JP3149460U - 排水溝ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】底壁と、底壁一端より立ち上がる前壁と、底壁他端より立ち上がる後壁と、前壁及び後壁の内側に横向きに突設される受け部を備え、道路の路肩に沿って一連に並べて設置される水路部と、各水路の受け部上に載置して縁切りされた状態で取付けられるカバープレートよりなる排水溝ユニットにおいて、カバープレートの縁切れ箇所の補強効果を高め、車両がカバープレート上に乗り入れて走行し、縁切れ箇所にかかってもカバープレートをしっかりと安定して支持できるようにする。【解決手段】水路部12の前壁12bにはカバープレート13を支持する横向きに突設される受け部と、その両端の縁切れ箇所近くに補強材16が設けられる。補強材16は、水平部16aと垂直部16bよりなるアングル状で、水平部一端が前壁12bに、垂直部他端が底壁12aに固着され、片持ち梁状の受け部より剛性が大にされる。【選択図】図4
Description
本考案は、道路の路肩や中央分離帯等(以下、これらを単に路肩という。したがって本考案において路肩とは、道路の路肩、中央分離帯等を含むものとする)に設置され、自動車等の車両が道路から外れないようにガードするガード機能を備えると共に、道路の排水機能を備えた鋼製の排水溝ユニットに関する。
この種の排水溝ユニットには、種々の構造のものが知られ、一般には水路部と、該水路部上に取外し可能に取付けられるカバープレートとよりなっており、カバープレートは雨水の排水孔を備えた集水路と、車両が道路から外れないようにガードするタイヤ支承部を備えている。そして水路部及びカバープレートは共に一定長さ、通常は約1m程度の長さで、施工時には路肩に該路肩に沿い一連に接続して設置されている。
図1は、特許文献1に開示される排水溝ユニットの例を示すもので、道路側の前板1a、底板1b、高欄側の後壁1cよりなり、前壁1aの内面上部に倒L形断面の受け部2を、後壁1cの内部上部にロッド支承部3aを下向きに突設した受け部3を備えた水路部1と、図示しない排水孔を備えた集水部4a、タイヤ支承部となる傾斜部4b、ロッド支承部3aに差込まれるロッド5を突設した、上面部4cとからなり、水路部1上にロッド5をロッド支承部3aに差込んで両側縁を左右の両受け部2、3に載置して支持されるカバープレート4よりなっている。
図2は、特許文献2に開示される排水溝ユニットの別の例を示すもので、道路側の前壁6a、底壁6b、高欄側の後壁6cとよりなり、前壁6aと後壁6cの内面上部にそれぞれ倒L形断面の受け部7、8を備えた水路部6と、図示しない排水孔を備えた集水部9a、垂直なタイヤ支承部9b、上面部9cとよりなり、集水部9aには、板状の補強リブ10を流水方向に適当間隔をおき、集水部9aと直交して下向きに固着したカバープレート9よりなっている。
水路部及びカバープレートは、前述するように路肩に一連に並べて接続されているだけで、水路部のカバープレート受け用の受け部及びカバープレートは共に継ぎ目で縁切りされた状態になっている。そのためカバープレート上に車両が乗り入れて走行する際、縁切れ箇所にかかると、図1に示す受け部2や図2に示す受け部7の片持ち梁状をなす水平部が縁切れされた箇所において下向きに撓み(受け部2、7の水平部が長くなる程撓み易い)、これによりカバープレートが車両の走行に支障をきたす恐れがある。
図2に示す排水溝ユニットのように、補強リブ10を縁切れ箇所に設ければ、カバープレートが縁切れされた箇所において補強リブにより支持され、上述するようなカバープレートの変形が生じにくいが、板状の補強リブ10をカバープレートに真直ぐに取付けることは困難であり、しかもカバープレートを線状に支持しているため、カバープレートの補強としては不十分で、車両走行時に斜め方向に掛かる荷重に対し、不安定である等の問題を有している。
本考案は、上記の問題を解消することができる排水溝ユニットを提供することを目的とする。
本考案は、上記の問題を解消することができる排水溝ユニットを提供することを目的とする。
本考案は、底壁と、道路側の底壁一端より立上がる前壁及び底壁他端より立上がる後壁からなり、前壁と後壁のうち、少なくとも前壁の内側上部には横向きの受け部が突設される水路部と、該水路部上に取外し可能に取り付けられ、一側縁が前記前壁より横向きに突設される受け部に載置して支持されるカバープレートよりなり、路肩に該路肩に沿って一連に接続して設置される排水溝ユニットであって、水路部両端のカバープレートが縁切りされる箇所には、水平部と垂直部よりなるアングル状をなして水平部の一端が前壁に固着されると共に、垂直部の他端が底壁に支持、好ましくは固着され、カバープレートの縁切れされた箇所ないしその付近を支持する補強材を設けたことを特徴とする。
