JP2001262638A - 水道用コンセント - Google Patents

水道用コンセント

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JP2001262638A
JP2001262638A JP2000072696A JP2000072696A JP2001262638A JP 2001262638 A JP2001262638 A JP 2001262638A JP 2000072696 A JP2000072696 A JP 2000072696A JP 2000072696 A JP2000072696 A JP 2000072696A JP 2001262638 A JP2001262638 A JP 2001262638A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁などの所定位置に確実にかつ簡単に取り付
けることができる水道用コンセントを提供する。 【解決手段】 ハウジング4と、このハウジング4内に
設けられ、流入口5、流出口6および弁体8を有する水
栓本体7と、この水栓本体7の流出口6から送出可能な
水の流量を調整するための流量調整ハンドル9と、この
流量調整ハンドル9の回動操作を前記弁体8に伝達する
ための伝達機構10と、前記水栓本体7の流出口6に固
定され、給水ホースHの上流端に設けられた継手部材
H’が着脱自在である継手部11とを備えた水道用コン
セントDであって、前記水栓本体7の流入口5と、この
流入口5の上流側に設けられ、前記流入口5に水を供給
するための供給管Sとの接続に、可撓管27を用いてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄水器、食器洗い
機、湯沸器、洗濯機などの機器の給水ホースへ給水でき
る水道用コンセントに関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、水道用コンセントとし
て、図8に示すように、ハウジング4と、このハウジン
グ4内に設けられ、流入口5、流出口6および弁体8を
有する水栓本体7と、この水栓本体7の流出口6から送
出可能な水の流量を調整するための流量調整ハンドル9
と、この流量調整ハンドル9の回動操作を前記弁体8に
伝達するための伝達機構10と、前記水栓本体7の流出
口6に固定され、給水ホース(図示せず)の上流端に設
けられた継手部材(図示せず)が着脱自在である継手部
11とを備えたものを開発中である。
【0003】上記水道用コンセントでは、前記ハウジン
グ4に対して水栓本体7を固定するために、前記ハウジ
ング4の底面に固定することが可能であり、かつ前記水
栓本体7の流入口5を連結することが可能である取付台
14が用いられる。そして、この取付台14の真下か
ら、前記流入口5(水道用コンセント)に水または湯を
供給するための供給管Sが接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
水道用コンセントでは、前記取付台14と供給管Sとの
接続においては、取付台14の軸心と供給管Sの軸心と
が同一直線上にある場合には問題が無かったが、前記取
付台14に対して前記供給管Sをその真下から接続する
ことが難しい場合、たとえば取付台14に対して供給管
Sを斜めから接続した場合に、図9(A)に示すよう
に、壁Wに所定の角度で取り付けられた水道用コンセン
トのハウジング4に対して水栓本体7が歪んだ状態で固
定されたり、図9(B)に示すように、ハウジング4お
よび水栓本体7のいずれもが壁Wに対して歪んだ状態で
取り付けられたりするというおそれがあった。
【0005】本発明は上述の事柄に留意してなされたも
ので、その目的は、壁などの所定位置に確実にかつ簡単
に取り付けることができる水道用コンセントを提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の水道用コンセントは、ハウジングと、この
ハウジング内に設けられ、流入口、流出口および弁体を
有する水栓本体と、この水栓本体の流出口から送出可能
な水の流量を調整するための流量調整ハンドルと、この
流量調整ハンドルの回動操作を前記弁体に伝達するため
の伝達機構と、前記水栓本体の流出口に固定され、給水
ホースの上流端に設けられた継手部材が着脱自在である
継手部とを備えた水道用コンセントであって、前記水栓
本体の流入口と、この流入口の上流側に設けられ、前記
流入口に水を供給するための供給管との接続に、可撓管
を用いてある(請求項1)。
【0007】また、ハウジングと、このハウジング内に
設けられ、流入口、流出口および弁体を有する水栓本体
と、この水栓本体の流出口から送出可能な水の流量を調
