JP4618801B2 - 防護柵 - Google Patents

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Description

本発明は、道路側縁等に間隔をおいて立設された支柱間に横ビームが取付けられた防護柵に関するものである。
従来、かかる防護柵に関する提案は種々なされており、例えば特許文献1に記載されるような防護柵がある。
この防護柵は、支柱の側面に、横ビームの断面サイズよりやや大きい取付孔を設け、この取付孔の周縁部に環状のリングを取付け、このリングの中に横ビームの先端部を挿入し、この挿入した横ビームの先端部に設けた通孔の中に取付ピンを挿入したものである。この際、リングが外れないように、この挿入したリングの先端部を支柱の内側に沿うように折り曲げ、この折曲部と外側のリングとで支柱の側面を挟んでリングを支柱に取付けている。
実開昭53−2527号公報
しかしながら、上述の如き防護柵においては、リングの中に横ビームの先端部を挿入する際、挿入しやすい様にリングの内径を横ビームの外径より大きくし過ぎるとガタツキを生じ、逆に小さくし過ぎると挿入しずらくなるが、いずれにしても、リングの内径と横ビームの外径との間に、幾ばくかの隙間が必要であり、この隙間によって、車両通行時等に横ビームが不必要に振動し、異音が発生する問題がある。さらに、この振動により、リングと横ビームとが擦れて、リングや横ビームが破損する恐れもある。
そこで本発明は上記の如き問題点を解消し、横ビームをガタツクことなく支柱に簡単に取付けることができる防護柵を提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち、本発明に係る防護柵は、管状支柱の側面に設けられた取付孔に挿通された横ビーム端部と取付孔端縁との間にくさび状の固定部材が圧入されることにより、横ビームが支柱に取付けられ、前記取付孔は横ビーム端部が挿通される上部孔と、固定部材が差し込み可能な下部孔とから構成されると共に、前記下部孔は前記上部孔より狭幅となされて、上部孔に挿通された横ビーム端部が上部孔の下端縁に載置可能となされており、そして横ビーム端部の下面と下部孔の下端縁との間に圧入された固定部材によって、横ビーム端部が上部孔の上端縁に押圧されて固定されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、管状支柱の側面に設けられた取付孔に挿通された横ビーム端部と取付孔端縁との間にくさび状の固定部材が圧入されることにより、横ビームが支柱に取付けられ、前記取付孔は横ビーム端部が挿通される上部孔と、固定部材が差し込み可能な下部孔とから構成されると共に、前記下部孔は前記上部孔より狭幅となされて、上部孔に挿通された横ビーム端部が上部孔の下端縁に載置可能となされており、そして横ビーム端部の下面と下部孔の下端縁との間に圧入された固定部材によって、横ビーム端部が上部孔の上端縁に押圧されて固定されているため、例えばハンマー等の打撃具により、固定部材を横ビーム端部と取付孔端縁との間に打ち込むだけで、横ビームをガタツキなく支柱に取付けることができる。また、固定部材を横ビーム端部の下面と取付孔の下端縁との間に圧入して目立たない位置に取付けることができるため、外観上も好ましい。
本発明に係る実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
すなわち、図1は本発明に係る防護柵の実施の一形態を示す正面図、図2は図1の横ビームと支柱との取付部の詳細を示す部分断面図、図3(a)は図1に使用された固定部材の正面図、(b)はその平面図、(c)はその底面図、(d)はその左側面図、(e)はその右側面図、図4は図1に使用された支柱に設けられた取付孔の説明図である。
Pは道路等に設置される本発明に係る防護柵であって、間隔をおいて立設された支柱1間に横ビーム2が上下並行に間隔を開けて3段に取付けられている。
支柱1の側面には取付孔3が穿設され、上端部にはキャップ4が冠着されている。支柱1の断面形状は円形、矩形等、特に限定されるものではなく、またその材質も特に限定されるものではない。尚、本形態では、該支柱1は、断面がほぼ矩形のパイプからなり、材質は鋼管やアルミニウム管、又はそれらの外周に合成樹脂が塗装又は被覆されたもの等から作製されている。
横ビーム2は、前記支柱1と同様に、断面がほぼ矩形のパイプからなり、鋼管やアルミニウム管、又はそれらの外周に合成樹脂が塗装又は被覆されたもの等から作製される。尚、上下に横ビーム2を取付け、該横ビーム2間に適宜縦桟やパネルが取付られていてもよい。
