JPH0460284A - 水栓 - Google Patents

水栓

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JPH0460284A
JPH0460284A JP17321690A JP17321690A JPH0460284A JP H0460284 A JPH0460284 A JP H0460284A JP 17321690 A JP17321690 A JP 17321690A JP 17321690 A JP17321690 A JP 17321690A JP H0460284 A JPH0460284 A JP H0460284A
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faucet
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cock body
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Yasuo Yuki
結城 康夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は壁材水栓に関する。
(従来の技術) 流し台の正面壁面その他の壁面に取り付けられる壁材の
水栓は、一般に、第5図に示しているように水栓本体と
共にへの字形の取付用の脚102を有し、その脚102
を介して水栓本体100と壁面に埋込配設された給水及
び/又は給湯用の配管とが接続され、且つかかる脚10
2によって水栓本体100が支持される構造となってい
る。
ところで壁面内部に埋込配設された配管の端部、即ち水
栓と接続される配管の端部は、所定寸法範囲内で上下又
は左右方向に位置のばらつきがある。この点上記脚10
2を有する従来の水栓は、その脚102によって位置寸
法のばらつきを吸収できるといった優れた利点を有して
いる。具体的に言うと、一端において配管端部に接続さ
れた脚102の傾き角度を左右独立に変化させることに
よって、それぞれの脚102の他端側の位置を上下左右
にコントロールすることができ、これによって上記配管
端部の寸法のばらつきを吸収しつつ、水栓本体100を
水平姿勢に保持することができるといった利点を有して
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこの脚102の形状は煩雑であり、しかも
その脚には洗剤等が乾いた後に残る白い斑点その他の汚
れが残り易いのに加えて、上記のように配管端部の位置
誤差吸収のために傾き角を調整した脚の傾斜角度が左右
で異なったりするとバランスを失し、このことが脚の形
状が煩雑であることと相俟って水栓全体の美感を損ねる
原因となっていた。
従来より、水栓の外観を芙しくしようとして水栓本体金
具については種々工夫が施されているが、上記脚の形状
はその機能からほぼ定形的な形状とならざるを得す、し
かもこの脚はスペース的にも多くの部分を占めていて水
栓の美観を左右する重要な要素となっており、このこと
が水栓全体の美感を更に向上させる上で支障となってい
た。
(課題を解決するための手段) 本発明の水栓はこのような課題を解決するために案出さ
れたものであり、その要旨は、壁面に取り付けられる水
栓であって、水栓本体と、該水栓本体から延び出す吐水
口と、壁面に埋込配設された給水及び/又は給湯用配管
に対して該水栓本体の木又は湯の通路を接続する接続部
とを有し、且つ該水栓本体が壁面より直接延び出す形態
を成し、前記接続部が水栓本体により隠蔽される状態で
設けられていることにある。
(作用及び発明の効果) このように本発明の水栓は、水栓本体が壁面より直接延
び出す形態を成し、そこには従来備えられている脚が現
われていない、このため水栓の壁面への取付部を含む全
体の外観がスッキリとなって美観が向上する。
また水栓全体の外観は水栓本体のみによって定まり、水
栓本体の形状、外観を変えた場合において、水栓全体の
美観、印象が、はぼ定形を成し且つ煩雑な脚の存在によ
って希釈されるといったことがないから、水栓全体のデ
ザインを脚による制約を受けないで自由に変化させるこ
とができるようになる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第1図ないし第3図において、lOは壁材混合水栓であ
って、水栓本体12を有し、この水栓本体12から吐水
口14が延び出している。尚第2図において16.18
は操作用ハンドルである。
この水栓本体12は、第1図に示しているように壁面1
9から直接延び出す形態を成し、基端側にボックス部2
0を、また壁面より一定距離離れた位置に温度調節部等
の機構部21を有している。
このボックス部20は、第3図に示しているように下面
に開放部22を有しており、この開放部22が蓋体24
(第1図参照)にて閉鎖されるようになっている。
このボックス部20の内部には、強度部材としてのフレ
ーム26が配設されている。フレーム26は、第3図に
示しているように壁面19に沿って垂下する垂下部28
と、かかる垂下部28の上端部及び下端部より水平方向
に延び出す支持部30及び蓋固定部31とを有しており
、その支持部30によってボックス部20の上壁下面を
支持し、また蓋固定部3工において前記蓋体24の一端
を固定し得るようになっている。
ボックス部20の内部には、また、一対のフレキシブル
管32が収容されている。各フレキシブル管32は、先
端側が水栓本体12の接続口に接続され、また他端側が
壁面19に埋込配設された給水又は給湯用の配管の端7
91135(厳密には配管端部より延び出した#続金具
、以下単に配管端部とする)に接続され、かかる配管と
水栓本体12とを連絡している。
第3図に示しているように前記フレーム26の垂下部2
8には、への字形状を成す貫通の長穴36が設けられて
おり、これら長大36を前記配管端部35が貫通して壁
面19の前面側に突き出している。
本例の混合水栓10は、次のようにして壁面19に取り
付けることができる。
即ち先ず配管端部35をフレーム26の長穴36より突
出させるようにして、かかるフレーム26を壁面19に
V、着させ、しかる後ナット38(第1図)を配管端部
35に締め込んでこれを壁面19上に固定する。尚必要
