JP2506391Y2 - 高欄用支柱と横梁との固定構造 - Google Patents

高欄用支柱と横梁との固定構造

Info

Publication number
JP2506391Y2
JP2506391Y2 JP2878791U JP2878791U JP2506391Y2 JP 2506391 Y2 JP2506391 Y2 JP 2506391Y2 JP 2878791 U JP2878791 U JP 2878791U JP 2878791 U JP2878791 U JP 2878791U JP 2506391 Y2 JP2506391 Y2 JP 2506391Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
horizontal
balustrade
prop
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2878791U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0583012U (ja
Inventor
卓嗣 浜田
Original Assignee
株式会社ダイクレ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ダイクレ filed Critical 株式会社ダイクレ
Priority to JP2878791U priority Critical patent/JP2506391Y2/ja
Publication of JPH0583012U publication Critical patent/JPH0583012U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2506391Y2 publication Critical patent/JP2506391Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、高欄用支柱と横梁と
の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】高欄の支柱には、従来の鋳物製の支柱に
かえてその美観上の観点あるいは、加工上の問題等よ
り、角,あるいは丸パイプ等の閉断面部材を用いる場合
がある。
【0003】そして支柱と横梁との固定方法は種々考え
られ、その一例としては図4に示すように支柱の相対抗
する側面にそれぞれ突起を形成し、この突起に横梁の両
端部をそれぞれさし込み、差し込んだ横梁の両端部の下
方より止めネジで突起を締めつけ固定する手段がある。
しかし、この手段では、使用時に横梁の取替えをする際
には取外しが非常に困難である。
【0004】また、図5に示すように支柱の側面に穴を
形成し、該穴に横梁を挿入し、穴と横梁との隙間部に実
公昭58−17775号公報に示す如く、スプリングピ
ン、あるいはテーパーピンを圧入して固定する手段があ
る。しかし、この手段もスプリングピン、あるいはテー
パーピンの信頼性を確保するには穴部周囲の肉厚、即
ち、支柱の素材を肉厚の材で形成するか、あるいは穴部
にフランジ部を形成しなければならず、その加工作業が
煩雑でありコスト高となる。
【0005】更に、図6に示すように支柱の側面に穴を
形成し、該穴に横梁を挿入し、穴の下方に受座を形成し
ておき、該受座に挿入した横梁の端部をボルトにて締付
け固定する手段も考えられる。しかし、この手段もボル
トが上面に露出し、外観性を損なうという欠点があっ
た。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】このため、支柱と横梁
との固定において、外観性および信頼性はもとより、施
工性、加工性に優れた高欄用支柱と横梁との固定構造を
開発しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】高欄用支柱に閉断面部材
を使用する,該支柱と円形、角形等あらゆる断面形状の
横梁との固定構造において、支柱の側面に横梁の外径よ
りひとまわり大きな寸法の穴を穿設し、該穴のやや下方
に、締付固定具を挿入する孔を設け、該穴と横梁との下
方隙間部に、水平部と垂直部とを一体に形成し、全体の
形状がL字状であり、水平部上面をテーパ状に形成して
なる差し込み片を設け、該差し込み片の垂直部に前記締
付固定具の一方が対応する箇所に該締付固定具の他方を
挿入する孔を設け、前記孔と該孔とにボルト等を挿入し
て締めつけ固定することを特徴とするものより構成され
る。
【0008】
【実施例】そこで、図1に基づいてこの考案の最適な構
成を説明すると、高欄用支柱に角パイプを素材とした支
柱(1)を設け、該支柱(1)に固定する,円筒状の横
梁(2)との固定構造において、支柱(1)の側面(1
a)に横梁の外径よりひとまわり大きな径を有する穴
(3)を穿設し、該穴(3)に横梁(2)を挿入して固
定するに際して、穴(3)のやや下方に、ボルト(4)
を貫通させる穴(7)を設け、穴(3)と横梁(2)と
の下方隙間部(X)に、水平部(5a)と垂直部(5
b)とを一体に形成し、全体の形状がL字状であり、水
平部上面をテーパ状に形成してなる差込み片(5)を設
け、該差込み片(5)の垂直部(5b)に前記ボルト
(4)と螺合するようタップ孔あるいはナット(6)を
設け、前記ボルト(4)を該タップ孔あるいはナット
(6)に挿入してボルトを螺合して締めつけ固定するも
のである。
【0009】尚、図1において、差込み片(5)は支柱
(1)の内部側に設けたが、図7に示すように、支柱
(1)の外側であってもよいものである。
【0010】さらに、図2に示すように差込み片(5)
の水平部(5a)は、水平部の厚み方向をテーパ状に形
成してもよいものである。
【0011】
【作用】この考案の使用方法を説明すると、高欄用支柱
(1)の側面に形成した横梁(2)の外径より一周り大
きな寸法穴(3)に横梁(2)を挿入し、該横梁
(2)と穴(3)との下方隙間部(X)に、差込み片
(5)の水平部(5a)の先端部を差込みながら、穴
(3)の下方に挿入したボルト(4)で、垂直部(5
b)のタップ孔(6)あるいはナットに挿入し、該孔
(6)に挿入したボルトで螺合して締めつけることによ
り、差込み片(5)の水平部は支柱(1)の穴(3)よ
り外部に向かって押圧し、さらに押圧するに従って、穴
(3)内に挿入された横梁(2)は該水平部に押され、
横梁(2)は上方にせりあがり固定するものである。
【0012】
【考案の効果】本考案は、以上の構成よりなるものであ
り、この考案によれば、支柱(1)の側面に形成した穴
(3)と横梁(2)との隙間部(X)に、テーパ状の水
平部(5a)を有する差込み片(5)を、圧入すること
により横梁(2)を確実、かつ、堅牢に支柱(1)に固
定するものであり、差込み片(5)は横梁(2)の下方
に差し込むため、上方からは見え難く、美観性に優れて
おり、支柱(1)は角パイプ等の閉断面部材を用いるた
め、信頼性も高く、更に支柱(1)の穴(3)は横梁
(2)の径より一周り大きく形成してあるため、組付け
の際の作業性がよい等極めて有益なる効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部欠截断面図であ
る。
【図2】本考案に使用する差込み片の一実施例を示す斜
視図である。
【図3】本考案の使用状態を示す一部欠截正面図であ
る。
【図4】従来例を示す一部欠截正面図である。
【図5】従来例を示す一部欠截正面図である。
【図6】従来例を示す一部欠截正面図である。
【図7】本考案の他の実施例を示す一部欠截断面図であ
る。
【符号の説明】
1 支柱 2 横梁 3 穴 4 締付け固定具 5 差込み片 5a 水平部 5b 垂直部 6 孔 7 穴 X 隙間部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高欄用支柱に閉断面部材を使用する,該
    支柱と円形、角形等あらゆる断面形状の横梁との固定構
    造において、支柱の側面に横梁の外径よりひとまわり大
    きな寸法の穴を穿設し、該穴のやや下方に、締付固定具
    の一方を挿入する穴を設け、前記横梁の外径よりひとま
    わり大きな寸法の穴と横梁との下方隙間部に、水平部と
    垂直部とを一体に形成し、全体の形状がL字状であり、
    水平部をテーパ状に形成してなる差し込み片を設け、該
    差し込み片の垂直部に前記締付固定具の一方が対応する
    箇所に該締付固定具の他方を挿入する孔を設け、前記
    付固定具の一方を挿入する穴と該孔とにボルト等の締付
    固定具を挿入して締めつけ固定することを特徴とする高
    欄用支柱と横梁との固定構造。
  2. 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    し込み片において、該差し込み片の水平部の厚み方向を
    テーパ状に形成したことを特徴とする高欄用支柱と横梁
    との固定構造。
JP2878791U 1991-03-29 1991-03-29 高欄用支柱と横梁との固定構造 Expired - Lifetime JP2506391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2878791U JP2506391Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 高欄用支柱と横梁との固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2878791U JP2506391Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 高欄用支柱と横梁との固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0583012U JPH0583012U (ja) 1993-11-09
JP2506391Y2 true JP2506391Y2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=12258143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2878791U Expired - Lifetime JP2506391Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 高欄用支柱と横梁との固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2506391Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007198064A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Sekisui Jushi Co Ltd 防護柵

