JP3393642B2 - 枠組壁工法における竪枠緊結構造及び竪枠緊結金物 - Google Patents

枠組壁工法における竪枠緊結構造及び竪枠緊結金物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土台から上方に突
出するボルト部材と竪枠とを緊結するための枠組壁工法
における竪枠緊結構造及び枠組緊結金物に関する
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】枠組壁
工法は、北米で最も一般的な木造住宅工法であるプラッ
トフォーム工法が日本に伝わったもので、接合方法に複
雑な仕口や継手を用いる在来工法と異なり、建物を構成
する木材の断面寸法の種類がわずかであって、基本的に
釘打ち施工によって建物を構築する。すなわち、ディメ
ンションランバーで組まれた枠組に構造用合板を釘打ち
した床や壁によって建物を構築する工法である。
【0003】より具体的には、図6(a)に示すよう
に、布基礎70の上に土台71を設け、根太72,73
を並べて床組を作り、合板74を貼り、この床(プラッ
トフォーム)上で竪枠75の取付作業等を行ってゆく。
また上階部分の建物を構築するには、竪枠75の上端に
取り付けた上枠76の上に頭つなぎ77を設け、根太7
2,73を並べて床組を作り、合板74を貼り、この床
上で上階部分の竪枠75の取付作業等を行ってゆく。
【0004】かかる枠組壁工法において、土台71或い
は頭つなぎ77の上面に沿って配置され、これらに一体
として固定される根太72を「端根太」と定義すれば
(側根太等も含む。)、該端根太72は、主として建物
の外周部分に配置され、建物の内側に配設される根太7
3の端部を接合してこれらを支持するものである。
【0005】そして、端根太72の上に敷き並べた合板
74の上方に竪枠75を取り付けて行く場合、図6
(b)に示すように、土台71或いは頭つなぎ77を貫
通して上方に突出するアンカーボルト等のボルト部材7
8を合板74の上方まで延長させ、かかるボルト部材7
8の先端を竪枠75に取り付けたホールダウン金物79
に締結して、竪枠75をボルト部材78に緊結固定する
方法が採用されていた。
【0006】しかしながら、かかる従来のボルト部材7
8を合板74の上方まで延長させて竪枠75のホールダ
ウン金物79に締結する方法によれば、ボルト部材78
は端根太72の内側面に沿って延長して竪枠75まで達
する相当の長さを有するものとする必要があるため、ボ
ルト部材78が作業中等に曲がりやすくなり、ホールダ
ウン金物79にボルト部材78を精度良く締結する作業
に手間がかかることになるという課題があった。また、
ボルト部材78の位置によっては、ボルト部材78が端
根太72の内側面と干渉することになり、当該内側面に
ボルト部材78との接触を避けるための溝を切る必要を
生じて作業が煩雑になるという課題があった。
【0007】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、ボルト部材の長さを長くすることな
く、且つ端根太の内側面との干渉を回避しつつ、ボルト
部材を容易に竪枠のホールダウン金物に締結して行くこ
とを可能にする枠組壁工法における竪枠緊結構造及び該
竪枠緊結構造に用いる竪枠緊結金物を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、枠組壁工法に
おいて、土台の上面に沿って配置された端根太の内側に
竪枠緊結金物を取り付けて、該竪枠緊結金物に前記土台
から上方に突出するボルト部材と前記端根太の上方に設
置される竪枠に取り付けたホールダウン金物とを連結す
ることにより、前記竪枠を前記ボルト部材に緊結する竪
枠緊結構造であって、前記竪枠緊結金物は、前記土台の
上面に配置され、該土台から上方に突出するボルト部材
を締結させるボルト孔を有するベースプレート部と、前
記端根太の内側面に沿って配設され、前記竪枠のホール
ダウン金物に締結される連結ボルトが上方に突出して取
り付けられた内側面プレート部と、該内側面プレート部
と前記ベースプレート部との間に間隔を保持して締結開
口を形成しつつこれらの両側端部を各々連結する一対の
側端部連結部材とからなると共に、前記ベースプレート
は、前記内側面プレートが配設される前記端根太の内側