整するための流量調整ハンドルと、この流量調整ハンド
ルの回動操作を前記弁体に伝達するための伝達機構と、
前記水栓本体の流出口に固定され、給水ホースの上流端
に設けられた継手部材が着脱自在である継手部とを備え
た水道用コンセントであって、前記水栓本体の流入口
と、この流入口の上流側に設けられ、前記流入口に水を
供給するための供給管との接続に、ほぼ筒状であり、外
周面に雄ねじ部が形成された一端側の内周面に凹入部を
有する第一部材と、この第一部材の凹入部に当接させる
ことが可能な凸部を有したほぼ筒状の第二部材と、前記
第一部材の雄ねじ部に螺着可能な雌ねじ部を有し、前記
第一部材および第二部材を連結することが可能な袋ナッ
トとからなる接続機構が用いられ、前記第一部材と第二
部材との連結角度を調整できるように構成してあるとし
てもよい(請求項2)。
【0008】上記の構成により、壁などの所定位置に確
実にかつ簡単に取り付けることができる水道用コンセン
トを提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を、図を
参照しながら説明する。図1および図2は、本発明の第
一実施例に係る水道用コンセントDの構成を概略的に示
す正面図および分解斜視図である。水道用コンセントD
は、縦に並んだ二つの開口1,2が前面部3に形成され
たハウジング4と、このハウジング4内に設けられ、水
または湯の流入口5および流出口6ならびに弁体8を有
する水栓本体7と、前記ハウジング4の一方の開口1に
配置され、前記水栓本体7の流出口6から流出可能な水
の量を調整するための流量調整操作部材であるダイヤル
型の流量調整ハンドル9と、この流量調整ハンドル9の
回動操作を前記弁体8に伝達するための伝達機構10
と、前記水栓本体7の流出口6に固定されるとともに前
記ハウジング4の他方の開口2に配置され、給水ホース
H(図4参照)の上流端に設けられた継手部材H’(図
4参照)が着脱自在である継手部11と、この継手部1
1に対する前記継手部材H’の接続を解除するための接
続解除機構12とを備えている。
【0010】前記開口1,2は、正面視がほぼ円形状と
なるように形成されている。
【0011】前記前面部3は、前記開口1,2が形成さ
れている正面視がほぼ矩形状の中央部3aと、この中央
部3aを前部に設けられた矩形状の開口3cに保持する
枠体3bとからなる。
【0012】前記中央部3aの裏面側の四隅またはその
うちの三隅には、それぞれ係止片3dが設けられてお
り、各係止片3dを前記枠体3bの裏面部3eに係合さ
せることによって、前記中央部3aを前記開口3c内に
おいて保持することができる。
【0013】前記ハウジング4は、ほぼ直方体形状であ
り、前記前面部3と、この前面部3が着脱自在なハウジ
ング本体13とからなる。
【0014】前記ハウジング本体13は、たとえば金属
製であり、上面部13a、下面部13b、背面部13c
および両側面部13d,13dよりなる縦長の箱状をし
ており、前部には前記前面部3が装着される装着口13
eが形成されている。また、前記下面部13bのほぼ中
央には、たとえば円形状の挿通孔13fが形成されてお
り、この挿通孔13fには、上側に前記水栓本体7が固
定される取付台14の下部に設けられた筒部13aが挿
通される。
【0015】前記取付台14は、前記水栓本体7をハウ
ジング本体13に取り付けるためのものであり、たとえ
ば円筒形状の筒部14aと、この筒部14aの上端に形
成されたフランジ部14bと、このフランジ部14の左
右の後部から上方に向けて立設された立設部14c,1
4cとからなる。そして、この取付台14は、前記筒部
14aをハウジング本体13の挿通孔13fに対してそ
の上側から下方に向けて挿通させた後、前記立設部14
c,14cをハウジング本体13の背面部13cにネジ
止めなどで固定することによって、ハウジング本体13
に取り付けられる。なお、前記筒部14aは、水道用コ
ンセントDに水または湯を供給するための供給管S(図
5参照)に接続される。
【0016】前記流入口5は、前記取付台14の筒部1
4a内にOリング5’を介して挿入され、筒部14aの
下部から流入口5までは連通した状態となっている。
【0017】前記水栓本体7は、その左右両側に形成さ
れた突出部7a,7aが、前記取付台14のフランジ部
14bにたとえばネジ止めなどで固定されることによっ
て、取付台14に取り付けられる。そして、前記取付台
14を介して水栓本体7が前記ハウジング本体13に取
り付けられた状態では、前記供給管Sからの水または湯
が、前記筒部14aおよび流入口5を経て水栓本体7の
内部に導入され、流出口6から下流側へ送出される構成
となっている。
【0018】前記弁体8は、水栓本体7の内部に挿入さ
れ、その軸心回りに回転可能な筒体15を有している。