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5873761B2 (ja) * 2012-05-29 2016-03-01 株式会社ダイクレ 高欄の横梁を支柱に取付ける方法及び取付構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007198064A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Sekisui Jushi Co Ltd 防護柵
JP4618801B2 (ja) * 2006-01-30 2011-01-26 積水樹脂株式会社 防護柵

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0583012U (ja) 1993-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5465634A (en) Handlebar assembly for cycles
KR960038153A (ko) 체결 구조체
JP2506391Y2 (ja) 高欄用支柱と横梁との固定構造
KR960005780Y1 (ko) 건축물외장 석재의 고정구
JP2001075555A (ja) ピアノ用フレームの取付機構
JP3189999B2 (ja) 梁の補強部材
JP2915511B2 (ja) ガードレール等の設置構造
JP2587005Y2 (ja) 間仕切パネルにおける天レールとパネルを掛ける角支柱との連結構造
JPH0351454Y2 (ja)
JPS6311240Y2 (ja)
JPH08240009A (ja) ベランダ用パイプ取付金具
JP3476536B2 (ja) 防護柵用継ぎ手
JPS6214259Y2 (ja)
JPS5821852Y2 (ja) 手摺
JPH0340974Y2 (ja)
JPH0748096Y2 (ja) 机の組み立て構造
JPH0341549Y2 (ja)
JPS6227182Y2 (ja)
JPH051530Y2 (ja)
JPH0349253Y2 (ja)
JPH0142561Y2 (ja)
JPS6336116Y2 (ja)
JPH07229112A (ja) 視線誘導標
JPH0321510Y2 (ja)
JP2561905Y2 (ja) パーテイションにおけるコーナーベースカバーの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term