JPH024980Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH024980Y2 JPH024980Y2 JP175683U JP175683U JPH024980Y2 JP H024980 Y2 JPH024980 Y2 JP H024980Y2 JP 175683 U JP175683 U JP 175683U JP 175683 U JP175683 U JP 175683U JP H024980 Y2 JPH024980 Y2 JP H024980Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- view
- slope
- edges
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000746 Structural steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、平坦地と傾斜地とに兼用できるパ
ネルに関するものである。
ネルに関するものである。
目かくし塀またはフエンス用のパネルとして、
左右両側に、隣在同形のパネルとの重合用フラン
ジが形成された鋼板製のパネルが知られている。
このようなパネルは、第1図に正面図で示す如
く、平坦地において、パネルA′の単位幅の整
数倍(図面では5倍)が支柱7′間の間隔Lとな
つている。このため、前記パネルA′を傾斜地に
設置し、斜め方向に支柱7′間のスパンを定める
と、支柱7′間の間隔LとパネルA′の整数倍の幅
との間に、差δが生ずる。この差δをなくするた
めにはパネルの幅を短くするか、複数枚のパネル
相互を重ね合わせて張設すればよい。しかしなが
ら、パネルの幅を短くするためには、特別の寸法
のパネルを準備しなければならない。また、複数
枚のパネル相互を重ね合わせて張設しても、張設
されたパネル個々の上部および下部に段差が生
じ、そのままでは胴縁に取り付けることができ
ず、且つ、一定長さの胴縁とも寸法が合わなくな
り、胴縁との取り付けのためのボルト孔を別に穿
設しなければならない。この結果、パネルを傾斜
地に設置するためには、傾斜角度に従つて、パネ
ルに、その上部および下部の斜め切断、パネルを
重ね合わせない場合には幅切断、胴縁取付け用孔
の穿設等の特別な加工が必要となり、また胴縁に
その長さ寸法の調節、パネル取付け孔の穿設等の
特別な加工が必要となる。
左右両側に、隣在同形のパネルとの重合用フラン
ジが形成された鋼板製のパネルが知られている。
このようなパネルは、第1図に正面図で示す如
く、平坦地において、パネルA′の単位幅の整
数倍(図面では5倍)が支柱7′間の間隔Lとな
つている。このため、前記パネルA′を傾斜地に
設置し、斜め方向に支柱7′間のスパンを定める
と、支柱7′間の間隔LとパネルA′の整数倍の幅
との間に、差δが生ずる。この差δをなくするた
めにはパネルの幅を短くするか、複数枚のパネル
相互を重ね合わせて張設すればよい。しかしなが
ら、パネルの幅を短くするためには、特別の寸法
のパネルを準備しなければならない。また、複数
枚のパネル相互を重ね合わせて張設しても、張設
されたパネル個々の上部および下部に段差が生
じ、そのままでは胴縁に取り付けることができ
ず、且つ、一定長さの胴縁とも寸法が合わなくな
り、胴縁との取り付けのためのボルト孔を別に穿
設しなければならない。この結果、パネルを傾斜
地に設置するためには、傾斜角度に従つて、パネ
ルに、その上部および下部の斜め切断、パネルを
重ね合わせない場合には幅切断、胴縁取付け用孔
の穿設等の特別な加工が必要となり、また胴縁に
その長さ寸法の調節、パネル取付け孔の穿設等の
特別な加工が必要となる。
従つて、平坦地用と、現地の傾斜角度に見合つ
た形状の多品種の傾斜地用パネルを用意しなけれ
ばならず、極めて不経済であつた。
た形状の多品種の傾斜地用パネルを用意しなけれ
ばならず、極めて不経済であつた。
この考案は、上述のような観点から、1種類の
パネルのみで、平坦地から角度の異なる多種の傾
斜地まで使用することができるパネルを提供する
もので、左右両側に隣在同形のパネルとの重合用
フランジを有するパネルにおいて、一方の対角線
上の上下端からなる部分を、幅の中心部付近から
側縁に至る所定角度の欠落傾斜縁に形成し、且
つ、その上下端の中央部に水平な長孔を形成した
点に特徴を有するものである。
パネルのみで、平坦地から角度の異なる多種の傾
斜地まで使用することができるパネルを提供する
もので、左右両側に隣在同形のパネルとの重合用
フランジを有するパネルにおいて、一方の対角線
上の上下端からなる部分を、幅の中心部付近から
側縁に至る所定角度の欠落傾斜縁に形成し、且
つ、その上下端の中央部に水平な長孔を形成した
点に特徴を有するものである。
ついで、この考案のパネルを、実施例により図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
第3図には第1実施例のパネルが正面図で、第
4図には平面図で、第5図には第3図の矢視図
で、また第6図には第3図矢視図で示されてい
る。図面に示したように、第1実施例のパネルA
は、左右両側に、隣在同形のパネルAとの重合用
となるフランジ1,2が設けられており、一方の
対角線上の上下端となる部分に、欠落傾斜縁3,
