JP4246891B2 - 螺旋階段 - Google Patents

螺旋階段 Download PDF

Info

Publication number
JP4246891B2
JP4246891B2 JP2000225100A JP2000225100A JP4246891B2 JP 4246891 B2 JP4246891 B2 JP 4246891B2 JP 2000225100 A JP2000225100 A JP 2000225100A JP 2000225100 A JP2000225100 A JP 2000225100A JP 4246891 B2 JP4246891 B2 JP 4246891B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
sleeve member
step plate
spiral staircase
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000225100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002038678A (ja
Inventor
一郎 中嶋
紀之 丹羽
正義 田中
富三雄 青木
伸夫 井上
清人 松波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Forestry Co Ltd
Sumitomo Forestry Crest Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
Sumitomo Forestry Crest Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Forestry Co Ltd, Sumitomo Forestry Crest Co Ltd filed Critical Sumitomo Forestry Co Ltd
Priority to JP2000225100A priority Critical patent/JP4246891B2/ja
Publication of JP2002038678A publication Critical patent/JP2002038678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4246891B2 publication Critical patent/JP4246891B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、支柱を中心として該支柱の周囲に複数の段板を螺旋状に取り付けて形成される螺旋階段に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
螺旋階段は、支柱を中心としてその周囲に複数の段板を螺旋状に取り付けて形成される階段であって、階段の設置面積を小さくして敷地を有効に利用することが可能になる。かかる螺旋階段は、加工のしやすさや強度の点から金属製のものが多く、工場等において予め一体のものとして製造されたり、施工現場においてボルト等の締結部材や溶接作業によって各段板を一段づつ支柱に螺旋状に取り付けることによって設置される。
【0003】
しかしながら、従来の螺旋階段は、工場等で一体化したものは運搬に不便であり、施工現場で組み立てるものは、支柱に対して一段づつ段板を取り付けてゆく必要があるため、多くの手間がかかり、効率の良い施工を行うことができなかった。また、従来の螺旋階段は、主として金属製の階段であるため、木造建築物等における屋内用の階段として用いるには、屋内の景観にマッチせず、装飾性に劣ることになる。
【0004】
本発明は、多くの手間を要することなく施工現場において組立設置作業を迅速に行うことのできる螺旋階段を提供することを目的とするものである。
【0005】