面よりも外側まで延設するように設けられ、且つ前記ボ
ルト孔は、その中心を前記内側面プレートに取り付けら
れた連結ボルトの軸心と略合致させて、前記ベースプレ
ートの中央部分に形成されており、前記竪枠緊結金物の
取付部位における前記端根太の下端縁部に縁部切り欠き
開口を形成し、該縁部切り欠き開口に前記締結開口を合
致させて、前記竪枠緊結金物を前記端根太の内側に取り
付け、前記土台から上方に突出するボルト部材を前記ベ
ースプレートのボルト孔に締結すると共に、前記内側面
プレートに取り付けた連結ボルトを前記ホールダウン金
物に締結し、これらを締め上げることによって、前記竪
枠を前記ボルト部材に緊結することを特徴とする枠組壁
工法における竪枠緊結構造を提供することにより、上記
目的を達成したものである(請求項1記載の発明)。
【0009】また、本発明は、上記竪枠緊結構造に用い
る竪枠緊結金物であって、前記土台の上面に配置され、
前記ボルト部材を締結させるボルト孔を有するベースプ
レート部と、前記端根太の内側面に沿って配設され、前
記ホールダウン金物に締結される連結ボルトが上方に突
出して取り付けられた内側面プレート部と、該内側面プ
レート部と前記ベースプレート部との間に間隔を保持し
て締結開口を形成しつつこれらの両側端部を各々連結す
る一対の側端部連結部材とからなると共に、前記ベース
プレートは、前記内側面プレートよりも外側まで延設す
るように設けられ、且つ前記ボルト孔は、その中心を前
記内側面プレートに取り付けられた連結ボルトの軸心と
略合致させて、前記ベースプレートの中央部分に形成さ
れていることを特徴とする枠組壁工法における竪枠緊結
金物を提供することにより、上記目的を達成したもので
ある(請求項2記載の発明)。
【0010】
【0011】なお、上記記載における土台は、端根太の
下面と接してこれの下方に配置され、端根太からの荷重
を分散させつつ、安定した状態で布基礎等の支持部に伝
える部材であって、布基礎の上に配設される土台そのも
のの他、建物の上階部分に配置される、端根太と一体と
なって荷重を上枠に伝える頭つなぎ等をも含む概念であ
る。
【0012】また、端根太は、土台或いは頭つなぎの上
面に沿って配置され、これらに一体として固定される根
太であって、建物の外周面に最終的に配置される根太の
みを意味するものではなく、建物を分割した各ユニット
の外周面に配置され、建物が組み上がった後には建物の
内部に配置される根太をも含むものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を添付
図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明の一実施形態
に係る竪枠緊結構造に用いる竪枠緊結金物10は、図1
〜図3に示すように、枠組壁工法において土台11と一
体となった端根太12の内側に取り付けられ、土台11
から上方に突出するボルト部材としてのアンカーボルト
13と、端根太12の上方に設置される竪枠14の下端
側面部に取り付けたホールダウン金物15とを連結し
て、竪枠14をアンカーボルト13に緊結するために用
いられる。
【0014】そして本実施形態の緊結金物10は、土台
11の上面に配置され、土台11から上方に突出するア
ンカーボルト13を締結させるボルト孔16を有するベ
ースプレート部17と、端根太12の内側面に沿って配
設され、竪枠14のホールダウン金物15に締結される
連結ボルト18が上方に突出して取り付けられた内側面
プレート部19と、内側面プレート部19とベースプレ
ート部17との間に間隔を保持して締結開口20を形成
しつつこれらの両側端部を各々連結する一対の側端部連
結部材21とによって構成される。
【0015】ここで、端根太12は、寸法形式206の
ディメンジョンランバーであって、一方の側端面を土台
11の上面外側縁部に沿って当接させつつ立設配置され
た状態で、釘等を用いて土台11に接合一体化される。
また、本実施形態によれば、端根太12の下端縁部に
は、緊結金物10の締結開口20が配置される位置に対
応して矩形形状の縁部切り欠き開口23が形成されてお
り、これによって端根太12の表面側と裏面側とが連通
している。
【0016】また、土台11は、寸法形式204のディ
メンジョンランバーからなり、布基礎22の上端面を覆
うようにして平坦に配設される。また、端根太12が土
