそれぞ
れ公知である。
【0003】これらの図に示しているようにこの種埋込
式水栓の従来の取付構造は、カウンター200の前板2
02の内側に水栓本体206などを配置する一方、前板
202の前側に吐水管208やハンドル210などを配
置し、それらにて前板202を内外両側から挟み込むよ
うにして水栓を取り付けるといったものであった。
【0004】この取付構造の場合、水栓の取付けに際し
て、特に吐水管208の取付けに際しては、単に前板2
02に嵌込孔を設けておいてそこに吐水管208側若し
くは水栓本体206又は前板202の内側に配置される
内側部材の一方を嵌め込み、その状態で吐水管208と
内側部材又は水栓本体206とを連結することで吐水管
208の組付けを行うことが可能である。
【0005】しかしながらこの場合、吐水管208を水
栓本体206ないし内側部材と予め別体に構成しておい
て、施工現場で吐水管208を水栓本体206ないし内
側部材と連結する作業が必要であって施工に多くの手間
がかかり、施工性の点で問題がある。
【0006】ところでこの形態の埋込式水栓、即ち吐水
管全体が前板202より突き出し、外部に露出した形態
の水栓に対して吐水管の大部分(又は一部)を前板20
2の内側に位置させ、吐水口を含む先端部分のみを前板
202の前側に位置させた上、これを全体的に前板20
2の前側に配置したカバーの内部に隠蔽するようになし
た水栓が本発明者によって考えられている。この形態の
水栓にあっては、吐水管が全体的に隠蔽状態となり、水
栓の煩雑感を少なくし得て美観を良好となすことができ
る。
【0007】ところでこの形態の埋込式水栓の場合、吐
水管と水栓本体との連結部位が前板等の取付部材の内側
に位置することから、予め吐水管を水栓本体に対して一
体化しておくことが、施工現場における吐水管と水栓本
体との連結作業(組付作業)を省略し得て好都合であ
る。但しこの場合、以下のような問題が生ずる。
【0008】即ち、このように予め吐水管を水栓本体に
一体化しておいた場合、水栓本体を前板等の取付部材に
組み付けるに際して、吐水管を取付部材に形成した開口
を通して前側に突き出させなければならず、このときに
吐水管の形状によっては、例えば吐水管の先端部分が直
角に折れ曲がった形態をなしているような場合、水栓本
体を上記取付部材又は支持部材に対して一定の向き,位
置に保持しつつ取付けを行うときに、上記開口に対して
吐水管先端部を挿通させることが困難となり、場合によ
って水栓の取付けができなくなるといった問題が生ず
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明の取付構造は、水栓取付部材の内側の部位におい
て水栓本体より延び出させた吐水管を該取付部材に形成
した開口より前側に延び出させた上、先端の吐水口を該
開口の下端縁より下側の固定位置に固定した状態に水栓
の取付けを行うようになした埋込式水栓の取付構造であ
って、前記吐水管を、取付け前の状態において前記水栓
本体に対し少なくとも前記先端の吐水口が前記開口を通
過可能な位置まで回転可能となしておき、該開口に対し
て該吐水口を通過させた後において該吐水管を最終の組
付位置まで回転させ、固定状態となすようにしたことを
特徴とする(請求項1)。
【0010】本願の別の発明の取付構造は、請求項1に
おいて、前記吐水管が前記取付部材の前面に配置される
カバーの内側に実質上全体的に隠蔽されるものであるこ
とを特徴とする(請求項2)。
【0011】本願の更に別の発明の取付構造は、請求項
1又は2において、前記水栓本体に形成した嵌込部を、
前記取付部材若しくはこれとは別途の支持部材に形成し
た嵌込孔に対して、該取付部材若しくは支持部材の内側
から嵌め込んで固定するようになしたことを特徴とする
(請求項3)。
【0012】本願の更に別の発明の取付構造は、請求項
1,2,3の何れかにおいて、前記水栓本体が前記取付
部材とは別途の支持部材に固定されて支持されるものと
されており、且つ該支持部材には、前記吐水管との干渉
を回避し、内側に該吐水管の回転空間を形成する前方向
への突出部が形成されていることを特徴とする(請求項
4)。
【0013】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の埋込式
水栓の取付構造は、取付部材の内側において水栓本体よ
り延び出し、吐水口が取付部材に形成した開口を通って
前側に突き出した形態の埋込式水栓において、その吐水
管を取付け前の状態において水栓本体に対し回転可能、
具体的には先端の吐水口が開口を通過する位置まで回転
可能となしておき、そして吐水口を、開口を通過させた
後において最終の組付位置まで回転させてそこに固定す
るようになしたもので、本取付構造によれば、予め吐水
管を水栓本体に一体化しておいた場合においても、支障
なく先端の吐水口が取付部材に形成した開口より前方に
突き出す状態に水栓の取付けを行うことができる。
【0014】またこの取付構造によれば、吐水管が予め
水栓本体に一体化されているため、施工現場において吐
水管と水栓本体との組付けを行う必要がなく、施工性を