また、本発明は、支柱を中心として該支柱の周囲に複数の段板を螺旋状に取り付けて形成される螺旋階段において、昇降時に螺旋階段にきしみ音やがたつき、揺れ、振動等が生じるのを効果的に防止することのできる螺旋階段を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、支柱を中心として該支柱の周囲に複数の段板を螺旋状に取り付けて形成される螺旋階段において、前記支柱を挿通し得る内径を備えると共に階段の段差に応じた高さを有するスリーブ部材と、中心側端部に前記支柱を挿通し得る挿通穴を有する扇形状の段板とを前記支柱に交互に通して該支柱の周囲に配設し、配設された前記段板の周方向の位置を各々調整して位置合わせをした後、下段側段板の外側端部と上段側段板の外側端部とを階段の段差に応じた高さを有する束部材を介して各々固定し、しかる後に、交互に通した複数の前記スリーブ部材及び前記段板を前記支柱の上端部から一体として締め付けることにより、前記段板を螺旋状に設置して形成され、且つ、前記スリーブ部材の少なくとも一方の端面には、前記支柱の外径と略合致する内径を有するリングプレートが、前記スリーブ部材の開口周縁部を覆って取り付けられており、前記段板の少なくとも一方の面には、前記支柱の外径と略合致する内径を有するリングプレートが、前記挿通穴の開口周縁部を覆って取り付けられており、前記スリーブ部材に取り付けたリングプレートと、前記段板に取り付けたリングプレートとが重なる部分に、合成樹脂からなるフィルムが挟み込まれている螺旋階段を提供することにより、上記目的を達成したものである(請求項1記載の発明)。
【0007】
本発明の螺旋階段は、前記スリーブ部材と前記段板接続一体化されて段板部材を構成しており、該段板部材を前記支柱に順次通すことにより、該支柱の周囲に前記スリーブ部材と前記段板とを交互にことが好ましい(請求項2記載の発明)。
【0008】
また、本発明の螺旋階段は、前記スリーブ部材が前記段板の下面側において前記段板と接続一体化されていることが好ましい(請求項3記載の発明)。
【0009】
さらに、本発明の螺旋階段は、前記スリーブ部材、前記段板、及び前記束部材が木質材料を用いて形成されていることが好ましい(請求項4記載の発明)。
【0010】
さらにまた、本発明の螺旋階段は、前記スリーブ部材の下端面に、前記リングプレートが、下端開口の開口周縁部を覆うと共に下方に僅かに突出した状態で取り付けられており、前記段板の上面には、挿通穴17の周囲に沿って陥没凹部が設けられていると共に、該陥没凹部には、前記リングプレートが、挿通穴の開口周縁部を覆って取り付けられており、該陥没凹部に嵌め込むようにして、前記合成樹脂からなるフィルムを挟み込みつつ、下端面に前記リングプレートが取り付けられた前記スリーブ部材が前記段板に重ね合わされることが好ましい(請求項記載の発明)。
【0013】
上記記載において、扇形状の段板は、正確な扇形の平面形状を備えている必要は必ずしもなく、略扇形の平面形状であれば良い。すなわち、例えば三角形、台形等の、中心側端部となる鋭角部分と、この鋭角部分の反対側に位置して螺旋形状の周方向に沿って配置される弧状或いは弦状の外側縁部とを備える平面形状であれば良い。
【0014】
また、上記記載において、木質材料を用いて形成されるとは、必ずしもその全てが木質材料によって形成されていることを意味するものではなく、例えば芯となる金属部材を覆って木質材料を取り付けて、当該木質材料を部分的に用いて形成されている場合も含まれる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態によれば、図1及び図2(a),(b)に示すように、例えば木造建築物の屋内に螺旋階段10を設ける際に、本発明の螺旋階段を採用したものである。本実施形態によれば、螺旋階段10は、1階のフロア20と2階のフロア21とを接続するために、支柱11(図3(d)参照)を中心としてこれの周囲に14段の段板12を螺旋状に取り付けて形成される。
【0016】
また、本実施形態によれば、螺旋階段10を設置する作業は、図3(a)〜(c)に示すような、スリーブ部材13と、段板12と、束部材14とを組み合わせてなる螺旋階段用ユニットを用いて施工される。
【0017】
スリーブ部材13は、木質材料からなる円筒状の部材であって、その中央部分に支柱11を挿通し得る大きさの90mmよりやや大きい内径の貫通穴15がくり抜いて形成されている。また、スリーブ部材13は、隣接する一対の段板12間、或いは1階のフロア20や2階のフロア21と段板12との間の段差を、予め決められた高に設定できるように、階段の段差に応じた100〜160mm程度の高さを備えている。また、スリーブ部材13の上端面には貫通穴15の上端開口の周囲に沿って環状凸部16が数mm程度の高さで突出形成されている。この環状凸部16は、スリーブ部材13及び段板12を支柱11に取り付ける際に、段板12の下面において挿通穴17の周囲に沿って形成された環状凹部19(図7参照)に嵌め込まれる。
【0018】