台11の上面外側縁部に沿って立設していることによ
り、端根太12の内側には土台11の上面の略半分以上
が表出し、この表出した上面に緊結金物10のベースプ
レート部17が配設される。さらに、土台11の中央線
上には、アンカーボルト孔24が貫通形成されており、
ここに下半部分が布基礎22に埋設されたアンカーボル
ト13が挿通されて、その先端雄ネジ部が土台11から
上方に突出することになる。
【0017】そして、本実施形態の緊結金物10を構成
するベースプレート部17は、1.6〜6mm程度の厚
さの鋼製プレートからなる幅40〜80mm、長さ40
〜80mm程度の大きさの矩形形状の板部材であって、
その中央部分には、土台11のアンカーボルト孔24と
合致することにより、アンカーボルト13の先端雄ネジ
部をベースプレート部17の表面に突出させ、ナットに
よって締結することを可能にするボルト孔16が設けら
れている。
【0018】また本実施形態によれば、ベースプレート
部17は、緊結金物10を端根太12の内側に設置した
際に内側面プレート部19が取り付けられる端根太12
の内側面よりも外側まで延設するように設けられてお
り、かかる延設部分は端根太12の縁部切り欠き開口2
3に配設されることになる。また、ベースプレート部1
7の中央部分に形成されたボルト孔16は、その中心が
内側面プレート部19に取り付けられた連結ボルト18
の軸心と略合致するように設けられる。
【0019】本実施形態の緊結金物10を構成する内側
面プレート部19は、1.6〜6mm程度の厚さの鋼製
プレートからなる幅40〜80mm、長さ100〜20
0mm程度の大きさの略矩形形状の板部材であって、側
端部連結部材21を介してベースプレート部17に対し
て垂直に立設配置される。またこの内側面プレート部1
9には、先端に雄ネジ部を有する径12〜16mm程度
の連結ボルト18が上方に突出した状態で溶着固定され
ている。さらにこの内側面プレート部19には、釘を打
ち込んで内側面プレート部19を端根太12の内側面に
密着固定するための釘孔25が複数形成されている。
【0020】本実施形態の緊結金物10を構成する一対
の側端部連結部材21は、各々、1.6〜6mm程度の
厚さの鋼製プレートからなる底辺の幅40〜80mm、
高さ85〜285mm程度の大きさの略三角形形状の板
部材である。この側端部連結部材21は、その底辺部分
をベースプレート部17の両側縁部に沿って各々溶着接
合すると共に、一方の斜辺部分の上半部分を垂直に切り
欠いて当該垂直部分を内側面プレート部19の下半側縁
部に沿って各々溶着接合することにより、内側面プレー
ト部19とベースプレート部17との間に間隔を保持し
て締結開口20を形成しつつこれらの両側端縁部を連結
する。
【0021】本実施形態の緊結金物10は、ベースプレ
ート部17を端根太12の内側における土台11の上面
に沿って配置すると共に、内側面プレート部19を端根
太12の内面に沿って配置し、内側面プレート部19の
釘孔25に釘を打ち込むことにより、端根太12の内側
の所定の位置に固定される。かかる固定状態において、
緊結金物10の締結開口20は端根太12の縁部切り欠
き開口23と合致し、またボルト孔16は土台11のア
ンカーボルト孔24と合致してアンカーボルト13の先
端雄ネジ部がベースプレート部17の表面に突出する。
また、ベースプレート部17の延設部分は端根太12の
縁部切り欠き開口23内に配設されると共に、側端部連
結部材21の垂直部分より下方の斜辺部分は、縁部切り
欠き開口23の内側面に沿って当該縁部切り欠き開口2
3内に配設されることになる。
【0022】そして、ベースプレート部17の表面に先
端雄ネジ部が突出するアンカーボルト13をナットを用
いて締結固定すると共に、端根太12の上に合板26を
敷設してその上方に取り付けた竪枠14に設けられたホ
ールダウン金物15に、内側面プレート部19の連結ボ
ルト18をナットを用いて締結固定し、これらを締め上
げることにより、竪枠14を緊結金物10を介してアン
カーボルト13に強固に緊結固定する。
【0023】このように、本実施形態の緊結金物10を
介在させて竪枠14を緊結固定することにより、ボルト
部材であるアンカーボルト13を長くする必要がなく、
従って作業中等にアンカーボルト13が曲がるのを容易
に防止する事ができると共に、端根太12の内側面との
干渉を回避することも容易になって、精度の良い緊結作
業を容易に行ってゆくことが可能になる。
【0024】また、本実施形態によれば、ベースプレー
ト部17は、内側面プレート部19が配設される端根太
12の内側面よりも外側まで延設するように設けられて
おり、ボルト孔16は、その中心を連結ボルト18の軸
心と略合致させてベースプレート部17の中央部分に形
成されているので、よりり安定した状態で竪枠14をア
ンカーボルト13に緊結固定することが可能になる。
【0025】さらに、本実施形態によれば、端根太12
の縁部切り欠き開口23に緊結金物10の締結開口20
を合致させた状態で、アンカーボルト13の締結作業が
行われるので、端根太12が締結作業の邪魔になるのを
回避しつつ、端根太12の表裏両側からこの締結作業を
容易に行うことができると共に、アンカーボルト13の
端根太12の内側面との干渉を確実に回避することが可
能になる。
【0026】なお、本実施形態によれば、構築すべき家
屋建物を分割したユニットを施工現場で順次吊り上げて
組み付ける工法が採用されており、各階毎の分割ユニッ
トが工場等で予め組み立てられる。そして、一階部分の
ユニットの上端部である竪枠14の上端面には、寸法形
式204のディメンジョンランバーからなる上枠34が
接合固定されると共に、壁板40等のその他の部材が取
り付けられる。
【0027】ここで、竪枠14の上端側面部にもまた、
公知のホールダウン金物36が取り付けられている。こ
のホールダウン金物36には、上階用アンカーボルト3
7が接合固定され、この上階用アンカーボルト37は上
枠34を貫通して、その上端雄ネジ部が上方に突出す
る。この上階用アンカーボルト37は、ユニットを施工
現場に設置してこれの上方に上階(二階)部分のユニッ
トを設置する際に、その上端雄ネジ部を上階部分の土台
としての頭つなぎ39の上方に突出させて、上階部分の
ユニットの竪枠14を緊結固定するボルト部材として機
能させる。
【0028】すなわち、図5に示すように、頭つなぎ3
9の上には当該頭つなぎ39と一体となって上階部分の
土台を構成する敷台35が設けられ、この敷台35の上
面外側縁部に沿って端根太12が立設配置される。そし
て、端根太12の内側には、上述の場合と同様に、ベー
スプレート部17を敷台35の上面に配置すると共に、
内側面プレート部19を端根太12の内面に沿って配置
し、締結開口20を端根太12の縁部切り欠き開口23
と合致させた状態で、緊結金物10を固定する。また、
ベースプレート部17の表面に先端雄ネジ部が突出する
上階用アンカーボルト37をナットを用いて締結固定す
ると共に、端根太12の上に合板26を敷設してその上
方に取り付けた竪枠14に設けられたホールダウン金物
15に、内側面プレート部19の連結ボルト18をナッ
トを用いて締結固定し、これらを締め上げることによ
り、竪枠14を緊結金物10を介して上階用アンカーボ
ルト37に緊結固定する。
【0029】そして、かかる上階部分の竪枠14を上階
用アンカーボルト37に緊結固定する作業時において
も、上述と同様の作用効果が得られる。
【0030】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく種々の変更が可能である。例えば、本発明の
枠緊結構造及び竪枠緊結金物は、建物を分割して予め組
み立てたユニットによる枠組壁工法に限定されることな
く、一般の枠組壁工法における端根太の内側に緊結金物
を取り付けて採用することもできる。また、内側面プレ
ート部とベースプレート部との両側端部を連結する側端
部連結部材は、板部材である必要は必ずしもなく、ロッ
ド状の部材等であっても良い。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の
組壁工法における竪枠緊結構造及び竪枠緊結金物によれ
ば、ボルト部材の長さを長くすることなく、且つ端根太
の内側面との干渉を回避しつつ、ボルト部材を容易に竪
枠のホールダウン金物に締結して行くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る竪枠緊結構造に用い
る竪枠緊結金物を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る竪枠緊結金物を端根