4が形成されている。
4図には平面図で、第5図には第3図の矢視図
で、また第6図には第3図矢視図で示されてい
る。図面に示したように、第1実施例のパネルA
は、左右両側に、隣在同形のパネルAとの重合用
となるフランジ1,2が設けられており、一方の
対角線上の上下端となる部分に、欠落傾斜縁3,
4が形成されている。
欠落傾斜縁3,4は、コーナー部分をパネル有
効幅aの中心部から左右側縁1a,2aに至る所
定角度(この実施例では水平に対し20゜)に切欠
して形成されている。
効幅aの中心部から左右側縁1a,2aに至る所
定角度(この実施例では水平に対し20゜)に切欠
して形成されている。
山部5の中央部上下端寄り所定位置には、左右
に長い長孔6がそれぞれ穿設されている。長孔6
は、第7図に一部欠除して示した角管材製支柱7
の上下所定位置に角度自在に取付ける胴縁8,8
に穿設しておくボルト通し孔9に挿通するボルト
を通す孔となる。胴縁8は、第8図に支柱7への
取付状態を側面図で示したように例えば山形鋼製
とし、フランジ8Aの内のり幅bは、パネルAの
厚さb′に対してb≧b′に設定されている。
に長い長孔6がそれぞれ穿設されている。長孔6
は、第7図に一部欠除して示した角管材製支柱7
の上下所定位置に角度自在に取付ける胴縁8,8
に穿設しておくボルト通し孔9に挿通するボルト
を通す孔となる。胴縁8は、第8図に支柱7への
取付状態を側面図で示したように例えば山形鋼製
とし、フランジ8Aの内のり幅bは、パネルAの
厚さb′に対してb≧b′に設定されている。
上述の構成からなるこの考案のパネルの施工例
を、第9図〜第11図により説明する。第9図に
は平坦地での施工例が正面図で、第10図には縦
断側面図で示されている。平坦地に張設した実施
例では、支柱7に架設する上下の胴縁8,8を水
平とし、隣在同形のパネルA,Aのフランジ1と
2とを互いに重ね合わせ、長孔6と胴縁8のボル
ト通し孔9にボルト(図示省略)を挿通し、ナツ
トの締付けにより順次固定する。この場合、各パ
ネルAが同じ高さに取付けられている。
を、第9図〜第11図により説明する。第9図に
は平坦地での施工例が正面図で、第10図には縦
断側面図で示されている。平坦地に張設した実施
例では、支柱7に架設する上下の胴縁8,8を水
平とし、隣在同形のパネルA,Aのフランジ1と
2とを互いに重ね合わせ、長孔6と胴縁8のボル
ト通し孔9にボルト(図示省略)を挿通し、ナツ
トの締付けにより順次固定する。この場合、各パ
ネルAが同じ高さに取付けられている。
次に、第11図に正面図で示す傾斜地での張設
について説明する。この場合は、胴縁8,8を傾
斜地の傾斜角度に対応させておき、平坦地におけ
ると同様に隣在同形のパネルA,Aを、フランジ
1と2の重ね合せ胴縁8,8に固定してゆく。
について説明する。この場合は、胴縁8,8を傾
斜地の傾斜角度に対応させておき、平坦地におけ
ると同様に隣在同形のパネルA,Aを、フランジ
1と2の重ね合せ胴縁8,8に固定してゆく。
このとき、各パネルAは、順次高さが異つた配
列となるが、欠落傾斜縁3,4の下端が、隣在の
パネルAの欠落傾斜縁のない側のフランジの上下
いずれかの端部に重なるため、胴縁8,8との干
渉が避けられ、平坦地におけると同様の施工が可
能となる。
列となるが、欠落傾斜縁3,4の下端が、隣在の
パネルAの欠落傾斜縁のない側のフランジの上下
いずれかの端部に重なるため、胴縁8,8との干
渉が避けられ、平坦地におけると同様の施工が可
能となる。
第12図は上述した平坦地と傾斜地とにおける
張設状態を示す説明図で、パネルAは平坦地にお
ける単位幅と傾斜地における単位幅′との関
係が=cosθとなるようにパネル接合部を収縮
可能(収縮寸法=−cosθ)となし、パネルA
のフランジの幅を第2図に示した差δが吸収され
るように設定してある。
張設状態を示す説明図で、パネルAは平坦地にお
ける単位幅と傾斜地における単位幅′との関
係が=cosθとなるようにパネル接合部を収縮
可能(収縮寸法=−cosθ)となし、パネルA
のフランジの幅を第2図に示した差δが吸収され
るように設定してある。
第13図に示した変形例のパネルAは、欠落傾
斜縁3,4を設ける位置が左右反対である例で、
逆傾斜地での施工に適している。
斜縁3,4を設ける位置が左右反対である例で、
逆傾斜地での施工に適している。
第14図に正面図で示し、第15図に一部拡大
縦断側面図で示した第2実施例のパネルBは、山
部5に通風兼用の透視孔10を設けた点において
第1実施例とは異なるが、他は同じ構造である。
この透視孔10は、フランジ10Aが突出されて
いて、外側からは内部が見えないが、内側からは
外側が透視できる構造となつている。
縦断側面図で示した第2実施例のパネルBは、山
部5に通風兼用の透視孔10を設けた点において
第1実施例とは異なるが、他は同じ構造である。
この透視孔10は、フランジ10Aが突出されて
いて、外側からは内部が見えないが、内側からは
外側が透視できる構造となつている。
以上の説明から明らかなように、この考案のパ
ネルによれば、1種類の形状で平坦地でも傾斜地
でも張設でき、施工は容易である等、優れた効果
を有するものである。
ネルによれば、1種類の形状で平坦地でも傾斜地
でも張設でき、施工は容易である等、優れた効果
を有するものである。
第1図および第2図は従来のパネルの施工例を