段板12は、略扇形の平面形状を有する厚さ45mm程度の木質材料からなる板状部材であって、当該扇形の中心側端部には円形に拡大した取り付け基端部18が設けられていて、この取り付け基端部18に支柱11を挿通し得る大きさの90mmよりやや大きい内径の挿通穴17が開口形成されている。また、段板12の外側の周端部には、その周方向の前端部分及び後端部分に、束部材14を固定する長ボルト22を締結するための前方ボルト取付け穴23及び後方ボルト取付け穴24が形成されている。
【0019】
束部材14は、直径40mm程度の木質材料からなる円柱状部材であって、その中心部分には、長ボルト22が挿通されるボルト挿通孔25が形成されている。また、束部材14は100〜160mm程度の長さ有し、隣接する上下一対の段板12の外側端部における間隔を、階段の段差に応じた所定の間隔となるように保持する。
【0020】
本実施形態によれば、螺旋階段10を施工するには、予め施工現場に設置された支柱11(図4参照)に対して、図3(d)に示すように、貫通穴15や挿通穴17を挿通しつつスリーブ部材13と段板12とを交互に通してこれらを支柱11の周囲に配設し、配設された段板12を回動してその周方向の位置を各々調整して位置合わせをした後、下段側段板12の外側端部と上段側段板12の外側端部とを束部材14を介して各々固定する。しかる後に、交互に通した複数のスリーブ部材13及び段板12を支柱11の上端部から一体として締め付けることにより、段板12を螺旋状に設置固定することにより行われる。
【0021】
ここで、支柱11は、図4に示すように、1階のフロア20の下方に設けられたコンクリート基礎26の上端面にアンカーボルト27を介して強固に固定された基礎支柱28から上方に立設固定されて、コンクリート基礎26によって強固かつ安定して支持された状態で設置される。すなわち、基礎支柱28は、図5に示すように、外径100mm程度,肉厚9mm程度,高さ200mm程度の鋼管柱29の上下の端面に下方フランジ30、上方フランジ31が各々接合一体化されたもので、下方フランジ30を介して上方からの荷重をコンクリート基礎26に効果的に伝え、また、上方フランジ31を介して上方からの荷重を効果的に支持できるようになっている。
【0022】
支柱11は、外径90mm、肉厚8mm程度の単位鋼管を上下方向に複数接合一体化することによって、2階のフロア21に近接する高さまで立設配置される。支柱11の下端面には、基礎支柱28の上方フランジ31に当接固定される接合フランジ32が溶着一体化されており、また支柱11の上端部内側面には、最上段押え金具33が螺合固定される雌ねじが切られている。なお、支柱11は、スリーブ部材13及び段板12を交互に通してゆくのに伴って単位鋼管を順次接合して、上方に継ぎ足してゆくことにより設置することができる。
【0023】
最上段押え金具33は、図6に示すように、外周面に雄ねじが形成された外径80mm程度、肉厚7mm程度、高さ80mm程度の鋼管39の上端に、押えフランジ34が溶着一体化されてなるもので、支柱11に交互に通して位置決めされたスリーブ部材13及び段板12を支柱11の上端部から締めつけて一体化する際に使用する(図9参照)。
【0024】
本実施形態によれば、支柱11に対して交互に通されたスリーブ部材13及び段板12は、図7に示すように、スリーブ部材13の上端面の環状凸部16に段板12の下面の環状凹部19が嵌め込まれることにより、段板12の中心側端部(取り付け基端部18)が位置決めされる。なお、段板12の上面において挿通穴17の周囲に沿って円形の陥没凹部36を設け、この陥没凹部36に収容されるようにして、段板押えフランジ37を打ち込むことにより、当該中心側端部における位置決めをより確実に行うことができる。
【0025】
また、本実施形態によれば、段板12の外側端部における位置決め固定は、束部材14を介して行われる。すなわち、図8に示すように、下段側段板12の上面における前方ボルト取付け穴23の周囲、及び上段側段板12の下面における後方ボルト取付け穴24の周囲には、束部材14を位置決めする位置決め凹部38が形成されており、これに束部材14の上下の端部を嵌め込むことにより、ボルト挿通孔25をボルト取付け穴23,24と連通させた状態で、束部材14は上下の段板12,12の間に介在して配置される。また、前方ボルト取付け穴23及び後方ボルト取付け穴24は、ボルト挿通孔25と同径の小径部とこれより径の大きな外側大径部とからなる2段構造を有しており、ボルト挿通孔25に挿通した長ボルト22の両端をこの外側大径部においてナット等を用いて締結することにより、一組の下段側段板12と上段側段板12が螺旋階段10の一部を構成するように周方向にずれた状態(図3(d)参照)で位置決め固定される。