良好となすことができる。
【0015】請求項2の取付構造は、本発明を、吐水管
が実質上全体的に取付部材の前面に配置されるカバーの
内側に隠蔽される水栓の取付けに適用したもので、この
取付構造によれば、吐水管をカバーの内側に隠蔽して水
栓における煩雑感を可及的に少なくし得、水栓ないしそ
の取付部分の美観を良好となすことができる。
【0016】請求項3の取付構造は、水栓本体に形成し
た嵌込部を取付部材若しくはこれとは別途の支持部材に
形成した嵌込孔に対して、内側から前方向に嵌め込んで
固定するようになしたものである。この取付構造にあっ
ては、水栓本体を取付部材若しくはこれとは別途の支持
部材に対して所定の向き,位置に保持しつつ取り付ける
こととなる。
【0017】このとき、吐水管の形状によっては取付部
材に形成した開口に対して吐水管先端部を通過させるこ
とが困難となる場合があるが、本発明では吐水管が水栓
本体に対して固定前の状態において回転可能とされてい
るため、かかる吐水管を回転動作させることによって、
容易に開口に対して吐水管先端部を通過させ、前側に突
き出させることができる。
【0018】請求項4の取付構造は、上記取付部材とは
別途の支持部材に対して水栓本体を固定して支持させる
ようになすとともに、その支持部材に対して、吐水管と
の干渉を回避し、内側に吐水管の回転空間を形成する前
方向への突出部を形成するようになしたもので、この取
付構造によれば、吐水管を支持部材に対しても干渉させ
ることなく、支障なく回転動作させることができ、従っ
て水栓を円滑に取付作業することができる。
【0019】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1はユニットバスルームの内部を示したも
ので、同図において10は浴槽、12は洗い場、14は
洗い場12に隣接して壁パネル18に接するように設け
られたカウンターであり、16は浴槽10用の混合水栓
である。
【0020】上記壁パネル18の内面にはミラー20が
設けられており、更にミラー20の上方においてスライ
ドバー22が縦向きに設けられている。スライドバー2
2にはスライド部材24がスライド可能に取り付けられ
ており、そのスライド部材24に設けられた掛止部に対
してシャワーヘッド26が掛止されている。
【0021】壁パネル18の内面には、また、シャワー
エルボ28が設けられており、このシャワーエルボ28
からシャワーホース30が延び出している。そしてその
先端が上記シャワーヘッド26に接続されている。
【0022】図1において、32はカウンター14の前
端から垂直に立ち下がる取付部材としての前板であっ
て、そこに本例の埋込式混合水栓34が後述の支持部材
としての支持ブラケットを介して取り付けられている。
混合水栓34は、前板32の前側(室内側)において下
向きの吐水口36を有しており、また化粧カバー38の
前面側に温度調節ハンドル40と、混合水の送り先を吐
水口36からシャワーヘッド26側に若しくはその逆に
切替え、又は吐水量調節ないし吐水停止を行う吐水切替
ハンドル42を有している。
【0023】図4において、44は矩形枠状の支持フレ
ームであって、左右方向に所定間隔離れた位置において
後方の壁パネル18に固定されている。46はこれら一
対の支持フレーム44にまたがって配置されたプレート
状の支持ブラケットであって、左右方向端部がそれら一
対の支持フレーム44に対して取付固定されている。こ
の支持ブラケット46は、左右方向中間部が室内方向に
屈曲状に突出させられており、その突出部48が前板3
2、具体的には前板32における上部32Aに形成され
た矩形状の開口49を通って室内側に突出させられてい
る。
【0024】この支持ブラケット46における突出部4
8には、一対の嵌込孔50が形成されいる。それら嵌込
孔50は、混合水栓34を取り付けるためのものであ
る。更にそれら嵌込孔50の間において、室内方向に突
出する屈曲状の第二の突出部52が形成されている。ま
たこの第二の突出部52の下端部には、室外方向に折れ
曲がる曲げ片54が設けられている。この曲げ片54に
は、更にU字状の切欠き56が形成されている。この切
欠き56は、上記吐水口36を固定するためのものであ
る。
【0025】図4に示しているように、本例の混合水栓
34は支持ブラケット46の内側(室外側)に水栓本体
58が配置され、この水栓本体58が支持ブラケット4
6に固定されている。この水栓本体58は、主として湯
水の混合を行う第一ボデー60と、主として混合水の送
り先の切替えを行う切替弁を内蔵した第二ボデー62
と、それらを連絡する連絡部64とを有しており、そし
て第一ボデー60及び第二ボデー62のそれぞれに嵌込
部66が設けられている。これら嵌込部66の外周面に
は雄ねじが形成されている。また水栓本体58、具体的
には第二ボデー62からは先端側の所定長さ部分がほぼ
直角に折れ曲がった形状の吐水管68が延び出してお
り、その先端部が上記吐水口36として構成されてい
る。この吐水管68は、上下に所定角度回転可能とされ
ている。
【0026】図2及び図3は、本例の混合水栓34の取
付構造を取付完了状態において示したもので、これらの
図中70は水又は湯の供給管であり、また72は混合水
をシャワーヘッド26側に流出させる流出管である。こ
の流出管72は、壁パネル18の裏側の配管74を介し
て壁パネル18の内面側のシャワーホース30にシャワ
ーエルボ28を経て接続されている。
【0027】図4に示しているように上記第一ボデー6
0及び第二ボデー62には、嵌込部66の基端部におい
てフランジ76が一体に形成されている。而して嵌込部
66は、支持ブラケット46における突出部48の嵌込
孔50に内側から嵌め込まれ、そしてそのフランジ76
と嵌込部66にねじ込まれた締付ナット78とで突出部
48を内外両側から挟み込む状態で水栓本体58が支持
ブラケット46に対して固定されている。
【0028】この支持ブラケット46における突出部4
8の前側(図3中左側)には、断面がコ字状の化粧カバ
ー38が配置されており、この化粧カバー38によって
突出部48、水栓本体58の取付部及び吐水管68、更
には前板32における上部32Aの開口49が内側に隠
蔽されている。
【0029】この化粧カバー38は、前面が斜め上向き
形状をなしており、その前面部には水栓本体58の第一
ボデー60及び第二ボデー62の嵌込部66に対応する
位置にそれぞれ開口80が設けられており、この開口8
0を嵌込部66が貫通して前方に突き出している。
【0030】そしてその突出部分に対して締付ナット8
6が化粧カバー38の前側からパッキン82及びワッシ
ャー84を介してねじ込まれ、これら締付ナット86と
上記締付ナット78とにより、化粧カバー38が内外両
側から挟み込まれる状態で固定されている。
【0031】図3において88は表示カバーであり、こ
の表示カバー88は嵌込部66の先端部外周に取り付け
られている。この表示カバー88は、吐水切替ハンドル
42又は温度調節ハンドル40の操作内容を表示するも
ので、同時に化粧カバー38の取付部を隠蔽する役割も
果たしている。
【0032】嵌込部66の先端部内側には、ガイド90
が取り付けられており、このガイド90によって水栓本
体58内部より延び出した軸部92が嵌込部66の軸心
と同心状に保持されている。
【0033】そしてその軸部92の先端に温調ハンドル
40又は吐水切替ハンドル42がビス94によって取付
け固定され、それらハンドルの回転動作が軸部92を介
して水栓本体58内部の各機構部に伝えられるようにな
っている。
【0034】図3にも示すように、支持ブラケット46
における突出部48の内側において、第二ボデー62か
らの混合水を吐出する吐水口36が配置されている。こ
の吐水口36は、前板32の開口49より前側に突出し
且つ開口49の下端縁よりも下側に位置させられてい
る。この吐水口36は、支持ブラケット46における第
二の突出部52の下端部に設けられた上記曲げ片54の
切欠き56内を貫通した状態で、締付ナット96により
曲げ片54に対して、即ち支持ブラケット46に対して
固定されている。
【0035】次に図4,図5及び図6に基づいて本例の
混合水栓34の取付手順を詳細に説明する。始めに、壁
パネル18に一対の支持フレーム44を左右方向に所定
間隔離れた位置に固定した上で、支持ブラケット46の
突出部48が室内方向に突出し且つその前面(室内側
面)が斜め上方に向くように、支持ブラケット46を支
持フレーム44に固定する。
【0036】そして支持ブラケット46の突出部48
が、前板32における上部32Aの開口49を貫通して
室内側に突出するように、上部32Aを支持フレーム4
4に取付固定する(図4参照)。尚、支持フレーム44
はカウンター14の支持部材も兼ねているが、カウンタ
ー14の取付けは後において行われる。
【0037】その後支持ブラケット46に対して混合水
栓34の取付けを行う。図5から明らかなように、水栓
本体58は取付状態においては、上部32Aの開口49
の下端縁よりも吐水口36が下側に位置しており、従っ
て水栓本体58における嵌込部66を支持ブラケット4
6における開口50に対して所定の向き,位置に保持し
つつ嵌込操作する際、そのままでは開口49に対して吐
水口36を通過させることができない。
【0038】そこで本例の場合、図示するように吐水管
68を取付け前の状態において水栓本体58に対し図中
上方向に所定角度回転させることでその先端の吐水口3
6を、開口49を通過する位置まで上方に回転移動さ
せ、その状態で嵌込部66を支持ブラケット46におけ
る嵌込孔50内に嵌め込むとともに、吐水口36を前板
32における開口49を通過させる。
【0039】そして開口49に対して吐水口36を通過
させた後に、吐水管68を図中下方向に所定角度回転さ
せることで、吐水口36を最終の組付位置まで位置移動
させる。その際、本例においては支持ブラケット46の
突出部48の内側において、吐水管68を支持フレーム
44に対して干渉させることなく回転動作させることが
できる。
【0040】次に嵌込部66に締付ナット78をねじ込
み、嵌込部66のフランジ76と締付ナット78とで支