本考案によると、補強材はアングル状をなして一端が前壁に固着されると共に、他端が底壁に支持して取付けられるため、図2に示す補強リブ10に比べ取付けが容易で、取付け状態も安定し、車両がカバープレート上に乗り入れて走行する際、縁切れされた箇所ないしその付近に集中荷重がかかったとしても、受け部の前壁より片持梁状に突出する水平部に比べ、補強材が変形しにくく、カバー部の跳ね上がりを防止できること、補強材の水平部がカバープレートを面で広く安定して支持し、カバープレートの補強効果が高められること、補強材は、前壁と底壁の一部とで流水断面を形成し、しかも水路部の両端に設けられているだけであるから、水路部の流水が自由に流れ込んで流出するようになり、水路部の流水断面を実質的に制限することはなく、流水が阻害されることがないこと等の効果を有する。
以下、本考案の実施形態の排水溝ユニットについて図面により説明する。
図3は、排水溝ユニット11の平面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は同B−B線断面を示すもので、排水溝ユニット11は、図6に全体構成を示す鋼製の水路部12と、図7に全体構成を示す同じく鋼製のカバープレート13よりなっている。以下、これらについて詳述する。
図3は、排水溝ユニット11の平面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は同B−B線断面を示すもので、排水溝ユニット11は、図6に全体構成を示す鋼製の水路部12と、図7に全体構成を示す同じく鋼製のカバープレート13よりなっている。以下、これらについて詳述する。
水路部12は、底壁12aと、道路側の底壁一端より立ち上がる前壁12bと、高欄側の底壁他端より立ち上がる後壁12cの基本構成よりなっており、前壁12bの内側上部には倒L形断面の受け部15が横向きに固着され、その両側の前壁両端部には、水平部16aと垂直部16bよりなるアングル状の補強材16が水平部の一端を前壁12bに固着すると共に、垂直部の他(下)端を底壁12aに支持、好ましくは固着して設けられている。
一方、後壁12cには、上端に内側横向きに折曲加工した受け部17が形成されている。図中、18は後壁12cに固着される受け部17の補強リブであり、19は同じく後壁12cに固着され、鉤溝を備え、受け部17の補強を兼ねた保持具である。
カバープレート13は、一側縁が受け部15と補強材16に載置される水平な集水部13aと、傾斜部13bと、受け部17上に載置される上面部13cよりなり、水平部13aより傾斜部13bに掛けて排水孔21が複数形成されている。上面部13cには、図示していないが、前記保治具19の鉤溝に係止する係止部を下向きに突設している。図中、22は集水部13aと傾斜部13bの補強プレートであり、23は傾斜部13bの補強リブである。
本実施形態の排水溝ユニット11は以上のように構成され、路肩への施工時には、通常、先ず水路部12を路肩に沿い一連に並べて接続し設置する。水路部設置後、個々の水路部上にそれぞれカバープレート13を係止部を保治具19の鉤溝に係止して上面部13cを受け部17に載せ、かつ集水部13aを受け部15に載せて取付ける。
個々の水路部上に取付けられたカバープレート13は、接続部分が縁切れされた状態で一連に並べて接続され、個々のカバープレート13は縁切れされた箇所の付近で集水部13a側縁が補強材16上に支持される。
本実施形態の排水溝ユニットによると、補強材16は一端が前壁12bに固着されると共に、他端が底壁12aに支持されるため一定の形状となって、該形状が維持され、片持ち梁状に横向きに突設される受け部15よりも剛性が大で補強機能が高く、車両がカバープレート上に乗り入れて走行し、縁切れ箇所にかかって集中荷重が掛かったとしても、該箇所が補強材16によってしっかりと保持され、カバープレート13の跳ね上がりを生ずることがないこと、補強材16の水平部16aがカバープレート13を面で広く安定して支持し、カバープレート13の補強効果が高められること、補強材16は前壁12bと底壁12aの一部とで流水断面を形成し、しかも水路部12の両端に設けられているだけであるから、水路部12の流水が自由に流れ込んで流出するようになり、水路部12の流水断面を制限したり、流水の妨げとなることもないこと等の効果を有する。
11・・排水溝ユニット
12・・水路部
12a・・底壁
12b・・前壁
12c・・後壁
13・・カバープレート
13a・・集水部
13b・・傾斜部