示す正面図、第3図〜第6図はこの考案のパネル
の第1実施例で、第3図は正面図、第4図は平面
図、第5図は第3図矢視側面図、第6図は第3
図矢視側面図、第7図は支柱と胴縁の一部を示
す一部切欠背面図、第8図は胴縁取付構造を示す
側面図、第9図は平坦地での施工例を示す正面
図、第10図は同じく縦断側面図、第11図は傾
斜地での施工例を示す正面図、第12図は平坦地
と傾斜地とにおける張設状態を示す説明図、第1
3図は変形例の正面図、第14図は第2実施例の
正面図、第15図は透視孔部分の一部を示す拡大
縦断側面図である。図面において、 1,2……フランジ、3,4……欠落傾斜縁、
5……山部、6……長孔、7……支柱、8……胴
縁、9……ボルト通し孔、10……透視孔。
示す正面図、第3図〜第6図はこの考案のパネル
の第1実施例で、第3図は正面図、第4図は平面
図、第5図は第3図矢視側面図、第6図は第3
図矢視側面図、第7図は支柱と胴縁の一部を示
す一部切欠背面図、第8図は胴縁取付構造を示す
側面図、第9図は平坦地での施工例を示す正面
図、第10図は同じく縦断側面図、第11図は傾
斜地での施工例を示す正面図、第12図は平坦地
と傾斜地とにおける張設状態を示す説明図、第1
3図は変形例の正面図、第14図は第2実施例の
正面図、第15図は透視孔部分の一部を示す拡大
縦断側面図である。図面において、 1,2……フランジ、3,4……欠落傾斜縁、
5……山部、6……長孔、7……支柱、8……胴
縁、9……ボルト通し孔、10……透視孔。
Claims (1)
- 左右両側に隣在同形のパネルとの重合用フラン
ジを有する縦長直立張設用パネルにおいて、一方
の対角線上の上下端となる部分を幅中心部付近か
ら側縁に至る所定角度の欠落傾斜縁に形成し、且
つ、その上下端の中央部に水平な長孔が形成され
ていることを特徴とするパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP175683U JPS59109870U (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP175683U JPS59109870U (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59109870U JPS59109870U (ja) | 1984-07-24 |
JPH024980Y2 true JPH024980Y2 (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=30133466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP175683U Granted JPS59109870U (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59109870U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0628615Y2 (ja) * | 1987-04-30 | 1994-08-03 | 政夫 鈴木 | 仮設用囲板材 |
-
1983
- 1983-01-12 JP JP175683U patent/JPS59109870U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59109870U (ja) | 1984-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4009549A (en) | Stone structural securement system and method | |
EP0701033B1 (en) | Architectural panel | |
US5474279A (en) | Fence system | |
JPH024980Y2 (ja) | ||
JP3787340B2 (ja) | 地上設置物の支柱と横枠の連結構造 | |
JPH07512Y2 (ja) | 火打受けピース兼用の隅部ピース | |
JPS5919047Y2 (ja) | 建物の軸組構造 | |
JPS6221617Y2 (ja) | ||
JPS605070Y2 (ja) | 道路用防護柵 | |
JPS6132018Y2 (ja) | ||
JPH035658Y2 (ja) | ||
JPH0211560Y2 (ja) | ||
JP2512815B2 (ja) | 建物の構築方法 | |
JPS6318622Y2 (ja) | ||
JPH0442348Y2 (ja) | ||
JPH0426600Y2 (ja) | ||
JPH0741810Y2 (ja) | 傾斜地用柵の支柱継ぎ手 | |
JP3543241B2 (ja) | 屋外デッキの手摺構造 | |
JP3065493B2 (ja) | 妻パネル構造 | |
JP2001193029A (ja) | 車両防護柵の支柱の取付構造 | |
JPH07133645A (ja) | 軒先構造 | |
JPS6040753Y2 (ja) | 手摺 | |
JPS5818482Y2 (ja) | 建築物又は構築物の面構造 | |
JPS623497Y2 (ja) | ||
JPS6221616Y2 (ja) |