JP2592096Y2 - 水栓エルボ取付構造 - Google Patents

水栓エルボ取付構造

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JP2592096Y2
JP2592096Y2 JP1991085889U JP8588991U JP2592096Y2 JP 2592096 Y2 JP2592096 Y2 JP 2592096Y2 JP 1991085889 U JP1991085889 U JP 1991085889U JP 8588991 U JP8588991 U JP 8588991U JP 2592096 Y2 JP2592096 Y2 JP 2592096Y2
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照雄 岡崎
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は給水栓を取付けるための
水栓エルボ部材と、該水栓エルボ部材を建築構造物壁面
内の梁部材や桟部材等に確実に固定する為の支持部材か
らなる水栓エルボ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建屋内に配設される給水用配管や給湯用
配管は、床面から壁面に沿って立ち上げられ、水栓エル
ボを介して再び水平方向(屋内方向)に方向転換され
る。そして該水栓エルボに給水栓(給湯栓等を含む)が
連結され、壁や床が仕上げられる。
【0003】図4は壁の内部に上下方向に立設された給
水用配管24から水栓エルボ20Aに至る部分を示す斜
視説明図であり、下方から立ち上げられた配管24に
は、所定の高さで水栓エルボ20Aが接続されている。
これら配管材は、外壁パネル32と内装パネル(図示し
ない)との間に形成されるスペース内に配設され、前記
水栓エルボ20Aの一方側端部であって、内周面に雌ね
じが形成された螺合部22を室内側を臨む様に配設し
て、該螺合部22に給水栓等が接続されることとなる。
【0004】給水栓は繰返し大きな力が作用されるの
で、上記水栓エルボ20A及び配管24は上記スペース
内において強固に固定しておく必要があり、栓の開閉力
によって配管等がぐらつくと壁や配管を損傷する恐れが
あることから、配管施工にあたっては円弧状の取付け金
具40を配管24の適所に嵌め込み、該取付け金具40
の座部41を、配管の24の背面にある桟部材或は外壁
パネル32等へビスによって固定するという手段が採用
されてきた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記取付
け金具40によって固定する手段においては、配管24
の軸芯を中心として水栓エルボ20Aが左右に首を振る
方向、即ちねじれ方向への動きに対する固定効果はほと
んど得られない。そこで配管24を挟む両脇の柱33,
34間に桟材30を別に設け、該取付け金具40を上向
きに取り付けて水栓エルボ20Aを直接固定することも
考えられるが、下記の様な問題があり実際上殆ど行なわ
れることはない。
【0006】即ち近年の住宅動向ではゆとりある居住空
間を求める要望が高く、限られた面積内にできるだけ広
い室内空間を確保する目的で、壁の厚さを可能な限り薄
くする傾向にある。従って水栓エルボに関しても、壁の
厚さ方向の長さに相当する、図5記載の寸法L乃至寸
法Lを最小限にすることが要望されている。このよう
な条件下で該エルボを固設するためには幅を狭くした取
付金具を使用しなければならず、ビス用孔の周囲におけ
る座部の強度が著しく低下したものになると共に、ビス
を締め込む位置が桟材30取付基部の直近位置となる為
に、該桟材30は割れを生じ易く十分な強度を望むこと
ができない。
【0007】本考案はこの様な事情に着目してなされた
ものであって、水栓エルボを、壁内に設けられた梁、柱
又は桟等に確実に固定して、給水栓等を該水栓エルボに
接続した後もこれらを強固に支持できる水栓エルボ取付
構造を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本考
案とは、給水栓を取付けるための螺合部と、給水支管を
連結するための継手部とを有する水栓エルボ部材と該水
栓エルボ部材を建築構造物に支持固定するための支持部
材からなり、該支持部材は前記建築構造物に接合する取
付面と中空状の枠部が一体形成され、上記水栓エルボ部
材には上記枠部の内周面にその全周が嵌合できる形状に
外周面が形成された保持部を形成すると共に、前記枠部
には上記水栓エルボ部材の前記継手部を露出させる少な
くとも1つの開口部が形成され、上記螺合部の軸心が上
記取付面に対して平行であることを要旨とするものであ
る。
【0009】
【0010】
【作用及び実施例】図1は本考案の代表的な実施例を示
す斜視説明図である。本考案は図示したものに限定され
ないが、図1に基づいて本考案の水栓エルボ取付構造を
構成する水栓エルボ部材20及び支持部材10の例につ
いて説明する。
【0011】水栓エルボ部材20の一方側端部には給水
栓を取付けるための螺合部22が形成されると共に、他
方側端部には給水支管を連結する継手部23が形成さ
れ、その外周面には後述する支持部材10の内周面にそ
の全周が嵌合できる形状で保持部21が形成される。
【0012】一方支持部材10は、構造物壁面内の柱部
材や桟部材等の取付基部に固定する取付部11と、上記
水栓エルボ部材20の保持部21をその内側に嵌合する
中空状の枠部12からなる。尚、上記取付部11の取付
面は、支持部材10が前記水栓エルボ部材20に嵌合さ
れた状態において、上記螺合部22の軸心に平行となる
位置に形成されており、構造物の壁面ではなく、上記柱
部材や桟部材等の取付基部に取付が可能である。上記取
付部11にはビス用孔13が形成されており、上記取付
基部に接合固定するにあたっては、例えば取付部11の
取付面側に接着剤を塗布して仮止めしておき、ビスによ
り固設すればよい。また上記枠部12の各面の略中央位
置には開口部として切欠き部12a,12b,12cが
