JPH0334968Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334968Y2 JPH0334968Y2 JP2738085U JP2738085U JPH0334968Y2 JP H0334968 Y2 JPH0334968 Y2 JP H0334968Y2 JP 2738085 U JP2738085 U JP 2738085U JP 2738085 U JP2738085 U JP 2738085U JP H0334968 Y2 JPH0334968 Y2 JP H0334968Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall panel
- piece
- mounting hardware
- locking
- base piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案はALCパネルなど外壁パネルの取付構
造に関するものである。
造に関するものである。
従来、ALCで形成される外壁パネルを外壁に
取り付けるにあたつては、H型鋼で形成される梁
のフランジ面に取付金物を固定し、この取付金物
に外壁パネルをボルトナツトなどで固定するよう
にしているものであつたが、外壁に開口部を設け
るためや、あるいは補強するために、例えば、第
8図に示すように下階と上階の梁4,4間にH型
鋼で組み立てられたサブフレーム5を架け渡して
いる場合には、梁4,4のフランジ面に取付金物
を固定することができず、そのためこの金物を利
用して外壁パネルを取り付けることはできないも
のであつた。図中、19は通し柱である。
取り付けるにあたつては、H型鋼で形成される梁
のフランジ面に取付金物を固定し、この取付金物
に外壁パネルをボルトナツトなどで固定するよう
にしているものであつたが、外壁に開口部を設け
るためや、あるいは補強するために、例えば、第
8図に示すように下階と上階の梁4,4間にH型
鋼で組み立てられたサブフレーム5を架け渡して
いる場合には、梁4,4のフランジ面に取付金物
を固定することができず、そのためこの金物を利
用して外壁パネルを取り付けることはできないも
のであつた。図中、19は通し柱である。
本考案は上記の点に鑑みて成されたものであつ
て、梁上に補強用あるいは開口部を設けるために
サブフレームが立設されている場合でも、支障な
くALC等の外壁パネルを外壁に取り付けること
ができる外壁パネルの取付構造を提供することを
目的とするものである。
て、梁上に補強用あるいは開口部を設けるために
サブフレームが立設されている場合でも、支障な
くALC等の外壁パネルを外壁に取り付けること
ができる外壁パネルの取付構造を提供することを
目的とするものである。
すなわち、本考案の外壁パネルの取付構造は、
基片1の両側より固着片2を折曲して水平断面略
コ字状の取付金物3を形成し、梁4上に立設され
たサブフレーム5に取付金物3の両固着片2,2
を固着して基片1を屋外側へ突出せしめ、外壁パ
ネル6の裏面側に係止片7を固着して係止片7と
外壁パネル6との間に下方が開口する係止溝8を
形成し、外壁パネル6を上記サブフレーム5の屋
外側に配設すると共に取付金物3の基片1を係止
溝8内に挿入して係止片7を基片1に係止せしめ
て成るもので、サブフレーム5に取り付けた取付
金物3に係止片7を係止させることで外壁パネル
6を外壁に取り付けできるようにし、上記目的を
達成したものである。
基片1の両側より固着片2を折曲して水平断面略
コ字状の取付金物3を形成し、梁4上に立設され
たサブフレーム5に取付金物3の両固着片2,2
を固着して基片1を屋外側へ突出せしめ、外壁パ
ネル6の裏面側に係止片7を固着して係止片7と
外壁パネル6との間に下方が開口する係止溝8を
形成し、外壁パネル6を上記サブフレーム5の屋
外側に配設すると共に取付金物3の基片1を係止
溝8内に挿入して係止片7を基片1に係止せしめ
て成るもので、サブフレーム5に取り付けた取付
金物3に係止片7を係止させることで外壁パネル
6を外壁に取り付けできるようにし、上記目的を
達成したものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
る。第1図及び第2図に示すように、H型鋼など
で形成される梁4のフランジ9上面にはH型鋼な
どで形成されるサブフレーム5がそのフランジ1
0を梁4と直交するようにして一対間隔を置いて
立設されている。取付金物3は鋼材などで形成さ
れ、基片1の両側より固着片2,2を屋内側へ折
曲して水平断面略コ字状に形成されている。この
取付金物3は上記一対のサブフレーム5,5間に
配設され、両固着片2を各サブフレーム5のフラ
ンジ10にボルトナツトなどの固着具11で固着
されている。その際、取付金物3の基片1は梁4
より屋外側へ突出しているものである。ALC等
で形成される外壁パネル6の下部裏面側には係止
片7がボルトナツトなどの固着具11にて固着し
てある。係止片7としては、第3図に示すような
イナズマプレートと呼ばれるものを使用すること
ができる。すなわち、この係止片7はボルト孔1
2が設けられた取付部13の下部に係止部14を
折り曲げ延出して形成されたもので、ボルト孔1
2に挿入されたボルト15を外壁パネル6に穿孔
された通孔16より屋外側へ出して、外壁パネル
6の屋外側からナツト17で締め付けることによ
り、係止片7を外壁パネル6側へ引き寄せて係止
部14と外壁パネル6との間に形成される下方開
口の係止溝8の間隙を変えるこができるようにし
ている。
る。第1図及び第2図に示すように、H型鋼など
で形成される梁4のフランジ9上面にはH型鋼な
どで形成されるサブフレーム5がそのフランジ1
0を梁4と直交するようにして一対間隔を置いて
立設されている。取付金物3は鋼材などで形成さ
れ、基片1の両側より固着片2,2を屋内側へ折
曲して水平断面略コ字状に形成されている。この
取付金物3は上記一対のサブフレーム5,5間に
配設され、両固着片2を各サブフレーム5のフラ
ンジ10にボルトナツトなどの固着具11で固着
されている。その際、取付金物3の基片1は梁4
より屋外側へ突出しているものである。ALC等
で形成される外壁パネル6の下部裏面側には係止