そして、前記流入口5から水栓本体7内に至った水は、
筒体15の側壁に形成され、流出口6に連通する貫通孔
(図示せず)を経た後に流出口6から送出されるように
構成されており、前記筒体15の回動操作に伴って、流
出口6と貫通孔との重なり部分の大きさが変化するた
め、水栓本体7内から流出口6に送出可能な水の流量も
変化することになる。従って、筒体15の回動操作を行
うことにより、流出口6から送出される水の流量を調整
することができる。なお、前記筒体15の内側下部に
は、逆止弁15’が取り付けられる。
【0019】図3および図4は、水道用コンセントDの
伝達機構10および接続解除機構12の構成を概略的に
示す分解斜視図および縦断面図である。前記伝達機構1
0は、前記流量調整ハンドル9を用いて前記筒体15の
回動操作を行うために設けられた機構であり、前記水栓
本体7の上方に突出し、かつ前記筒体15と連動するス
ピンドル軸16と、前記スピンドル軸16の外周に形成
されたアウターセレーションに噛み合うインナーセレー
ションを有する円筒部17およびこの円筒部17の外周
に連設されたピニオン部18からなる回動部材19と、
前記流量調整ハンドル9の後側に連設され、前記回動部
材19のピニオン部18に噛み合うギヤ部材20とから
なる。
【0020】前記継手部11に接続される給水ホースH
の上流端に設けられた継手部材H’としては、たとえば
特願平11−010193号の明細書、図面に記載の継
手部3,4などが用いられる。なお、前記給水ホースH
の下流側には、たとえば浄水器、食器洗い機、湯沸器、
洗濯機などの機器が接続される。
【0021】前記接続解除機構12は、前記流量調整ハ
ンドル9を前方に押し出すことが可能な一端部22a,
22aおよび前記継手部11に接続される給水ホースH
の継手部材H’によって後方に押し入れることが可能な
他端部22b,22bを有する揺動レバー22と、ロッ
ク解除ボタン23およびロック手段24からなるロック
機構25とから構成されている。
【0022】そして、前記接続解除機構12を用いて前
記継手部11に対する継手部材H’の接続を解除するに
は、流量調整ハンドル9を閉状態とした後、前記ロック
解除ボタン23を押し、最後に流量調整ハンドル9を後
側へ押し込むだけでよい。
【0023】前記揺動レバー22は、継手部11に給水
ホースHの継手部材H’が接続されていない状態では、
バネ22cの付勢によって、前記一端部22a,22a
が後方に下がり、他端部22b,22bが前方に出た状
態(以下、初期状態という)となる。そして、揺動レバ
ー22がこの初期状態にあるときは、前記流量調整ハン
ドル9が回動不能となっており、水栓本体7の流出口6
から水が送出されることがない。
【0024】また、前記揺動レバー22は、継手部11
に給水ホースHの継手部材H’が接続された状態では、
継手部材H’によって他端部22b,22bが後方に押
され、これに伴って前記一端部22a,22aが前方に
出た状態(以下、接続状態という)となる。そして、揺
動レバー22がこの接続状態にあるときは、前記流量調
整ハンドル9が回動可能となり、水栓本体7の流出口6
から水を送出させることが可能となる。
【0025】前記ロック解除ボタン23は、前記前面部
3に形成されている。そして、前記ロック手段24は、
揺動レバー22が接続状態にあるときに流量調整ハンド
ル9の後側に位置するアーム24aを有しており、この
アーム24aは流量調整ハンドル9が後側に引っ込むこ
とを防止することから、前記継手部材H’は、流量調整
ハンドル9を後方に押しても継手部11から外れないよ
うにロックされる。なお、前記ロック解除ボタン23を
押すことによって、流量調整ハンドル9の後側に位置し
ていたロック手段24のアーム24aが退き、ロック手
段24による継手部材H’のロックは解除される。
【0026】次に、上記の構成からなる水道用コンセン
トDの動作について説明する。継手部11に給水ホース
Hの継手部材H’が接続されていない状態では、前記揺
動レバー22は初期状態となっており、閉状態の流量調
整ハンドル9を回動操作することができないようになっ
ている。従って、操作ミスなどによって流出口6から不
意に水が送出されるなどの事故が確実に防止されること
となる。
【0027】そして、前記継手部11に継手部材H’を
接続すると、前記揺動レバー22は接続状態となり、流
量調整ハンドル9の回動操作を行うことができるように
なるため、流出口6から送出する水の流量を流量調整ハ
ンドル9を用いて調整するとが可能となる。
【0028】継手部11に対する継手部材H’の接続を
解除するには、まず、流量調整ハンドル9を閉状態と
し、ロック解除ボタン23を押した後、流量調整ハンド
ル9を後方へ押し込むだけでよい。このような構成によ
り、前記流出口6から水が送出されているときに、継手
