JPH0527482U - 水栓エルボ取付構造 - Google Patents

水栓エルボ取付構造

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JPH0527482U JP8588991U JP8588991U JPH0527482U JP H0527482 U JPH0527482 U JP H0527482U JP 8588991 U JP8588991 U JP 8588991U JP 8588991 U JP8588991 U JP 8588991U JP H0527482 U JPH0527482 U JP H0527482U
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elbow
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faucet elbow
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水栓エルボを、壁内に設けられる柱又は桟等
に確実に固定でき、給水栓等を該エルボに接続してもこ
れらを強固に支持することのできる水栓エルボ取付構造
を提供する。 【構成】 水栓エルボ20において一体的に形成される
取付部11を介して柱材、梁材、機材に該水栓エルボを
接合固定することを特徴とする水栓エルボ取付構造であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は給水栓を取付けるための水栓エルボと、該エルボを建築構造物壁面内 の梁部材や桟部材等に確実に固定する為の支持部材からなる水栓エルボ取付構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建屋内に配設される給水用配管や給湯用配管は、床面から壁面に沿って立ち上 げられ、水栓エルボを介して再び水平方向(屋内方向)に方向転換される。そし て該水栓エルボに給水栓(給湯栓等を含む)が連結され、壁や床が仕上げられる 。
【0003】 図4は壁の内部に上下方向に立設された給水用配管24から水栓エルボ20A に至る部分を示す斜視説明図であり、下方から立ち上げられた配管24には、所 定の高さでエルボ20Aが接続されている。これら配管材は、外壁パネル32と 内装パネル(図示しない)との間に形成されるスペース内に配設され、前記エル ボ20Aの一方側端部22を室内側を臨む様に配設して、該端部22の開口部に 給水栓等が接続されることとなる。
【0004】 給水栓は繰返し大きな力が作用されるので、上記エルボ20A及び配管24は 上記スペース内において強固に固定しておく必要があり、栓の開閉力によって配 管等がぐらつくと壁や配管を損傷する恐れがあることから、配管施工にあたって は円弧状の取付け金具40を配管24の適所に嵌め込み、該金具40の座部41 を、配管の24の背面にある桟部材或は外壁パネル32等へビスによって固定す るという手段が採用されてきた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記取付け金具40によって固定する手段においては、配管24 の軸芯を中心としてエルボ20Aが左右に首を振る方向、即ちねじれ方向への動 きに対する固定効果はほとんど得られない。そこで配管24を挟む両脇の柱33 ,34間に桟材30を別に設け、該取付け金具40を上向きに取り付けてエルボ 20Aを直接固定することも考えられるが、下記の様な問題があり実際上殆ど行 なわれることはない。
【0006】 即ち近年の住宅動向ではゆとりある居住空間を求める要望が高く、限られた面 積内にできるだけ広い室内空間を確保する目的で、壁の厚さを可能な限り薄くす る傾向にある。従って水栓エルボに関しても、壁の厚さ方向の長さに相当する、 図5記載の寸法L1 乃至寸法L2 を最小限にすることが要望されている。このよ うな条件下で該エルボを固設するためには幅を狭くした取付金具を使用しなけれ ばならず、ビス用孔の周囲における座部の強度が著しく低下したものになると共 に、ビスを締め込む位置が桟材30取付基部の直近位置となる為に、該機材30 は割れを生じ易く十分な強度を望むことができない。
【0007】 本考案はこの様な事情に着目してなされたものであって、水栓エルボを、壁内 に設けられた梁、柱又は桟等に確実に固定して、給水栓等を該エルボに接続した 後もこれらを強固に支持できる水栓エルボ取付構造を提供することを目的とする ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成した本考案とは、給水栓を取付けるための水栓エルボと該エル ボを建築構造物に支持固定するための支持部材からなり、該支持部材は前記建築 構造物に接合する取付部と中空状の枠部が一体形成され、上記水栓エルボの外形 は上記枠部内に嵌合できる形状に形成され、前記枠部にはエルボの両端開口を露 出する少なくとも2以上の開口部が形成されてなることを要旨とするものである 。
【0009】
【作用及び実施例】 図1は本考案の代表的な実施例を示す斜視説明図である。本考案は図示したも のに限定されないが、図1に基づいて本考案の水栓エルボ取付構造を構成する水 栓エルボ(以下単にエルボという)20及び支持部材10の例について説明する 。
【0010】 エルボ20には給水栓を取り付けるための螺合部22が形成されると共に、給 水用配管が接続される配管連結部23が形成され、その外形は後述する支持部材 10に嵌合できる形状で保持部21が形成される。
【0011】 一方支持部材10は、構造物壁面内の柱部材や桟部材等の取付基部に固定する 取付部11と、上記エルボ20の保持部21をその内側に嵌合する中空状の枠部 12からなる。上記取付部11にはビス用孔13が形成されており、上記取付基 部に接合固定するにあたっては取付部11の取付面側に接着剤を塗布しておき、 ビスにより仮止めして固着すればよい。また上記枠部12の各面の略中央位置に は開口部として切欠き部12a,12b,12cが形成されており、上記エルボ 20を枠部12内に嵌合する際に保持部21より突出された配管連結部23が切 欠き部12a,12b,12cのいずれかひとつ(図では12c)に嵌合位置決 めできるように構成される。尚切欠き部12a,12b,12cのいずれに嵌合 させるかは支持部材10における取付部11が水平方向桟材(図2参照)の下面 に接合固定されるか、または垂直方向桟材の左右側のいずれかに接合固定される かによって決定される。
【0012】 尚図7に示す様に上記エルボ20の配管部23を保持部21の下端面より突出 しない様にして開口23aを形成するようにしておけば、支持部材10には切欠 き部12a〜12cを形成するのに替えて開口23aの内径より若干大きめの孔 12dを形成したものを採用でき、これにより枠部12の強度向上を図ることが できる。
【0013】 この様に枠部12を上記エルボ20の保持部21の外側に位置決めして嵌合し 、支持部材10の取付部材11を構造物の桟等の取付基部へ固設すれば、該エル ボの上下左右方向及びねじれ方向の動きを確実に規制できることになる。このと きエルボ20と支持部材は接着剤やビス等を使用して固定するものであっても良 い。
【0014】 尚本考案はエルボ20の保持部21とこれに嵌合する枠部12の形状は上記例 のものに限定されず、図1で示した4角形の他、6角形、8角形、12角形など の多角形や円形状のものであってもよい。多角形状にしておけば抱接効果によっ てエルボ20の保持効果が高くなる。また円形状のものにあっては、切欠き部に 配管連結部が嵌合されることにより、エルボ20の回転方向の動きは規制される 。
【0015】 図2は本考案に係るエルボ20が支持部材10によって固定された状態例を示 す正面説明図であって、(A)は図1に対応して桟材30が水平方向に設けられ 、その下面に支持部材12が固着された場合、(B)は桟材30が水平方向及び 垂直方向に組み合わされ、この組合わせ角部に支持部材10を固着したもので、 該支持部材10の取付部材11は直角状に形成されたものを示す例である。 また図3はエルボ20の開口22aに給水栓を螺合した状態を示す側面説明図 である。
【0016】 本考案は支持部材11及び保持部21の形状等を限定するものではないが、図 3の様に桟材30,エルボ支持部材11及びエルボ保持部21の室内側端面を同 一平面上に揃えることにより、内装パネルの保持をより確実にすることが望まれ る。従って図6に示す様に、支持部材10の前面側に内装パネルとの接着を可能 とする他の取付面11a、11bを設けたり、或は後面側に同様の取付面(図示 せず)を設けたもの等であっても良い。
【0017】 尚本考案は材質及び製法を限定するものではなく、一般的な合成樹脂材料を用 いて形成すればよいが、代表的にはポリプロピレン,ポリエチレン,フェノール 樹脂,メラミン樹脂,ポリエステル樹脂,塩化ビニル樹脂等を用い成形型を使用 して形成することができる。
【0018】 他方本考案の他のエルボ取付構造としては、上記図1,2,7図に示すエルボ 20と支持部材10を予め一体形成したものであっても良い。すなわちエルボ2 0と支持部材10を夫々別体で形成しておき、これらを壁内へ配設する前に接着 剤等によって一体化するか、或は予めエルボ20に取付部11を突出した形状の ものを一体成形型によって射出成形等によって形成することにより、前記エルボ 20に取付部11を一体形成する。このエルボであれば突出させた取付部11を 機材30等に接着及び/又はビス止めするだけで足りるので、簡単な取付け作業 で済む。なおエルボ20の外形は4角形や6角形等の多角形や円形又は楕円形等 であっても構わず、配管連結部23及び/又は螺合部22の突出構造であるか非 突出構造であるかは、いずれであっても良く、好ましくはエルボ20の上部両脇 に水平方向に沿う様に取付部11が延設されるものが推奨される。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上の様に構成されているので、水栓エルボを、壁内等に設けられる 柱又は桟等に確実に固定できる様になり、給水栓等を該エルボに接続してもこれ らを強固に支持できる様になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエルボ及び支持部材の代表例を示
す斜視説明図である。
【図2】(A)、(B)は本考案に係るエルボ及び支持
部材を構造物に取付けた状態を示す側面説明図である。
【図3】給水栓を取付けた状態を示す側面説明図であ
る。
【図4】従来例の斜視説明図である。
【図5】従来例の側面説明図である。
【図6】本考案における支持部材の他例を示す一部破断
斜視図である。
【図7】本考案の他の例を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
10 支持部材 20 エルボ 30 桟材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水栓を取付けるための水栓エルボと該
    エルボを建築構造物に支持固定するための支持部材から
    なり、該支持部材は前記建築構造物に接合する取付部と
    中空状の枠部が一体形成され、上記水栓エルボの外形は
    上記枠部内に嵌合できる形状に形成され、前記枠部には
    エルボの両端開口を露出する少なくとも2以上の開口部
    が形成されてなることを特徴とする水栓エルボ取付構
    造。
  2. 【請求項2】 建築構造物へ取付けられる板状の取付部
    と、給水栓を取付けるための水栓エルボが一体形成され
    てなることを特徴とする水栓エルボ取付構造。
JP1991085889U 1991-09-24 1991-09-24 水栓エルボ取付構造 Expired - Lifetime JP2592096Y2 (ja)

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A02 Decision of refusal

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