JPH074077A - ユニット式ル−ムの側パネルと床パネルとの固定構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 ユニット式のバスやシャワ−ル−ム等のユニ
ット式ル−ムの側パネルと床パネルとの固定構造に係る
ものである。 【構成】 周囲に段部２とフランジ３とを形成した方形
の床パネル１と、側壁を構成する側パネルと、この側パ
ネルを断面Ｌ字状のコ−ナ−アングル１１を介して直角
に突き合わせ、段部上に側パネルを載置し、これら側パ
ネル上に天井パネルを取り付けてなるユニット式ル−ム
において、予め直角を構成する段部にブラケット６を取
り付け、このブラケットとコ−ナ−アングルとを固定す
る。 【効果】 床パネルの所定位置にコ−ナ−アングルを立
設し、これに側パネルをル−ムの外側より組立作業を行
うことなく固定が実施できるものであって、作業工数も
低減される等極めて実用価値の高いユニット式ル−ムの
側壁と床との固定構造を提供できたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ユニット式のバスやシ
ャワ−ル−ム等のユニット式ル−ムの側パネルと床パネ
ルとの固定構造に係るものである。

【０００２】

【従来の技術】ユニット式バスやシャワ−ル−ムはホテ
ル等で広く使用されていたが、近年では一般の家庭にも
備えられることが多くなってきた。このようなユニット
式ル−ムは、一般には周囲に段部が形成され、更にフラ
ンジが形成されたル−ムの床部となる床パネルを所定位
置に設置し、このフランジを利用して段部に側パネルが
立設され、この側パネル上に天井パネルが固定されるも
のである。この場合、特に側パネルの固定はル−ムの設
置場所がせまいことが多いため、ル−ムの外側での作業
は好ましくなく、ル−ムの内側より固定作業ができるこ
とが望まれている。

【０００３】図１は従来から行われている接続方法の一
例を示すものであり、床パネル１の周囲に段部２が形成
され、更にこの周囲にフランジ３が立設されている。こ
の段部２に側パネル体４が載置されるものであって、こ
の側パネル体４の外側には下向きのソケット５が固定さ
れ、このソケット５がフランジ３を抱き込んで固定され
ているものである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかるに地震等による
外力が加わった場合、側パネル体４は上下動することも
あり、ソケット５とフランジ３とがはずれることがあっ
たり、側パネル体４が上下動をした場合には、シリコン
コ−キングにて代表されるシ−ルがはがされてしまうと
いう危険性もはらんでいた。本発明は、このような従来
の技術に鑑みて開発されたものであって、側パネルと床
パネルとの固定を、外部作業を要せず、かつ完全に行う
ことができるようにしたものであり、好ましくは、側パ
ネルと天井パネルとの取り付けも作業性等を考慮して簡
便な固定法を提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために次の構成を提供するものである。即ち、
本発明の要旨は、周囲に段部とフランジとを形成した方
形の床パネルと、側壁を構成する側パネルと、この側パ
ネルを断面Ｌ字状のコ−ナ−アングルを介して直角に突
き合わせ、前記段部上に側パネルを載置し、これら側パ
ネル上に天井パネルを取り付けてなるユニット式ル−ム
において、予め直角を構成する段部にブラケットを取り
付け、このブラケットとコ−ナ−アングルとを固定した
ことを特徴とするユニット式ル−ムの側パネルと床パネ
ルとの固定構造にかかるものである。

【０００６】そして、通常は、コ−ナ−アングルと側パ
ネルとは、一側に設けた孔部と他側に設けた突起との嵌
合によって取り付けられ、特に言えば、ブラケットに対
して固定されたコ−ナ−アングルに、側パネルをやや浮
かせた状態で孔部と突起とを嵌合させ、次いで側パネル
を段部上に降ろして固定したことを特徴とするユニット
式ル−ムの側パネルと床パネルとの固定構造にかかるも
のである。そして好ましくは、コ−ナ−アングルは予め
一方の側パネルに取り付けられることとなる。

【０００７】尚、床パネルの段部に取り付けられるブラ
ケットは、金属製又は合成樹脂製或いはゴム製のものが
用いられ、これには段部との固定に利用されるビス孔
と、コ−ナ−アングルが固定されるビス孔とが予め穿設
されているのがよい。