5は、前記支柱1の側面に穿設された取付孔3に挿通された横ビーム2が抜け落ちるのを防止するための止めピンであり、該止めピン5は線材が逆L字形状に曲折されたものから作製され、横ビーム2端部に穿設された貫通孔21に挿入され係止されている。
6はくさび状の固定部材であって、前記支柱1の側面に穿設された取付孔3に横ビーム2端部を挿通した後、横ビーム2端部の下面と取付孔3下端縁との間に、固定部材6の先端側から、ハンマー等の打撃具により打ち込み、圧入することにより、横ビーム2はガタツキなく支柱1に取付けられている。
具体的には、前記取付孔3は横ビーム2端部が挿通される上部孔31と、前記上部孔31より狭幅の固定部材6が差し込み可能な下部孔32とから構成されている。そして、横ビーム2端部を上部孔31に挿通し、横ビーム2端部を上部孔31の下端縁に載置すると共に、下部孔32に固定部材6の先端側を差し込み、圧入することにより、横ビーム2端部の下面と取付孔3の下端縁である下部孔32の下端縁との間に圧入された固定部材6によって、横ビーム2端部が上部孔31の上端縁に押圧されて固定される。
尚、本形態では、取付孔3を上部孔31と下部孔32とから構成したが、横ビーム2端部が挿通される上部孔31のみから構成してもよい。この場合は、取付孔3に横ビーム2端部を挿通する際、横ビーム2端部の下端面は自重で取付孔3の下端縁に当接するため、固定部材6を差し込む際は、横ビーム2端部を若干持ち上げ、隙間を作って差し込む必要がある。
前記固定部材6は、基端に下部孔32を覆い隠す大きさの係止部61が設けられ、固定部材6が打撃具により下部孔32に打ち込まれた際に、固定部材6が支柱1の内部に入り込まないよう、係止部61にて係止されるようになされている。
また、固定部材6は、係止部61の裏面からくさび部62が突出されており、該くさび部62は先端に向かうに従い、その厚みが徐々に薄くなるようになされている。
また、くさび部62の上面側及び下面側には、先端側を傾斜面とする鋸歯形状の突起63a、63bがそれぞれ形成されている。そして固定部材6が下部孔32に打ち込まれた際、上面側の突起63bは横ビーム2の下面に引っかかり、下面側の突起63aは下部孔32の下端縁に引っかかることで、固定部材6が抜け落ちないようになされている。
また、前記の如く、横ビーム2端部に穿設された貫通孔21に挿入される止めピン5の邪魔をしないように、くさび部62は台形状に切欠かれて平面視コ字状を呈しており、その中央部を止めピン5が下方に通過されるようになされている。尚、左右方向に角度を伴って横ビーム2を取付ける際に、止めピン5と固定部材6とが干渉する場合には、コ字状の一方を切断し、固定部材6を打ち込めばよい。
尚、固定部材6の材質は特に限定されるものではないが、前記の如く、横ビーム2と取付孔3の隙間に打ち込まれ、且つ横ビーム2や支柱1を傷つけないように、合成樹脂や硬質のゴム等が好ましい。
上記形態は、支柱1及び横ビーム2のいずれもが略矩形のものであったが、円形の場合は、くさび部62が三日月状の固定部材6を使う等、使用する支柱1及び横ビーム2の形状に応じて、適宜係止部61やくさび部62の形状を変更した固定部材6を用いればよい。
本発明に係る防護柵は、例えばハンマー等の打撃具により、固定部材を横ビーム端部と取付孔端縁との間に打ち込むだけで、横ビームをガタツキなく支柱に取付けることができるため、施工性に優れた防護柵として、好適に利用することができる。
本発明に係る防護柵の実施の一形態を示す正面図である。 図1の横ビームと支柱との取付部の詳細を示す部分断面図である。 (a)は図1に使用された固定部材の正面図、(b)はその平面図、(c)はその底面図、(d)はその左側面図、(e)はその右側面図である。 図1に使用された支柱に設けられた取付孔の説明図である。
符号の説明
P 防護柵
1 支柱
2 横ビーム
3 取付孔
31 上部孔
32 下部孔
6 固定部材
61 係止部
62 くさび部
63a 突起
63b 突起

Claims (1)

  1. 管状支柱の側面に設けられた取付孔に挿通された横ビーム端部と取付孔端縁との間にくさび状の固定部材が圧入されることにより、横ビームが支柱に取付けられ、前記取付孔は横ビーム端部が挿通される上部孔と、固定部材が差し込み可能な下部孔とから構成されると共に、前記下部孔は前記上部孔より狭幅となされて、上部孔に挿通された横ビーム端部が上部孔の下端縁に載置可能となされており、そして横ビーム端部の下面と下部孔の下端縁との間に圧入された固定部材によって、横ビーム端部が上部孔の上端縁に押圧されて固定されていることを特徴とする防護柵。
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