【0026】
さらに、本実施形態によれば、支柱11に交互に通した複数のスリーブ部材13及び段板12に対する上端部からの締め付けによる一体化は、最上段押え金具33を用いて行われる。すなわち、図9に示すように、最上段の段板12の上面には、挿通穴17の周囲に沿って環状の陥没凹部35が設けられている。そして、この陥没凹部35の内部に最上段押え金具33の押えフランジ34が収まって密着するまで、外周面の雄ねじを支柱11の上端部内側面の雌ねじに締結固定してゆくことにより、交互に層状に重ね合わされた複数のスリーブ部材13及び段板12が強固に押圧密着して、複数段(本実施形態では14段)の段板12が一体化された螺旋階段10が形成されることになる。
【0027】
さらにまた、本実施形態によれば、図1及び図2(a),(b)に示すように、螺旋階段10の外周部分には、段板12の外側端部に立設配置された多数の手摺用支柱40に支持されて螺旋状手摺41が設置される共に、螺旋階段10は踊り場部42を介して2階のフロア21に接続される。
【0028】
なお、本実施形態によれば、段板12の角部や手摺りの角部にはアール加工が施されているので、これらの角部に体やその他のものが接触して傷つくのを容易に回避することができる。また、段板12の表面にノンスリップ舗装を施すことにより、昇降時の安全性をより確実に確保することができる。
【0029】
そして、本実施形態によれば、多くの手間を要することなく、螺旋階段10の組立設置作業を迅速に行うことができる。すなわち、螺旋階段10を構成するスリーブ部材13、段板12、及び束部材14は、ユニット化された組み合わせ部材として分解した状態で設置現場まで容易に運搬することができる。また、設置現場では、支柱11に対してスリーブ部材13と段板12とを交互に通して配設し、束部材14により各段板12を位置決め固定した後、最上段押え金具33により締め付けてこれらを一体として固定するだけの簡易な作業によって、段板12を一段づつ固定してゆく手間のかかる作業を要することなく、容易に螺旋階段10を設けることができる。
【0030】
また、本実施形態によれば、スリーブ部材13、段板12、及び束部材14はいずれも木質材料からなるので、組み立てられた螺旋階段10は木質の趣を備え、特に木造建築物の室内においてその景観にマッチして、装飾性に富んだ螺旋階段10を構成することになる。
【0031】
さらに、本実施形態によれば、図10に示すように、スリーブ部材13の下端面には、支柱11の外径と略合致する内径を有するスチール製のリングプレート50を、下端開口の開口周縁部を覆うと共に下方に僅かに突出させた状態で取り付けておき、このリングプレート50を段板12の上面において挿通穴17の周囲に沿って設けた陥没凹部36に嵌め込むようにして、スリーブ部材13を段板12に重ね合わせることもできる。また、段板12の上面の陥没凹部36には、段板押えフランジ37を兼ねた支柱11の外径と略合致する内径を有するスリール製のリングプレート51を、挿通穴17の開口周縁部を覆って取り付けることもできる。これらのリングプレート50,51は支柱11の外径と略合致する内径を有しているので、これらが取り付けられていることにより、支柱11の外径とスリーブ部材13の内径との寸法差による隙間43、或いは支柱11の外径と挿通穴17の内径との寸法差による隙間44を埋めて、昇降時に螺旋階段10にきしみ音やがたつき、揺れ、振動等が生じるのを効果的に防止することが可能になる。また、挿通穴17の開口周縁部を覆って取り付けられたリングプレート51は、段板12の上面に割れが生じるのを効果的に防止することもできる。さらに、スリーブ部材13の下端面に取り付けたリングプレート50を陥没凹部36に嵌め込む際に、リングプレート50と木製の段板12との間に、例えばポリエチレン等の合成樹脂からなる厚さ0.5mm程度のフィルム(シート)52を挟み込むことにより、昇降時のきしみ音をさらに効果的に回避することが可能になる。
【0032】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、スリーブ部材と段板は、これらを接続一体化してなる段板部材として用いることもできる。この場合、この段板部材を支柱に順次通してゆくだけで、支柱の周囲にスリーブ部材と段板とを交互に配設することが可能になる。スリーブ部材を段板の下面側において段板と接続一体化して段板部材とすれば、支柱の周囲にスリーブ部材と段板とを交互に配設する作業がさらに行いやすくなる。