太の内側に取り付けた状況を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る竪枠緊結金物を介し
て竪枠をボルト部材に緊結した状況を示す斜視図であ
る。
【図4】竪枠の上端部分の構成を示す斜視図である。
【図5】上階部分の竪枠を上階用のボルト部材に緊結固
定した状況を示す断面図である。
【図6】(a)は枠組壁工法を説明する部分破断斜視
図、(b)は竪枠をボルト部材に緊結する従来技術を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 竪枠緊結金物 11 土台 12 端根太 13 アンカーボルト(ボルト部材) 14 竪枠 15,36 ホールダウン金物 16 ボルト孔 17 ベースプレート部 18 連結ボルト 19 内側面プレート部 20 締結開口 21 側端部連結部材 22 布基礎 23 縁部切り欠き開口 24 アンカーボルト孔 34 上枠 35 敷台(土台) 37 上階用アンカーボルト(ボルト部材) 39 頭つなぎ(土台)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/10 E04B 1/58 E04B 1/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠組壁工法において、土台の上面に沿っ
    て配置された端根太の内側に竪枠緊結金物を取り付け
    て、該竪枠緊結金物に前記土台から上方に突出するボル
    ト部材と前記端根太の上方に設置される竪枠に取り付け
    たホールダウン金物とを連結することにより、前記竪枠
    を前記ボルト部材に緊結する竪枠緊結構造であって、 前記竪枠緊結金物は、前記土台の上面に配置され、該土
    台から上方に突出するボルト部材を締結させるボルト孔
    を有するベースプレート部と、前記端根太の内側面に沿
    って配設され、前記竪枠のホールダウン金物に締結され
    る連結ボルトが上方に突出して取り付けられた内側面プ
    レート部と、該内側面プレート部と前記ベースプレート
    部との間に間隔を保持して締結開口を形成しつつこれら
    の両側端部を各々連結する一対の側端部連結部材とから
    なると共に、 前記ベースプレートは、前記内側面プレートが配設され
    る前記端根太の内側面よりも外側まで延設するように設
    けられ、且つ前記ボルト孔は、その中心を前記内側面プ
    レートに取り付けられた連結ボルトの軸心と略合致させ
    て、前記ベースプレートの中央部分に形成されており、 前記竪枠緊結金物の取付部位における前記端根太の下端
    縁部に縁部切り欠き開口を形成し、該縁部切り欠き開口
    に前記締結開口を合致させて、前記竪枠緊結金物を前記
    端根太の内側に取り付け、 前記土台から上方に突出するボルト部材を前記ベースプ
    レートのボルト孔に締結すると共に、前記内側面プレー
    トに取り付けた連結ボルトを前記ホールダウン金物に締
    結し、これらを締め上げることによって、前記竪枠を前
    記ボルト部材に緊結することを特徴とする枠組壁工法に
    おける竪枠緊結構造
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の竪枠緊結構造に用いる
    竪枠緊結金物であって、 前記土台の上面に配置され、前記ボルト部材を締結させ
    るボルト孔を有するベースプレート部と、前記端根太の
    内側面に沿って配設され、前記ホールダウン金物に締結
    される連結ボルトが上方に突出して取り付けられた内側
    面プレート部と、該内側面プレート部と前記ベースプレ
    ート部との間に間隔を保持して締結開口 を形成しつつこ
    れらの両側端部を各々連結する一対の側端部連結部材と
    からなると共に、 前記ベースプレートは、前記内側面プレートよりも外側
    まで延設するように設けられ、且つ前記ボルト孔は、そ
    の中心を前記内側面プレートに取り付けられた連結ボル
    トの軸心と略合致させて、前記ベースプレートの中央部
    分に形成されていることを特徴とする枠組壁工法におけ
    る竪枠緊結金物
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