【０００８】一方、コ−ナ−アングルと側パネルとの間
は、一方に孔部を、他方に突起を形成し、これらを対向
する位置に設けておき、これを嵌め合わせて固定するも
のである。しかるに、特に側パネルはＦＲＰ製或いは塩
ビ化粧鋼板等が好んで用いられるため、孔部はともかく
として突起を形成することはかなり難しい。従って、こ
の場合には、突起を備えた金属製プレ−トを別に準備
し、これを側パネルに取り付けるのがよい。

【０００９】更に、断面Ｌ字状のコ−ナ−アングルは、
上向きの突起と下向きの突起を夫々連接し、予め側パネ
ルの孔部に下向きの突起を嵌め合わせておくのが望まし
い。

【００１０】特に、地震等による側パネルの浮き上がり
の対策としては、側パネルの外側にブラケットを取り付
け、これを側パネルの上端より突出させ、天井パネルの
周囲に形成したフランジ部との間で天井パネルと平行に
ビスをもって固定してなるユニット式ル−ムであれば、
側パネルの浮き上がりも完全に阻止することとなる。一
方、コ−ナ−アングルと側パネルとは、その対向する任
意の位置をボルト及びナットをもって締着することによ
り地震等による側パネルの浮き上がり対策が取られ得
る。

【００１１】

【作用】本発明の最大の特徴は、床パネル上に立設され
るコ−ナ−アングルを、床パネルの段部に取り付けたブ
ラケットに固定するものであり、更に、このコ−ナ−ア
ングルと側パネルとの間は、夫々に対向して設けられた
孔部と突起との嵌め合わせ方式によって固定されるもの
である。

【００１２】従って、床パネルとコ−ナ−アングル、及
びコ−ナ−アングルと側パネルとの間の組立作業は、ル
−ムの外側からの作業はなくなり、床パネル上にて（ル
−ムの内側にて）行うこととなったので、従来の作業性
に比べて著しくアップするものである。しかも、コ−ナ
−アングルと床パネルに固定されたブラケットとが完全
に固定されることとなるため、地震等の揺れに対しても
強度アップが図られることとなった。

【００１３】そして、前記したように側パネルと天井パ
ネルとの間を、側パネルに取り付けられたブラケットと
天井パネルのフランジ部を固定すれば、側パネルの上下
動が抑えられ、その組立も比較的簡単になったものであ
る。

【００１４】

【実施例】以下、本発明の詳細を実施例をもって更に説
明する。図２は、本発明に用いられるＦＲＰ製の方形の
床パネル１の一部切り欠き平面図であって、図３はその
断面図である。かかる床パネル１は全体がル−ムの床部
を構成している。図中、２はその周囲に形成された段部
であり、この段部２の周囲には更に上向きにフランジ３
が形成されている。通常は、この床パネル１には、図示
しない長さ調整可能な支持脚が裏側に取り付けられてお
り、所定の場所に搬入した後、その高さを調節して床パ
ネル１をセットすることとなる。

【００１５】段部２は後述する側パネルが取り付けられ
る部位であるが、段部２が直角に交差するコ−ナ−部２
₀ に、これ又後述するコ−ナ−アングルとの固定に供さ
れるブラケット６が固定されることとなる。

【００１６】図２〜図３にあって、ブラケット６を点線
で示したが、ここでブラケット６の例を図４にて示す。
図示したものは金属製のブラケット６であり、段部２に
当接されて固定される平面部７₁ と、コ−ナ−アングル
との取り付けに供される立面部７₂ 、７₃ を有するもの
であって、平面部７₁ には段部２との固定用孔８が、立
面部７₂ 、７₃ にはコ−ナ−アングルとの取り付け用長
孔９、１０が穿孔されたものである。尚、ブラケット６
の補強のため、同形のブラケットを向きを逆にして重ね
合わせ、立面部を四周に備えることもある。このよう
に、ブラケット６と段部２との取り付け部及びコ−ナ−
アングルとの取り付け部を備えたものであれば、特にそ
の形状及び材質には制限がない。

