JPS6117033Y2 - - Google Patents

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JPS6117033Y2
JPS6117033Y2 JP11429981U JP11429981U JPS6117033Y2 JP S6117033 Y2 JPS6117033 Y2 JP S6117033Y2 JP 11429981 U JP11429981 U JP 11429981U JP 11429981 U JP11429981 U JP 11429981U JP S6117033 Y2 JPS6117033 Y2 JP S6117033Y2
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horizontal piece
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JP11429981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属製の組立水槽の架台への取付構造
の改良に関する。
従来、此種の取付構造は水槽下端とその部分に
相応する架台とのどちらか一方に垂直状の長孔
を、他方に水平状の長孔を開孔し、架台への水槽
載置時に十字状に交叉するその交叉点である通孔
部分に、ボルトを挿通後ナツトをもつて締付け固
着する構造を採用している。
ところが、水槽載置固定時の水槽と架台との取
付寸法誤差矯正用として設けたはずの垂直状、或
いは水平状の長孔が地震時の架台に対する水槽の
ガイド孔として機能を有することとなり、水槽が
架台に対して横ズレを起こす欠点を有し、地震時
においては最良な取付構造ではなかつた。
本考案は、上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、目的とする処は、水槽と架台との取付寸法誤
差を確実に矯正でき、しかも地震時においても強
力な固定力を発揮し、水槽が架台に対して横ズレ
を起こす心配が全くない金属製組立水槽の架台へ
の取付構造を提供せんとするにある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。図中Aは組立水槽本体で、周縁に接合フラン
ジ2を起立突出し、その接合フランジ2と同方向
に膨出部10を有する単位パネル1,1aと、接
合フランジ2と逆方向に膨出部10を有する単位
パネル1,1bからなり、単位パネル1aを上下
左右に連結して側周壁1Aを形成後、その側周壁
1Aに単位パネル1bを左右に水平に連結した天
壁3A、底壁2Aを固着して形成する。また、側
周壁1Aと、天壁3Aとの取付手段11としては
アングル材11aを用い、側周壁1A上端の接合
フランジ2と、天壁3A周端の接合フランジ2と
の基端部を直角状に当接せしめた後両接合フラン
ジ2に渉つてアングル材11aを介在しボルト、
ナツトを介して締付固定し、側周壁1Aと、底壁
2A、底壁2Aと架台5とを後述する取付構造B
を介して取付固定する。
取付構造Bは、基端部を直角状に当接せしめた
側周壁1A下端の接合フランジ2と底壁2A周端
の接合フランジ2ならびにコ型、エ型等の型材を
用いて形成した架台5に適宜間隔をおいて穿設し
た取付孔7、第1、第2アングル材3,4、スペ
ーサー6から構成する。
第1アングル材3は上記側周壁1A下端の接合
フランジ2と底壁2A周端の接合フランジ2とを
連結する如くに両フランジ2,2に渉つて介在さ
れ、側周壁1A側の水平片部3a、底壁2A側の
垂直片部3bには取付孔7と対応し、取付孔7よ
りも大径な遊嵌孔6aを開孔する。
第2アングル材4は、上記第1アングル材3の
垂直片部3bと、架台5上片部5aとに渉つて介
在され、その垂直片部4bと、水平片部4aは上
述と同様に取付孔7よりも大径な遊嵌孔6aを取
付孔7と対応して開孔する。
スペーサー6は、合成樹脂にて形成され、円板
状の座部6c中央部より上記遊嵌孔6aに回動可
能に嵌着せる嵌合部6dを一体に突出形成してな
り、その嵌合部6dには取付孔7芯に対して偏芯
し、その孔7と同一形の偏芯孔6bを開孔する。
而して、組立水槽本体Aの側周壁1A下端の接
合フランジ2と、底壁2A周端の接合フランジ2
とに渉つて当接して配された第1アングル材3の
水平、垂直両片3a,3b、第2アングル材4の
垂直片部4bの遊嵌孔6aに嵌るせしめたスペー
サー6の偏芯孔6bにボルト8の螺軸部8aを挿
通せしめる。そしてボルト8の螺軸部8aが取付
孔7に相対する迄スペーサー6を回動して夫々の
接合フランジ2と第1、第2アングル材3,4と
の取付寸法誤差を矯正し、取付孔7より突出する