部11から継手部材H’が外れることなく、水漏れ事故
などを未然に防ぐことができる。
【0029】図5は、水道用コンセントDが設置された
状態の構成を概略的に示す縦断面図である。上記の構成
からなる水道用コンセントDは、前記ハウジング4の前
面部3が壁Wの前面とほぼ面一となるように配置された
状態で取り付けられる。また、前記ハウジング本体13
の左右両側には、前後方向において自在に位置決め可能
であるはさみ板26が設けられており、このはさみ板2
6,26と前記前面部3の枠体3bとで壁Wをはさみこ
むことで、水道用コンセントDが壁Wに対して固定され
る。
【0030】そして、水道用コンセントDの流入口5の
上流側に設けられた供給管Sと、流入口5が内部に挿入
された状態の取付台14の筒部14aとの接続には、可
撓管27が用いられている。
【0031】前記可撓管27は、可撓管本体28と、こ
の可撓管本体28の両端に設けられ、一端部にフランジ
部29aを有し、他端部が前記可撓管本体28内に挿入
された状態で固定されるほぼ筒状の継手部29,29と
からなる。そして、可撓管27と前記供給管Sとの接続
は、袋ナット30によって行われる。
【0032】そして、可撓管27と前記筒部14aとの
接続には、ソケット31および抜け止め部材32が用い
られる。
【0033】前記ソケット31は、ほぼ筒状の部材であ
り、前記筒部14aの下方に連設された雄ねじ部14d
に螺着可能な雌ねじ部31aを上部に有し、フランジ部
31bを中央部に有し、前記継手部29の内部に挿入可
能な小径部31cを下部に有している。
【0034】前記抜け止め部材32は、たとえば特願平
11−293964号の明細書、図面に記載の抜け止め
部材8であり、中央部にスリット33を有する平面視が
ほぼ円弧状の二つの挟持部(図示せず)と、挟持部をつ
なぐ抜け止め部材本体(図示せず)とからなる。
【0035】そして、ソケット31の雌ねじ部31aを
前記雄ねじ部14dに螺着させた後、ソケット31の小
径部31cを継手部29の内部に挿入し、ソケット31
のフランジ部31bと継手部29のフランジ部29aと
を抜け止め部材32のスリット33内に嵌め込んで係止
させることにより、可撓管27と筒部14aとが接続さ
れる。なお、34はカバーであり、抜け止め部材32が
不意に抜けたりすることを防止するためのものである。
【0036】上記の構成からなる水道用コンセントDで
は、前記筒部14aと供給管Sとの間、すなわち流入口
5と供給管Sとの間に可撓管27を設けたことから、た
とえば供給管Sが水道用コンセントDの真下に配置され
ておらず、供給管Sの軸心方向と流入口5の軸心方向と
が一致していない場合であっても、可撓管27によって
筒部14aと供給管Sとを簡単に接続できることから、
壁Wなどの所定位置に確実にかつ簡単に取り付けること
ができる。
【0037】上記の構成からなる水道用コンセントDに
おいて、可撓管27と水道用コンセントDの筒部14a
との接続に、前記ソケット31を用いているが、このソ
ケット31を用いずに、直接可撓管27と水道用コンセ
ントDとを接続するようにしてもよい。
【0038】図6および図7は、供給管Sの接続前およ
び接続後における本発明の第二実施例に係る水道用コン
セントD2 の構成を概略的に示す縦断面図である。な
お、上記第一実施例に示したものと同一構造の部材につ
いては、同じ符号を付し、その説明を省略する。水道用
コンセントD2 は、上記第一実施例の水道用コンセント
Dに比して、取付台14の筒部14aと供給管Sとの接
続に、可撓管27を用いておらず、後述する接続機構3
5を用いている点で異なる。その他の構成については同
じであることから、その説明を省略する。
【0039】前記接続機構35は、前記筒部14aの下
方に連設され、ほぼ筒状であり、外周面に雄ねじ部36
aが形成されているとともに、下端側の内壁が、下側ほ
ど広がる曲面状に形成された凹入部36bとなっている
第一部材36と、外周面が、前記第一部材36の凹入部
36bに対して、向きを変えてもほぼ密接させることが
できる曲面状(たとえばほぼ球面状)に形成された凸部
37aを上端部に有し、中央部にフランジ部37bを有
するほぼ筒状の第二部材37と、前記第一部材36の雄
ねじ部36aに螺着可能な雌ねじ部38aを有し、前記
第一部材36および第二部材37を連結することが可能
な袋ナット38とからなる。
【0040】前記袋ナット38は、前記第一部材36の
雄ねじ部36aに螺合する雌ねじ部38aと、前記第二
部材37の凸部37aが抜けない程度の大きさであり、
かつ内周面が、前記凸部37aが向きを変えてもその外
周面をほぼ密接した状態で保持できるような曲面状に形
成された開口38bとを有している。
【0041】上記の構成からなる接続機構35では、前