【００１７】図５は、Ｌ字状の断面をもつ金属製のコ−
ナ−アングル１１であって、コ−ナ−アングルの各面１
２、１３には、一定の間隔をもって突起即ち舌片１４、
１５が１４は下向きに、又、１５は上向きに形成されて
いる。そして、このコ−ナ−アングル１１に備えられた
舌片１４、１５は、後述する側パネルに設けられた孔部
と嵌合されるものであって、好ましくは、予め舌片１
４、１５の先端がやや外開きとされるのがよい。尚、各
面１２、１３の最下部には予めビス孔１６が設けられる
のがよく、この孔１６は前記したブラケット６との固定
に供されるものである。

【００１８】図６は、側壁を構成するＦＲＰ製の側パネ
ル１７の斜視図であって、その周囲にはフランジ１８が
形成されている。そして、フランジ１８には前記したコ
−ナ−アングル１１に設けられた舌片１４、１５に対向
して、複数の孔１９が穿設されている。この孔１９は上
側がやや狭くなっている例であって、舌片１４、１５が
この孔１９内に嵌り込み、この狭くなった上側にはさま
れることによって固定が完全になるものである。尚、フ
ランジ１８の下部に、コ−ナ−アングルとブラケット固
定用ビス頭の収納用切欠部（長孔）２６を設けるのが好
ましい。

【００１９】図７〜図９は、床パネル１、ブラケット
６、コ−ナ−アングル１１及び側パネル１７の取り付け
工程を示すものである。図７にあっては、床パネル１の
段部２の交差するコ−ナ−部にブラケット６を固定した
ものである。そして、コ−ナ−アングル１１がブラケッ
ト６に固定されるものであって、このブラケット６はコ
−ナ−アングル１１の位置決めにもなっている。コ−ナ
−アングル１１と側パネル１７とは、図例のようにコ−
ナ−アングル１１の面１２を一側の側パネル１７₁ に予
め取りつけた後、ブラケット６に固定し、その後、側パ
ネル１７₂ を取り付ける。尚、コ−ナ−アングル１１と
側パネル１７₁ との取付けは、本例のような方法の他、
直接ビスにて固定するのもよい。

【００２０】図８は側パネル１７₂ をコ−ナ−アングル
１１の面１３の面に当接し、突起即ちコ−ナ−アングル
１１に設けた舌片１５を、側パネル１７₂ のフランジ１
８の孔１９内に挿入した状態を示すものである。即ち、
コ−ナ−アングル１１に形成された舌片１５は上向きと
されており、側パネル１７₂ を床パネル１の段部２より
やや持ち上げ、孔１９内にこれを挿入するものである。

【００２１】図９は、図８に示した段部２よりやや持ち
上げられていた側パネル１７₂ を、矢印の方向に押し込
み、段部２上に降ろした状態を示すものであり、ここに
至って舌片１５と孔１９は強固に固定され、床パネル１
の段部２上に側パネル１７が立設されることになるので
ある。

【００２２】図１０は、側パネルのフランジ１８に穿孔
された孔１９の別例を示すものであって、上部が狭いビ
ン型の孔である。この場合、突起はピン型のものが好ま
しく、図１１は、そのピン型の突起２０の例を示すもの
である。即ち、コ−ナ−アングル１１の各面１２、１３
に立設したピン２０の頭部２１が軸部２２より大きく形
成されており、側パネル１７をやや持ち上げてピン２０
の頭部２１を上記孔１９に挿入し、その後、側パネル１
７を床パネル１の段部２にまで下げることによってピン
２０の軸部２２を孔１９の上部の狭い部位に嵌め込んで
固定されるものである。

【００２３】図１２は、今まで説明した例とは逆にコ−
ナ−アングル１１側に長孔２３を形成し、側パネル１７
側に突起２４を備えたものである。しかるに、一般に側
パネル１７はＦＲＰ製或いは塩ビ化粧鋼板が用いられる
ため、突起２４を直接備えることは困難であり、このた
め、突起２４を備えた金属製プレ−ト２５を側パネル１
７のフランジ１８の外側に取り付けたものである。取付
手段は任意であるが、突起２４の直上に取付孔２８を設
けビス２９にて両者を固定するのが好ましい。一方、長
孔２３は突起２４及びビス２９の頭を同時に収納できる
大きさとするのがよい。

【００２４】この場合、コ−ナ−アングル１１はブラケ
ット６に固定されているため、突起２４は下向きの舌片
となっており、側パネル１７をやや持ち上げた状態で突
起（舌片）２４を孔２３内に挿入し、次いで側パネル１
７を降ろして突起２４と孔２３を固定するものである。
尚、図にあっては、金属製プレ−ト２５の下部に切欠部
２６が形成されており、これによってコ−ナ−アングル
１１とブラケット６との固定に供されるビスの頭の突出
を回避できる。

【００２５】側パネル１７のフランジ１８に突起を形成
しにくい場合の対処法としては、図１３に示すようにフ
ランジ１８に凹み部２７を形成し、前記の金属製プレ−
ト２５をフランジ１８の内側に当接してなるものでもよ
い。この両者の取付は図１２と同様の位置にビス止めす
るのがよく、この場合、図１４に示すように側パネル１
７のフランジ１８に取付孔３０を設けると共に、金属製
プレ−ト２５側にこの取付孔３０に対応して備えられる
取付孔２８はすり鉢状に内向きに加工されるのがよく、
サラビス３１にて固定取り付けサラビス３１の頭がフラ
ンジ１８面より膨出しないようにするのがよい。

【００２６】尚、図１５は側パネル１７のリブ３３に固
定されたブラケット３４と、天井パネル３２のフランジ
３５とを、水平方向にビス３６をもって取り付ける方法
を示したものであって、これによって側パネルと天井パ
ネルが固定され、側パネルの浮き上がりが防止されるこ
ととなる。

【００２７】以上、本発明は、前記したようにコ−ナ−
アングルと側パネルとは、一側に設けた孔部と他側に設
けた突起との嵌合によるユニット式ル−ムの側パネルと
床パネルとの固定構造がその代表例であり、施工性能は
極めて向上したが、特に望ましくは、大きな地震等によ
って揺れが生じた場合でもこの嵌合状態が保たれること
を要求される。

【００２８】図１６はその対策を特に施したものであっ
て、コ−ナ−アングル１１と側パネルのフランジ１８の
対向する任意の位置に、この図にあっては、その最上部
に夫々ボルト孔３７、３８を形成し、ここにボルト３９
を挿通しナット４０をもって締着するのがよい。このよ
うなコ−ナ−アングル１１の最上部は比較的作業がし易
いため、好ましい位置であるといえる。尚、少なくとも
一方側のボルト孔を長孔としておくことにより、ボルト
３９が容易に挿通可能となる。この構造は、金属プレ−
ト２５からのびる舌片２４がコ−ナ−アングル１１の長
孔２３内に差し込まれ、側パネル体１７、１７を直角に
固定するものである。そして、ボルト４１はフランジ１
８に金属プレ−ト２５を固定するものであり、このボル
ト４１の頭が長孔２３内に納まる構造となっている。

【００２９】

【発明の効果】本発明は以上のように床パネルの所定位
置にコ−ナ−アングルを立設し、これに側パネルをル−
ムの外側より組立作業を行うことなく固定が実施できる
ものであって、作業工数も低減される等極めて実用価値
の高いユニット式ル−ムの側壁と床との固定構造を提供
できたものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は従来の床パネルと側パネルとの接続方法
の一例を示す縦断面図である。