螺軸部8aに座金12を介しナツト9をもつて締
付て側周壁1Aと底壁2Aとを強固に取付ける。
而る後第2アングル材4の水平片部4aの遊嵌
孔6aに嵌合したスペーサー6を回動してボルト
8の螺軸部8aが架台5の上片部5aの取付孔7
と相対する迄回動して組立水槽本体Aと、架台5
との取付寸法誤差を矯正し、取付孔7より突出す
る螺軸部8aに座金12を介してナツト9をもつ
て締付けて組立水槽本体Aを架台5に取付固定す
る。斯して側周壁1A下端と底壁2A周端、組立
水槽本体Aと架台5とに生じる取付寸法誤差がス
ペーサー6の偏芯孔6bの偏芯距離が描く面積内
ならば、その誤差を矯正して側周壁1Aと底壁2
A、組立水槽本体Aと架台5とを取付けることが
できる。
従つて上記側周壁1A下端と底壁2A周端、組
立水槽本体Aと架台5との双方に生じる取付寸法
誤差が偏芯孔6bの偏芯距離が描く面積外である
場合を考慮して夫々偏芯孔6bの偏芯距離が相異
する数個のスペーサーを用意しておく必要があ
る。また取付寸法誤差が生じない場合、即ち取付
孔7と遊嵌孔6aとの孔芯が一致する時には、第
4図に示す座部6cの中央部に嵌合部6dを形成
し、その嵌合部6d中心に偏芯していない孔13
を開孔したスペーサー6を用いる。尚、第2アン
グル材4の水平片部4aを架台5に先に取付け、
而る後第1アングル材3を介して側周壁1A下端
と、底壁2A周端を連結接続する前述実施例と逆
の取付順序をもつて取付固定するも任意である。
本考案は叙上の如く側周壁下端と底壁周端との
接合フランジ相互の基端部を第1アングル材を介
して接続した金属製の組立水槽において、それ等
両側周壁と底壁との連結時ならびに第2アングル
材を介して組立水槽本体を架台に載置固定する時
に相互に取付寸法誤差が生じた場合には遊嵌孔に
回動可能に嵌合する嵌合部の偏芯孔を取付孔に相
対する位置まで回動してボルト、ナツトを用いて
締付ければ何の支障もなく容易且つ簡単に固定で
きる。
更に、地震時においても従来の如く長孔等のガ
イド孔の役目を果す構造を備えていないので水槽
本体が架台に対して横ズレする心配は全くなく、
また、取付けも強固であると共に構造も簡単であ
る。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の架台への取付構造の部分拡大
断面図、第2図は−断面図、第3図はスペー
サーの斜視図、第4図は別のスペーサーの斜視
図、第5図は水槽の正面図である。 尚図中、1,1a,1b:単位パネル、2:接
合フランジ、1A:側周壁、2A:底壁、3:第
1アングル材、4:第2アングル材、3a,4
a:水平片部、3b,4b:垂直片部、5:架
台、6:スペーサー、7:取付孔、6a:遊嵌
孔、6b:偏芯孔、8,9:ボルト、ナツト、
A:組立水槽本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周縁に接合フランジを突出せしめた単位パネル
    のその接合フランジを外側方に向けて連結接続し
    て形成した側周壁最下端の接合フランジと、単位
    パネル周縁の接合フランジを垂下せしめて連結接
    続して形成した底壁周端の接合フランジとの基端
    部を直角状に当接せしめた状態で両接合フランジ
    を水平片部と垂直片部からなる第1アングル材を
    介して接続せしめると共に水平片部を架台に接続
    せしめた第2アングル材の垂直片部を上記第1ア
    ングル材の垂直片部に接続して組立水槽本体を架
    台に取付固定する金属製の組立水槽の架台への取
    付構造であつて、上記側周壁最下端の接合フラン
    ジ、底壁周端の接合フランジ、架台に夫々取付孔
    を開孔し、その取付孔に相対して第1アングルの
    水平片部、垂直片部、第2アングルの水平片部、
    垂直片部に夫々遊嵌孔を開孔し、該第1アングル
    材の水平片部、第1アングルの垂直片部と第2ア
    ングルの垂直片部、第2アングル材の水平片部
    夫々に偏芯孔を開孔したスペーサーを回動可能に
    嵌合し、上記取付孔と偏芯孔とに渉つてボルトを
    挿通してナツトで締付固定してなる金属製の組立
    水槽の架台への取付構造。
JP11429981U 1981-07-31 1981-07-31 金属製の組立水槽の架台への取付構造 Granted JPS5819995U (ja)

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JPS5819995U JPS5819995U (ja) 1983-02-07
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