持ブラケット46の突出部48を挾み込むことで、水栓
本体58を支持ブラケット46に取付固定する。また吐
水口36に締付ナット96をねじ込み、吐水口36を曲
げ片54、即ち支持ブラケット46に固定する(図6参
照)。
【0041】さて水栓本体58を支持ブラケット46に
取り付けたところで、次に化粧カバー38の取付を行
う。具体的には、図6に示すように化粧カバー38の開
口80に嵌込部66を貫通させた上で、嵌込部66にパ
ッキン82,ワッシャー84を嵌め込み、更に締付ナッ
ト86をねじ込み、この締付ナット86を締め付けるこ
とで化粧カバー38を取り付ける。
【0042】そして更に嵌込部66に表示カバー88を
嵌め合わせた上で、ビス94によりハンドル40及び4
2を軸部92の先端に固定し、その後にハンドル40,
42に盲栓を取り付けてビス固定部を隠蔽する。
【0043】上記した本例の取付構造によれば、予め吐
水管68を水栓本体58に一体化しておいたにもかかわ
らず、支障なく先端の吐水口36が前板32に形成した
開口49より前方に突き出す状態に水栓34の取付けを
行うことができる。
【0044】また本例の取付構造によれば、吐水管68
が予め水栓本体58に一体化されているため、施工現場
において吐水管68と水栓本体58との組付けを行う必
要がなく、施工性を良好となすことができる。
【0045】本例の取付構造においては、吐水管68が
実質上全体的に前板32の前面に配置される化粧カバー
38の内側に隠蔽されており、従って本例の取付構造に
よれば、混合水栓34における煩雑感を可及的に少なく
し得、混合水栓34ないしその取付部分の美観を良好と
なすことができる。
【0046】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。 例えば、上記実施例では前板3
2とは別体の支持部材としての支持ブラケット46を設
けて、そこに水栓本体を固定し支持させるようになして
いるが、かかる水栓本体を取付部材としての前板に直接
的に固定し、支持させることも勿論可能であるなど、本
発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加
えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である水栓の取付構造を含む
ユニットバスルーム内部の図である。
【図2】図1における水栓の取付構造をカウンター内部
とともに示す断面図である。
【図3】図2における水栓の取付構造の要部拡大断面図
である。
【図4】図3における取付構造の分解斜視図である。
【図5】同実施例における取付構造を、水栓本体を取り
付ける前の状態で示す分解図である。
【図6】図5に続く、取付構造の分解図である。
【図7】従来の水栓の取付構造例を示す図である。
【符号の説明】
32 前板 32A 上部 34 埋込式混合水栓 36 吐水口 38 化粧カバー 46 支持ブラケット 48,52 突出部 49 開口 50 嵌込孔 58 水栓本体 66 嵌込部 68 吐水管

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓取付部材の内側の部位において水栓
    本体より延び出させた吐水管を該取付部材に形成した開
    口より前側に延び出させた上、先端の吐水口を該開口の
    下端縁より下側の固定位置に固定した状態に水栓の取付
    けを行うようになした埋込式水栓の取付構造であって前
    記吐水管を、取付け前の状態において前記水栓本体に対
    し少なくとも前記先端の吐水口が前記開口を通過可能な
    位置まで回転可能となしておき、該開口に対して該吐水
    口を通過させた後において該吐水管を最終の組付位置ま
    で回転させ、固定状態となすようにしたことを特徴とす
    る埋込式水栓の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記吐水管が前記取
    付部材の前面に配置されるカバーの内側に実質上全体的
    に隠蔽されるものであることを特徴とする埋込式水栓の
    取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記水栓本体
    に形成した嵌込部を、前記取付部材若しくはこれとは別
    途の支持部材に形成した嵌込孔に対して、該取付部材若
    しくは支持部材の内側から嵌め込んで固定するようにな
    したことを特徴とする埋込式水栓の取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
    記水栓本体が前記取付部材とは別途の支持部材に固定さ
    れて支持されるものとされており、且つ該支持部材に
    は、前記吐水管との干渉を回避し、内側に該吐水管の回
    転空間を形成する前方向への突出部が形成されているこ
    とを特徴とする埋込式水栓の取付構造。
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