【図２】図２は方形の床パネルの一部切り欠き平面図で
ある。

【図３】図３は図２の床パネルの断面図である。

【図４】図４はブラケットの例を示す斜視図である。

【図５】図５はＬ字状の断面をもつ金属製のコ−ナ−ア
ングルである。

【図６】図６は側壁を構成する側パネルの斜視図であ
る。

【図７】図７は床パネル、ブラケット、コ−ナ−アング
ル及び側パネルの組立工程を示す概念図である。

【図８】図８は側パネルをコ−ナ−アングルの面に当接
し、舌片を孔内に挿入した状態を示すものである。

【図９】図９は段部よりやや持ち上げられていた側パネ
ルを、段部上に降ろした状態を示すものである。

【図１０】図１０は側パネルの孔の別例を示すものであ
る。

【図１１】図１１はピン型の突起の例を示すものであ
る。

【図１２】図１２はコ−ナ−アングル側に長孔を形成
し、側パネル側に突起を備えたものである。

【図１３】図１３は側パネルのフランジに凹み部を形成
し、金属製プレ−トをフランジの内側に当接してなるも
のである。

【図１４】図１４は側パネルのフランジと金属製プレ−
トとの取付の一例を示す縦断面図である。

【図１５】図１５は側パネルに固定されたブラケットと
天井パネルのフランジとの取り付けを示す斜視図であ
る。

【図１６】図１６はコ−ナ−アングルと側パネルのフラ
ンジの固定を示す斜視図である。

【符号の説明】

１‥‥床パネル、 ２‥‥段部、 ３‥‥フランジ、 ４‥‥側パネル体、 ５‥‥ソケット、 ６‥‥ブラケット、 ７₁ ‥‥ブラケットの平面部、 ７₂ 、７₃ ‥‥ブラケットの立面部、 ８‥‥平面部の固定用孔、 ９、１０‥‥立面部の取り付け用長孔、 １１‥‥コ−ナ−アングル、 １２、１３‥‥コ−ナ−アングルの各面、 １４、１５‥‥コ−ナ−アングルの各面の舌片、 １６‥‥コ−ナ−アングルの各面のビス孔、 １７、１７₁ 、１７₂ ‥‥側パネル、 １８‥‥側パネルのフランジ、 １９‥‥側パネルのフランジの孔、 ２０‥‥ピン突起、 ２１‥‥ピンの頭部、 ２２‥‥ピンの軸部、 ２３‥‥コ−ナ−アングルの長孔、 ２４‥‥側パネル側の突起（舌片）、 ２５‥‥突起を備えた金属製プレ−ト、 ２６‥‥金属製プレ−トの切欠部、 ２７‥‥フランジの凹み部、 ２８‥‥金属製プレ−トの取付孔、 ２９‥‥ビス、 ３０‥‥側パネルのフランジの取付孔、 ３１‥‥サラビス、 ３２‥‥天井パネル、 ３３‥‥側パネルのリブ、 ３４‥‥ブラケット、 ３５‥‥天井パネルのフランジ、 ３６‥‥ビス、 ３７‥‥側パネルのフランジに備えたボルト孔、 ３８‥‥コ−ナ−アングルに備えたボルト孔、 ３９‥‥ボルト、 ４０‥‥ナット、 ４１‥‥ボルト。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 周囲に段部とフランジとを形成した方形
   の床パネルと、側壁を構成する側パネルと、この側パネ
   ルを断面Ｌ字状のコ−ナ−アングルを介して直角に突き
   合わせ、前記段部上に側パネルを載置し、これら側パネ
   ル上に天井パネルを取り付けてなるユニット式ル−ムに
   おいて、予め直角を構成する段部にブラケットを取り付
   け、このブラケットとコ−ナ−アングルとを固定したこ
   とを特徴とするユニット式ル−ムの側パネルと床パネル
   との固定構造。
2. 【請求項２】 コ−ナ−アングルは、予め一方の側パネ
   ルに取り付けられた請求項第１項記載のユニット式ル−
   ムの側パネルと床パネルとの固定構造。
3. 【請求項３】 コ−ナ−アングルと側パネルとは、一側
   に設けた孔部と他側に設けた突起との嵌合による請求項
   第１項記載のユニット式ル−ムの側パネルと床パネルと
   の固定構造。
4. 【請求項４】 側パネルをやや浮かせた状態で孔部と突
   起とを嵌合させ、次いで側パネルを段部上に降ろして固
   定したことを特徴とする請求項第１項記載のユニット式
   ル−ムの側パネルと床パネルとの固定構造。
5. 【請求項５】 断面Ｌ字状のコ−ナ−アングルに上向き
   の突起と下向きの突起を夫々連接し、予め側パネルの孔
   部に下向きの突起を嵌め合わせておく請求項第１項乃至
   第４項記載のユニット式ル−ムの側パネルと床パネルと
   の固定構造。
6. 【請求項６】 側パネルに取り付けられたブラケットを
   上端より突出させ、天井パネルの周囲に形成したフラン
   ジ部との間で天井パネルと平行にビスをもって固定して
   なる請求項第１項記載のユニット式ル−ムの側パネルと
   床パネルとの固定構造。
7. 【請求項７】 コ−ナ−アングルと側パネルのフランジ
   とは、その対向する任意の位置をボルト及びナットをも
   って締着する請求項第１項乃至第６項記載のユニット式
   ル−ムの側パネルと床パネルとの固定構造。