【0033】
また、本発明は、スリーブ部材、段板、及び束部材を木質材料からなるものとする必要は必ずしもなく、金属製の材料や、合成樹脂製の材料を用いたものであっても良い。さらに、本発明により設置される螺旋階段は、木造建築物以外に設けることもでき、また室外に設けることもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の螺旋階段によれば、多くの手間を要することなく施工現場において螺旋階段の組立設置作業を迅速に行うことができる。
【0035】
また、本発明の螺旋階段によれば、支柱を中心として該支柱の周囲に複数の段板を螺旋状に取り付けて形成される螺旋階段において、昇降時にきしみ音やがたつき、揺れ、振動等が生じるのを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る螺旋階段を説明する略示正面図である。
【図2】(a)は図1のA−Aに沿った平面図、(b)図1のB−Bに沿った平面図である。
【図3】(a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る螺旋階段を構成する螺旋階段ユニットを説明する斜視図、(d)は、螺旋階段ユニットにより組み立てられる螺旋階段を説明する斜視図である。
【図4】支柱の取付状況を説明する正面図である。
【図5】基礎支柱の正面図である。
【図6】最上段押え金具の正面図である。
【図7】段板の中心側端部における位置決め固定状況の説明図である。
【図8】段板の外側端部における位置決め固定状況の説明図である。
【図9】最上段押え金具を用いてスリーブ部材及び段板を支柱の上端部から一体として締め付ける状況の説明図である。
【図10】リングプレートを介して段板の中心側端部における位置決め固定をする状況の説明図である。
【符号の説明】
10 螺旋階段
11 支柱
12 段板
13 スリーブ部材
14 束部材
15 貫通穴
17 挿通穴
18 取り付け基端部
20 1階のフロア
21 2階のフロア
22 長ボルト
23 前方ボルト取付け穴
24 後方ボルト取付け穴
25 ボルト挿通孔
28 基礎支柱
33 最上段押え金具
50,51 リングプレート
52 フィルム

Claims (5)

  1. 支柱を中心として該支柱の周囲に複数の段板を螺旋状に取り付けて形成される螺旋階段において、
    前記支柱を挿通し得る内径を備えると共に階段の段差に応じた高さを有するスリーブ部材と、中心側端部に前記支柱を挿通し得る挿通穴を有する扇形状の段板とを前記支柱に交互に通して該支柱の周囲に配設し、
    配設された前記段板の周方向の位置を各々調整して位置合わせをした後、下段側段板の外側端部と上段側段板の外側端部とを階段の段差に応じた高さを有する束部材を介して各々固定し、
    しかる後に、交互に通した複数の前記スリーブ部材及び前記段板を前記支柱の上端部から一体として締め付けることにより、前記段板を螺旋状に設置して形成され、
    且つ、前記スリーブ部材の少なくとも一方の端面には、前記支柱の外径と略合致する内径を有するリングプレートが、前記スリーブ部材の開口周縁部を覆って取り付けられており、前記段板の少なくとも一方の面には、前記支柱の外径と略合致する内径を有するリングプレートが、前記挿通穴の開口周縁部を覆って取り付けられており、
    前記スリーブ部材に取り付けたリングプレートと、前記段板に取り付けたリングプレートとが重なる部分に、合成樹脂からなるフィルムが挟み込まれている螺旋階段
  2. 前記スリーブ部材と前記段板は接続一体化されて段板部材を構成しており、該段板部材を前記支柱に順次通すことにより、該支柱の周囲に前記スリーブ部材と前記段板とを交互に配設する請求項1に記載の螺旋階段
  3. 前記スリーブ部材は前記段板の下面側において前記段板と接続一体化されている請求項2に記載の螺旋階段
  4. 前記スリーブ部材、前記段板、及び前記束部材は木質材料を用いて形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の螺旋階段
