JPH0239140Y2 - - Google Patents

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JPH0239140Y2
JPH0239140Y2 JP1985201599U JP20159985U JPH0239140Y2 JP H0239140 Y2 JPH0239140 Y2 JP H0239140Y2 JP 1985201599 U JP1985201599 U JP 1985201599U JP 20159985 U JP20159985 U JP 20159985U JP H0239140 Y2 JPH0239140 Y2 JP H0239140Y2
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JP
Japan
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floor
air conditioner
indoor unit
fixing device
level
Prior art date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機の固定装置に関するもの
である。
(従来の技術) 空気調和機の設置レベル調整装置は例えば実開
昭59−116723号公報に記載されているように公知
である。この空気調和機の設置レベル調整装置に
ついて、第7図及び第8図に基づいて説明する
と、図に示すように室内ユニツトの熱交換器等を
支持するフレーム51の下部フランジ52に雌ネ
ジ部材53の挿入部54が切起し成形され、この
挿入部54にレベル調整ボルト55の挿入孔56
が穿設されている。そして上記挿入部54内に雌
ネジ部材53が側方から挿入され、上記レベル調
整ボルト55が上記挿入孔56を通して雌ネジ部
材53に螺入されている。つまりレベル調整ボル
ト55の下部フランジ52下面からの出退量を調
整することにより、室内ユニツトの設置レベルを
調整しようというものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで地震等があつたときに室内ユニツトが
転倒するのを防止するため、上記のように設置レ
ベルを調整した状態で室内ユニツトを床面57に
固定しておくことが考えられる。
しかしながら上記のような設置レベルの調整
と、室内ユニツトの固定とを異なる位置で別々に
行うのでは構造が複雑になり、かつ一連の作業に
多大の手数を要するという問題点の生ずることが
予想される。
この考案は上記した問題点を解決するためにな
されたものであつて、その目的は、空気調和機の
設置レベルの調整と床面に対する固定とを同じ位
置で行うことができる簡素な構造の空気調和機の
固定装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の空気調和機の固定装置におい
ては、空気調和機1の下部フランジ9,10に雌
ネジ部13を形成し、この雌ネジ部13にレベル
調整用の雄ネジ部材14を螺入して上記空気調和
機1の設置レベルを調整可能となし、上下方向に
撓み変形可能に形成された床固定具15の一端部
15Aを床面5に固定手段17を介して固定する
と共に、この床固定具17の他端部15Bに透孔
16を穿設してこの透孔16内に上記雄ネジ部材
14を挿通してある。
(作用) 上記のような構成であると、雌ネジ部材13に
螺入した雄ネジ部材14の下部フランジ9,10
下面からの出退量を調整することにより空気調和
機1の設置レベルを調整することができ、またこ
の場合に床固定具15の透孔16に上記雄ネジ部
材14を挿通することにより空気調和機1を床面
5に対して固定できることとなる。つまり空気調
和機1の設置レベルの調整と床面に対する固定と
が同一の位置で行えることになるのである。
(実施例) 次にこの考案の空気調和機の固定装置の具体的
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
第1図〜第4図において、1は室内ユニツト、
2はそのユニツト本体であつて、このユニツト本
体2は、左右一対の基台3,4を介して床面5上
に支持されている。上記ユニツト本体2は内部に
熱交換器等の機器を有すると共に、上面には吹出
しグリル6を有し、下方から吸い込んだ空気を冷
温風にして上記吹出しグリル6から吹き出すので
あるが、上記ユニツト本体2内には上記熱交換器
等を支持する左右一対のフレーム7,8が上下方
向に配設されている。この両フレーム7,8の下
端部はそれぞれ上記基台3,4内まで入り込み、
その下部フランジ9,10が基台3,4の下面と
略面一になるところに位置させられている。そし
てこの両フレーム7,8の下部フランジ9,10
にそれぞれ空気調和機の固定装置11が取着され
ている。
上記空気調和機の固定装置11は次のように構
成されている。すなわち上記下部フランジ9,1
0に複数個のボルト挿通孔12を穿設すると共
に、下部フランジ9,10上面に上記ボルト挿通
孔12と同軸上に位置してプレートナツト13を
溶接、固定し、このプレートナツト13にレベル
調整ボルト14が螺入されている。つまりレベル
調整ボルト14の下部フランジ9,10下面から
の出退量を調整することにより室内ユニツト1の
設置レベルが調整できるようになされている。そ
してこの場合、上記床面5の上記下部フランジ
9,10近傍位置にそれぞれ上下方向に撓み変形