13c・・水平部
15、17・・受け部
16・・補強材
16a・・水平部
16b・・垂直部
18、23・・補強リブ
19・・保持具
21・・排水孔
22・・補強プレート
12・・水路部
12a・・底壁
12b・・前壁
12c・・後壁
13・・カバープレート
13a・・集水部
13b・・傾斜部
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15、17・・受け部
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16a・・水平部
16b・・垂直部
18、23・・補強リブ
19・・保持具
21・・排水孔
22・・補強プレート
Claims (1)
- 底壁と、道路側の底壁一端より立上がる前壁及び底壁他端より立上がる後壁からなり、前壁と後壁のうち、少なくとも前壁の内側上部には横向きの受け部が突設される水路部と、該水路部上に取外し可能に取り付けられ、一側縁が前記前壁より横向きに突設される受け部に載置して支持されるカバープレートよりなり、路肩に該路肩に沿って一連に接続して設置される排水溝ユニットであって、水路部両端のカバープレートが縁切りされる箇所には、水平部と垂直部よりなるアングル状をなして水平部の一端が前壁に固着されると共に、垂直部の他端が底壁に支持され、カバープレートの縁切れされた箇所ないしその付近を支持する補強材を設けたことを特徴とする排水溝ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000169U JP3149460U (ja) | 2009-01-16 | 2009-01-16 | 排水溝ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000169U JP3149460U (ja) | 2009-01-16 | 2009-01-16 | 排水溝ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3149460U true JP3149460U (ja) | 2009-03-26 |
Family
ID=54854035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009000169U Expired - Lifetime JP3149460U (ja) | 2009-01-16 | 2009-01-16 | 排水溝ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3149460U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016132896A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | 株式会社ダイクレ | 排水溝ユニット |
JP6165938B1 (ja) * | 2016-07-19 | 2017-07-19 | 株式会社シラヤマ | 排水溝ユニット |
JP6210609B1 (ja) * | 2017-03-23 | 2017-10-11 | 株式会社新興化学 | 排水装置 |
JP6391133B1 (ja) * | 2017-06-27 | 2018-09-19 | 株式会社シラヤマ | 排水調整部材 |
-
2009
- 2009-01-16 JP JP2009000169U patent/JP3149460U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016132896A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | 株式会社ダイクレ | 排水溝ユニット |
JP6165938B1 (ja) * | 2016-07-19 | 2017-07-19 | 株式会社シラヤマ | 排水溝ユニット |
JP6210609B1 (ja) * | 2017-03-23 | 2017-10-11 | 株式会社新興化学 | 排水装置 |
JP2018159234A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 株式会社新興化学 | 排水装置 |
JP6391133B1 (ja) * | 2017-06-27 | 2018-09-19 | 株式会社シラヤマ | 排水調整部材 |
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