片7がボルトナツトなどの固着具11にて固着し
てある。係止片7としては、第3図に示すような
イナズマプレートと呼ばれるものを使用すること
ができる。すなわち、この係止片7はボルト孔1
2が設けられた取付部13の下部に係止部14を
折り曲げ延出して形成されたもので、ボルト孔1
2に挿入されたボルト15を外壁パネル6に穿孔
された通孔16より屋外側へ出して、外壁パネル
6の屋外側からナツト17で締め付けることによ
り、係止片7を外壁パネル6側へ引き寄せて係止
部14と外壁パネル6との間に形成される下方開
口の係止溝8の間隙を変えるこができるようにし
ている。
しかして、外壁パネル6を外壁に取り付けるに
あたつては、第4図に示すように外壁パネル6を
サブフレーム5の屋外側に配設し、外壁パネル6
を下方へ移動させて外壁パネル6の裏面側に取り
付けた係止片7と外壁パネル6との間で形成され
る係止溝8内に取付金物3の基片1を挿入し、次
いで第5図に示すようにナツト17を締め付ける
ことにより係止片7を外壁パネル6側へ引き寄せ
て係止片7を基片1の上縁部に係止させると共に
係止部14と外壁パネル6の裏面との間で基片1
を挟持するものである。その後、上下の外壁パネ
ル6,6間にコーキング材18等を充填して防水
性を図るものである。
あたつては、第4図に示すように外壁パネル6を
サブフレーム5の屋外側に配設し、外壁パネル6
を下方へ移動させて外壁パネル6の裏面側に取り
付けた係止片7と外壁パネル6との間で形成され
る係止溝8内に取付金物3の基片1を挿入し、次
いで第5図に示すようにナツト17を締め付ける
ことにより係止片7を外壁パネル6側へ引き寄せ
て係止片7を基片1の上縁部に係止させると共に
係止部14と外壁パネル6の裏面との間で基片1
を挟持するものである。その後、上下の外壁パネ
ル6,6間にコーキング材18等を充填して防水
性を図るものである。
なお、第6図及び第7図は他の実施例を示した
ものである。この実施例では梁4のフランジ面9
上に立設されたサブフレーム5の両フランジ1
0,10に取付金物3の固着片2を固着具11に
て固着し、そして、この取付金物3の基片1に外
壁パネル6の下部に取り付けた係止片7を上方よ
り係止させるようにしたものである。
ものである。この実施例では梁4のフランジ面9
上に立設されたサブフレーム5の両フランジ1
0,10に取付金物3の固着片2を固着具11に
て固着し、そして、この取付金物3の基片1に外
壁パネル6の下部に取り付けた係止片7を上方よ
り係止させるようにしたものである。
上記のように本考案は、梁上に立設されたサブ
フレームに取付金物の両固着片を固着して取付金
物の基片を屋外側へ突出させ、外壁パネルをサブ
フレームの屋外側に配設すると共に取付金物の基
片に係止片を係止させたので、梁のフランジ上に
サブフレームが立設されている場合でも取付金物
の基片に係止片を係止させることで外壁パネルを
簡単に外壁に取り付けることができるものであ
る。
フレームに取付金物の両固着片を固着して取付金
物の基片を屋外側へ突出させ、外壁パネルをサブ
フレームの屋外側に配設すると共に取付金物の基
片に係止片を係止させたので、梁のフランジ上に
サブフレームが立設されている場合でも取付金物
の基片に係止片を係止させることで外壁パネルを
簡単に外壁に取り付けることができるものであ
る。
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図は同
上の水平断面図、第3図は同上に使用する係止片
の斜視図、第4図は同上の取付状態を示す分解断
面図、第5図は同上の要部拡大断面図、第6図は
同上の他の実施例の斜視図、第7図は同上の要部
水平断面図、第8図は従来例を示す一部省略斜視
図である。 1は基片、2は固着片、3は取付金物、4は
梁、5はサブフレーム、6は外壁パネル、7は係
止片、8は係止溝である。
上の水平断面図、第3図は同上に使用する係止片
の斜視図、第4図は同上の取付状態を示す分解断
面図、第5図は同上の要部拡大断面図、第6図は
同上の他の実施例の斜視図、第7図は同上の要部
水平断面図、第8図は従来例を示す一部省略斜視
図である。 1は基片、2は固着片、3は取付金物、4は
梁、5はサブフレーム、6は外壁パネル、7は係
止片、8は係止溝である。
Claims (1)
- 基片の両側より固着片を折曲して水平断面略コ
字状の取付金物を形成し、梁上に立設されたサブ
フレームに取付金物の両固着片を固着して基片を
屋外側へ突出せしめ、外壁パネルの裏面側に係止
片を固着して係止片と外壁パネルとの間に下方が
開口する係止溝を形成し、外壁パネルを上記サブ
フレームの屋外側に配設すると共に取付金物の基
片を係止溝内に挿入して係止片を基片に係止せし
めて成る外壁パネルの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2738085U JPH0334968Y2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2738085U JPH0334968Y2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61144115U JPS61144115U (ja) | 1986-09-05 |
JPH0334968Y2 true JPH0334968Y2 (ja) | 1991-07-24 |
Family
ID=30524279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2738085U Expired JPH0334968Y2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0334968Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-27 JP JP2738085U patent/JPH0334968Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61144115U (ja) | 1986-09-05 |
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