  5. 前記スリーブ部材の下端面に、前記リングプレートが、下端開口の開口周縁部を覆うと共に下方に僅かに突出した状態で取り付けられており、前記段板の上面には、挿通穴17の周囲に沿って陥没凹部が設けられていると共に、該陥没凹部には、前記リングプレートが、挿通穴の開口周縁部を覆って取り付けられており、該陥没凹部に嵌め込むようにして、前記合成樹脂からなるフィルムを挟み込みつつ、下端面に前記リングプレートが取り付けられた前記スリーブ部材が前記段板に重ね合わされる請求項1〜4のいずれかに記載の螺旋階段
JP2000225100A 2000-07-26 2000-07-26 螺旋階段 Expired - Fee Related JP4246891B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000225100A JP4246891B2 (ja) 2000-07-26 2000-07-26 螺旋階段

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000225100A JP4246891B2 (ja) 2000-07-26 2000-07-26 螺旋階段

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002038678A JP2002038678A (ja) 2002-02-06
JP4246891B2 true JP4246891B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=18718933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000225100A Expired - Fee Related JP4246891B2 (ja) 2000-07-26 2000-07-26 螺旋階段

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4246891B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101385315B1 (ko) * 2013-08-06 2014-04-16 삼우기연 주식회사 교량 점검로 접근용 나선형 계단 및 그의 시공방법
KR102128002B1 (ko) * 2018-11-07 2020-06-29 김현구 조립식 나선형 계단

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002038678A (ja) 2002-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4246891B2 (ja) 螺旋階段
KR102490339B1 (ko) 무용접 조립식 데크 계단
JP2002364070A (ja) 柱固定具及び該柱固定具を用いた柱固定工法
US20070022697A1 (en) Modular curvilinear staircase
AU2009239628B2 (en) Balustrade
KR101712376B1 (ko) 아연각관을 심재로 하는 목재난간지주
JPH08260604A (ja) 床パネル接合部構造及びそれを用いた木造建築物の構築工法
JP3916963B2 (ja) 螺旋階段
JP3939982B2 (ja) 鉄骨柱脚構造
JP2001193246A (ja) 螺旋階段
KR101910747B1 (ko) 인테리어용 조립식 시스템 계단
JPH0748843Y2 (ja) らせん階段
JPH0750507Y2 (ja) 桁なしらせん階段
JP3393642B2 (ja) 枠組壁工法における竪枠緊結構造及び竪枠緊結金物
JPS5919047Y2 (ja) 建物の軸組構造
JP3452682B2 (ja) 柱脚の固定装置
JP2009041263A (ja) ベースアンカー及び柱取付装置
US20200407979A1 (en) Cantilever stair assembly
JP2000213134A (ja) 螺旋階段の組立構造
JP4099533B2 (ja) 螺旋階段用の踏段ユニット、螺旋階段
JPH044103Y2 (ja)
JP2003336373A (ja) 支柱構造
JP2022041223A (ja) 柱脚金物
JPH0663331B2 (ja) 組立式曲り階段
JPH0663328B2 (ja) 組立式曲り階段

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees