JP3129933U - 排水溝ユニット - Google Patents

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啓之 鈴木
智也 久保
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株式会社ダイクレ
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Abstract

【課題】水路部と該水路部上に被せて取着されるカバー部よりなり、道路橋の路肩に連続して設置される排水溝ユニットにおいて、従来のものより構造を簡単にし、カバー部の着脱も容易にする。
【解決手段】水路部2には、道路側(前面側)と壁高欄側の側壁部2a、2bの内側上縁にそれぞれ受材4及び6を固着し、受材4、4間及び6、6間にはガイドプレート5及び7が受材より低く段をなして掛け渡されている。カバー部3には、前縁裏面のガイドプレート5と対応する箇所に断面略コ形の規制部材18が固着されると共に、壁高欄側裏面のガイドプレート7と対応する箇所にガイド材19が固着されている。カバー部3を水路部2に取付けるときには、規制部材18をガイドプレート5に差込んでカバー部前縁の跳ね上がりを規制すると共に、ガイド材19の突出部19aをガイド材側壁部2cとガイドプレート7との間の間隙8に差込んでカバー部3の横ずれを規制する。
【選択図】図4

Description

本考案は、道路橋を含む道路の路肩や中央分離帯等に設置され、自動車のガード機能を備えた鋼製の排水溝ユニットに関する。
この種の排水溝ユニットは、自動車が道路から外れないようにしたり、路面の雨水を排水するために用いられ、種々の構造のものが知られる。下記特許文献1及び2に示されるものがその例で、通常、水路部と、該水路部上に着脱可能に取付けられるカバー部とよりなり、カバー部は自動車が道路から外れないようにガードすると共に、集水面に排水孔を備え、路面の雨水が排水孔より水路部に流入して排水されるようにしてある。
特開2005−61020号 特開2005−344389号
上述する排水溝ユニットは、自動車がカバー部上に乗り上げたり、衝突するようなことがあっても跳ね上がったり、外れたりすることがないようにすると共に、水路部の清掃等によりカバー部を外す必要があるときには、その取外し、或いは取付けが容易に行えるようにすることが望まれるが、従来の排水溝ユニットは、カバー部の取付構造が概して複雑であったり、取付けや取外しが容易でない。
本考案は、従来の排水溝ユニットに比べ、構造が比較的簡単であり、カバー部の着脱も容易である排水溝ユニットを提供することを目的とする。
請求項1に係る考案は、水路部と、該水路部上に取付手段によって着脱可能に取付けられ、排水孔を備えた集水面を有するカバー部よりなり、道路の路肩や中央分離帯等に設置される鋼製の排水溝ユニットにおいて、上記取付手段がカバー部の一側縁の跳ね上がりを規制する第1の取付手段と、カバー部の他側縁の横ずれを規制する第2の取付手段よりなり、第1の取付手段は、水路部とカバー部のいずれか一方に横向きに設けられるガイドプレートと、水路部とカバー部のいずれか他方に設けられ、上記ガイドプレートに横方向から差込まれる断面略コ形又は倒L形の跳ね上がりを規制する規制部材を有する一方、第2の取付手段は水路部とカバー部のいずれか一方に縦向きに突設される突出部と、水路部とカバー部のいずれか他方に設けられ、上記突出部に縦方向より差込まれる差込部を有することを特徴とする。
請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案において、第1の取付手段のガイドプレートが水路部の道路側に設けられると共に、跳ね上がりを規制する規制部材が開口を道路側に向けた断面略コ形をなしてカバー部の道路側側縁に設けられ、また第2の取付手段の突出部がカバー部に固着したアングル材により構成されると共に、差込部が水路部の側壁部と、該側壁部と適宜の間隔を存するガイド部材とにより構成されることを特徴とする。
本考案の排水溝ユニットによると、カバー部は第1の取付手段により跳ね上がりが規制されると共に、第2の取付手段により横ずれが規制された状態で水路部に取付けられ、その取外しは、規制部材とガイドプレートとの間の遊びの範囲内でカバー部の他側縁を持上げて傾け、第2の取付手段を構成する突出部を差込部より外し、続いてカバー部を横方向にずらしながら、カバー部の他側縁を更に持上げてガイドプレートと跳ね上がり規制部材を互いに引き離すことにより、従来の排水溝ユニットに比べ簡易に行えること、取付手段が第1及び第2の取付手段のみからなり、しかも各取付手段は抜き差しできるように構成されているだけであるから、構造を比較的簡単にできること等の効果を奏する。
以下、本考案の一実施形態の排水溝ユニットについて図面により説明する。
図1は、本考案に係る排水溝ユニット1の平面図、図2は、図1に示す排水溝ユニット1を例えば道路橋の路肩に設置したときの図1のA−A線断面、図3は同B−B線断面を示すもので、この排水溝ユニット1は鋼製の水路部2と、該水路部上に被せて取着される同じく鋼製のカバー部3よりなり、以下、これら水路部2及びカバー部3について順に詳述する。
水路部2は、図2及び図3に示すように、平底部2aと、該平底部2aの両端から立ち上がる側壁部2b、2cからなり、道路側(前面側)の側壁部2bの内側上縁には図1に示すように中央部と、両端にカバー部3の一側縁を支持する、アングル材よりなる受材4が溶接又はボルトにて固着されると共に、受材4間にガイドプレート5が受材4より低く段をなし、かつ側壁部2aと適宜の間隙を存するようにして掛け渡され、固着されている。
壁高欄側(背面側)の側壁部2cには、内側上縁の中央部と、その両側にカバー部3の他側縁を支持する同じくアングル材よりなる受材6が溶接又はボルトにて固着されると共に、受材間にガイド部材であるガイドプレート7が受材6より低く段をなし、かつ側壁部2cと適宜の間隙8を存するようにして掛け渡され固着されている。
側壁部2cにはまた、外側の上下に複数のパイプ9が平面視で左右対称形をなして固着され、各パイプ9にはL形のアンカー11が差込まれて、側壁部2cより突出する部分が壁高欄12に埋設されるようになっており、側壁部2bの外側下縁に固着されて、路肩より突出する図示しないアンカーに差込まれて固定される補強アングル材13と共に、水路部2を壁高欄12と路肩に固定している。
カバー部3は平坦な集水面3a及び取付面3bと、両面3a及び3bを連結する傾斜面3cよりなり、集水面3aと傾斜面3cには図1に示すように、両面にまたがる通水孔15が形成され、上記傾斜面3cは自動車のタイヤが傾斜面3cに乗り上げるようなことがあったときには、タイヤを集水面3a上に戻すガイド機能を行うようになっており、その裏面には該裏面と直交する板状の補強リブ16が固着されている。
カバー部3にはまた、集水面3aの前縁裏面におけるガイドプレート5と対応する箇所に開口を道路側に向けた断面略コ形の規制部材18が固着され、該規制部材18はカバー部3を水路部2に取付けるときにガイドプレート5に上下方向に適宜の遊びを存して差込まれ、該ガイドプレート5と共にカバー部前縁の跳ね上がりを規制する第1の取付手段を構成している。
壁高欄側の取付面3b裏面には、ガイドプレート7と対応する箇所にアングル材よりなるガイド材19が固着され、該ガイド材19の下向きに突出する突出部19aがカバー部3を水路部2に取付けるときに側壁部2cとガイドプレート7との間の間隙8に適宜の遊びを存して差込まれ、側壁部2cとガイドプレート7との間に形成される該間隙8は差込部を構成し、側壁部2cとガイドプレート7は、ガイド材19の突出部19aと共にカバー部3の横ずれを規制する第2の取付手段を構成している。図中、21は集水面3aと取付面3bにまたがってカバー部裏面に固着される補強プレートである。なお図4は、上述する排水溝ユニット1の側面を示すもので、カバー部3は水路部2にチェーン22によって取外し可能に連結されている。
本実施形態の排水溝ユニット1は以上のように構成され、カバー部3を図1〜図4に示す状態より取外すときには、先ずチェーン22を外す。ついで取付面3bを持上げ、ガイドプレート5に規制部材18を係止させた状態でガイドプレート5を支点としてカバー部3を傾け、ガイド材19を間隙8より抜き出す(図5)。続いて間隙8に遊びを存して差込まれるガイド材19の上記遊びの範囲内で、カバー部3を壁高欄側に限度まで寄せてずらしながら取付面3bを更に持上げて図の反時計方向に旋回させ、カバー部3を壁高欄側に寄せて規制部材18をガイドプレート5より外す。
カバー部3を取付けるときには上記と逆の手順によって取付が行われる。
上記実施形態での規制部材18は断面略コ形に形成されてカバー部3に固着されているが、倒L形に形成されていてもよいし、カバー部3に固着する代わりに水路部2の側壁部2bに開口を壁高欄側に向けて固着し、カバー3より側方に向けて突設されるガイドプレートを規制部材に差込むようにしてもよい。
上記実施形態ではまた、カバー部3の取付面3cにガイド材19を固着し、該ガイド材19の突出部19aを水路部21側に設けた間隙8に差込むようにしているが、取付面3cに差込部となる下向きに開口する差込溝を備えた差込材を下向きに突設すると共に、側壁部2cにガイド材を設けて、該ガイド材の突出部を差込溝に差込むようにしてもよい。
図6に示す実施形態の排水溝ユニット31は、上記実施形態の排水溝ユニット1において、壁高欄側のカバー部3の取付面3bに凹所33を左右両側に形成し、各凹所33を通してボルト34をガイド材19に捩じ込んでカバー部3の取付面3bを固定してなるものである。
本実施形態によると、ボルト34を併用することによりカバー部3をより確実に固定し、壁高欄側のカバー部3の浮き上がりを抑制することができる。
本考案に係る排水溝ユニット1は、上述するように道路橋の路肩のほか、一般道路の路肩或いは中央分離帯に設置することができる。
本考案に係る排水溝ユニットの平面図 図1に示す排水溝ユニットを道路橋の路肩に設置した状態における図1のA−A線拡大断面図 同B−B線拡大断面図 排水溝ユニットの側面図 カバー部を取外すときの状態を示す断面図 本考案に係る排水溝ユニットの別の例の平面図 図6のC−C線拡大断面図
符号の説明
1・・排水溝ユニット
2・・水路部
2a・・平底部
2b、2c・・側壁部
3、32・・カバー部
3a・・集水面
3b・・取付面
3c・・傾斜面
4、6・・受材
5、7・・ガイドプレート
8・・間隙
9・・パイプ
11・・アンカー
12・・壁高欄
13・・補強アングル材
15・・通水孔
16・・補強リブ
18・・規制部材
19・・ガイド材
19a・・突出部
21・・補強プレート
22・・チェーン
33・・凹所
34・・ボルト