記第一部材36と第二部材37との連結角度をある範囲
において自由に調整することができる。
【0042】なお、前記第二部材37と供給管Sとの接
続は、両端部に雌ねじ部39a,39aを有する筒部材
39によって行われる。すなわち、第二部材37と筒部
材39との接続は、第二部材37の上流端に形成された
雄ねじ部37cと筒部材39の一方の雌ねじ部39aと
の螺着によって行われ、筒部材39と供給管Sとの接続
は、筒部材39の他方の雌ねじ部39aと供給管Sの下
流端に形成された雄ねじ部Saとの螺着によって行われ
る。
【0043】上記の構成からなる水道用コンセントD2
では、前記筒部14aと供給管Sとの間、すなわち流入
口5と供給管Sとの間に接続機構35を設けたことか
ら、たとえば供給管Sが水道用コンセントDの真下に配
置されておらず、供給管Sの軸心方向と流入口5の軸心
方向とが一致していない場合であっても、図7に示すよ
うに、接続機構35によって筒部14aと供給管Sとを
簡単に接続できることから、壁Wなどの所定位置に確実
にかつ簡単に取り付けることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、壁
などの所定位置に確実にかつ簡単に取り付けることがで
きる水道用コンセントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る水道用コンセントの
構成を概略的に示す正面図である。
【図2】上記実施例の構成を概略的に示す分解斜視図で
ある。
【図3】上記実施例における伝達機構および接続解除機
構の構成を概略的に示す分解斜視図である。
【図4】上記実施例における伝達機構および接続解除機
構の構成を概略的に示す縦断面図である。
【図5】上記実施例の構成を概略的に示す縦断面図であ
る。
【図6】供給管の接続前における本発明の第二実施例に
係る水道用コンセントの構成を概略的に示す縦断面図で
ある。
【図7】供給管の接続後における上記第二実施例の構成
を概略的に示す縦断面図である。
【図8】先行の水道用コンセントの構成を概略的に示す
縦断面図である。
【図9】(A)は、ハウジングに対して水栓本体が歪ん
だ状態で固定された上記先行の水道用コンセントの構成
を概略的に示す縦断面図であり、(B)は、ハウジング
および水栓本体が壁に対して歪んだ状態で取り付けられ
た上記先行の水道用コンセントの構成を概略的に示す縦
断面図である。
【符号の説明】
4…ハウジング、5…流入口、6…流出口、7…水栓本
体、8…弁体、9…流量調整ハンドル、10…伝達機
構、11…継手部、27…可撓管、D…水道用コンセン
ト、H…給水ホース、H’…継手部材、S…供給管。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジング内に設け
    られ、流入口、流出口および弁体を有する水栓本体と、
    この水栓本体の流出口から送出可能な水の流量を調整す
    るための流量調整ハンドルと、この流量調整ハンドルの
    回動操作を前記弁体に伝達するための伝達機構と、前記
    水栓本体の流出口に固定され、給水ホースの上流端に設
    けられた継手部材が着脱自在である継手部とを備えた水
    道用コンセントであって、前記水栓本体の流入口と、こ
    の流入口の上流側に設けられ、前記流入口に水を供給す
    るための供給管との接続に、可撓管を用いてあることを
    特徴とする水道用コンセント。
  2. 【請求項2】 ハウジングと、このハウジング内に設け
    られ、流入口、流出口および弁体を有する水栓本体と、
    この水栓本体の流出口から送出可能な水の流量を調整す
    るための流量調整ハンドルと、この流量調整ハンドルの
    回動操作を前記弁体に伝達するための伝達機構と、前記
    水栓本体の流出口に固定され、給水ホースの上流端に設
    けられた継手部材が着脱自在である継手部とを備えた水
    道用コンセントであって、前記水栓本体の流入口と、こ
    の流入口の上流側に設けられ、前記流入口に水を供給す
    るための供給管との接続に、ほぼ筒状であり、外周面に
    雄ねじ部が形成された一端側の内周面に凹入部を有する
    第一部材と、この第一部材の凹入部に当接させることが
    可能な凸部を有したほぼ筒状の第二部材と、前記第一部
    材の雄ねじ部に螺着可能な雌ねじ部を有し、前記第一部
    材および第二部材を連結することが可能な袋ナットとか
    らなる接続機構が用いられ、前記第一部材と第二部材と
    の連結角度を調整できるように構成してあることを特徴
    とする水道用コンセント。
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