に応じてビス40(第3図)を壁面に打ち込んでも良い
尚このフレーム垂下部28における前面側の長穴36周
辺部には、微少な多数の凹凸が形成されている。この凹
凸形状部は、長穴36においてナツト38の締込みによ
りフレーム26の固定を行うとき、フレーム26の位置
がずれるのを防止するためのものである。
次に水用及び湯層の一対のフレキシブル管32を配管端
部35と水栓本体12とに接続し、しかる後水栓本体1
2のボックス部20の上側壁部をフレーム26の支持部
30上に載せた上、下面側において蓋体24の各端部を
フレーム26と水栓本体12とに固定する。これにより
水栓本体12が壁面19に固定され、且つ給水または給
湯用の配管端部35に接続された状態となる。
本例の水栓lOは、以下のような種々の特長を有してい
る。
先ず第一にこの水栓10は、従来の水栓に備えられてい
る脚を有さず、全体の外観がスッキリとして美観が良好
である。
第二に、フレキシブル管32によって配管端部35と水
栓本体12とを接続するようにしているため、このフレ
キシブル管32の可撓性に基づいて、配管端部35の位
置の誤差を良好に吸収することができる。またこのよう
なフレキシブル管32を用いることにより、水栓本体1
2の接続口を予め最終の配置位置に保持した状態で接続
作業を行わなくても良く、即ち接続作業後にフレキシブ
ル管32を伸縮或いは撓ませることによって、水栓本体
12の接続口を最終の位置に持ちきたすことができるた
め、配管端部35と水栓本体12との接続作業を容易に
行える利点を有する。
尚本例においては、フレーム26に形成した長穴36が
、配管端部35を突出させるための挿通穴とフレーム2
6固定用の取付穴とを兼用しており、そしてその取付穴
がハの字状の長穴とされているため、フレーム26の固
定に際しても配管端部35の位置誤差を吸収できる利点
を有している。長穴36内において配管端部35の位置
を相対的にずらせることができ、これを以て配管端部3
5の位置誤差を吸収できるのである。
但し配管端部35の位置誤差を吸収することだけを考え
るならば、この長穴36を第4図に示すような形状、即
ち左右一方の長穴36を縦方向に、また他方の長穴36
を横方向に形成し、それらによって縦方向又は横方向の
位置誤差を吸収するようにもできる。しかしながらこれ
ら縦、横の長穴36において配管端部35の位置誤差を
吸収するようにした場合、フレーム26のセンターつま
り水栓lOのセンターが予め設定した所望のセンターか
ら大きくずれてしまう心配がある。
しかるに長穴36を上記ハの字形状とした本例の水栓l
Oの場合、左右何れも長穴36においても縦、構成分の
寸法誤差を調節できるため、センターからのずれを必要
最小限に押え得る利点がある。
尚このようにフレーム26に形成した穴を以て、配管端
部35突出用の穴とフレーム固定のための取付穴とを兼
用させる場合には、かかる穴の形状を、配管端部35の
位置誤差を吸収できるようにすることが必要であるが、
その穴を単に配管端部35を突出させるためだけの穴と
して用い、フレーム26の固定は別途の穴において行う
ようにすれば、その配管突出用の穴を十分に大きく形成
しておくことによって、水栓本体12を水平に保持しつ
つ配管端部35の位置誤差を確実に吸収することができ
る。配管端部35と水栓本体12とを接続するための管
がフレキシブル管32であって、その寸法誤差をかかる
フレキシブル管32によって十分に吸収できるからであ
る。
第三に、水栓本体12の開放部22が外から見え難く下
面側に配置・形成されており、しかもこの開放部22は
蓋体24にて閉鎖されるようになっているため、即ちこ
の蓋体24が水栓本体12の表面部材の一部を成してい
るため、かかる開放部22の存在によって水栓10の外
観が損なわれず、しかも水栓10の取付作業を容易に行
い得る利点がある。
尚、上例ではフレキシブル管32の接続作業後に水栓本
体12を固定するということで説明したが、その順序を
逆にして、第1図に示すようにビス40等を用いて水栓
本体12をフレーム26に固定した後に、フレキシブル
管32の接続作業を行うこともできる。この場合、水栓
本体12が支持された状態で接続作業を行い得るので、
同作業が容易となる利点が生ずる。
以上本発明の実施例を詳述したが、これはあくまで−具
体例であって、本発明は他の形態で構成することも可能
である。
例えば上例では水栓本体の化粧部材である表面部材と強
度部材としてのフレーム26とが別体に構成されている
が、これらを単一の部材にて構成することも可能である
。この場合部品点数が減少する利点が生じる。
また水栓本体の表面部材を、別体且つ複数の部材を以て
構成することも可能であるし、開放部を閉鎖するための
蓋体を場合によって省略することも可能である。
その他本発明は量水性に適用することも可能であるし、
或いは水栓形状、形態を上側以外の種々形状、形態と成
すことが可能であるなど、その主旨を逸脱しない範囲に
おいて、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態
で構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である壁付混合水栓の一部切
欠側面図であり、第2図はその水栓の全体斜視図、第3
図は同じ水栓の分解斜視図、第4図は同じ水栓の利点を
説明するための説明図、#!5図は従来一般の水栓の斜
視図である。 lO:壁付混合水栓   12:水栓本体14:吐水口
      19:壁面 32:フレキシブル管  35:配管端部特許出願人 
 株式会社 イ す ッ り スj[1図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 壁面に取り付けられる水栓であって、水栓本体と、該水
    栓本体から延び出す吐水口と、壁面に埋込配設された給
    水及び/又は給湯用配管に対して該水栓本体の水又は湯
    の通路を接続する接続部とを有し、且つ該水栓本体が壁
    面より直接延び出す形態を成し、前記接続部が水栓本体
    により隠蔽される状態で設けられていることを特徴とす
    る壁付水栓。
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