形成されており、上記水栓エルボ部材20を枠部12内
に嵌合する際に保持部21より突出された継手部23が
切欠き部12a,12b,12cのいずれかひとつ(図
では12b)に嵌合位置決めできるように構成される。
尚切欠き部12a,12b,12cのいずれに嵌合させ
るかは支持部材10における取付部11が水平方向桟材
(図2参照)の下面に接合固定されるか、または垂直方
向桟材の左右側のいずれかに接合固定されるかによって
決定される。
【0013】尚、図7に示す様に上記水栓エルボ部材2
0の継手部23を保持部21の下端面より突出しない様
にして開口23aを形成するようにしておけば、支持部
材10には切欠き部12a〜12cを形成するのに替え
て開口23aの内径より若干大きめの孔12dを形成し
たものを採用でき、これにより枠部12の強度向上を図
ることができる。
【0014】この様に枠部12を上記水栓エルボ部材2
0の保持部21の外側に位置決めして嵌合し、支持部材
10の取付部材11を構造物の桟等の取付基部へ固設す
れば、該エルボの上下左右方向及びねじれ方向の動きを
確実に規制できることになる。このとき水栓エルボ部材
20と支持部材10は接着剤やビス等を使用して固定す
るものであっても良い。
【0015】尚本考案は水栓エルボ部材20の保持部2
1とこれに嵌合する枠部12の形状は上記例のものに限
定されず、図1で示した4角形の他、6角形,8角形,
12角形などの多角形や円形状のものであってもよい。
多角形状にしておけば抱接効果によって水栓エルボ部材
20の保持効果が高くなる。また円形状のものにあって
は、切欠き部に配管連結部が嵌合されることにより、水
栓エルボ部材20の回転方向の動きは規制される。
【0016】図2は本考案に係る水栓エルボ部材20が
支持部材10によって固定された状態例を示す正面説明
図であって、(A)は図1に対応して桟材30が水平方
向に設けられ、その下面に支持部材12が固着された場
合、(B)は桟材30が水平方向及び垂直方向に組み合
わされ、この組合わせ角部に支持部材10を固着したも
ので、該支持部材10の取付部11は直角状に形成され
たものを示す例である。また図3は水栓エルボ部材20
の開口22aに給水栓を螺合した状態を示す側面説明図
である。
【0017】本考案は支持部材10及び保持部21の形
状等を限定するものではないが、図3の様に桟材30,
支持部材10及び保持部21の室内側端面を同一平面上
に揃えることにより、内装パネルの保持をより確実にす
ることが望まれる。従って図6に示す様に、支持部材1
0の前面側に内装パネルとの接着を可能とする他の取付
面11a、11bを設けたり、或は後面側に同様の取付
面(図示せず)を設けたもの等であっても良い。
【0018】尚本考案は材質及び製法を限定するもので
はなく、一般的な合成樹脂材料を用いて形成すればよい
が、代表的にはポリプロピレン,ポリエチレン,フェノ
ール樹脂,メラミン樹脂,ポリエステル樹脂,塩化ビニ
ル樹脂等を用い成形型を使用して形成することができ
る。
【0019】他方本考案の他のエルボ取付構造として
は、上記図1,2,7図に示す水栓エルボ部材20と支
持部材10を予め一体形成したものであっても良い。す
なわち水栓エルボ部材20と支持部材10を夫々別体で
形成しておき、これらを壁内へ配設する前に接着剤等に
よって一体化するか、或は予め水栓エルボ部材20に取
付部11を突出した形状のものを一体成形型によって射
出成形等によって形成することにより、前記水栓エルボ
部材20に取付部11を一体形成する。このエルボであ
れば突出させた取付部11を桟材30等に接着及び/又
はビス止めするだけで足りるので、簡単な取付け作業で
済む。なお水栓エルボ部材20の外形は4角形や6角形
等の多角形や円形又は楕円形等であっても構わず、継手
部23及び/又は螺合部22の突出構造であるか非突出
構造であるかは、いずれであっても良く、好ましくは水
栓エルボ部材20の上部両脇に水平方向に沿う様に取付
部11が延設されるものが推奨される。
【0020】
【考案の効果】本考案は以上の様に構成されているの
で、水栓エルボを壁内等に設けられる柱又は桟等に確実
に固定できる様になり、給水栓等を上記水栓エルボに接
続してもこれらを強固に支持できる様になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る水栓エルボ部材及び支持部材の代
表例を示す斜視説明図である。
【図2】(A),(B)は本考案に係る水栓エルボ部材
及び支持部材を構造物に取付けた状態を示す側面説明図
である。
【図3】給水栓を取付けた状態を示す側面説明図であ
る。
【図4】従来例の斜視説明図である。
【図5】従来例の側面説明図である。
【図6】本考案における支持部材の他例を示す一部破断
斜視図である。
【図7】本考案の他の例を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
10 支持部材 20 水栓エルボ部材 30 桟材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水栓を取付けるための螺合部と給水
    支管を連結するための継手部とを有する水栓エルボ部材
    と該水栓エルボ部材を建築構造物に支持固定するための
    支持部材からなり、 該支持部材は前記建築構造物に接合する取付面と中空状
    の枠部が一体形成され、 上記水栓エルボ部材は上記枠部の内周面にその全周が
    嵌合できる形状に外周面が形成された保持部を形成する
    と共に、前記枠部には上記水栓エルボ部材の前記継手部
    を露出させる少なくとも1つの開口部が形成され、上記
    螺合部の軸心が上記取付面に対して平行であることを特
    徴とする水栓エルボ取付構造。
JP1991085889U 1991-09-24 1991-09-24 水栓エルボ取付構造 Expired - Lifetime JP2592096Y2 (ja)

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