可能に形成された床固定金具15の一端部15A
が固定され、この床固定金具15の他端部15B
が上記プレートナツト13上に載せられている。
そして上記レベル調整ボルト14がこの床固定金
具15の他端部15Bに穿設された丸孔16内に
挿通されている。上記床固定金具15は、一端部
15Aと他端部15Bとの中間部にテーパ部15
Cを有し、床面5に一端部15Aを固定した際に
他端部15Bが上記プレートナツト13上に載り
上げる形状とされている。そして一端部15Aに
は固定ボルト(あるいは埋込ボルト)17を挿通
するための長孔18が穿設され、他端部15Bに
は上述のようにレベル調整ボルト14を挿通する
ための丸孔16が穿設されている。また上記各レ
ベル調整ボルト14には上記丸孔16に挿入され
る以前に予めロツクナツト19が螺合されると共
に座金20が嵌め込まれ、室内ユニツト1の設置
レベルを調整する際に、上記床固定金具15の他
端部15Bをプレートナツト13との間で挟持す
るようになされている。
上記した空気調和機の固定装置11において
は、室内ユニツト1の設置レベルの調整と床面5
に対する固定とが同一の位置で行えることになる
のであるが、その調整作業は次のような手順で行
う。先ず床面5が平坦で傾斜もしていないような
場合には、室内ユニツト1の設置レベルの調整は
不要であるので、第1図に示すように、床固定金
具15の一端部15Aを固定ボルト17を介して
床面5に固定し、他端部15Bを上述のようにロ
ツクナツト19及び座金20とでプレートナツト
13との間で締付け挟持する。この場合、レベル
調整ボルト14の下端面は下部フランジ9,10
の下面と略同一になるところに位置させておく。
これにより室内ユニツト1は床面5に対し固定さ
れ、単に載置してあるのと異なり地震等があつた
としても転倒するようなことがなくなる。
一方、床面5が平坦でない等の理由により上記
室内ユニツト2の設置レベルの調整を行う必要が
ある場合には、第1図の状態からレベル調整ボル
ト14を締め込む方向に回転し、第2図に示すよ
うに下部フランジ9,10の下面からレベル調整
ボルト14の脚部を適当量突出させる。これを各
レベル調整ボルト14間で調整することにより室
内ユニツト2の設置レベルが調整できることとな
る。またこの場合、別個室内ユニツト1に固定手
段を施さなくても、上記床固定金具15が撓んで
室内ユニツト1の移動に追従することになり、室
内ユニツト1は引き続き床面5に対し固定された
状態を保ことになる。
なお上記実施例においては、室内ユニツト1に
空気調和機の固定装置11を取着した例を挙げた
が、室外ユニツトに取着してもよいことは明らか
である。
(考案の効果) この考案の空気調和機の固定装置においては、
空気調和機の設置レベルの調整と床面に対する固
定とを同一の位置で行うことができる。したがつ
て設置レベル調整装置と固定装置とを異なる位置
に配置するのと異なり、構造を簡素なものとする
ことができ、かつ一連の作業を同一の位置でまと
めて行えることから作業に要する手数も少なくて
済む。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれこの考案の空気調
和機の固定装置の一実施例を示す側面図、第3図
は上記固定装置を取付けた空気調和機の斜視図、
第4図は同要部斜視図、第5図は上記固定装置の
床固定金具の平面図、第6図は同右側面図、第7
図は従来の空気調和機のレベル調整装置の分解斜
視図、第8図は同縦断側面図である。 1……室内ユニツト、5……床面、9,10…
…下部フランジ、11……空気調和機の固定装
置、13……プレートナツト、14……レベル調
整ボルト、15……床固定金具、15A……一端
部、15B……他端部、16……丸孔、17……
固定ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気調和機1の下部フランジ9,10に雌ネジ
    部13を形成し、この雌ネジ部13にレベル調整
    用の雄ネジ部材14を螺入して上記空気調和機1
    の設置レベルを調整可能となし、上下方向に撓み
    変形可能に形成された床固定具15の一端部15
    Aを床面5に固定手段17を介して固定すると共
    に、この床固定具17の他端部15Bに透孔16
    を穿設してこの透孔16内に上記雄ネジ部材14
    を挿通したことを特徴とする空気調和機の固定装
    置。
JP1985201599U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0239140Y2 (ja)

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JP1985201599U JPH0239140Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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JPS62108720U JPS62108720U (ja) 1987-07-11
JPH0239140Y2 true JPH0239140Y2 (ja) 1990-10-22

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JPS62108720U (ja) 1987-07-11

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