Claims (2)

  1. 水路部と、該水路部上に取付手段によって着脱可能に取付けられ、排水孔を備えた集水面を有するカバー部よりなり、道路の路肩や中央分離帯等に設置される鋼製の排水溝ユニットにおいて、上記取付手段がカバー部の一側縁の跳ね上がりを規制する第1の取付手段と、カバー部の他側縁の横ずれを規制する第2の取付手段よりなり、第1の取付手段は、水路部とカバー部のいずれか一方に横向きに設けられるガイドプレートと、水路部とカバー部のいずれか他方に設けられ、上記ガイドプレートに横方向から差込まれる断面略コ形又は倒L形の跳ね上がり規制する規制部材を有する一方、第2の取付手段は水路部とカバー部のいずれか一方に縦向きに突設される突出部と、水路部とカバー部のいずれか他方に設けられ、上記突出部が縦方向より差込まれる差込部を有することを特徴とする排水溝ユニット。
  2. 第1の取付手段のガイドプレートが水路部の道路側に設けられると共に、跳ね上がりを規制する規制部材が開口を道路側に向けた断面略コ形をなしてカバー部の道路側側縁に設けられ、また第2の取付手段の突出部がカバー部に固着したアングル材により構成されると共に、差込部が水路部の側壁部と、該側壁部と適宜の間隔を存するガイド部材とにより構成されることを特徴とする請求項1記載の排水溝ユニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010261258A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Daikure Co Ltd 排水溝ユニット
JP2016132896A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 株式会社ダイクレ 排水溝ユニット
CN112554316A (zh) * 2020-12-14 2021-03-26 池州市公路管理服务中心 一种高速公路路肩排水装置

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